オバマ大統領の新生活…昼食はバーガー、夜10時まで仕事
2009年01月31日
オバマ大統領の新生活…昼食はバーガー、夜10時まで仕事
「昼食はバーガー、夜10時まで仕事」に目が留まった。大統領も色々な働き方、オフィスの雰囲気も違うと知りました。
■昼食はバーガー、夜10時まで仕事…オバマ大統領の新生活
(読売新聞 - 01月31日 08:16)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=736742&media_id=20
・ブッシュ氏、「朝型」、規律を重んじた
> ブッシュ前大統領は、「朝型」で規律を重んじた、大統領執務室で常に上着とネクタイの着用を求めた。補佐官らを執務室に呼びつけた。
・オバマ氏、「終日型」、柔軟
> オバマ大統領は柔軟で、週末はカジュアルな服装も認めている。オバマ大統領は、補佐官の部屋を歩き回って声をかけている。朝から晩まで働く「終日型」に変わる一方、雰囲気は開放的になったようだ。
仕事振りも、だいぶ違うのですね。日ごろ、中国古典などをよく読む機会があるのですが、昔の人も色々タイプが居たようで、部下となる官僚も替わるたびに、緊張感があっていい刺激と思います。
共和党から、民主党へ、官僚も総入れ替え、日本も2大政党になれば、そんな風景が日常になるのだろうかと期待したい。
自民党政権になって久しいのですが、同じ陣容の中での閣僚の入れ替えでは、官僚のみなさんも代わり映えせず、刺激もなかろうと思います。だんだん馴れ合いになり、緊張感のあるパートナーシップを気付き難いように思います。
会社でも内部の人材ばかりで改革は、なかなか進展しないが、外からトップに人を持って来ると、一気に変わる事が多々あると聞きます。前例踏襲ばかりでは、変化多い社会に対応できずに、後手後手に政策ばかりが目立つように思います。
日本も、緊張感のある人事、雰囲気作りをリードできる指導者の登場を期待したいものです。
「昼食はバーガー、夜10時まで仕事」に目が留まった。大統領も色々な働き方、オフィスの雰囲気も違うと知りました。
■昼食はバーガー、夜10時まで仕事…オバマ大統領の新生活
(読売新聞 - 01月31日 08:16)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=736742&media_id=20
・ブッシュ氏、「朝型」、規律を重んじた
> ブッシュ前大統領は、「朝型」で規律を重んじた、大統領執務室で常に上着とネクタイの着用を求めた。補佐官らを執務室に呼びつけた。
・オバマ氏、「終日型」、柔軟
> オバマ大統領は柔軟で、週末はカジュアルな服装も認めている。オバマ大統領は、補佐官の部屋を歩き回って声をかけている。朝から晩まで働く「終日型」に変わる一方、雰囲気は開放的になったようだ。
仕事振りも、だいぶ違うのですね。日ごろ、中国古典などをよく読む機会があるのですが、昔の人も色々タイプが居たようで、部下となる官僚も替わるたびに、緊張感があっていい刺激と思います。
共和党から、民主党へ、官僚も総入れ替え、日本も2大政党になれば、そんな風景が日常になるのだろうかと期待したい。
自民党政権になって久しいのですが、同じ陣容の中での閣僚の入れ替えでは、官僚のみなさんも代わり映えせず、刺激もなかろうと思います。だんだん馴れ合いになり、緊張感のあるパートナーシップを気付き難いように思います。
会社でも内部の人材ばかりで改革は、なかなか進展しないが、外からトップに人を持って来ると、一気に変わる事が多々あると聞きます。前例踏襲ばかりでは、変化多い社会に対応できずに、後手後手に政策ばかりが目立つように思います。
日本も、緊張感のある人事、雰囲気作りをリードできる指導者の登場を期待したいものです。
こんな時代のまま大人になるのは嫌だ!
2009年01月31日
こんな時代のまま大人になるのは嫌だ!
1月3日共同通信配信の新聞記事に、思わずうなずいてしまった。それを語った人は、オバマ氏を大統領選で支えた若いスタッフの言葉でした。
(本文転載)
大学生を中心とする若い支持層は、イラク戦争、金融危機など「世の中が悪くなるの一方」だったブッシュ政権の八年間に多感な時期を過ごし、「こんな時代のまま大人になるのは嫌だ」と感じていた。(中略)
その親世代は、「オバマはあなたたちの世代のケネディね」と言った。ケネディは、凶弾に倒れその夢はついえ、米国は公民権運動が混乱、ベトナム戦争の泥沼へとはまり込んでいく。(中略)
今日の毎日新聞に、ダボス会議のことが載っていた。世界恐慌を越える不況であると解説する経済学者の声を聞き、オバマ氏に「変革」を託す、アメリカの若者たちの思いが感じることが出来そうだ。
今回のオバマ氏の選挙は、若者のネット選挙にあったと言われる。ケネディは、初めて行われたテレビ公開討論会をうまく利用し、全米の注目を集め当選した。今回は、1990年代に始まった、アメリカの情報革命が、日常のツールに替わった初めての選挙だったと思います。
(本文転載)
「私たちも同じような道(ケネディ支援)を通ったけど結局だめだった」。母の言葉にブランチェさんは、「でも今じゃなかったらいつやるの」と、オバマ氏の選挙運動に飛び込んだ。(中略)
いつあなたは社会に関心を持つのですか?
いつあなたは行動を起すのですか?
いつあなたは責任を認識するのですか?
いつあなたは仲間と政治への参画をするのですか?
オバマ氏の勝利と、「ネット民主主義」なる言葉が、今後、重要視されるように思います。
*内容転載:共同通信配信コラム「世界が変る」より、
(関連ブログ)
・環境共生施設研究所
シリーズ(白壁のまちづくり)その2 ~「岩城屋」
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151856.html
シリーズ(白壁のまちづくり)その3 ~「熊乃屋」
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e152143.html
・(携帯論語)心を育てることば
変り者はエゴイストではない
http://keitairongo.otemo-yan.net/
1月3日共同通信配信の新聞記事に、思わずうなずいてしまった。それを語った人は、オバマ氏を大統領選で支えた若いスタッフの言葉でした。
(本文転載)
大学生を中心とする若い支持層は、イラク戦争、金融危機など「世の中が悪くなるの一方」だったブッシュ政権の八年間に多感な時期を過ごし、「こんな時代のまま大人になるのは嫌だ」と感じていた。(中略)
その親世代は、「オバマはあなたたちの世代のケネディね」と言った。ケネディは、凶弾に倒れその夢はついえ、米国は公民権運動が混乱、ベトナム戦争の泥沼へとはまり込んでいく。(中略)
今日の毎日新聞に、ダボス会議のことが載っていた。世界恐慌を越える不況であると解説する経済学者の声を聞き、オバマ氏に「変革」を託す、アメリカの若者たちの思いが感じることが出来そうだ。
今回のオバマ氏の選挙は、若者のネット選挙にあったと言われる。ケネディは、初めて行われたテレビ公開討論会をうまく利用し、全米の注目を集め当選した。今回は、1990年代に始まった、アメリカの情報革命が、日常のツールに替わった初めての選挙だったと思います。
(本文転載)
「私たちも同じような道(ケネディ支援)を通ったけど結局だめだった」。母の言葉にブランチェさんは、「でも今じゃなかったらいつやるの」と、オバマ氏の選挙運動に飛び込んだ。(中略)
いつあなたは社会に関心を持つのですか?
いつあなたは行動を起すのですか?
いつあなたは責任を認識するのですか?
いつあなたは仲間と政治への参画をするのですか?
オバマ氏の勝利と、「ネット民主主義」なる言葉が、今後、重要視されるように思います。
*内容転載:共同通信配信コラム「世界が変る」より、
(関連ブログ)
・環境共生施設研究所
シリーズ(白壁のまちづくり)その2 ~「岩城屋」
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151856.html
シリーズ(白壁のまちづくり)その3 ~「熊乃屋」
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e152143.html
・(携帯論語)心を育てることば
変り者はエゴイストではない
http://keitairongo.otemo-yan.net/
人生の本舞台は 常に将来にある
2009年01月30日
人生の本舞台は 常に将来にある
一月二十九日熊日朝刊の追悼コーナーに、「難民を助ける会」の相馬雪香さんの訃報が載っていた。相馬さんは、「次の時代の子どもたちのためにどんな世界にするのか。そのために何ができかということを考えないといけない」と語ったとあった。相馬さんの『世界の中の日本』を意識した行動は、元難民高等弁務官の緒方貞子さんを思い出す。
一月のテレビ番組で緒方さんが「これからのリーダーは常に世界の人々のことを意識して、社会の改善を行う必要がある」と語った。相馬さんも緒方さんも、世界各国に出かけ、苦境に居る人びとの生活現場を知っているからこそ、世界へ強いメッセージが出せると思う。
相馬さんは、戦前戦後に活躍した「憲政の神様」と呼ばれた政治家・尾崎行雄氏の三女と知り、なるほどと思った。戦前、尾崎氏も「世界の土地と資源は、全人類のために利用せらるべきである」と説いている。尾崎氏の外交論、教育論だけでなく、選挙の考え方も学ぶことが多い。
「自分自身のためにする投票」、
「出たい人より出したい人を」、
「民主化は、正しい選挙の土台の上にしかできない」、
「有権者の一票は憲政を活殺する力がある」
の教示からも、今の国会と国民意識との乖離は、選挙への無関心に原因が在ると気付かされる。
相馬さんは、父親の教えに影響された。尾崎氏が七十五才の時、「それまで人生は全て経験、人生の本舞台は常に将来にある」と悟ったそうです。私の大事な信条一つです。相馬さんのようには活躍できませんが、社会に関心を持ち、常に前向きに生きたいと思う。
*熊本日日新聞より一部転載
<関連コミュ>
・尾崎 行雄(おざき ゆきお)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2255292
尾崎氏の語録、理論をトピックで紹介しています
・緒方貞子 [コミュニティ]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=922572
<昨日の日記>
・自分みたいな変り者は居るのか(理想を持つ)
<関連ブログ> 環境共生施設研究所
・(白壁のまちづくり)山都町馬見原地区、まち並み整備 (その1)
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151422.html
・家づくりとは、生活づくり その1
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151149.html
・(携帯論語)心を育てることば
己に勝つ、克己の工夫(今日の言葉)
http://keitairongo.otemo-yan.net/
一月二十九日熊日朝刊の追悼コーナーに、「難民を助ける会」の相馬雪香さんの訃報が載っていた。相馬さんは、「次の時代の子どもたちのためにどんな世界にするのか。そのために何ができかということを考えないといけない」と語ったとあった。相馬さんの『世界の中の日本』を意識した行動は、元難民高等弁務官の緒方貞子さんを思い出す。
一月のテレビ番組で緒方さんが「これからのリーダーは常に世界の人々のことを意識して、社会の改善を行う必要がある」と語った。相馬さんも緒方さんも、世界各国に出かけ、苦境に居る人びとの生活現場を知っているからこそ、世界へ強いメッセージが出せると思う。
相馬さんは、戦前戦後に活躍した「憲政の神様」と呼ばれた政治家・尾崎行雄氏の三女と知り、なるほどと思った。戦前、尾崎氏も「世界の土地と資源は、全人類のために利用せらるべきである」と説いている。尾崎氏の外交論、教育論だけでなく、選挙の考え方も学ぶことが多い。
「自分自身のためにする投票」、
「出たい人より出したい人を」、
「民主化は、正しい選挙の土台の上にしかできない」、
「有権者の一票は憲政を活殺する力がある」
の教示からも、今の国会と国民意識との乖離は、選挙への無関心に原因が在ると気付かされる。
相馬さんは、父親の教えに影響された。尾崎氏が七十五才の時、「それまで人生は全て経験、人生の本舞台は常に将来にある」と悟ったそうです。私の大事な信条一つです。相馬さんのようには活躍できませんが、社会に関心を持ち、常に前向きに生きたいと思う。
*熊本日日新聞より一部転載
<関連コミュ>
・尾崎 行雄(おざき ゆきお)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2255292
尾崎氏の語録、理論をトピックで紹介しています
・緒方貞子 [コミュニティ]
http://mixi.jp/view_community.pl?id=922572
<昨日の日記>
・自分みたいな変り者は居るのか(理想を持つ)
<関連ブログ> 環境共生施設研究所
・(白壁のまちづくり)山都町馬見原地区、まち並み整備 (その1)
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151422.html
・家づくりとは、生活づくり その1
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151149.html
・(携帯論語)心を育てることば
己に勝つ、克己の工夫(今日の言葉)
http://keitairongo.otemo-yan.net/
自分みたいな変り者は居るのか(理想を持つ)
2009年01月29日
自分みたいな変り者は居るのか(理想を持つ)
私のような考えを持つ者は、世の中に居るのか?
けっこう不安になることがあります。
考えは違いますが、理想を持つことの大切さを多くの先人が説いています。
あらゆる面において生命力の旺盛な少年時代・青年時代には、理想を持つということは、これは人間生命の必然の作用であって、その理想をいかに空想に堕さしめざるかということが人間修行の一番大事な点である。(以上、安岡正篤著「一日一言」)
自分の考えは、周りにいる仲間や友人とは少し違っているようだが、大丈夫だろうか?
と、考える事があると思います。幕末・維新時に志士に影響を与えた陽明学者・山田方谷が、弟子の河井継之助に説いたことは、周りに参考とする人物が居ない時は、
1.地域外には居ないか?
2.全国には居ないか?
3.世界には居ないか?
4.それでも居なければ歴史上に捜せ
と、語ったそうです。いつの世も、「変り者」は居るもので、歴史上に実存すればなんとなく安心することと、その人物はどんな生き方をしたか知りたくなるのが人情と思います。けっこう参考になる生き方をしているのに驚きます。
<関連、ブログ紹介>環境共生施設研究所のブログ
・(白壁のまちづくり)山都町馬見原地区、まち並み整備 (その1)
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151422.html
・家づくりとは、生活づくり その1
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151149.html
私のような考えを持つ者は、世の中に居るのか?
けっこう不安になることがあります。
考えは違いますが、理想を持つことの大切さを多くの先人が説いています。
あらゆる面において生命力の旺盛な少年時代・青年時代には、理想を持つということは、これは人間生命の必然の作用であって、その理想をいかに空想に堕さしめざるかということが人間修行の一番大事な点である。(以上、安岡正篤著「一日一言」)
自分の考えは、周りにいる仲間や友人とは少し違っているようだが、大丈夫だろうか?
と、考える事があると思います。幕末・維新時に志士に影響を与えた陽明学者・山田方谷が、弟子の河井継之助に説いたことは、周りに参考とする人物が居ない時は、
1.地域外には居ないか?
2.全国には居ないか?
3.世界には居ないか?
4.それでも居なければ歴史上に捜せ
と、語ったそうです。いつの世も、「変り者」は居るもので、歴史上に実存すればなんとなく安心することと、その人物はどんな生き方をしたか知りたくなるのが人情と思います。けっこう参考になる生き方をしているのに驚きます。
<関連、ブログ紹介>環境共生施設研究所のブログ
・(白壁のまちづくり)山都町馬見原地区、まち並み整備 (その1)
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151422.html
・家づくりとは、生活づくり その1
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e151149.html
教室(社会)にいる8つのタイプの子ども(大人)
2009年01月26日
教室(社会)にいる8つのタイプの子ども(大人)
ある教師が、互の良いところを見つけようという活動を始めた。日ごろは、人の欠点ばかり言う方が大いのが人間の常ですが、生徒全員で、一人ひとりの良さを探し、教える(ほめる)ことを続けて行くと、それぞれが良い(得意な)ところを出して、教室に活気(やる気)が出来てきたそうです。
大人も評価が上がると気分は良いものです。しかし人間は、十人十色いるように、個性というものがあり、釣り合い良く、うまく調和させるには、互いのコミュニケーションが大事と思います。
そこで、教室の中にいる生徒は、そん性質(思い、やる気)を持っているか、分析しした学者がいました。その分析によると、8つのタイプがいるそうです。
「つなげる」「ひろげる」「求める」「押しだす」「まもる」「まとめる」「つめる」「つくる」
1.つなげる子(人):皆を仲良くする仲間と手をつないでことにあたるタイプ
2.ひろげる子(人):自分の考えを広げ、色々な考えをするタイプ
3.求めるる子(人):なぜだろうかと疑問をもち、知りたいことを追い求め、質問をし、問題点を見つけ出すタイプ
4.押しだす子(人):自分の意見をどんどん発表し何でもやってみる自己表現・自己主張をするタイプ
5.まもる子(人) :きまりを守り、係活動、時間を守る、整理整頓などをきちんと行うタイプ
6.まとめる子(人):学習やグループ活動などをよくとりまとめるタイプ
7.つめる子(人) :ねばり強く、行動する根性のあるタイプ
8.つくる子(人) : 計画を立て、しっかりプランを練るタイプ
(以上、、「ゆとりあるやる気を育てる」より転載)
上記を読むと、会社にも、地域にも同じような大人がいると思います。教室の世界は、実は社会勉強の場ではないかと思ったりします。
教室の状況を検証してみることで、自分たちに社会も似たような状況(出来事、活動)が出てくると思います。
人間を8つのタイプを頭に置き、対応していくと、行き詰った問題も意外な工夫で解決するかもしれません。ぜひ一度、「つなげる」「ひろげる」「求める」「押しだす」「まもる」「まとめる」「つめる」「つくる」の使って見てください。
素敵な職場づくり、まちづくりが可能になるかもしれません。
*参考資料:宮本美紗子編「ゆとりある『やる気』を育てる」
ある教師が、互の良いところを見つけようという活動を始めた。日ごろは、人の欠点ばかり言う方が大いのが人間の常ですが、生徒全員で、一人ひとりの良さを探し、教える(ほめる)ことを続けて行くと、それぞれが良い(得意な)ところを出して、教室に活気(やる気)が出来てきたそうです。
大人も評価が上がると気分は良いものです。しかし人間は、十人十色いるように、個性というものがあり、釣り合い良く、うまく調和させるには、互いのコミュニケーションが大事と思います。
そこで、教室の中にいる生徒は、そん性質(思い、やる気)を持っているか、分析しした学者がいました。その分析によると、8つのタイプがいるそうです。
「つなげる」「ひろげる」「求める」「押しだす」「まもる」「まとめる」「つめる」「つくる」
1.つなげる子(人):皆を仲良くする仲間と手をつないでことにあたるタイプ
2.ひろげる子(人):自分の考えを広げ、色々な考えをするタイプ
3.求めるる子(人):なぜだろうかと疑問をもち、知りたいことを追い求め、質問をし、問題点を見つけ出すタイプ
4.押しだす子(人):自分の意見をどんどん発表し何でもやってみる自己表現・自己主張をするタイプ
5.まもる子(人) :きまりを守り、係活動、時間を守る、整理整頓などをきちんと行うタイプ
6.まとめる子(人):学習やグループ活動などをよくとりまとめるタイプ
7.つめる子(人) :ねばり強く、行動する根性のあるタイプ
8.つくる子(人) : 計画を立て、しっかりプランを練るタイプ
(以上、、「ゆとりあるやる気を育てる」より転載)
上記を読むと、会社にも、地域にも同じような大人がいると思います。教室の世界は、実は社会勉強の場ではないかと思ったりします。
教室の状況を検証してみることで、自分たちに社会も似たような状況(出来事、活動)が出てくると思います。
人間を8つのタイプを頭に置き、対応していくと、行き詰った問題も意外な工夫で解決するかもしれません。ぜひ一度、「つなげる」「ひろげる」「求める」「押しだす」「まもる」「まとめる」「つめる」「つくる」の使って見てください。
素敵な職場づくり、まちづくりが可能になるかもしれません。
*参考資料:宮本美紗子編「ゆとりある『やる気』を育てる」
(宇土地域学)歴史の現場ウォッチング+男女共同参画セミナー
2009年01月25日
(宇土地域学)歴史の現場ウォッチング+男女共同参画セミナー
・男女共同参画セミナー
今日の午前中は、熊本県地域リーダー国内研修に行った、女性リーダーの先輩が、宇土市で、「男女共同参画」をテーマに、講演+ワークショップが開催されるので、手伝いを兼ねて参加した。
参加者は16名、ひょっとしたらとは思ったのですが、男性は私一人でした。私は、平静13年、高校の先輩の勧めで、熊本県男女共同参画推進の事業「地域リーダー国内研修」に参加した。当時も、参加35名に対し、男性の参加者は、3名(内行政職員1名)でした。
研修以来、市の男女共同参画懇話会、審議会等をへて、熊本県男女共同参画推進員になり、広報活動に関わって来ましたが、今日の研修を見て、「当たり前になった」のか、「ぎゃくもどり」しているのか、分かりませんが、今だに研修には男性の参加が少ないように思います。
研修の中で、10年まから中高年の自殺者が3万人を越え続け、社会問題になっています。色々な議論の中で、男女の役割に関する慣習(思い込み)が、熟年男性を追い込んでいると感想が出ていました。
今、共働きが当たり前の時代、家事も育児、介護も男女を問わず、それぞれの家庭が思い思いの考えて、人生を送ることが大事で、「これが理想の家庭」なる観念に、凝り固まる事はないと意見が出ていました。みなさんの家庭は、いかがでしょうか。
・(宇土地域学)歴史の現場ウォッチング
私の住む宇土市の西部地区の歴史に現場を見て回りながら、勉強する「歴史散策講座」参加しています。午前は、男女共同参画セミナーに参加しないと行かなかったので、12月延期になった網田地区の歴史を現場ウォッチングに、午後から加わりました。
・築170年の中園家
昼食は、細川御用窯だった網田焼の管理人の旧宅であり、午後はその建物のことから説明がありました。大型の家で、170年を越える柱・梁を見て、歴史を積み重ねて来た建物に敬意を評するような思いを持ちました。(写真)

・干拓と用水路トンネル
それから、5世紀に作られた円形古墳、その古墳群の在る丘にあった城跡を見たり、江戸末期から明治初期にかけて築かれた、干拓の歴史と、人間が手掘りで半島を(100m)突き通した用水路用の随道(トンネル)を見学して回りました。
・阿蘇ピンク石(馬門石)と、高槻市のピンク色の石棺
2年前に、熊本県宇土市~大阪の高槻市まで、7トンある赤石(馬門石)の石棺の実験航海が実施されてのですが、それは、100年以上定説になった継体天皇陵のピンク色の石棺は、畿内から産出されたものと言われていました。
・ヤンボシ塚古墳での気付き
その根拠を覆すきっかけをなった古墳(今は普通の丘)の現場に行き、宇土市の文化振興課長の説明から、「実は、この古墳と全く同じ形のものが岡山氏にあります。その岡山の古墳の横には、日本で4番目に大きい前方後円墳があります。
それから、高槻市のピンク色の石は、宇土の馬門石かもしれない」と思いつき、色々調査を初め、石のDNAではないですが、畿内のピック石と宇土市の馬門石(ピンク石)を分析すると、同質のもので火山学者に聞くと、「この石は日本中で熊本県宇土市の網津町の馬門地区にしかないということが分かった」だったそうです。
・百年の定説を覆す発見
1500年前、既に私の住む熊本県央地域と関西地域、さらに岡山地域が、海を利用して頻繁に人と物の交流があったことを知らされます。その発見のきっかけが、今日の歴史の現場「ヤンボシ塚古墳」(写真)です。

石棺の実験航海まで、20年の歳月をかけて調査し、百年の定説を覆す歴史の大発見につながったそうです。その考古学者は、今日の説明をして頂いた、宇土市文化振興課長の髙木氏です。歴史に大発見は、やはり地道は調査の積み重ねしか実証できないのかもしれません。
*1月31日14時から、戦国武将の小西行長を検証する始めての研究会があります。
会場 宇土市民会館・大会議室 たくさんの参加をお待ちしています。
(携帯論語)心を育てることば
http://keitairongo.otemo-yan.net/
(携帯から検索「心を育てることば」のサイト)日々の暮らしで落ち込む時に元気することば、色々・・・・
・男女共同参画セミナー
今日の午前中は、熊本県地域リーダー国内研修に行った、女性リーダーの先輩が、宇土市で、「男女共同参画」をテーマに、講演+ワークショップが開催されるので、手伝いを兼ねて参加した。
参加者は16名、ひょっとしたらとは思ったのですが、男性は私一人でした。私は、平静13年、高校の先輩の勧めで、熊本県男女共同参画推進の事業「地域リーダー国内研修」に参加した。当時も、参加35名に対し、男性の参加者は、3名(内行政職員1名)でした。
研修以来、市の男女共同参画懇話会、審議会等をへて、熊本県男女共同参画推進員になり、広報活動に関わって来ましたが、今日の研修を見て、「当たり前になった」のか、「ぎゃくもどり」しているのか、分かりませんが、今だに研修には男性の参加が少ないように思います。
研修の中で、10年まから中高年の自殺者が3万人を越え続け、社会問題になっています。色々な議論の中で、男女の役割に関する慣習(思い込み)が、熟年男性を追い込んでいると感想が出ていました。
今、共働きが当たり前の時代、家事も育児、介護も男女を問わず、それぞれの家庭が思い思いの考えて、人生を送ることが大事で、「これが理想の家庭」なる観念に、凝り固まる事はないと意見が出ていました。みなさんの家庭は、いかがでしょうか。
・(宇土地域学)歴史の現場ウォッチング
私の住む宇土市の西部地区の歴史に現場を見て回りながら、勉強する「歴史散策講座」参加しています。午前は、男女共同参画セミナーに参加しないと行かなかったので、12月延期になった網田地区の歴史を現場ウォッチングに、午後から加わりました。
・築170年の中園家
昼食は、細川御用窯だった網田焼の管理人の旧宅であり、午後はその建物のことから説明がありました。大型の家で、170年を越える柱・梁を見て、歴史を積み重ねて来た建物に敬意を評するような思いを持ちました。(写真)
・干拓と用水路トンネル
それから、5世紀に作られた円形古墳、その古墳群の在る丘にあった城跡を見たり、江戸末期から明治初期にかけて築かれた、干拓の歴史と、人間が手掘りで半島を(100m)突き通した用水路用の随道(トンネル)を見学して回りました。
・阿蘇ピンク石(馬門石)と、高槻市のピンク色の石棺
2年前に、熊本県宇土市~大阪の高槻市まで、7トンある赤石(馬門石)の石棺の実験航海が実施されてのですが、それは、100年以上定説になった継体天皇陵のピンク色の石棺は、畿内から産出されたものと言われていました。
・ヤンボシ塚古墳での気付き
その根拠を覆すきっかけをなった古墳(今は普通の丘)の現場に行き、宇土市の文化振興課長の説明から、「実は、この古墳と全く同じ形のものが岡山氏にあります。その岡山の古墳の横には、日本で4番目に大きい前方後円墳があります。
それから、高槻市のピンク色の石は、宇土の馬門石かもしれない」と思いつき、色々調査を初め、石のDNAではないですが、畿内のピック石と宇土市の馬門石(ピンク石)を分析すると、同質のもので火山学者に聞くと、「この石は日本中で熊本県宇土市の網津町の馬門地区にしかないということが分かった」だったそうです。
・百年の定説を覆す発見
1500年前、既に私の住む熊本県央地域と関西地域、さらに岡山地域が、海を利用して頻繁に人と物の交流があったことを知らされます。その発見のきっかけが、今日の歴史の現場「ヤンボシ塚古墳」(写真)です。
石棺の実験航海まで、20年の歳月をかけて調査し、百年の定説を覆す歴史の大発見につながったそうです。その考古学者は、今日の説明をして頂いた、宇土市文化振興課長の髙木氏です。歴史に大発見は、やはり地道は調査の積み重ねしか実証できないのかもしれません。
*1月31日14時から、戦国武将の小西行長を検証する始めての研究会があります。
会場 宇土市民会館・大会議室 たくさんの参加をお待ちしています。
(携帯論語)心を育てることば
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(携帯から検索「心を育てることば」のサイト)日々の暮らしで落ち込む時に元気することば、色々・・・・
(木内孝)現代社会の延長線上に未来はない、必要な5ヶ条
2009年01月24日
(木内孝)現代社会の延長線上に未来はない、必要な5ヶ条
新年になり、初めてのNPO法人フューチャー500理事長の木内孝氏から、メッセージが来ました。とても参考なることと、その意見に対する、私の考えを書き、返信しました。
その一部を、今日の日記(ブログ)にします。ご一読いただき、感想でも頂けるとありがたいです。
<以下、木内氏からのメッセージ> Thursday, January 22, 2009
野口さんのご活躍も頼もしい限りですが こちらも追い風です
○「本来農業への道」と題する250頁の本を6月末に出版します
ご期待下さい
○ 今の僕の思いを次の5ヶ条でお伝えします
1.これ迄の延長線上に未来はない
2.今の世界では自然と人間の「等身大の世界」にこそ大切なものがある
3.全てが商品化され 貨幣が駆け巡りながら増殖して行くなかに経済が
展開する時代が生まれ、破綻した
4.等身大の世界に戻る、等身大の世界を繋ぐ事によって生命の活動が感じ
られる世界を創ろう
5.自然の力、労働の力、地域の力、それらを結び合う時に生まれる力・・・
ここに私たちの「等身大の世界」を誕生させる課題がある
○ 環境大臣にお会いしたいと申し込んだら 何を言いに来るのか事前に教えて
欲しいと政務秘書官から尋ねられました 即座に返事を送りました
1.エコ、環境を選挙の“票”に結び付ける為には
2.環境問題のどのような話や事実に学生、市民は惹きつけられるか
3.グリーン・ニューディールを成功させる為には
4.環境省の存在感を経産省、国交省と引けを取らなくする為には
5.環境省のお役に立つ人、団体について
野口さんのお考えも是非お教え下さい 特に(1)(2)についてどうお考えですか
木内 孝
(以上、木内氏のメール転載)
<以下、木内氏への意見>
木内様、少々意見を述べさせていただきます。
>野口さんのご活躍も頼もしい限りですが こちらも追い風です
○「本来農業への道」と題する250頁の本を6月末に出版します
ご期待下さい
とても、楽しみにしています。
昨日送りましたメールの「スウェーデンの国家ビジョン」の考え方は、非常に参考になっています。2年前に買って、本棚に積まれていたのですが、不況の影響から、ふと思い出し読んでいます。
○ 今の僕の思いを次の5ヶ条でお伝えします
> 1.これ迄の延長線上に未来はない
私もそう思います。
> 2.今の世界では自然と人間の「等身大の世界」にこそ大切なものがある
実態の経済を重視することが必要と思います。座学から、実学、「等身大」は分かりやすい言葉に感じます。
> 3.全てが商品化され 貨幣が駆け巡りながら増殖して行くなかに経済が
> 展開する時代が生まれ、破綻した
最近、投資自体が商品化しているようなイメージを持っていました。金だけの視点でなく、資源、エネルギー、環境、動労の視点から、社会の動きを見ることが必要と思います。
> 4.等身大の世界に戻る、等身大の世界を繋ぐ事によって生命の活動が感じ
> られる世界を創ろう
グローバル化が進んだお陰で、自分の足下を見るようになった気がします。
オバマ氏に演説にも、「人種や民族間の隔たりが解消され世界が小さくなるにつれて、私たちに共通する人間性が現れる」と、ありました。ローカルを中心に考え、グローバルで協力していくことが必要な時代でしょうか。
1月10日のNHKの特番で、日本三人のリーダー、松下幸之助氏、土光敏夫氏、緒方貞子さんのメッセージを伝える番組で、緒方さんは、「空気も水も、世界はつながっている、リーダーはそれを頭に置き、自分の住む地域で何をするか考えないといけない」と語って居られました。
> 5.自然の力、労働の力、地域の力、それらを結び合う時に生まれる力・・・
> ここに私たちの「等身大の世界」を誕生させる課題がある
同感です。私もその視点で、今年はしっかり勉強して行きます。
教示ありがとうございます。
○ 環境大臣にお会いしたいと申し込んだら 何を言いに来るのか事前に教えて
欲しいと政務秘書官から尋ねられました 即座に返事を送りました
> 1.エコ、環境を選挙の“票”に結び付ける為には
1月15日、22日、熊本大学で「実践のまちづくり講座」で、グリーン・ニューディール政策、新電線網「スマート・グリッド」のことを、産業育成、雇用増加、環境問題、温暖化も含めて話をし、感想を聞きました。聞いた学生の目の色が変わりました。
以前、アメリカの情報ハイウェイ構想が、1990年代にアメリカを元気にしたように、既得権益に固まった電力関連産業の再開発+再構成とも言える、グリーン・ニューディールに実行には、既得権益を持つ電力関連産業(発電、電線事業者)を納得させるだけの国民の要望(突きつけ)が必要と思います。
民主党も、電力業界から政治家の献金に関係があると思いますので、どれだけ利権から距離を置き、国民の支持をバックに、「みどりの党」的までは行かないまでも、再生エネルギーで雇用を生める政策(プラン)を作れるかにあると、学生に反応を見て思いました。
学生は、グリーン・ニューディールに大きな期待をしています。グリーン・ニューディールは、衣食住に密着する産業で、製造業のように海外へ移しにくい事業と思います。
> 2.環境問題のどのような話や事実に学生、市民は惹きつけられるか
言葉は悪いですが、政治と経済は裏表と考えています。環境に良く、経済の発展(持続可能:普況)もつながるという認識を持たせることが必要と思います。それは、戦後からずっと「成長、成長」とすりこみされた日本人に、いきなり「足るを知れ」では拒絶を来ると思いますので、環境に良く、生活も豊かになる「環境問題改善 → グリーン・ニューディール」の広報は、フューチャー500の理念から少しそれますが、言葉の感じを利用する事は必要と思います。
> 3.グリーン・ニューディールを成功させる為には
私自身の思いとはずれますが、雇用・経済成長を強調する事だと思います。
> 4.環境省の存在感を経産省、国交省と引けを取らなくする為には
新産業=経済+雇用、の視点が必要と思います。
これまで、環境省(庁)は、公害対策担当部署、いわゆる、汚染駆け込み寺=医療、だったと思います。日本の環境行政=公害対策は、医者がまず問題点を発見、技術者が改善策を考える、予防の方法を科学者が考える、でした。今後は、逆の順序で、危機管理が先にあるような権利(指導権)を持てるかにあると思います。
> 5.環境省のお役に立つ人、団体について
独立独歩の環境NGOでしょうか。けっこう、全国に在るように思います。
ただ、小さなグループ、個人活動多いので、いかに連携を作るかがカギと思います。
浅い思慮からの意見で、お粗末で参考になるか分かりませんが、思いを書きました。感想でも頂けるとありがたいです。よろしくお願い致します
野口修一
<関連コミュ>
・木内孝(フューチャー500)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2615890
・公正で持続可能な社会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1236249
・これから必要な政策
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3949859
新年になり、初めてのNPO法人フューチャー500理事長の木内孝氏から、メッセージが来ました。とても参考なることと、その意見に対する、私の考えを書き、返信しました。
その一部を、今日の日記(ブログ)にします。ご一読いただき、感想でも頂けるとありがたいです。
<以下、木内氏からのメッセージ> Thursday, January 22, 2009
野口さんのご活躍も頼もしい限りですが こちらも追い風です
○「本来農業への道」と題する250頁の本を6月末に出版します
ご期待下さい
○ 今の僕の思いを次の5ヶ条でお伝えします
1.これ迄の延長線上に未来はない
2.今の世界では自然と人間の「等身大の世界」にこそ大切なものがある
3.全てが商品化され 貨幣が駆け巡りながら増殖して行くなかに経済が
展開する時代が生まれ、破綻した
4.等身大の世界に戻る、等身大の世界を繋ぐ事によって生命の活動が感じ
られる世界を創ろう
5.自然の力、労働の力、地域の力、それらを結び合う時に生まれる力・・・
ここに私たちの「等身大の世界」を誕生させる課題がある
○ 環境大臣にお会いしたいと申し込んだら 何を言いに来るのか事前に教えて
欲しいと政務秘書官から尋ねられました 即座に返事を送りました
1.エコ、環境を選挙の“票”に結び付ける為には
2.環境問題のどのような話や事実に学生、市民は惹きつけられるか
3.グリーン・ニューディールを成功させる為には
4.環境省の存在感を経産省、国交省と引けを取らなくする為には
5.環境省のお役に立つ人、団体について
野口さんのお考えも是非お教え下さい 特に(1)(2)についてどうお考えですか
木内 孝
(以上、木内氏のメール転載)
<以下、木内氏への意見>
木内様、少々意見を述べさせていただきます。
>野口さんのご活躍も頼もしい限りですが こちらも追い風です
○「本来農業への道」と題する250頁の本を6月末に出版します
ご期待下さい
とても、楽しみにしています。
昨日送りましたメールの「スウェーデンの国家ビジョン」の考え方は、非常に参考になっています。2年前に買って、本棚に積まれていたのですが、不況の影響から、ふと思い出し読んでいます。
○ 今の僕の思いを次の5ヶ条でお伝えします
> 1.これ迄の延長線上に未来はない
私もそう思います。
> 2.今の世界では自然と人間の「等身大の世界」にこそ大切なものがある
実態の経済を重視することが必要と思います。座学から、実学、「等身大」は分かりやすい言葉に感じます。
> 3.全てが商品化され 貨幣が駆け巡りながら増殖して行くなかに経済が
> 展開する時代が生まれ、破綻した
最近、投資自体が商品化しているようなイメージを持っていました。金だけの視点でなく、資源、エネルギー、環境、動労の視点から、社会の動きを見ることが必要と思います。
> 4.等身大の世界に戻る、等身大の世界を繋ぐ事によって生命の活動が感じ
> られる世界を創ろう
グローバル化が進んだお陰で、自分の足下を見るようになった気がします。
オバマ氏に演説にも、「人種や民族間の隔たりが解消され世界が小さくなるにつれて、私たちに共通する人間性が現れる」と、ありました。ローカルを中心に考え、グローバルで協力していくことが必要な時代でしょうか。
1月10日のNHKの特番で、日本三人のリーダー、松下幸之助氏、土光敏夫氏、緒方貞子さんのメッセージを伝える番組で、緒方さんは、「空気も水も、世界はつながっている、リーダーはそれを頭に置き、自分の住む地域で何をするか考えないといけない」と語って居られました。
> 5.自然の力、労働の力、地域の力、それらを結び合う時に生まれる力・・・
> ここに私たちの「等身大の世界」を誕生させる課題がある
同感です。私もその視点で、今年はしっかり勉強して行きます。
教示ありがとうございます。
○ 環境大臣にお会いしたいと申し込んだら 何を言いに来るのか事前に教えて
欲しいと政務秘書官から尋ねられました 即座に返事を送りました
> 1.エコ、環境を選挙の“票”に結び付ける為には
1月15日、22日、熊本大学で「実践のまちづくり講座」で、グリーン・ニューディール政策、新電線網「スマート・グリッド」のことを、産業育成、雇用増加、環境問題、温暖化も含めて話をし、感想を聞きました。聞いた学生の目の色が変わりました。
以前、アメリカの情報ハイウェイ構想が、1990年代にアメリカを元気にしたように、既得権益に固まった電力関連産業の再開発+再構成とも言える、グリーン・ニューディールに実行には、既得権益を持つ電力関連産業(発電、電線事業者)を納得させるだけの国民の要望(突きつけ)が必要と思います。
民主党も、電力業界から政治家の献金に関係があると思いますので、どれだけ利権から距離を置き、国民の支持をバックに、「みどりの党」的までは行かないまでも、再生エネルギーで雇用を生める政策(プラン)を作れるかにあると、学生に反応を見て思いました。
学生は、グリーン・ニューディールに大きな期待をしています。グリーン・ニューディールは、衣食住に密着する産業で、製造業のように海外へ移しにくい事業と思います。
> 2.環境問題のどのような話や事実に学生、市民は惹きつけられるか
言葉は悪いですが、政治と経済は裏表と考えています。環境に良く、経済の発展(持続可能:普況)もつながるという認識を持たせることが必要と思います。それは、戦後からずっと「成長、成長」とすりこみされた日本人に、いきなり「足るを知れ」では拒絶を来ると思いますので、環境に良く、生活も豊かになる「環境問題改善 → グリーン・ニューディール」の広報は、フューチャー500の理念から少しそれますが、言葉の感じを利用する事は必要と思います。
> 3.グリーン・ニューディールを成功させる為には
私自身の思いとはずれますが、雇用・経済成長を強調する事だと思います。
> 4.環境省の存在感を経産省、国交省と引けを取らなくする為には
新産業=経済+雇用、の視点が必要と思います。
これまで、環境省(庁)は、公害対策担当部署、いわゆる、汚染駆け込み寺=医療、だったと思います。日本の環境行政=公害対策は、医者がまず問題点を発見、技術者が改善策を考える、予防の方法を科学者が考える、でした。今後は、逆の順序で、危機管理が先にあるような権利(指導権)を持てるかにあると思います。
> 5.環境省のお役に立つ人、団体について
独立独歩の環境NGOでしょうか。けっこう、全国に在るように思います。
ただ、小さなグループ、個人活動多いので、いかに連携を作るかがカギと思います。
浅い思慮からの意見で、お粗末で参考になるか分かりませんが、思いを書きました。感想でも頂けるとありがたいです。よろしくお願い致します
野口修一
<関連コミュ>
・木内孝(フューチャー500)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2615890
・公正で持続可能な社会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1236249
・これから必要な政策
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3949859
(終電車)年金改革は、50歳以上が成人人口の5割になる前に
2009年01月23日
(終電車)年金改革は、50歳以上が成人人口の5割になる前に
日本の年金改革が真剣に議論し始めてからまだ数年でしょうか?
2年前に買った本で「スウェーデンに学ぶ『持続可能な社会』~安心と安全の国づくりとは」から、いろいろな教示をもらっています。
今日は、年金問題のことと、国づくりのビジョンの考え方でハットしました。
まず、年金改革に着手する限界時期は、成人(20才以上)の人口の内、高齢者(50才以上)が5割を越える前に始めないと、実行が難しくなる。
・終電車
2004年、IMF(国際通貨基金)から出された「献金改革行きの終電車が発車するのは・・・」
2010年以降の各国の50%の到達時期、フィンランド、スイスが2010年、アメリカ、ドイツ、フランスが2015年、デンマーク、イタリア、スウェーデンが2020年、オランダ、スペインが2025年などです。
ここには日本の数値が上がってきません。実は、日本は2003年10月1日で、50.4%に達していて、IMFの助言の前に到達していたのです。それから5年が経ちますが、いまだに混乱しています。
ここで出てくるのが、将来に向けたビジョン作りで、「フォアキャスト」と「バックキャスト」の考え方です。
・地球は有限、少子高齢化
たとえば、日本のビジョン作りは、「改革なくして成長なし」の成長が前提あります。地球は無限の可能性は秘め、限界がないという考えで、行け行けどんどんの成長戦略です。どうにかなるさの「フォアキャスト」方式です。
スウェーデンの場合は、1996年緑の福祉国家へ向かうと宣言しました。これは、地球は有限、人口増、資源の枯渇、気候変動を考え、2030年、あるいは2050年の国家像を見こし、そのためには何を準備して行くかを考える「バックキャスト」方式です。
日本は成長が前提にあり、スウェーデンは世界の状況と国内の状況を見こし、「限界がどこか」を考えるのでは、だいぶ生活官が変わってきます。
日本政治は、継続審議(先送り)、行き当たりばったりの感があります。北欧諸国は、資源の少なく、人口も少ないこともありますが、政治的な視点がとても先にあり、そこから今を考える政策が進められていることに、驚きます。
日本の国民の政治への無関心、まだ経済は成長するだろうの安易な考えに原因があると思います。
オバマ大統領の言葉にも、
「豊かさに恵まれた国々には、これ以上の無関心は許されない」
「新たな責任の時代だ。アメリカ国民一人ひとりが、自分自身や私たちの国家、世界に対して責任を負っている」
・日本人の無関心
今の日本人に必要なことは、国が何をしているか、しようとしているかに関心を持つことではないかと思います。
日本の年金改革は、既に遅きにある改革開始です。また、現段階に議論の方法では、新制度が旧制度に置き換わるのに80年かかると、本にありました。
現法律の改善策では、早急な改善をすることが難しいともあります。前提条件を見直し、新しい法律でないと難しいと指摘しています。
・人口規模が大きいからこそ、早い対策が必要
スウェーデンの場合は、年金制度が日本より50年近く早く始まっていますが、新制度が旧制度に置き換わるのに20年ですむのだそうです。
日本の人口は、12倍ありますが、もっと早く改善できる方法はないのだろうかと思います。
国会での議論は、社会保険庁改善の遅滞問題ばかりを取り上げますが、真剣に議論しなければいけないのは、30年後を見こして、今しなければいけない改革を実施する法案と思います。
*参考資料:小澤徳太郎著「スウェーデンに学ぶ『持続可能な社会』~安心と安全の国づくりとは」
(携帯論語)心を育てることば
http://keitairongo.otemo-yan.net/
(携帯から検索「心を育てることば」のサイト)日々の暮らしで落ち込む時に元気することば、色々・・・・
日本の年金改革が真剣に議論し始めてからまだ数年でしょうか?
2年前に買った本で「スウェーデンに学ぶ『持続可能な社会』~安心と安全の国づくりとは」から、いろいろな教示をもらっています。
今日は、年金問題のことと、国づくりのビジョンの考え方でハットしました。
まず、年金改革に着手する限界時期は、成人(20才以上)の人口の内、高齢者(50才以上)が5割を越える前に始めないと、実行が難しくなる。
・終電車
2004年、IMF(国際通貨基金)から出された「献金改革行きの終電車が発車するのは・・・」
2010年以降の各国の50%の到達時期、フィンランド、スイスが2010年、アメリカ、ドイツ、フランスが2015年、デンマーク、イタリア、スウェーデンが2020年、オランダ、スペインが2025年などです。
ここには日本の数値が上がってきません。実は、日本は2003年10月1日で、50.4%に達していて、IMFの助言の前に到達していたのです。それから5年が経ちますが、いまだに混乱しています。
ここで出てくるのが、将来に向けたビジョン作りで、「フォアキャスト」と「バックキャスト」の考え方です。
・地球は有限、少子高齢化
たとえば、日本のビジョン作りは、「改革なくして成長なし」の成長が前提あります。地球は無限の可能性は秘め、限界がないという考えで、行け行けどんどんの成長戦略です。どうにかなるさの「フォアキャスト」方式です。
スウェーデンの場合は、1996年緑の福祉国家へ向かうと宣言しました。これは、地球は有限、人口増、資源の枯渇、気候変動を考え、2030年、あるいは2050年の国家像を見こし、そのためには何を準備して行くかを考える「バックキャスト」方式です。
日本は成長が前提にあり、スウェーデンは世界の状況と国内の状況を見こし、「限界がどこか」を考えるのでは、だいぶ生活官が変わってきます。
日本政治は、継続審議(先送り)、行き当たりばったりの感があります。北欧諸国は、資源の少なく、人口も少ないこともありますが、政治的な視点がとても先にあり、そこから今を考える政策が進められていることに、驚きます。
日本の国民の政治への無関心、まだ経済は成長するだろうの安易な考えに原因があると思います。
オバマ大統領の言葉にも、
「豊かさに恵まれた国々には、これ以上の無関心は許されない」
「新たな責任の時代だ。アメリカ国民一人ひとりが、自分自身や私たちの国家、世界に対して責任を負っている」
・日本人の無関心
今の日本人に必要なことは、国が何をしているか、しようとしているかに関心を持つことではないかと思います。
日本の年金改革は、既に遅きにある改革開始です。また、現段階に議論の方法では、新制度が旧制度に置き換わるのに80年かかると、本にありました。
現法律の改善策では、早急な改善をすることが難しいともあります。前提条件を見直し、新しい法律でないと難しいと指摘しています。
・人口規模が大きいからこそ、早い対策が必要
スウェーデンの場合は、年金制度が日本より50年近く早く始まっていますが、新制度が旧制度に置き換わるのに20年ですむのだそうです。
日本の人口は、12倍ありますが、もっと早く改善できる方法はないのだろうかと思います。
国会での議論は、社会保険庁改善の遅滞問題ばかりを取り上げますが、真剣に議論しなければいけないのは、30年後を見こして、今しなければいけない改革を実施する法案と思います。
*参考資料:小澤徳太郎著「スウェーデンに学ぶ『持続可能な社会』~安心と安全の国づくりとは」
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大統領就任演説と、総理大臣のリーダシップ
2009年01月23日
大統領就任演説と、総理大臣のリーダシップ
オバマ大統領の就任演説で、印象に残った言葉を抜粋しました。
大統領就任式を、途中まで見たのですが、230万人の聴衆、国をリードしてきた要人たち、最後に新大統領が壇上にあがるセレモニーは、とても印象に残るものでした。
前回のブッシュ大統領の就任式には、あまり興味が湧きませんでしたが、どんなことを語るのだろう、どんな風景の中で演説をするのだろうと思っていました。
就任演説の中で、印象に残った言葉を抜粋してみました。
(以下、共同通信配信訳文から)
恐怖より希望を、いさかいや不和より目的を共有することを選び、私たちは集まった
すべての人民が平等で自由であり、最大限の幸福を追求する機会を与えられる
人種や民族間の隔たりが解消され世界が小さくなるにつれて、私たちに共通する人間性が現れる
(イスラム世界に対して)相互の利益と尊重に基づき前進する新たな道を希求する
貧しき国々の人々には、田畑が豊かに実るよう、清潔な水があふれるよう、共に働くと誓おう
豊かさに恵まれた国々には、これ以上の無関心は許されない
新たな責任の時代だ。アメリカ国民一人ひとりが、自分自身や私たちの国家、世界に対して責任を負っている
希望と美徳を胸に抱き、いてつく流れに立ちはだかり、どんな風にも耐えてみせよう。
自由という偉大な贈り物を抱き、未来の世代へ無事に届けたいのだと
(以上、熊本日日新聞より転載)
これからアメリカ国民に何を求め、何処へ向かうのか、強烈なメッセージが伝わってきます。大統領選挙の時と違い、現実の問題と正対する実務的な言葉が多かった印象です。
昨日の大学講義後に、担当教授と語る中で、「アメリカ大統領選挙にもまれることで、大統領としての人間力が養われるのではないかと思う」と感想を述べていました。
今、日本の国会は、給付金問題で、すったもんだしていますが、選挙にもまれていないリーダーだから、迫力を欠くのではと思います。政治家はやはり、選挙を戦い、主義主張を国民に問い、民衆に人間性をさらすことで、練り上げられるように思います。
日本も、首相公選制のような仕組みを作らないと、本当のリーダーは、今後なかなか育たないのかもしれません。
<以前の日記>
・理想を持つ
・最高の人格とは、・・・
(携帯論語)心を育てることば
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オバマ大統領の就任演説で、印象に残った言葉を抜粋しました。
大統領就任式を、途中まで見たのですが、230万人の聴衆、国をリードしてきた要人たち、最後に新大統領が壇上にあがるセレモニーは、とても印象に残るものでした。
前回のブッシュ大統領の就任式には、あまり興味が湧きませんでしたが、どんなことを語るのだろう、どんな風景の中で演説をするのだろうと思っていました。
就任演説の中で、印象に残った言葉を抜粋してみました。
(以下、共同通信配信訳文から)
恐怖より希望を、いさかいや不和より目的を共有することを選び、私たちは集まった
すべての人民が平等で自由であり、最大限の幸福を追求する機会を与えられる
人種や民族間の隔たりが解消され世界が小さくなるにつれて、私たちに共通する人間性が現れる
(イスラム世界に対して)相互の利益と尊重に基づき前進する新たな道を希求する
貧しき国々の人々には、田畑が豊かに実るよう、清潔な水があふれるよう、共に働くと誓おう
豊かさに恵まれた国々には、これ以上の無関心は許されない
新たな責任の時代だ。アメリカ国民一人ひとりが、自分自身や私たちの国家、世界に対して責任を負っている
希望と美徳を胸に抱き、いてつく流れに立ちはだかり、どんな風にも耐えてみせよう。
自由という偉大な贈り物を抱き、未来の世代へ無事に届けたいのだと
(以上、熊本日日新聞より転載)
これからアメリカ国民に何を求め、何処へ向かうのか、強烈なメッセージが伝わってきます。大統領選挙の時と違い、現実の問題と正対する実務的な言葉が多かった印象です。
昨日の大学講義後に、担当教授と語る中で、「アメリカ大統領選挙にもまれることで、大統領としての人間力が養われるのではないかと思う」と感想を述べていました。
今、日本の国会は、給付金問題で、すったもんだしていますが、選挙にもまれていないリーダーだから、迫力を欠くのではと思います。政治家はやはり、選挙を戦い、主義主張を国民に問い、民衆に人間性をさらすことで、練り上げられるように思います。
日本も、首相公選制のような仕組みを作らないと、本当のリーダーは、今後なかなか育たないのかもしれません。
<以前の日記>
・理想を持つ
・最高の人格とは、・・・
(携帯論語)心を育てることば
http://keitairongo.otemo-yan.net/
(携帯から検索「心を育てることば」のサイト)日々の暮らしで落ち込む時に元気することば、色々・・・・
理想を持つ ~安岡正篤語録~
2009年01月23日
理想を持つ ~安岡正篤語録~
あらゆる面において生命力の旺盛な少年時代・青年時代には、必ずこれから先ああしてこうしてといろいろ考えを持つ。これを「理想」という。
その理想が、その人間に照らしてあまり実現性がないという場合に、これは「空想」ということになる。その人間の実力があれば空想に非(あら)ずして、理想になる。
だから理想を持つということは、これは人間生命の必然の作用であって、その理想をいかに空想に堕さしめざるかということが人間修行の一番大事な点である。(以上、安岡正篤著「一日一言」)
安岡先生は、理想を語るときに「理想とする人物を持て」あるいは、「理想とする人物を目標に」と説かれています。
自分の考えは、周りにいる仲間や友人とは少し違っているようだが、大丈夫だろうか? と考える事があると思います。幕末・維新時に志士に影響を与えた陽明学者・山田方谷が、弟子の河井継之助に説いたことは、周りに参考とする人物が居ない時は、
1.地域外には居ないか?
2.全国には居ないか?
3.世界には居ないか?
4.それでも居なければ歴史上に捜せ
と、語ったそうです。いつの世も、「変り者」は居るもので、歴史上に実存すればなんとなく安心することと、その人物はどんな生き方をしたか知りたくなるのが人情と思います。けっこう参考になる生き方をしているのに驚きます。
「理想」を「空想」に終わらせないためにも、色々な人と出会い、歴史の先人たちの生き様を勉強したいと思います。その偉人の一人が「坂本龍馬」であることは間違いありません。
龍馬の夢は、なんであったか色々な著者の資料を読みつつ、自分なりの納得に至りたいと思っています。
*参考資料:安岡正篤著「一日一言」
あらゆる面において生命力の旺盛な少年時代・青年時代には、必ずこれから先ああしてこうしてといろいろ考えを持つ。これを「理想」という。
その理想が、その人間に照らしてあまり実現性がないという場合に、これは「空想」ということになる。その人間の実力があれば空想に非(あら)ずして、理想になる。
だから理想を持つということは、これは人間生命の必然の作用であって、その理想をいかに空想に堕さしめざるかということが人間修行の一番大事な点である。(以上、安岡正篤著「一日一言」)
安岡先生は、理想を語るときに「理想とする人物を持て」あるいは、「理想とする人物を目標に」と説かれています。
自分の考えは、周りにいる仲間や友人とは少し違っているようだが、大丈夫だろうか? と考える事があると思います。幕末・維新時に志士に影響を与えた陽明学者・山田方谷が、弟子の河井継之助に説いたことは、周りに参考とする人物が居ない時は、
1.地域外には居ないか?
2.全国には居ないか?
3.世界には居ないか?
4.それでも居なければ歴史上に捜せ
と、語ったそうです。いつの世も、「変り者」は居るもので、歴史上に実存すればなんとなく安心することと、その人物はどんな生き方をしたか知りたくなるのが人情と思います。けっこう参考になる生き方をしているのに驚きます。
「理想」を「空想」に終わらせないためにも、色々な人と出会い、歴史の先人たちの生き様を勉強したいと思います。その偉人の一人が「坂本龍馬」であることは間違いありません。
龍馬の夢は、なんであったか色々な著者の資料を読みつつ、自分なりの納得に至りたいと思っています。
*参考資料:安岡正篤著「一日一言」
最高の人格とは、・・・(菜根譚)
2009年01月21日
最高の人格とは、・・・(菜根譚)
(現代語訳)
最高の完成された文章は、少しも奇をてらったところがない。ただ、言わんとすることを過不足なく表現視しているだけだ。
最高に完成された人格は、少しも変ったところがない。ただ自然のままに生きているだけだ。
(解説)
文章にしても人格にしても、自然流「あるがまま」が理想なのだという。見たところ平凡でなんの取り柄もないように思われるが、よく見ると、尽きない味わいがあるということであろうか。
ただし、そこまで突き抜けていくのは容易なことではない。なぜならこれは、練りに練りあげての推敲を重ね、磨きに磨いていったその先に到達するレベルであるからだ。
(感想)
肩ひじ張った人物を見ると、疲れてしまう。なぜか、人間は今の自分を謙虚に受け入れ、そこで次の段階へどう成功するか、常に考え続ける人が、最高の人格に近づく方法なのかもしれません。
要は、自分があるがままに、行動できることこそ、人格を表現することかもしれません。 最高の人格は、志を持ち、自然(周り)の状況に合わせ、臨機応変に生きていく人かもしれません。
<以前の日記>
・気軽・腰軽・舌軽「三軽」は、生活に必要な潤滑油(思いやり)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1058424168&owner_id=2182841
(現代語訳)
最高の完成された文章は、少しも奇をてらったところがない。ただ、言わんとすることを過不足なく表現視しているだけだ。
最高に完成された人格は、少しも変ったところがない。ただ自然のままに生きているだけだ。
(解説)
文章にしても人格にしても、自然流「あるがまま」が理想なのだという。見たところ平凡でなんの取り柄もないように思われるが、よく見ると、尽きない味わいがあるということであろうか。
ただし、そこまで突き抜けていくのは容易なことではない。なぜならこれは、練りに練りあげての推敲を重ね、磨きに磨いていったその先に到達するレベルであるからだ。
(感想)
肩ひじ張った人物を見ると、疲れてしまう。なぜか、人間は今の自分を謙虚に受け入れ、そこで次の段階へどう成功するか、常に考え続ける人が、最高の人格に近づく方法なのかもしれません。
要は、自分があるがままに、行動できることこそ、人格を表現することかもしれません。 最高の人格は、志を持ち、自然(周り)の状況に合わせ、臨機応変に生きていく人かもしれません。
<以前の日記>
・気軽・腰軽・舌軽「三軽」は、生活に必要な潤滑油(思いやり)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1058424168&owner_id=2182841
気軽・腰軽・舌軽「三軽」は、生活に必要な潤滑油(思いやり)
2009年01月21日
気軽・腰軽・舌軽「三軽」は、生活に必要な潤滑油(思いやり)
作家の田辺聖子の文章から抜粋した、人生訓「おんなのおっさん箴言集」より、これは女性だけでなく、一人の大人として大事なことと感じ、自分にも必要なことだなと思い、紹介します。
(本文転載)
私はフットワークが軽くなくなった女はおしまいだと思っている。腰軽・気軽・舌軽(したがる)を信条にしている。この舌軽は口が軽いこととちがって、男をほめたり、煽てたり、いい気にさせたり、するために、舌軽くしゃべることである。
それから自分の、ちょっとした軽いミスにすぐさまゴメンナサイをいうため、舌軽くあらねばさならぬ。
この舌軽さと、呼ばれてすぐ返事して起(た)つ腰軽さ、それに加え、残業を言いつけられたり、ややこしい初仕事を押し付けられたりしたとき、気軽に引きうける、この「三軽」で世わたりすると、職場では若々しくみえ、男たちの中にファンといわぬまでも「贔屓(ひいき)」がつき、人気も出るわけでである。(中略)
(田辺聖子著『金魚のうろこ』)
新人でまだ会社に慣れていない人は、ミスも許されるが、10年もたち慣れてきたときこそ、上記の「三軽」を実践しないといけないと思います。
この三軽に必要な要素には、「親切」「謙虚」「勤勉」の心が必要と思います。これは自分を中心に考えるのではなく、まず相手のことを思いやること、気分よく仕事をしてもらえるよう、会社での生活を楽しくしてもらおうという心遣いがあります。
これは、女性だけでなく、男性にも必要な心づかいと思います。今日の「三軽」は、特に中堅、熟年になった大人が、若い世代へ実践して見せるとさらに意味があると思います。
今日、運転中の休憩時間に読んだ「おんなのおっさん箴言集」でも、名言ではないかと思いました。
*参考資料:田辺聖子著「おんなのおっさん箴言集」
作家の田辺聖子の文章から抜粋した、人生訓「おんなのおっさん箴言集」より、これは女性だけでなく、一人の大人として大事なことと感じ、自分にも必要なことだなと思い、紹介します。
(本文転載)
私はフットワークが軽くなくなった女はおしまいだと思っている。腰軽・気軽・舌軽(したがる)を信条にしている。この舌軽は口が軽いこととちがって、男をほめたり、煽てたり、いい気にさせたり、するために、舌軽くしゃべることである。
それから自分の、ちょっとした軽いミスにすぐさまゴメンナサイをいうため、舌軽くあらねばさならぬ。
この舌軽さと、呼ばれてすぐ返事して起(た)つ腰軽さ、それに加え、残業を言いつけられたり、ややこしい初仕事を押し付けられたりしたとき、気軽に引きうける、この「三軽」で世わたりすると、職場では若々しくみえ、男たちの中にファンといわぬまでも「贔屓(ひいき)」がつき、人気も出るわけでである。(中略)
(田辺聖子著『金魚のうろこ』)
新人でまだ会社に慣れていない人は、ミスも許されるが、10年もたち慣れてきたときこそ、上記の「三軽」を実践しないといけないと思います。
この三軽に必要な要素には、「親切」「謙虚」「勤勉」の心が必要と思います。これは自分を中心に考えるのではなく、まず相手のことを思いやること、気分よく仕事をしてもらえるよう、会社での生活を楽しくしてもらおうという心遣いがあります。
これは、女性だけでなく、男性にも必要な心づかいと思います。今日の「三軽」は、特に中堅、熟年になった大人が、若い世代へ実践して見せるとさらに意味があると思います。
今日、運転中の休憩時間に読んだ「おんなのおっさん箴言集」でも、名言ではないかと思いました。
*参考資料:田辺聖子著「おんなのおっさん箴言集」
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18:21
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(日米支持)オバマ支持8割、麻生支持17%、麻生内閣に変革を
2009年01月20日
(日米支持率)オバマ支持8割、麻生支持17%、麻生内閣に変革を
~これで国民の声として、麻生内閣は確信を持って政策が打ち出せるのだろうか?
日本の麻生首相の支持率17%!~
■オバマ氏の支持率は8割、就任時ではカーター氏以降最高(読売新聞 01月19日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=724947&media_id=20
<総選挙>
■<自民>「1院制導入」など政権公約盛り込みを検討(毎日新聞 01月19日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=724039&media_id=2
>(1)衆参両院の統合による1院制導入(2)議員定数削減(3)議員歳費削減--などを盛り込む方向で検討に入った。
とうとう国会議員が、自らの安泰に手を入れるしか、国民の支持を得れないと踏んだのだろうか?
遅きにある発想ですが、議員定数削減は必要と思います。
自民党、官僚、共に現状を変えないことには、国民の支持を得れないことに気付き、「背水の陣」の気運ができつつあるように感じます。人間、後ろが無くなると、真剣みが出てくるのだろう。
問題は、国民が選挙も、選挙後も、関心を持ち続けることだと思います。
<関連ニュース>
■小泉氏、「一院制」を選挙公約に=自民議連、4月に提言 (時事通信社 - 01月16日
>(1)議員定数を現在の両院合計722から500に削減(2)選挙制度は都道府県単位の大選挙区制を採用(3)2019年に移行-するとの案を提示。
一院政の問題点は、これからの議論と思うが、総数を削減する提案は、世論を巻き込みおおいにすべきと思う。国会の人件費は、膨大と聞いていますし、議論、質問に参加する顔ぶれは、同じようのも見えます。今後、色々な方面から意見が出ることを期待したい
■<世論調査>橋下大阪知事、支持率69%に上昇(毎日新聞 - 01月19日 02:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=724038&media_id=2
<以前の日記>
・「国家の持続可能性」スウェーデン1位、日本24位、(180ヶ国中)
~「グリーン・ニューディール」は、北欧のスウェーデンで1996年から、国策として実施している。先見性に関心する事と、支持する国民の素晴らしさを感じます。
~これで国民の声として、麻生内閣は確信を持って政策が打ち出せるのだろうか?
日本の麻生首相の支持率17%!~
■オバマ氏の支持率は8割、就任時ではカーター氏以降最高(読売新聞 01月19日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=724947&media_id=20
<総選挙>
■<自民>「1院制導入」など政権公約盛り込みを検討(毎日新聞 01月19日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=724039&media_id=2
>(1)衆参両院の統合による1院制導入(2)議員定数削減(3)議員歳費削減--などを盛り込む方向で検討に入った。
とうとう国会議員が、自らの安泰に手を入れるしか、国民の支持を得れないと踏んだのだろうか?
遅きにある発想ですが、議員定数削減は必要と思います。
自民党、官僚、共に現状を変えないことには、国民の支持を得れないことに気付き、「背水の陣」の気運ができつつあるように感じます。人間、後ろが無くなると、真剣みが出てくるのだろう。
問題は、国民が選挙も、選挙後も、関心を持ち続けることだと思います。
<関連ニュース>
■小泉氏、「一院制」を選挙公約に=自民議連、4月に提言 (時事通信社 - 01月16日
>(1)議員定数を現在の両院合計722から500に削減(2)選挙制度は都道府県単位の大選挙区制を採用(3)2019年に移行-するとの案を提示。
一院政の問題点は、これからの議論と思うが、総数を削減する提案は、世論を巻き込みおおいにすべきと思う。国会の人件費は、膨大と聞いていますし、議論、質問に参加する顔ぶれは、同じようのも見えます。今後、色々な方面から意見が出ることを期待したい
■<世論調査>橋下大阪知事、支持率69%に上昇(毎日新聞 - 01月19日 02:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=724038&media_id=2
<以前の日記>
・「国家の持続可能性」スウェーデン1位、日本24位、(180ヶ国中)
~「グリーン・ニューディール」は、北欧のスウェーデンで1996年から、国策として実施している。先見性に関心する事と、支持する国民の素晴らしさを感じます。
「国家の持続可能性」スウェーデン1位、日本24位
2009年01月19日
「国家の持続可能性」スウェーデン1位、日本24位、(180ヶ国中)
オバマ大統領が提唱しようとする「グリーン・ニューディール」は、新しい試みかと思いきや、北欧のスウェーデンは、1996年9月17日に、ペーション首相が、施政方針演説で、
(本文より)
「スウェーデンは、生態学的に持続可能性を持った国をつくる推進力となり、そのモデルになろう。エネルギー、水、各種原材料といって天然資源の、より効率的な利用なくしては、今後の社会の繁栄はあり得ないものである。」(中略)
2001年4月、小泉内閣の施政方針のサブタイトル「改革なくして成長なしⅠ」、4年後の2005年も相変わらず「改革なくして成長なしⅤ」と本に紹介されていました。
地球再生の限界力は、1980年代後半にピークを迎え、どんどん環境悪化が進んでいると研究者が警告しているに、政治家はもとより、国民自身が成長し続ける夢を追っているのだと思います。
しかし、アメリカ型資本主義経済に行き詰まりが、昨秋から世界が大不況になっています。
(本文より)
1999年末、国連環境計画(UNEP)の「地球環境概要2000」は、これから起る環境悪化を報告書にまとめた。
(1)地上の淡水資源は、今後数十年間の需要増に対応できそうない。
(2)温室効果ガス排出増による地球温暖化の防止はおそらく手遅れ。
(3)熱帯林の破壊は既に取り返しががつかない状態。失われた森林の回復には多くの時間が必要で、森林とともに失われた文化は永久に回復できない。
(4)哺乳類の4分の1が絶滅の危機にある。かつての生物多様性を保つ事は既に手遅れの状態。
(5)2050年には、20億人が極度の水不足の悩むことになり、世界のにさんか炭素の排出は、2.4倍になる。有害物質は、現在の3倍、途上国は5倍。
(6)天然漁業資源は乱獲の影響で、現在の8800万トンで頭打ち、2050年の需要は、1億7000万トン必要。
(7)目先の経済的な利益のためにしばしば無視されてきた「環境問題」を、財政、貿易、農業、投資、研究開発などに関する意思決定の中心に置くことが需要。(中略)
2002年7月に公表された世界自然保護基金(WWF)の「生きている惑星の報告」では、
「いまの勢いで天然資源の消費が続けば、2030年までに人類の発展は下降に転ずる。資源節約やエネルギー転換など緊急の対策をとらなければ、発展を続けてきた人類の福祉や経済は2030年までに下降に転ずる」と予測し、警告している。(中略)
日本政府は、経済効果ばかりを越え高々に唱え、首相はホテルのバーで政治談議でしょうか。日本社会は、本当にこのままで良いのでしょうか。
地球のメインシステムは、自然環境。人間社会は、サブシステムです。人間だけ、それの先進国の意向で、どんどん成長して行って、その行く着く2050年は、人間の住める環境で無くなっていては、元も子もないように思います。
元々資源の乏しい日本は、このままの成長戦略で行き、金に物を言わせて資源を集め続ければ、他国から非難を受けるのは、目に見えています。
それより、日本が「生態学的に持続可能性を持った国」に転換し、世界をリードし、これから持続可能な国を目指す「魁(さきがけ)」になって欲しいなと思います。
*参考資料:小澤徳太郎著「スウェーデンに学ぶ『持続可能な社会』~安心と安全の国づくりとは何か」
オバマ大統領が提唱しようとする「グリーン・ニューディール」は、新しい試みかと思いきや、北欧のスウェーデンは、1996年9月17日に、ペーション首相が、施政方針演説で、
(本文より)
「スウェーデンは、生態学的に持続可能性を持った国をつくる推進力となり、そのモデルになろう。エネルギー、水、各種原材料といって天然資源の、より効率的な利用なくしては、今後の社会の繁栄はあり得ないものである。」(中略)
2001年4月、小泉内閣の施政方針のサブタイトル「改革なくして成長なしⅠ」、4年後の2005年も相変わらず「改革なくして成長なしⅤ」と本に紹介されていました。
地球再生の限界力は、1980年代後半にピークを迎え、どんどん環境悪化が進んでいると研究者が警告しているに、政治家はもとより、国民自身が成長し続ける夢を追っているのだと思います。
しかし、アメリカ型資本主義経済に行き詰まりが、昨秋から世界が大不況になっています。
(本文より)
1999年末、国連環境計画(UNEP)の「地球環境概要2000」は、これから起る環境悪化を報告書にまとめた。
(1)地上の淡水資源は、今後数十年間の需要増に対応できそうない。
(2)温室効果ガス排出増による地球温暖化の防止はおそらく手遅れ。
(3)熱帯林の破壊は既に取り返しががつかない状態。失われた森林の回復には多くの時間が必要で、森林とともに失われた文化は永久に回復できない。
(4)哺乳類の4分の1が絶滅の危機にある。かつての生物多様性を保つ事は既に手遅れの状態。
(5)2050年には、20億人が極度の水不足の悩むことになり、世界のにさんか炭素の排出は、2.4倍になる。有害物質は、現在の3倍、途上国は5倍。
(6)天然漁業資源は乱獲の影響で、現在の8800万トンで頭打ち、2050年の需要は、1億7000万トン必要。
(7)目先の経済的な利益のためにしばしば無視されてきた「環境問題」を、財政、貿易、農業、投資、研究開発などに関する意思決定の中心に置くことが需要。(中略)
2002年7月に公表された世界自然保護基金(WWF)の「生きている惑星の報告」では、
「いまの勢いで天然資源の消費が続けば、2030年までに人類の発展は下降に転ずる。資源節約やエネルギー転換など緊急の対策をとらなければ、発展を続けてきた人類の福祉や経済は2030年までに下降に転ずる」と予測し、警告している。(中略)
日本政府は、経済効果ばかりを越え高々に唱え、首相はホテルのバーで政治談議でしょうか。日本社会は、本当にこのままで良いのでしょうか。
地球のメインシステムは、自然環境。人間社会は、サブシステムです。人間だけ、それの先進国の意向で、どんどん成長して行って、その行く着く2050年は、人間の住める環境で無くなっていては、元も子もないように思います。
元々資源の乏しい日本は、このままの成長戦略で行き、金に物を言わせて資源を集め続ければ、他国から非難を受けるのは、目に見えています。
それより、日本が「生態学的に持続可能性を持った国」に転換し、世界をリードし、これから持続可能な国を目指す「魁(さきがけ)」になって欲しいなと思います。
*参考資料:小澤徳太郎著「スウェーデンに学ぶ『持続可能な社会』~安心と安全の国づくりとは何か」
サークル紹介:「熊本のまちづくり」「不知火龍馬会」
2009年01月19日
サークル紹介:「熊本のまちづくり」「不知火龍馬会」
興味がございましたら、ぜひご参加ください。お待ちしています。
管理人、ノグチ
■サークル「熊本のまちづくり」
http://saakuru.atja.jp/commu_detail.php?commu_id=676&sid=otemo-yan.net
~集まって下さい!~
熊本が好きな人
熊本を盛り上げたい人
熊本についてもっと知りたい人
熊本で何かを始めたい人
熊本について意見のある人
西日本の九州の中央に位置、人口180万人で、山も平地も海もある県で、県下約半分の人が地下水で生活している地域です。
こんな熊本ついて、現状を知り、良いところ発見し、さらにより良い地域に変えるにはどうするか、交わせると場になればと願っています。
熊本に興味ある方のコミュニティーとして、熊本を楽しく、盛り上げていくための色んな話し合いの場、各種イベントの宣伝の場として利用してください。
<キーワード>
九州、熊本、阿蘇、東シナ海、有明海、天草、不知火海、水俣、水前寺公園、地下水、熊本城(築城400年)、西南戦争、田原坂、温泉、赤牛、馬刺し、からしレンコン、むつごろう、すいか、みかん、・・・
(以上、紹介文)
■サークル「不知火龍馬会」
http://saakuru.atja.jp/commu_detail.php?sid=otemo-yan.net&commu_id=1009
~(熊本県央地域)坂本龍馬ファンの集い~
「世の人は 我を何とも 伝はば伝へ我が為すことは 我のみぞ知る」(坂本龍馬語録より)
幕末の偉人「坂本竜馬」を尊敬する熊本県央の集まり。「薩長連合」「船中八策」「大政奉還」を構想し、行動し続けた熱き志を偲び、2006年1月の発会。
地域の海援隊ようなネットワークになればと願っています。
<参加資格>
龍馬が好きであれば、男女、年齢、地域、国籍は問いません。参加自由、退会も自由です。
<目的>
坂本龍馬だけでなく、幕末の志士たちのことも語り、交流する事。
私たちは、和歌の時代から歴史の中に在る「不知火海」の名前を尊重し、九州、環不知火海地域にお住まいの人、出身者大歓迎です。たくさんの参加をお待ちしています。
<龍馬を現す言葉>
~ 独立心に富み、人の手綱では動かない信念、常識で測れない人。
(以上、紹介文)
<以前の日記>
・「変革」300万人が聞く、オバマ大統領就任演説
http://noguchi.otemo-yan.net/e147979.html
興味がございましたら、ぜひご参加ください。お待ちしています。
管理人、ノグチ
■サークル「熊本のまちづくり」
http://saakuru.atja.jp/commu_detail.php?commu_id=676&sid=otemo-yan.net
~集まって下さい!~
熊本が好きな人
熊本を盛り上げたい人
熊本についてもっと知りたい人
熊本で何かを始めたい人
熊本について意見のある人
西日本の九州の中央に位置、人口180万人で、山も平地も海もある県で、県下約半分の人が地下水で生活している地域です。
こんな熊本ついて、現状を知り、良いところ発見し、さらにより良い地域に変えるにはどうするか、交わせると場になればと願っています。
熊本に興味ある方のコミュニティーとして、熊本を楽しく、盛り上げていくための色んな話し合いの場、各種イベントの宣伝の場として利用してください。
<キーワード>
九州、熊本、阿蘇、東シナ海、有明海、天草、不知火海、水俣、水前寺公園、地下水、熊本城(築城400年)、西南戦争、田原坂、温泉、赤牛、馬刺し、からしレンコン、むつごろう、すいか、みかん、・・・
(以上、紹介文)
■サークル「不知火龍馬会」
http://saakuru.atja.jp/commu_detail.php?sid=otemo-yan.net&commu_id=1009
~(熊本県央地域)坂本龍馬ファンの集い~
「世の人は 我を何とも 伝はば伝へ我が為すことは 我のみぞ知る」(坂本龍馬語録より)
幕末の偉人「坂本竜馬」を尊敬する熊本県央の集まり。「薩長連合」「船中八策」「大政奉還」を構想し、行動し続けた熱き志を偲び、2006年1月の発会。
地域の海援隊ようなネットワークになればと願っています。
<参加資格>
龍馬が好きであれば、男女、年齢、地域、国籍は問いません。参加自由、退会も自由です。
<目的>
坂本龍馬だけでなく、幕末の志士たちのことも語り、交流する事。
私たちは、和歌の時代から歴史の中に在る「不知火海」の名前を尊重し、九州、環不知火海地域にお住まいの人、出身者大歓迎です。たくさんの参加をお待ちしています。
<龍馬を現す言葉>
~ 独立心に富み、人の手綱では動かない信念、常識で測れない人。
(以上、紹介文)
<以前の日記>
・「変革」300万人が聞く、オバマ大統領就任演説
http://noguchi.otemo-yan.net/e147979.html
「変革」300万人が聞く、オバマ大統領就任演説
2009年01月18日
「変革」300万人が聞く、オバマ大統領就任演説
■オバマ米次期大統領、遊説しながら列車でワシントンへ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=723861&media_id=52
リンカーンの故事にならい、フィラデルフィアから列車で遊説しながらワシントン入りを目指す、次期アメリカ大統領のオバマ氏が、各地で語った言葉や、報道での評価をすこし集めてみました。
(ロイター - 01月18日 16:02)
・オバマ米次期大統領、遊説しながら列車でワシントンへ
「米国史上、これほど多くの課題に直面した世代も珍しい」
「今必要なのは、われわれの建国の父たちがかつて見せたのと同じ忍耐と理想主義だ」
「こうした課題はすぐには解決しないだろう。出だしのつまずきや後退、挫折や落胆もあると思う」
「われわれは緊急性を持って行動するが、忍耐が求められるだろう」
(時事通信社 - 01月18日 17:01)
・「変革」いよいよ実行へ=オバマ大統領、20日就任
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=723873&media_id=4
オバマ氏は選挙戦で、イラク駐留米軍を段階的に撤退させ、対テロ戦争の主戦場と位置付けるアフガンに増派すると公約しており、就任当日に実施を命令する見通し。経済面では、中低所得者層の減税を含む大規模景気対策を行うとともに、400万人規模の雇用創出を目指す。また、石油代替エネルギーの導入を進め、地球温暖化対策に本格的に取り組む。
・日本には、投票にも行かない、政治活動の検証も無い
様々な憶測が出る中、4年間の方針を打ち出す、就任演説に期待がかかるのですが、果たして日本の首相の就任時の所信表明を、どれだけの日本人が真剣に聞いているのだろうかと思います。
政治には、投票の責任と、政治家を検証して行く義務があると思います。日本は、投票にも行かない、政治活動の検証も無い国民(市民)のように思います。
日本の何処を変えれば、国づくり、地域づくりに関心を持つようになるのでしょうか。また、リーダーとは何か、就任演説を検証し、アメリカ国民の声にも注目したいと思っています。
<関連の日記>
・世界に通用する人とは:大義を四海(世界)に布かんのみ~横井小楠~
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=234470562&owner_id=2182841
・国を変えるのは、門閥でなく、地方の志士
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1054489609&owner_id=2182841
・美しい心で、美しい国造りを目指して欲しい
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=247631043&owner_id=2182841
・ケネディの四つの政治要素(理念)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=253825936&owner_id=2182841
<以前の日記>
・(人間を楽しむ)女のおっさん箴言集 ~田辺聖子語録~
■オバマ米次期大統領、遊説しながら列車でワシントンへ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=723861&media_id=52
リンカーンの故事にならい、フィラデルフィアから列車で遊説しながらワシントン入りを目指す、次期アメリカ大統領のオバマ氏が、各地で語った言葉や、報道での評価をすこし集めてみました。
(ロイター - 01月18日 16:02)
・オバマ米次期大統領、遊説しながら列車でワシントンへ
「米国史上、これほど多くの課題に直面した世代も珍しい」
「今必要なのは、われわれの建国の父たちがかつて見せたのと同じ忍耐と理想主義だ」
「こうした課題はすぐには解決しないだろう。出だしのつまずきや後退、挫折や落胆もあると思う」
「われわれは緊急性を持って行動するが、忍耐が求められるだろう」
(時事通信社 - 01月18日 17:01)
・「変革」いよいよ実行へ=オバマ大統領、20日就任
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=723873&media_id=4
オバマ氏は選挙戦で、イラク駐留米軍を段階的に撤退させ、対テロ戦争の主戦場と位置付けるアフガンに増派すると公約しており、就任当日に実施を命令する見通し。経済面では、中低所得者層の減税を含む大規模景気対策を行うとともに、400万人規模の雇用創出を目指す。また、石油代替エネルギーの導入を進め、地球温暖化対策に本格的に取り組む。
・日本には、投票にも行かない、政治活動の検証も無い
様々な憶測が出る中、4年間の方針を打ち出す、就任演説に期待がかかるのですが、果たして日本の首相の就任時の所信表明を、どれだけの日本人が真剣に聞いているのだろうかと思います。
政治には、投票の責任と、政治家を検証して行く義務があると思います。日本は、投票にも行かない、政治活動の検証も無い国民(市民)のように思います。
日本の何処を変えれば、国づくり、地域づくりに関心を持つようになるのでしょうか。また、リーダーとは何か、就任演説を検証し、アメリカ国民の声にも注目したいと思っています。
<関連の日記>
・世界に通用する人とは:大義を四海(世界)に布かんのみ~横井小楠~
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=234470562&owner_id=2182841
・国を変えるのは、門閥でなく、地方の志士
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1054489609&owner_id=2182841
・美しい心で、美しい国造りを目指して欲しい
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=247631043&owner_id=2182841
・ケネディの四つの政治要素(理念)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=253825936&owner_id=2182841
<以前の日記>
・(人間を楽しむ)女のおっさん箴言集 ~田辺聖子語録~
(人間を楽しむ)女のおっさん箴言集 ~田辺聖子語録~
2009年01月18日
(人間を楽しむ)女のおっさん箴言集 ~田辺聖子語録~
昨年の秋に見つけ、読まずに本棚にあったPHPの本で、田辺聖子語録「女おっさん箴言(しんげん)集」を、昨日から、運転の休憩時間に開いて見ています。一人に人間として、また女性の視点から、人間模様をしっかり観察しておられる言葉は、納得したり、笑ったり、うんちくのある言葉ばかりで、数週間楽しめそうな気分になっています。一部を紹介します。
(本文より)
・テーマ「人間」
幸福だから愛想よくなるとは限らない。幸福な人は自慢やであり、教訓家になることが多い。偶然の結果、健康や成功に恵まれたにすぎないのに、自分の能力のせいだと過信する。(『いっしょにお茶を』)
思いやりや人を喜ばせてやろうという気持、それが、人間の教養あるしるしではないかと思った。夫は一流の学校を出て知識人と思われ、いい会社に勤め、とりあえず人に出世したと思われて、人生は成功したようにみえるかもしれないが、かんじんの、いちばん身近にいる妻をさえ、心楽しませることをしないのだ。
そんな男が、なんのインテリ、なんの教養人であろう。
人生でいちばん大切にしないといけない人間に、どう思われているかということさえ分からないとは、何とぼんくらだえろう。(『不倫は家庭の常備薬』)
かしこい人ほどアホなことをいうものです。アホな人ほどかしこそうにいう。ハハハ。(『風をください』)
以前、田辺さんのコラムを読んだ時に、「人は苦境に陥ったとき、どれだけたくさんの言葉を知っているかで、救われる」という意味のことを書かれていました。
人が生きることは、周りの人々と関わることです。身近な人、手紙だけでつながっている人、その時々に思い浮かぶたくさんの言葉に、勇気付けられながら生きているように思います。
以後、時々、エッセイ風に書きたいと思います。ご笑覧ください。
*参考資料:田辺聖子語録集「女おっさん箴言集」(PHP文庫)
昨年の秋に見つけ、読まずに本棚にあったPHPの本で、田辺聖子語録「女おっさん箴言(しんげん)集」を、昨日から、運転の休憩時間に開いて見ています。一人に人間として、また女性の視点から、人間模様をしっかり観察しておられる言葉は、納得したり、笑ったり、うんちくのある言葉ばかりで、数週間楽しめそうな気分になっています。一部を紹介します。
(本文より)
・テーマ「人間」
幸福だから愛想よくなるとは限らない。幸福な人は自慢やであり、教訓家になることが多い。偶然の結果、健康や成功に恵まれたにすぎないのに、自分の能力のせいだと過信する。(『いっしょにお茶を』)
思いやりや人を喜ばせてやろうという気持、それが、人間の教養あるしるしではないかと思った。夫は一流の学校を出て知識人と思われ、いい会社に勤め、とりあえず人に出世したと思われて、人生は成功したようにみえるかもしれないが、かんじんの、いちばん身近にいる妻をさえ、心楽しませることをしないのだ。
そんな男が、なんのインテリ、なんの教養人であろう。
人生でいちばん大切にしないといけない人間に、どう思われているかということさえ分からないとは、何とぼんくらだえろう。(『不倫は家庭の常備薬』)
かしこい人ほどアホなことをいうものです。アホな人ほどかしこそうにいう。ハハハ。(『風をください』)
以前、田辺さんのコラムを読んだ時に、「人は苦境に陥ったとき、どれだけたくさんの言葉を知っているかで、救われる」という意味のことを書かれていました。
人が生きることは、周りの人々と関わることです。身近な人、手紙だけでつながっている人、その時々に思い浮かぶたくさんの言葉に、勇気付けられながら生きているように思います。
以後、時々、エッセイ風に書きたいと思います。ご笑覧ください。
*参考資料:田辺聖子語録集「女おっさん箴言集」(PHP文庫)
国を変えるのは、門閥でなく、地方の志士
2009年01月17日
国を変えるのは、門閥でなく、地方の志士
熊日の年始の社説「明日への道標は足下にある」に、幕末の思想家・横井小楠のことが書かれていた。
(以下、内容抜粋)
・・小楠は、富国を目指したが、君主ではなく民が富むことを目指し、場合によっては民が富むためには、君主の交代も是認した。(中略)
「堯舜孔子の道を明らかにし/西洋機械の術を尽くす/何ぞ富国止まらん/何ぞ強兵に止まらん/大義を四海に布かんのみ」
堯舜は、古代中国ユートピアの治世者だが、小楠の政治思想の芯は、目標とする明確な国家像があり、その実現のために政治(家)があるというものだ。(中略)
小楠の弟子による熊本洋学校設立は1871年。近代プロテスタント源流の一つ「熊本バンド」の結成にもつながった。明治・大正・昭和を生きた医師で、教育者の福田令壽氏は、小楠の甥の渡米のときに送った送別の詩こそ「熊本バンドを生みし母校熊本洋学校の遥かなる水源、遠き背景」と語った。(中略)
横井小楠が生まれて200年、小楠が目指した国家たどる旅は、日本近代の歩んできたことを問い直すだけでなく、私たちの「これからを」を示す確かな羅針盤にともなろう。(中略)
未知の時代を前に小楠が格闘した「富国」という国家目標は、いつの時代も誰のための「富国」か問い続けている。(中略)
(以上、熊本日日新聞社説より)
横井小楠が甥の渡米に送った漢詩
堯舜孔子の道を明らかにし、
西洋機械の術を尽くす、
何ぞ富国止まらん、
何ぞ強兵に止まらん、
大義を四海に布かんのみ
現代は、小楠が生きた当時より、世界(四海)がより密接になり、大義とは何かを一人ひとりが考え、発言し、行動することが、国内でも、国外に居ても求められる時代と思います。
20日、アメリカでは第44代大統領にオバマ氏が就任します。どんなメッセージを世界へ贈るのか関心をもっています。
日本のリーダーも、世界に対し何ができるのか、何が求められているのか、党利、党略、選挙対策に終始する国会でなく、リーダーたちの議論が、世界をリードするような日本になると良いなと思います。
熊日の年始の社説「明日への道標は足下にある」に、幕末の思想家・横井小楠のことが書かれていた。
(以下、内容抜粋)
・・小楠は、富国を目指したが、君主ではなく民が富むことを目指し、場合によっては民が富むためには、君主の交代も是認した。(中略)
「堯舜孔子の道を明らかにし/西洋機械の術を尽くす/何ぞ富国止まらん/何ぞ強兵に止まらん/大義を四海に布かんのみ」
堯舜は、古代中国ユートピアの治世者だが、小楠の政治思想の芯は、目標とする明確な国家像があり、その実現のために政治(家)があるというものだ。(中略)
小楠の弟子による熊本洋学校設立は1871年。近代プロテスタント源流の一つ「熊本バンド」の結成にもつながった。明治・大正・昭和を生きた医師で、教育者の福田令壽氏は、小楠の甥の渡米のときに送った送別の詩こそ「熊本バンドを生みし母校熊本洋学校の遥かなる水源、遠き背景」と語った。(中略)
横井小楠が生まれて200年、小楠が目指した国家たどる旅は、日本近代の歩んできたことを問い直すだけでなく、私たちの「これからを」を示す確かな羅針盤にともなろう。(中略)
未知の時代を前に小楠が格闘した「富国」という国家目標は、いつの時代も誰のための「富国」か問い続けている。(中略)
(以上、熊本日日新聞社説より)
横井小楠が甥の渡米に送った漢詩
堯舜孔子の道を明らかにし、
西洋機械の術を尽くす、
何ぞ富国止まらん、
何ぞ強兵に止まらん、
大義を四海に布かんのみ
現代は、小楠が生きた当時より、世界(四海)がより密接になり、大義とは何かを一人ひとりが考え、発言し、行動することが、国内でも、国外に居ても求められる時代と思います。
20日、アメリカでは第44代大統領にオバマ氏が就任します。どんなメッセージを世界へ贈るのか関心をもっています。
日本のリーダーも、世界に対し何ができるのか、何が求められているのか、党利、党略、選挙対策に終始する国会でなく、リーダーたちの議論が、世界をリードするような日本になると良いなと思います。
(権利に上に眠るな)緒方貞子さんを世に出した、故市川房枝さん
2009年01月16日
(権利に上に眠るな)緒方貞子さんを世に出したのは、故市川房枝さん
~「公共心」と心遣いを知って欲しい~
1月10日NHKの特番で、故松下幸之助氏、故土光敏夫氏、そして現JICA理事長の緒方貞子氏のインタビュー番組の回顧録があった。三人三様、1970年代、1980年代、1990年代の国内、国外の問題に真正面から立向かう、リーダーの在り様を教えてもらったように思います。
・難民高等弁務官、緒方貞子氏
特に、国際紛争の真っ只中で、国連の難民高等弁務事務所の改革も含め、常に時代に変化、要望に対応しされる続けてこられた緒方貞子氏の10年は、国際問題の縮図のようなものだったと思います。
クルド難民、コソボ問題、ウガンダ、スーダン、ケニア、中東、アフガニスタン、そしてイラク紛争、何処が、何が、人々を争いに掻き立てるのか、どうして話し合いができないのか、平和の恩恵をどっぷりつかっている人民の緊張感の無さを感じます。
年末に、若者が国際紛争と日本の国際支援の問題・行動について議論した番組を見ながら、以下に報道が現地の作られたニュースを流しているか、感じる発言がNGO職員等々の発言から知りました。
・昨日の大学講義(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1053643390&owner_id=2182841)
昨日、大学生に語った「まちづくり」の講義ですが、実は思いとすれば、若いうちから地域に関心を持てるような教育を重視する、県民、市民の要求を自治体へすべきでないか、さらに日本の行く末を考えるような人材(気づく人から)の養成が、必要な気がしています。市民全部をまちづくり関わらせることは不可能と思います。気づいた人、将来に不安を持つ人、この人は社会活動に歓心を持ち、変化に、矛盾に、「これ、おかしい?」と気づく人たちと思います。
・変化に対応できるリーダー「臨機応変」
緒方貞子氏は、難民高等弁務官時代、常に新しい取り組みをして来ました。以前のトップは、「前例重視のプランだった?」とかで、紛争地の現状に即した対応ができていなかったことと、冷戦終結で前例が参考にならない現実がどんどん生まれてきたことでした。
「臨機応変」、緒方氏の人生も、臨機応変に自分を変化させ、対応しさせてこられたではないかと思います。国連と言う舞台に緒方氏を引き出したのは、市川房枝氏と言われています。
・リーダーを作るのは、リーダー
中国古典に名馬を見つける名人「伯楽」という偉人が居ますが、人も誰と会い、誰に活躍する場を提供されたかで、その後の人生が大きく変化する事が多々在ります。人は、誰に会うか、誰と出会うかで、その人も、家族も、仲間も大きく変化するのだと思います。
・権利に上に眠るな
わが家には、東京の研修時に「婦人参政権会館」の2階特別室で見た、「市川房枝氏一生(生き様)」には、とても感動を受けました。その時に買った来た市川房枝氏の色紙が、リビングの壁に掲げて在ります。その言葉が、「権利に上に眠るな」です。
一人に人間として、私利をすて女性解放運動に身命を使い続けた行き方に、多くの学びを受けた思いを持ちます。私が、ミクシィの中で、緒方貞子氏のコミュニティを管理しているのは、市川房枝氏に生き様内触れたことにあるかもしれません。その緒方氏に先駆的な女性は、熊本出身の故矢島楫子です。
・民を豊かにすることを目指した、横井小楠
肥後実学の理念は、200年を経った今でも、多くの地域リーダーの行き方につながっていると思います。 今年、肥後実学の始まりの一人、横井小楠生誕200年の今年、熊本で色々な、小楠顕彰事業があります。「民を豊かにすることを目指した」横井小楠の思想を多くの方に知ってもらい、「公共心」と心遣いを知って欲しいなと願っています。
<以前の日記>
・「実践のまちづくり講座」1回目終了しました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1053643390&owner_id=2182841
・(高杉晋作)時務を識(し)るは、俊傑に在り
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1052173418&owner_id=2182841&org_id=1053643390
<関連コミュ>
・市川房枝
http://mixi.jp/view_community.pl?id=317250
・緒方貞子
http://mixi.jp/view_community.pl?id=922572
~「公共心」と心遣いを知って欲しい~
1月10日NHKの特番で、故松下幸之助氏、故土光敏夫氏、そして現JICA理事長の緒方貞子氏のインタビュー番組の回顧録があった。三人三様、1970年代、1980年代、1990年代の国内、国外の問題に真正面から立向かう、リーダーの在り様を教えてもらったように思います。
・難民高等弁務官、緒方貞子氏
特に、国際紛争の真っ只中で、国連の難民高等弁務事務所の改革も含め、常に時代に変化、要望に対応しされる続けてこられた緒方貞子氏の10年は、国際問題の縮図のようなものだったと思います。
クルド難民、コソボ問題、ウガンダ、スーダン、ケニア、中東、アフガニスタン、そしてイラク紛争、何処が、何が、人々を争いに掻き立てるのか、どうして話し合いができないのか、平和の恩恵をどっぷりつかっている人民の緊張感の無さを感じます。
年末に、若者が国際紛争と日本の国際支援の問題・行動について議論した番組を見ながら、以下に報道が現地の作られたニュースを流しているか、感じる発言がNGO職員等々の発言から知りました。
・昨日の大学講義(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1053643390&owner_id=2182841)
昨日、大学生に語った「まちづくり」の講義ですが、実は思いとすれば、若いうちから地域に関心を持てるような教育を重視する、県民、市民の要求を自治体へすべきでないか、さらに日本の行く末を考えるような人材(気づく人から)の養成が、必要な気がしています。市民全部をまちづくり関わらせることは不可能と思います。気づいた人、将来に不安を持つ人、この人は社会活動に歓心を持ち、変化に、矛盾に、「これ、おかしい?」と気づく人たちと思います。
・変化に対応できるリーダー「臨機応変」
緒方貞子氏は、難民高等弁務官時代、常に新しい取り組みをして来ました。以前のトップは、「前例重視のプランだった?」とかで、紛争地の現状に即した対応ができていなかったことと、冷戦終結で前例が参考にならない現実がどんどん生まれてきたことでした。
「臨機応変」、緒方氏の人生も、臨機応変に自分を変化させ、対応しさせてこられたではないかと思います。国連と言う舞台に緒方氏を引き出したのは、市川房枝氏と言われています。
・リーダーを作るのは、リーダー
中国古典に名馬を見つける名人「伯楽」という偉人が居ますが、人も誰と会い、誰に活躍する場を提供されたかで、その後の人生が大きく変化する事が多々在ります。人は、誰に会うか、誰と出会うかで、その人も、家族も、仲間も大きく変化するのだと思います。
・権利に上に眠るな
わが家には、東京の研修時に「婦人参政権会館」の2階特別室で見た、「市川房枝氏一生(生き様)」には、とても感動を受けました。その時に買った来た市川房枝氏の色紙が、リビングの壁に掲げて在ります。その言葉が、「権利に上に眠るな」です。
一人に人間として、私利をすて女性解放運動に身命を使い続けた行き方に、多くの学びを受けた思いを持ちます。私が、ミクシィの中で、緒方貞子氏のコミュニティを管理しているのは、市川房枝氏に生き様内触れたことにあるかもしれません。その緒方氏に先駆的な女性は、熊本出身の故矢島楫子です。
・民を豊かにすることを目指した、横井小楠
肥後実学の理念は、200年を経った今でも、多くの地域リーダーの行き方につながっていると思います。 今年、肥後実学の始まりの一人、横井小楠生誕200年の今年、熊本で色々な、小楠顕彰事業があります。「民を豊かにすることを目指した」横井小楠の思想を多くの方に知ってもらい、「公共心」と心遣いを知って欲しいなと願っています。
<以前の日記>
・「実践のまちづくり講座」1回目終了しました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1053643390&owner_id=2182841
・(高杉晋作)時務を識(し)るは、俊傑に在り
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1052173418&owner_id=2182841&org_id=1053643390
<関連コミュ>
・市川房枝
http://mixi.jp/view_community.pl?id=317250
・緒方貞子
http://mixi.jp/view_community.pl?id=922572
「実践のまちづくり講座」1回目終了しました。
2009年01月16日
「実践のまちづくり講座」1回目終了しました。
年1回、1月に2週続く熊本大学の講義の第1回目が昨日終わりました。
「毎年同じ話をしない」と決めて、その時々話題を交えて、「市民参加まちづくり」「市民の政治参画」の視点を入れて語って来て、5年目になりました。
最初の1年目には、最近の大学講義を聞こうと、熊本県立大学に1年間、公開講座を聞き通いました。先輩の教授の講義では、「君がやっている活動のことを1時間話してくれ」と頼まれ、約2ヶ月構想を考え、1ヶ月準備して自分が受講している講座の学生さん(250人)の前で、とても緊張して話したことを思い出します。その年の冬が1年目の講義でしたが、試験授業を先輩の講座でさせて頂いたので、自分が担当する時はスムーズに話をすることが出来ました。
それ以来毎年、その時々の話題を加えて、市民がまちづくり(政治)に参加して行く事の大切さを、大学1・2年の人たちに分かるように考えながら続けています。昨日も、自分の体験と、国内、国外の様々な事例(ビデオ等)を使い、説明をして行きます。
昨日は、インターネットで縁のあった社会人の方が、2人聴講してもらいました。講義後、感想が聞けてとても参考になりました。
今回は、昨年春まで約2年関わった九州の中央ある中山間地域の商店街に活性化事業の景観整備のことも話して見ました。生徒の感想を読んで、やはり自分の携わっている身近な事の方が、学生の実感がわくのだなと、反対に教えてもらいました。
今回のテーマは、「まちづくりどう市民が参加(参画)していくのか」、「もしまちづくりにリーダーになるとしたら、何が必要か。何を求められるか」を考えてくれるようなことにしました。
来週、もう1回講義がありますが、どんな感想文が出てくるか楽しみです。昨年までは、30名前後だったのですが、今回は120名近い生徒が集まっていて、評価も底辺ですが、終了後のレポートを楽しみにしています。
<講義内容>
・建築バカではダメ、一般常識が社会人に必要
・異業種交流からまちづくり
・車椅子探検隊は、車椅子生活者の子どもを持つ母の一言から
・街の問題点を整理し、JR、市へ提言書を提出
・(市)毎年1億5千万の予算でバリアフリーのまちづくり実施
・(JR)車椅子を乗せて階段を昇降できる機械を駅に設置される
・10歳まで医療費無料化(6年前までは3歳まで)
・(門真市)失業率の高い地域で、苦境に苦しむ人の生活の質を保つ活動
・(バーミンガム)市民と行政が協力して街を再生させ、貧困地区を減らす
・(チャタヌーガ市)市民参加の政策で、30年でアメリカで一番住みたい街に
・(ボルダー市)環境と雇用、更には持続可能な地域を目指す先進地の取り組み
・市民活動の4つの行動「思い立ったら、行動し、仲間を作って、継続する」
・リーダーに必要な理念「勇気、判断力(決断力)、尊厳、献身」
上記のことを、約90分私に知っていることだけですが、今回のテーマにして話しました。詳しいことは、次回の講義が終わり、学生たちの感想も加えて、報告したいと思います。
年1回、1月に2週続く熊本大学の講義の第1回目が昨日終わりました。
「毎年同じ話をしない」と決めて、その時々話題を交えて、「市民参加まちづくり」「市民の政治参画」の視点を入れて語って来て、5年目になりました。
最初の1年目には、最近の大学講義を聞こうと、熊本県立大学に1年間、公開講座を聞き通いました。先輩の教授の講義では、「君がやっている活動のことを1時間話してくれ」と頼まれ、約2ヶ月構想を考え、1ヶ月準備して自分が受講している講座の学生さん(250人)の前で、とても緊張して話したことを思い出します。その年の冬が1年目の講義でしたが、試験授業を先輩の講座でさせて頂いたので、自分が担当する時はスムーズに話をすることが出来ました。
それ以来毎年、その時々の話題を加えて、市民がまちづくり(政治)に参加して行く事の大切さを、大学1・2年の人たちに分かるように考えながら続けています。昨日も、自分の体験と、国内、国外の様々な事例(ビデオ等)を使い、説明をして行きます。
昨日は、インターネットで縁のあった社会人の方が、2人聴講してもらいました。講義後、感想が聞けてとても参考になりました。
今回は、昨年春まで約2年関わった九州の中央ある中山間地域の商店街に活性化事業の景観整備のことも話して見ました。生徒の感想を読んで、やはり自分の携わっている身近な事の方が、学生の実感がわくのだなと、反対に教えてもらいました。
今回のテーマは、「まちづくりどう市民が参加(参画)していくのか」、「もしまちづくりにリーダーになるとしたら、何が必要か。何を求められるか」を考えてくれるようなことにしました。
来週、もう1回講義がありますが、どんな感想文が出てくるか楽しみです。昨年までは、30名前後だったのですが、今回は120名近い生徒が集まっていて、評価も底辺ですが、終了後のレポートを楽しみにしています。
<講義内容>
・建築バカではダメ、一般常識が社会人に必要
・異業種交流からまちづくり
・車椅子探検隊は、車椅子生活者の子どもを持つ母の一言から
・街の問題点を整理し、JR、市へ提言書を提出
・(市)毎年1億5千万の予算でバリアフリーのまちづくり実施
・(JR)車椅子を乗せて階段を昇降できる機械を駅に設置される
・10歳まで医療費無料化(6年前までは3歳まで)
・(門真市)失業率の高い地域で、苦境に苦しむ人の生活の質を保つ活動
・(バーミンガム)市民と行政が協力して街を再生させ、貧困地区を減らす
・(チャタヌーガ市)市民参加の政策で、30年でアメリカで一番住みたい街に
・(ボルダー市)環境と雇用、更には持続可能な地域を目指す先進地の取り組み
・市民活動の4つの行動「思い立ったら、行動し、仲間を作って、継続する」
・リーダーに必要な理念「勇気、判断力(決断力)、尊厳、献身」
上記のことを、約90分私に知っていることだけですが、今回のテーマにして話しました。詳しいことは、次回の講義が終わり、学生たちの感想も加えて、報告したいと思います。