(旅日記)大阪建築事情、本来農業への道、閑谷学校
2008年09月30日
(旅日記)大阪建築事情、本来農業への道、閑谷学校、
28日早朝6時前に家を出て、愛知県田原市までの旅、途中大阪の建築事情を見て周り、帰路の途中、ここ数年の念願だった旧備前藩の庶民の学校「閑谷学校」の訪問も叶いました。2日間の旅には、色々なハプニングもありました。
【28日】
朝4時半に起き、準備して6時に家を出て、鹿児島本線の宇土駅から乗り熊本駅へ。それから、急行「ツバメ」、新幹線を使い大阪に着いたのは、11位時過ぎでした。
今回の目的は、フューチャー500主催の「本来農業への道」のシンポジウムが、愛知県田原市で開催されるのに参加するのが目的ですが、ただ往復出張では物足りないの、2つの目的を持って出かけました。
・大阪の建築事情、
その一つは、大阪の建築事情と、財政が厳しい大阪府の財政再建に奮闘する橋下知事の就任以来、経済の状況はどうか、町をうろうろしながら検証しようと思いました。
新大阪駅周辺だけでしたが、梅田方面や大阪の街の全域が見える川の堤防に立ち、周りを見てみて、建築用のタワークレーンが(名古屋に比べて)少ないなと感じ、少々停滞気味かなとも思いました。
さて、ウロウロしていて、とてもきれいなビルを見つけました。KYENCEの社屋、高層ビルとしてはそう高くないですが、特徴ある構造(4角に柱が無い)と、足下の公共空間への気配りと、基部と頂部、新大阪駅から見えるほうには一部やわらかいR状のデザインを施してありました。
KYENCEの社屋は、新大阪から見え、15分ほど歩けば行けるので、もし大阪に行かれる用がある方は、を眺めて見られることをお奨めします。
私もいつか、高層ではないにしろ、目を引き施設の設計に関わって見たいなと、久々に建築士の志を再確認しました。
1時間半ほど歩き回り、昼食を済まして、新大阪駅で休憩して愛知県田原市へ向かいました。新幹線、豊橋鉄道渥美線を乗り継ぎ、田原市の三河田原駅へ着くと、現地のスタッフが迎えに来て頂いていました。
28日は、九州から愛知まで、小学校の運動会があったようで、賑やかな雰囲気は車窓から見れました。また街を眺めた堤防からは、河川敷で若者や家族連れ、地域のグループとか、バーベキューを楽しんでいました。
・シンポジウム
「本来農業への道」~東三河から発信する持続可能で夢のある農業~のテーマで開催するシンポジムですが、中部地域はもちろん、北は秋田県、南は熊本県(私)、関東、関西、と多くの県外からの参加者が来られておられました。
来月開催する「南部九州市長サミット~食から考える農業とは~」の参考のために、遠路熊本からシンポジウムに参加することになり、シンポジウム前の打ち合わせに参加させてもらいました。
フューチャー500理事長の木内孝氏をはじめ、主催者の㈱イシグロ農材の石黒功氏、パネリスト、司会、スタッフ、12名の打ち合わせは、とても中身の濃い内容でした。全員集まるのは当日でしたが、大学教授、地元JA、行政、農業の学校等々、多彩な人材にも興味を持ちました。
会場(350席)は、日曜の夜にも関わらず、ほぼ満席の状況で、木内氏の主催者挨拶から始まった。
「地球温暖化の影響、日本の食糧自給率4割、原油高騰、更には次世代が魅力を持たない農業をどう持続し、発展させるか、・・・
更に、日本の戦後政策は、1次産業を踏み台(力を入れずに)にして成長した来た、しかし、その影響は、農薬入りギョーザ、汚染米の流通等で、国民が危機をはじめ、今大きな転換点に来ている。
これまで日本経済を支えた製造業の企業家たちは、世界経済フォーラムや世界会議などからお呼びが少なくなっている。それを企業家は、゛最近呼ばれなくて楽だ゛と言っている。実に情けない。
海外から外貨を稼ぎ、食料を買い書くって来た時代は終わり、自国の食料は自国で賄う、持続可能な農業が必要」
と、強く提言をされ、シンポジウムが始まった。
大学と農業法人の産学連携事情報告、農業者を養成する学校の実践報告の後、5人のパネルディスカッションが開催された。後日、報告書が来るので、それを整理して詳しく説明しますが、会場の雰囲気は、農業の危機感を表すように真剣な眼差しで舞台を見つめていました。

シンポジウム風景
シンポジウムが21時過ぎに終わり、40分ほど反省会+交流会をやり、ホテルに着いたのは11時前。10月11日の打合せを20分ほどやって、寝たのは1時過ぎでした。移動と、勉強、久々に歩いた一日が終わりました。
【29日】
パネリストたちと朝食を済ませ、豊橋駅近くのホテルでしたから、新幹線で名古屋行き、お土産の「ういろう」買い、大阪へ移動し所用を済ませて、岡山へ向かいました。
岡山駅から、山陽本線を使い吉永駅へ、そこから小雨降る中、念願の「閑谷学校」へ歩いて行きました。
なんで歩いて行ったか、約4kmを昔も子供たちが歩いて登校したので体験してみようと思いました。途中は、けっこう登りもあり、汗も出る状況でした。途中に親水公園には、人生訓を書き記した石碑(20基)があったり、道も整備され、学校へ向かう気分を高めてくれました。
登りあがったところのトンネルを抜けると、縁に囲まれた山間に、赤レンガ色の屋根が見えて来ました。長い石塀を回りながら門を入ると、縁の芝が敷き詰めらた広場に講堂があり、一段高い所に「孔子廟」と石田光政を祀った神社がありました。
数名の先客があり、人数は多くないですが、平日でしたが40分ほどの滞在の間にも、他の訪問者がありました。
閑谷学校は、明治初期、最後の校長を務めた陽明学者・山田方谷が、私の学びの目標の一人で、また私が熊本で顕彰事業関わる幕末の思想家・横井小楠が敬慕した熊沢蕃山も関わった学校でもあります。
実際幕末に、横井小楠も閑谷学校を訪れ、「このような綺麗な学校は、江戸の昌平黌を除いて他にはないであろう」と、その感想を旅日記にしるしていると、閑谷学校の資料に紹介してありました。

閑谷学校・講堂(国宝)
帰りもてくてく歩き、吉永駅まで行きました。山田方谷を知って6年、いつかは行きたかった閑谷学校の在る風景を見て、さらに世界初の庶民ための学校を創った、池田光政公の崇高な理念を再確認し、現代社会の混乱を考えると、地域の活性化には、いかに教育が大事か、いかに人材育成が大事か、340年の時を越えて、強く教えられた気がしました。
荷物抱えての片道約4kmの行き来は、けっこう汗をかいて、駅に着きシャツと着替えて岡山まで戻り、新幹線、ツバメを乗り継ぎ、帰宅したのは夜の8時半でした。1泊2日の盛りだくさんの旅は、色々収獲多いものになりました。
今回は、時間が少なく行けなかった山田方谷の墓と熊沢蕃山の遺跡は、いつか訪ねてみたいと思っています。
今回、大阪、田原市、閑谷学校と、現地に行って、風景を見て、人と語り、考えることは大事だなと感じています。長くなりましたが、28日・29日の旅の報告でした。
*参考資料
・閑谷学校 http://www.city.bizen.okayama.jp/kankou/guide/bizen/shizutani.jsp
寛文10年(1670年)に学校設立を決め、建設が始まった。既に、藩校「岡山藩学校」は、前年に完成していたが、全国ではじめて地域リーダーを育てる一般庶民を対照とする学校は初めてで、強固な作りと美しさは、300年を時を越えた今でも素晴らしいと思います。
・JR山陽本線吉永駅からタクシーで5分、徒歩で約4km(徒歩50分)
・山田方谷 http://yamadahoukoku.com/
江戸時代末期から明治初期の漢学者、備中松山藩士。藩主板倉勝靜(かつきよ)のもとで藩政改革を断行し、大きな成功をおさめ、勝静が幕府の老中となると、その政治顧問として幕政に関与した。
また多くの子弟を教え、備中松山藩を支えた多くの人々を育て、河井継之助のように他藩から来遊する者も多かった。方谷自身は明治維新を境に教育に専心し、世に出ることを拒んだが、その思想、人材は次世代の大きな財産として残された。
最初の直弟子の一人、三島中州は、二松学舎を創設し、明治天皇の漢学の教師を努めた。
(参考)http://www2e.biglobe.ne.jp/~fujimoto/taka/yamada.htm
28日早朝6時前に家を出て、愛知県田原市までの旅、途中大阪の建築事情を見て周り、帰路の途中、ここ数年の念願だった旧備前藩の庶民の学校「閑谷学校」の訪問も叶いました。2日間の旅には、色々なハプニングもありました。
【28日】
朝4時半に起き、準備して6時に家を出て、鹿児島本線の宇土駅から乗り熊本駅へ。それから、急行「ツバメ」、新幹線を使い大阪に着いたのは、11位時過ぎでした。
今回の目的は、フューチャー500主催の「本来農業への道」のシンポジウムが、愛知県田原市で開催されるのに参加するのが目的ですが、ただ往復出張では物足りないの、2つの目的を持って出かけました。
・大阪の建築事情、
その一つは、大阪の建築事情と、財政が厳しい大阪府の財政再建に奮闘する橋下知事の就任以来、経済の状況はどうか、町をうろうろしながら検証しようと思いました。
新大阪駅周辺だけでしたが、梅田方面や大阪の街の全域が見える川の堤防に立ち、周りを見てみて、建築用のタワークレーンが(名古屋に比べて)少ないなと感じ、少々停滞気味かなとも思いました。
さて、ウロウロしていて、とてもきれいなビルを見つけました。KYENCEの社屋、高層ビルとしてはそう高くないですが、特徴ある構造(4角に柱が無い)と、足下の公共空間への気配りと、基部と頂部、新大阪駅から見えるほうには一部やわらかいR状のデザインを施してありました。
KYENCEの社屋は、新大阪から見え、15分ほど歩けば行けるので、もし大阪に行かれる用がある方は、を眺めて見られることをお奨めします。
私もいつか、高層ではないにしろ、目を引き施設の設計に関わって見たいなと、久々に建築士の志を再確認しました。
1時間半ほど歩き回り、昼食を済まして、新大阪駅で休憩して愛知県田原市へ向かいました。新幹線、豊橋鉄道渥美線を乗り継ぎ、田原市の三河田原駅へ着くと、現地のスタッフが迎えに来て頂いていました。
28日は、九州から愛知まで、小学校の運動会があったようで、賑やかな雰囲気は車窓から見れました。また街を眺めた堤防からは、河川敷で若者や家族連れ、地域のグループとか、バーベキューを楽しんでいました。
・シンポジウム
「本来農業への道」~東三河から発信する持続可能で夢のある農業~のテーマで開催するシンポジムですが、中部地域はもちろん、北は秋田県、南は熊本県(私)、関東、関西、と多くの県外からの参加者が来られておられました。
来月開催する「南部九州市長サミット~食から考える農業とは~」の参考のために、遠路熊本からシンポジウムに参加することになり、シンポジウム前の打ち合わせに参加させてもらいました。
フューチャー500理事長の木内孝氏をはじめ、主催者の㈱イシグロ農材の石黒功氏、パネリスト、司会、スタッフ、12名の打ち合わせは、とても中身の濃い内容でした。全員集まるのは当日でしたが、大学教授、地元JA、行政、農業の学校等々、多彩な人材にも興味を持ちました。
会場(350席)は、日曜の夜にも関わらず、ほぼ満席の状況で、木内氏の主催者挨拶から始まった。
「地球温暖化の影響、日本の食糧自給率4割、原油高騰、更には次世代が魅力を持たない農業をどう持続し、発展させるか、・・・
更に、日本の戦後政策は、1次産業を踏み台(力を入れずに)にして成長した来た、しかし、その影響は、農薬入りギョーザ、汚染米の流通等で、国民が危機をはじめ、今大きな転換点に来ている。
これまで日本経済を支えた製造業の企業家たちは、世界経済フォーラムや世界会議などからお呼びが少なくなっている。それを企業家は、゛最近呼ばれなくて楽だ゛と言っている。実に情けない。
海外から外貨を稼ぎ、食料を買い書くって来た時代は終わり、自国の食料は自国で賄う、持続可能な農業が必要」
と、強く提言をされ、シンポジウムが始まった。
大学と農業法人の産学連携事情報告、農業者を養成する学校の実践報告の後、5人のパネルディスカッションが開催された。後日、報告書が来るので、それを整理して詳しく説明しますが、会場の雰囲気は、農業の危機感を表すように真剣な眼差しで舞台を見つめていました。
シンポジウム風景
シンポジウムが21時過ぎに終わり、40分ほど反省会+交流会をやり、ホテルに着いたのは11時前。10月11日の打合せを20分ほどやって、寝たのは1時過ぎでした。移動と、勉強、久々に歩いた一日が終わりました。
【29日】
パネリストたちと朝食を済ませ、豊橋駅近くのホテルでしたから、新幹線で名古屋行き、お土産の「ういろう」買い、大阪へ移動し所用を済ませて、岡山へ向かいました。
岡山駅から、山陽本線を使い吉永駅へ、そこから小雨降る中、念願の「閑谷学校」へ歩いて行きました。
なんで歩いて行ったか、約4kmを昔も子供たちが歩いて登校したので体験してみようと思いました。途中は、けっこう登りもあり、汗も出る状況でした。途中に親水公園には、人生訓を書き記した石碑(20基)があったり、道も整備され、学校へ向かう気分を高めてくれました。
登りあがったところのトンネルを抜けると、縁に囲まれた山間に、赤レンガ色の屋根が見えて来ました。長い石塀を回りながら門を入ると、縁の芝が敷き詰めらた広場に講堂があり、一段高い所に「孔子廟」と石田光政を祀った神社がありました。
数名の先客があり、人数は多くないですが、平日でしたが40分ほどの滞在の間にも、他の訪問者がありました。
閑谷学校は、明治初期、最後の校長を務めた陽明学者・山田方谷が、私の学びの目標の一人で、また私が熊本で顕彰事業関わる幕末の思想家・横井小楠が敬慕した熊沢蕃山も関わった学校でもあります。
実際幕末に、横井小楠も閑谷学校を訪れ、「このような綺麗な学校は、江戸の昌平黌を除いて他にはないであろう」と、その感想を旅日記にしるしていると、閑谷学校の資料に紹介してありました。
閑谷学校・講堂(国宝)
帰りもてくてく歩き、吉永駅まで行きました。山田方谷を知って6年、いつかは行きたかった閑谷学校の在る風景を見て、さらに世界初の庶民ための学校を創った、池田光政公の崇高な理念を再確認し、現代社会の混乱を考えると、地域の活性化には、いかに教育が大事か、いかに人材育成が大事か、340年の時を越えて、強く教えられた気がしました。
荷物抱えての片道約4kmの行き来は、けっこう汗をかいて、駅に着きシャツと着替えて岡山まで戻り、新幹線、ツバメを乗り継ぎ、帰宅したのは夜の8時半でした。1泊2日の盛りだくさんの旅は、色々収獲多いものになりました。
今回は、時間が少なく行けなかった山田方谷の墓と熊沢蕃山の遺跡は、いつか訪ねてみたいと思っています。
今回、大阪、田原市、閑谷学校と、現地に行って、風景を見て、人と語り、考えることは大事だなと感じています。長くなりましたが、28日・29日の旅の報告でした。
*参考資料
・閑谷学校 http://www.city.bizen.okayama.jp/kankou/guide/bizen/shizutani.jsp
寛文10年(1670年)に学校設立を決め、建設が始まった。既に、藩校「岡山藩学校」は、前年に完成していたが、全国ではじめて地域リーダーを育てる一般庶民を対照とする学校は初めてで、強固な作りと美しさは、300年を時を越えた今でも素晴らしいと思います。
・JR山陽本線吉永駅からタクシーで5分、徒歩で約4km(徒歩50分)
・山田方谷 http://yamadahoukoku.com/
江戸時代末期から明治初期の漢学者、備中松山藩士。藩主板倉勝靜(かつきよ)のもとで藩政改革を断行し、大きな成功をおさめ、勝静が幕府の老中となると、その政治顧問として幕政に関与した。
また多くの子弟を教え、備中松山藩を支えた多くの人々を育て、河井継之助のように他藩から来遊する者も多かった。方谷自身は明治維新を境に教育に専心し、世に出ることを拒んだが、その思想、人材は次世代の大きな財産として残された。
最初の直弟子の一人、三島中州は、二松学舎を創設し、明治天皇の漢学の教師を努めた。
(参考)http://www2e.biglobe.ne.jp/~fujimoto/taka/yamada.htm
(現場と工夫)紛争の原因は社会の不公正(緒方貞子)
2008年09月27日
(現場と工夫)紛争の原因は社会の不公正(緒方貞子)
退任近い時期の緒方氏のインタビュー記事を読み、難民問題は机上の空論で判断していけないと痛感させる言葉がたくさんありました。
(本文)
「政治を越えた安定感というものがある社会とつくらないと、本当の安全とか繁栄とか安定とかいうものにはならないんじゃないかなというのが私の最近の感想です。政治がガタガタしても動かない社会が必要なんですよ。アメリカの今の選挙(フロリダ州の得票をめぐって法廷で争われた2000年大統領選挙)を見ていても、あんなにひどい話はめったに聞きませんけども、誰も動かないでしょ。政治を越えた安定感があるんですよ。日本もそうかもしれません。
それにはいろいろな要素が必要だと思いますよ。仕事をすれば報われるという経済的な原理も必要でしょうし、弱者が虐げられない社会正義、正義の配慮というものも必要でしょう。だから社会保障の問題は非常に大事だと思います。
といっても今度は逆に、何も仕事をしないで保障だけで生きていけるというような、そういう甘えの社会でもいけない。やはり進歩していかなきゃならないんですから。
貧困の撲滅は大事ですけれども、それで平和が来ると思ったら間違いだと思います。貧困がなくなると、社会的な安定が出てくるということは、ちょっと違うんですよね。社会正義、社会的な公正、そういうものが同時に進んでいかないと平和は実現しません。社旗的な公正さは非常に大事だと思います。私が見てきた紛争の多い国家において、あるいは地域においては、社会公正という問題が非常に大きかったと思いますね。逆に言うと、それが保証されないところに紛争が起きるのです。
ボスニアは、まあまあ沈静化してきているんだと思います。危険がなくなったわけじゃないけれども、非常な苦しみを越えて、そしてあらゆる不正儀を越えて、何とかやっぱりいっしょに暮らさなきゃならないという気持ちが出はじめているんだと思うんですね。私としては、これだけ旧ユーゴスラビアに関わりましたから、山を越えたかなという気持ちはもっているんです。
やっぱり工夫を重ねていけば、完全にいい結果じゃなくても、何かが出てくるのだと思うのですね。それが私たちのチャレンジ(挑戦)ですよ。こういう仕事をしてきて、何か新しい解決法はないだろうかと絶えず考える癖がついてしまいました。工夫することですね。いつも状況をただ受け入れているのでは、この仕事をしている価値がない。絶えず工夫していって、その中からいろいろなものを生み出していく。その意味では、まだまだいくらでもやれる余地はあると思います。
こういうことはすべて現場の実態を知っているからわかるのであって、抽象的に考えてやっているんじゃないですよ。書類を読んで勉強するんじゃない。人間とのふれれあいでみんな学んでくるんですから。
現場へ行かないで抽象的に考えたものは、本当には効果がないですね。現場がわかるから、そういうことが出てくるのです。それが私どもの組織の力だと思いますよ。現場感というものね。『現場』というのは、うちの組織のキーワードでしょうね」(中略)
「緒方貞子―難民支援の現場から」序章の一部のアフリカ・ウガンダの難民担当大臣の言葉が掲載されいました。
(本文より)
この未曾有の10年(2002年時点)、難民を支援する国際機関のトップ・国連難民高等弁務官をつとめてきたのが、緒方貞子さんである。緒方さんは、これまでの常識を打ち破って、新しい難民支援の枠組みをつくりあげた。その卓越した手腕と見識は海外で高く評価されている。日本国内では、アフガニスタン視線政府代表となってからむしろ有名になった感があるが、海外での名声は過去10年のたゆみない活動から生まれたものである。
ジュネーブで取材中、UNHCRの執行理事会に集まった各国の大使にインタビューを求めると、先進国・途上国を問わず緒方さんの退任を惜しむ声が返ってきた。わざわざカメラの近くに来て自分も何か話したいという人もいる。ふつうの取材では経験しないことだ。
アフリカ・ウガンダの難民担当大臣はこう言った。
「任期中に31回もアフリカを訪れた高等弁務官が過去にいたでしょうか。後任の人がこの記録を破ってくれることを願っています。緒方さん、たとえ政治問題であっても、難民の命がかかるっていると知ると躊躇無く大胆に交渉する人でした。私たちにとって、緒方さんはいつも『そこにいた』のです」
いつも、そこにいた。それはまさに、難民高等弁務官としての緒方さんの姿勢そのものを表す言葉である。(中略)
世界の貧困問題、紛争・戦争は、ニュースの中で有っているのでなく、現地で人が戦っていることを常に忘れないことが、一般の人びとも忘れてはいけないことだと思います。
昨日、日本の新内閣の世論調査が出たのですが、麻生太郎首相は「世論調査を気にしない」との発言をしたそうですが、国民感情から掛け離れた自民党内の「総裁選挙」で、祭り上げられた三代目の政治家の言葉なのだろうと思います。
同じ三代目の国際政治家の緒方貞子さんと比較して、麻生氏の「現場主義でない内向き傾向」が見え隠れします。政治も紛争も、現場で起きているだと思います。政治家は、国民の思い(要望)に優先順位を付ける仕事と考えています。
緒方さんの海外の評価「いつも、そこにいた」と、
インタビューの「『現場』というのは、うちの組織のキーワード」
これこそ、社会の不公正を改善する政治の第一歩だと思います。
*参考資料:東野真著「緒方貞子―難民支援の現場から」
退任近い時期の緒方氏のインタビュー記事を読み、難民問題は机上の空論で判断していけないと痛感させる言葉がたくさんありました。
(本文)
「政治を越えた安定感というものがある社会とつくらないと、本当の安全とか繁栄とか安定とかいうものにはならないんじゃないかなというのが私の最近の感想です。政治がガタガタしても動かない社会が必要なんですよ。アメリカの今の選挙(フロリダ州の得票をめぐって法廷で争われた2000年大統領選挙)を見ていても、あんなにひどい話はめったに聞きませんけども、誰も動かないでしょ。政治を越えた安定感があるんですよ。日本もそうかもしれません。
それにはいろいろな要素が必要だと思いますよ。仕事をすれば報われるという経済的な原理も必要でしょうし、弱者が虐げられない社会正義、正義の配慮というものも必要でしょう。だから社会保障の問題は非常に大事だと思います。
といっても今度は逆に、何も仕事をしないで保障だけで生きていけるというような、そういう甘えの社会でもいけない。やはり進歩していかなきゃならないんですから。
貧困の撲滅は大事ですけれども、それで平和が来ると思ったら間違いだと思います。貧困がなくなると、社会的な安定が出てくるということは、ちょっと違うんですよね。社会正義、社会的な公正、そういうものが同時に進んでいかないと平和は実現しません。社旗的な公正さは非常に大事だと思います。私が見てきた紛争の多い国家において、あるいは地域においては、社会公正という問題が非常に大きかったと思いますね。逆に言うと、それが保証されないところに紛争が起きるのです。
ボスニアは、まあまあ沈静化してきているんだと思います。危険がなくなったわけじゃないけれども、非常な苦しみを越えて、そしてあらゆる不正儀を越えて、何とかやっぱりいっしょに暮らさなきゃならないという気持ちが出はじめているんだと思うんですね。私としては、これだけ旧ユーゴスラビアに関わりましたから、山を越えたかなという気持ちはもっているんです。
やっぱり工夫を重ねていけば、完全にいい結果じゃなくても、何かが出てくるのだと思うのですね。それが私たちのチャレンジ(挑戦)ですよ。こういう仕事をしてきて、何か新しい解決法はないだろうかと絶えず考える癖がついてしまいました。工夫することですね。いつも状況をただ受け入れているのでは、この仕事をしている価値がない。絶えず工夫していって、その中からいろいろなものを生み出していく。その意味では、まだまだいくらでもやれる余地はあると思います。
こういうことはすべて現場の実態を知っているからわかるのであって、抽象的に考えてやっているんじゃないですよ。書類を読んで勉強するんじゃない。人間とのふれれあいでみんな学んでくるんですから。
現場へ行かないで抽象的に考えたものは、本当には効果がないですね。現場がわかるから、そういうことが出てくるのです。それが私どもの組織の力だと思いますよ。現場感というものね。『現場』というのは、うちの組織のキーワードでしょうね」(中略)
「緒方貞子―難民支援の現場から」序章の一部のアフリカ・ウガンダの難民担当大臣の言葉が掲載されいました。
(本文より)
この未曾有の10年(2002年時点)、難民を支援する国際機関のトップ・国連難民高等弁務官をつとめてきたのが、緒方貞子さんである。緒方さんは、これまでの常識を打ち破って、新しい難民支援の枠組みをつくりあげた。その卓越した手腕と見識は海外で高く評価されている。日本国内では、アフガニスタン視線政府代表となってからむしろ有名になった感があるが、海外での名声は過去10年のたゆみない活動から生まれたものである。
ジュネーブで取材中、UNHCRの執行理事会に集まった各国の大使にインタビューを求めると、先進国・途上国を問わず緒方さんの退任を惜しむ声が返ってきた。わざわざカメラの近くに来て自分も何か話したいという人もいる。ふつうの取材では経験しないことだ。
アフリカ・ウガンダの難民担当大臣はこう言った。
「任期中に31回もアフリカを訪れた高等弁務官が過去にいたでしょうか。後任の人がこの記録を破ってくれることを願っています。緒方さん、たとえ政治問題であっても、難民の命がかかるっていると知ると躊躇無く大胆に交渉する人でした。私たちにとって、緒方さんはいつも『そこにいた』のです」
いつも、そこにいた。それはまさに、難民高等弁務官としての緒方さんの姿勢そのものを表す言葉である。(中略)
世界の貧困問題、紛争・戦争は、ニュースの中で有っているのでなく、現地で人が戦っていることを常に忘れないことが、一般の人びとも忘れてはいけないことだと思います。
昨日、日本の新内閣の世論調査が出たのですが、麻生太郎首相は「世論調査を気にしない」との発言をしたそうですが、国民感情から掛け離れた自民党内の「総裁選挙」で、祭り上げられた三代目の政治家の言葉なのだろうと思います。
同じ三代目の国際政治家の緒方貞子さんと比較して、麻生氏の「現場主義でない内向き傾向」が見え隠れします。政治も紛争も、現場で起きているだと思います。政治家は、国民の思い(要望)に優先順位を付ける仕事と考えています。
緒方さんの海外の評価「いつも、そこにいた」と、
インタビューの「『現場』というのは、うちの組織のキーワード」
これこそ、社会の不公正を改善する政治の第一歩だと思います。
*参考資料:東野真著「緒方貞子―難民支援の現場から」
「家業」政治家:マスコミ先導(扇動)型、首相に軽薄の傾向あり
2008年09月27日
「家業」政治家:マスコミ先導(扇動)型、首相に軽薄の傾向あり
今日は、記事の紹介のみ・・日本のリーダーは、これで良いのですか?
国民に権利を守る政治家は、限りなく少ない日本の政界、
変化ないことは、凋落へ兆しと思える、私の考えは取り越し苦労になれなければ良いにですが・・、アメリカ依存(ぶら下がり)政治から、脱却しないと、親がこけたら、皆こけたらにならなければ良いなと、心配しています。
1.吉田首相の継承「家業」政治家の行く末は、歴史が検証する
■支持率「あまり興味ない」=麻生首相(時事通信社 - 09月26日
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=618822&media_id=4
~「国民の無視」老舗と経済重視、支持率の意味を忘れ~
2.自民党の政治家は、家業ですね!
~国民への目線は、幻想でした~
■<小泉元首相>引退に「チルドレン」ショック隠せず
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=618238&media_id=2
■<小泉元首相>次男を後継に 「やはり人の子」「がっかり」(毎日新聞 - 09月25日
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=618291&media_id=2
>小泉氏、「自分は27歳で衆院選に初挑戦した。次男も27歳。しっかりやれるはずだと思う」と支援を要請した。
>郵政民営化研究会元事務局長の松沢成文・神奈川県知事は「小泉さんは派閥政治を否定し、日本政治を変えようとした。世襲政治にも一線を引く潔さがあれば株が上がったのではないか。やはり人の子だったのか」と苦笑いしながら話した。
フリープロデューサーの木村政雄さんも「次男を出すのは、ちょっと待ってよという感じ。小泉氏は既成の政治家にはまらない格好良さがあったが、なんだアンタも普通の人かとがっかりした」と話した。
~「劇場政治家」新奇性と軽薄のマスコミ型、小泉チルドレン置き去り型~
今日は、記事の紹介のみ・・日本のリーダーは、これで良いのですか?
国民に権利を守る政治家は、限りなく少ない日本の政界、
変化ないことは、凋落へ兆しと思える、私の考えは取り越し苦労になれなければ良いにですが・・、アメリカ依存(ぶら下がり)政治から、脱却しないと、親がこけたら、皆こけたらにならなければ良いなと、心配しています。
1.吉田首相の継承「家業」政治家の行く末は、歴史が検証する
■支持率「あまり興味ない」=麻生首相(時事通信社 - 09月26日
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=618822&media_id=4
~「国民の無視」老舗と経済重視、支持率の意味を忘れ~
2.自民党の政治家は、家業ですね!
~国民への目線は、幻想でした~
■<小泉元首相>引退に「チルドレン」ショック隠せず
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=618238&media_id=2
■<小泉元首相>次男を後継に 「やはり人の子」「がっかり」(毎日新聞 - 09月25日
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=618291&media_id=2
>小泉氏、「自分は27歳で衆院選に初挑戦した。次男も27歳。しっかりやれるはずだと思う」と支援を要請した。
>郵政民営化研究会元事務局長の松沢成文・神奈川県知事は「小泉さんは派閥政治を否定し、日本政治を変えようとした。世襲政治にも一線を引く潔さがあれば株が上がったのではないか。やはり人の子だったのか」と苦笑いしながら話した。
フリープロデューサーの木村政雄さんも「次男を出すのは、ちょっと待ってよという感じ。小泉氏は既成の政治家にはまらない格好良さがあったが、なんだアンタも普通の人かとがっかりした」と話した。
~「劇場政治家」新奇性と軽薄のマスコミ型、小泉チルドレン置き去り型~
(昨日)高校同窓会の慰霊祭、元気にするボランティア活動
2008年09月24日
(昨日)高校同窓会の慰霊祭、元気にするボランティア活動
昨日は、午前中、高校同窓会の慰霊祭があり、同窓会事務局長がいつも一人で準備されているので、手伝いに行きました。
創立は大正10年、これまで第2次世界大戦で戦没した人を含め、4千名以上の先輩方の慰霊が祭られています。なんかここまで書くと、神道の信奉者みたいですが、そのような気持ちはなく、ただ同窓会の先輩方が、賢明に教育の精神を後世へつなげようとされている姿勢にうたれ、手伝っています。
慰霊祭に参加して思うのが、同窓会役員はだいたい60歳を越えた方が多いのですが、現役時代は地域の牽引役として、頑張って来た方ばかりで、地域のリーダー(エリート)だった方と思います。
・新たなるエリートの養成と組織化
現代社会は、民衆の社会と識者がよく語りすが、独立心を持つ市民までは至ったいないと批評する人も居ます。安岡正篤先生の著書「孟子」に、次の言葉が連ねられていました。
(本文)
結局、それは現代は大衆社会である。その大衆社会というものは、いったいどういうもにおであるか。大衆というものであり、大衆社会、従ってマスコミュニケーションというものはどういうものであり、人間にとってそれはどういうことになるのか。これをこのままにしておくと、歴史哲学から言っても社会学、社会心理学、民衆心理学、精神分析方面から言って、結局は人間生活、世界人類の破滅に結びつく。そこで世の中が大衆化すればするほど、社会がマスソサエィーとなればなるほど、マスコミュニケーションが幅をきかせればきかせるほど危ない。これを防衛するためには新たなるエリートを必要とする。そしてそれはいったいどうして作り出し、組織化することができるか。今後の運命はエリートをいかに養い、いかに組織化するしかない、それが今言ったいろんな学問の結論でありましょう。(中略)
安岡正篤先生の唱える「学問」とは、ただ知識を詰め込むことではなく、経験や苦難を乗り越えた知恵を養う事が大事と、著書の中で何度もかかれています。有名大学の卒業証書を勲章に、一生を生きようとするのでなく、社会に出て、様々な物事に挑戦し、色々な経験を積み重ね続けながらも、社会の出来事や事件にも関心を持ち、地域コミュニュティーにも参加し、テレビ、新聞などのマスメディアの情報に踊らされることなく、自分をしっかり持って生きる(活きる)人間になるための学問が必要と説かれています。
そのようなエリートたちが先頭に立ち、地域を越えてネットワークする必要があると言う教示と思います。
先週は、幼い命が無残に奪われる事件が続きました。大人たちの身勝手な振る舞いと思いますが、追いつめられた心境を解く「知恵」を持っていないように思います。事件に至らないような地域の相談役や支援者こそ、今後必要なリーダー(エリート)のような気がします。
・「ワイズメンズクラブ」に誘われて
夕方から、建築の専門学校の先輩や、仕事で関わった友人から、何度もラブコールがかかり、YMCAの活動を支援する社会人の集まり「ワイズメンズクラブ」に誘われ、バーベキューの夕食会に参加して来ました。
熊本は、明治初期、近代キリスト教の活動は起った拠点の一つで、現代も活発に事業が展開され、最近は幼児教育から始まり、専門学校、予備校、生涯学習等々、大きな企業とも思える活動を展開しています。
私もその一つ事業の建築専門学校を卒業したのですが、その熊本YMCAの活動を支援する「ワイズメンズクラブ」は30年前に始まり、現在5クラブになり、6つ目の設立に向け交流会が、会を重ねられています。
その3回目の集まりに参加したのですが、とても気分良い会で、以前からの知人も居たりで、同じ意識を持つ人たちの集まりだなと、感じながら談話が続きました。
同窓会の役員会や安岡先生のリーダー論からすると、「ワイズメンズクラブ」は交流と楽しさに重点を置いた地域密着のボランティア組織ですが、良識ある人びとの集まりと思います。
大衆社会と言われる現代だからこそ、社会を元気にするボランチィア活動が必要な気がしまし、その人たちが行動することで、周りを明るくして行くような気がしています。
*参考資料:安岡正篤著「『孟子』~不安と混迷の時代だからこそ~」
昨日は、午前中、高校同窓会の慰霊祭があり、同窓会事務局長がいつも一人で準備されているので、手伝いに行きました。
創立は大正10年、これまで第2次世界大戦で戦没した人を含め、4千名以上の先輩方の慰霊が祭られています。なんかここまで書くと、神道の信奉者みたいですが、そのような気持ちはなく、ただ同窓会の先輩方が、賢明に教育の精神を後世へつなげようとされている姿勢にうたれ、手伝っています。
慰霊祭に参加して思うのが、同窓会役員はだいたい60歳を越えた方が多いのですが、現役時代は地域の牽引役として、頑張って来た方ばかりで、地域のリーダー(エリート)だった方と思います。
・新たなるエリートの養成と組織化
現代社会は、民衆の社会と識者がよく語りすが、独立心を持つ市民までは至ったいないと批評する人も居ます。安岡正篤先生の著書「孟子」に、次の言葉が連ねられていました。
(本文)
結局、それは現代は大衆社会である。その大衆社会というものは、いったいどういうもにおであるか。大衆というものであり、大衆社会、従ってマスコミュニケーションというものはどういうものであり、人間にとってそれはどういうことになるのか。これをこのままにしておくと、歴史哲学から言っても社会学、社会心理学、民衆心理学、精神分析方面から言って、結局は人間生活、世界人類の破滅に結びつく。そこで世の中が大衆化すればするほど、社会がマスソサエィーとなればなるほど、マスコミュニケーションが幅をきかせればきかせるほど危ない。これを防衛するためには新たなるエリートを必要とする。そしてそれはいったいどうして作り出し、組織化することができるか。今後の運命はエリートをいかに養い、いかに組織化するしかない、それが今言ったいろんな学問の結論でありましょう。(中略)
安岡正篤先生の唱える「学問」とは、ただ知識を詰め込むことではなく、経験や苦難を乗り越えた知恵を養う事が大事と、著書の中で何度もかかれています。有名大学の卒業証書を勲章に、一生を生きようとするのでなく、社会に出て、様々な物事に挑戦し、色々な経験を積み重ね続けながらも、社会の出来事や事件にも関心を持ち、地域コミュニュティーにも参加し、テレビ、新聞などのマスメディアの情報に踊らされることなく、自分をしっかり持って生きる(活きる)人間になるための学問が必要と説かれています。
そのようなエリートたちが先頭に立ち、地域を越えてネットワークする必要があると言う教示と思います。
先週は、幼い命が無残に奪われる事件が続きました。大人たちの身勝手な振る舞いと思いますが、追いつめられた心境を解く「知恵」を持っていないように思います。事件に至らないような地域の相談役や支援者こそ、今後必要なリーダー(エリート)のような気がします。
・「ワイズメンズクラブ」に誘われて
夕方から、建築の専門学校の先輩や、仕事で関わった友人から、何度もラブコールがかかり、YMCAの活動を支援する社会人の集まり「ワイズメンズクラブ」に誘われ、バーベキューの夕食会に参加して来ました。
熊本は、明治初期、近代キリスト教の活動は起った拠点の一つで、現代も活発に事業が展開され、最近は幼児教育から始まり、専門学校、予備校、生涯学習等々、大きな企業とも思える活動を展開しています。
私もその一つ事業の建築専門学校を卒業したのですが、その熊本YMCAの活動を支援する「ワイズメンズクラブ」は30年前に始まり、現在5クラブになり、6つ目の設立に向け交流会が、会を重ねられています。
その3回目の集まりに参加したのですが、とても気分良い会で、以前からの知人も居たりで、同じ意識を持つ人たちの集まりだなと、感じながら談話が続きました。
同窓会の役員会や安岡先生のリーダー論からすると、「ワイズメンズクラブ」は交流と楽しさに重点を置いた地域密着のボランティア組織ですが、良識ある人びとの集まりと思います。
大衆社会と言われる現代だからこそ、社会を元気にするボランチィア活動が必要な気がしまし、その人たちが行動することで、周りを明るくして行くような気がしています。
*参考資料:安岡正篤著「『孟子』~不安と混迷の時代だからこそ~」
食料の安全保障こそ 今後の最大の政治課題
2008年09月23日
食料の安全保障こそ 今後の最大の政治課題
9月21日農業施設見学会に参加した。宇城市三角町のミニトマトのビニールハウスは、整理され、機械制御された食品工場を思わせる空間でした。五千平方メートルのハウスは、地面には防草シート、苗は地上六十センチの棚上で、スポンジ状の土の鉢に植えられ、根本をセンサーで感知し、水も肥料も必要な時、点滴チューブで注入する栽培法でした。
オーナーは、有機農法の研究を中心に、全国の勉強会に参加し、研究者と語り、海外の農法も研究、更に異業種との交流もある方でした。行き着いたのは、温度・湿度を感知し、屋根の開閉はもちろん、肥料・水も必要な分だけ施すミニトマト栽培でした。
参加者から、科学肥料と有機肥料の違いの質問に、「肥料の成分は、有機肥料・化学肥料の違いはない。経験や勘に頼る農法でなく、分析を基にして、植物を育てることが大事」。また、「どうして土から苗を離したのですか」に対して、「地面に植えつけると腰を曲げた作業になり身体が持たない。さらに少人数で栽培するため受粉作業は蜂に、収量増加ため二酸化炭素も発生させている」との事でした。
しかし原油高騰に加え、肥料の高騰が経営を圧迫し、特に尿素、塩化カリ、リンは、ほとんど輸入で、価格が3倍以上になった。「今後は輸入を減らすため、生ゴミをリサイクルして肥料を作る新しい技術が急務」と訴えていました。汚染米事件からも、日本農業再生には、農産物の地域内消費率を上げ、輸送コストを下げる「地産地消」に力を入れ、消費者と生産者の連携が必要。食料の安全保障は、今後最大の政治課題と思います。
<以前の日記>
・ 親への意見が通らなかった後も、以前同様に敬うことが大事(論語)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=941494468&owner_id=2182841
・(報告)食から農業を考える研修会+ビニールハウスの先端事情
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=940192005&owner_id=2182841&org_id=941494468
9月21日農業施設見学会に参加した。宇城市三角町のミニトマトのビニールハウスは、整理され、機械制御された食品工場を思わせる空間でした。五千平方メートルのハウスは、地面には防草シート、苗は地上六十センチの棚上で、スポンジ状の土の鉢に植えられ、根本をセンサーで感知し、水も肥料も必要な時、点滴チューブで注入する栽培法でした。
オーナーは、有機農法の研究を中心に、全国の勉強会に参加し、研究者と語り、海外の農法も研究、更に異業種との交流もある方でした。行き着いたのは、温度・湿度を感知し、屋根の開閉はもちろん、肥料・水も必要な分だけ施すミニトマト栽培でした。
参加者から、科学肥料と有機肥料の違いの質問に、「肥料の成分は、有機肥料・化学肥料の違いはない。経験や勘に頼る農法でなく、分析を基にして、植物を育てることが大事」。また、「どうして土から苗を離したのですか」に対して、「地面に植えつけると腰を曲げた作業になり身体が持たない。さらに少人数で栽培するため受粉作業は蜂に、収量増加ため二酸化炭素も発生させている」との事でした。
しかし原油高騰に加え、肥料の高騰が経営を圧迫し、特に尿素、塩化カリ、リンは、ほとんど輸入で、価格が3倍以上になった。「今後は輸入を減らすため、生ゴミをリサイクルして肥料を作る新しい技術が急務」と訴えていました。汚染米事件からも、日本農業再生には、農産物の地域内消費率を上げ、輸送コストを下げる「地産地消」に力を入れ、消費者と生産者の連携が必要。食料の安全保障は、今後最大の政治課題と思います。
<以前の日記>
・ 親への意見が通らなかった後も、以前同様に敬うことが大事(論語)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=941494468&owner_id=2182841
・(報告)食から農業を考える研修会+ビニールハウスの先端事情
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=940192005&owner_id=2182841&org_id=941494468
(報告)食から農業を考える研修会+ビニールハウスの先端事情
2008年09月21日
(報告)食から農業を考える研修会+ビニールハウスの先端事情
10月11日、熊本県人吉市で開催する「食から農業を考える~南部九州市長サミット」のプレイベントとして、最先端の農業現場を見る会を開催したのですが、15名の参加者があり、大雨の中でしたが、JR三角駅に集合して、高木ファームのミニトマトの生産現場「ビニールハウス」へ向かいました。

雨は止まず、雨粒で声が途切れ途切れの中での説明でしたが、小さな輪になり、高木氏(上の写真、右の赤いシャツの方)の話を真剣に聞き入りました。ハウスの小窓の開閉や、水、施肥、加温等に、センサーと制御機器が沢山使われているので、私の研究所の顧問をしてもらっている、熊本の崇城大の電気工学博士の逸見次郎教授(下の写真、挨拶の方)も同行してもらい、電気機器類に検証もしてもらいました。

まず、印象的だったのが、ハウスの中があまりにもきれいで、整頓され、働きやすい環境だったこと、それでいて、受粉作業は蜂を使っていることなどなど、省力化の行き着くところはここかという思いを持ちました。土ぼこりひとつせず、スリッパ履きでも出来る床面でした。正に、工場というイメージに近い状況でした。
制御盤が並ぶ、施肥、給水のタンク周りは、配線、配管がところ狭しと張り巡らされ、電気技術に詳しい高木氏ならではの、工夫の跡が見えました。福岡から参加した農業資材商社の技術者が専門的な質問をされたのですが、根拠を示し、基盤の設計、製作段階の苦労も含め詳しく解説されたのには、15年の苦労の結果と知りました。
雨の音が酷いので、語る場所が必要と、昼食会場にお願いしていた「食と農」の体験塾の野外教室に移動しました。年間8千人を越える訪問者がある宮田研蔵氏の食育塾は、標高300m近い所に在る、素晴らしい景観を持つ場所でした。
今日は、塾はお休みで、野外教室をお借りして、昼食と座談会を約2時間開催し、更に深い高木氏の農業、土、生産の工夫、海外事情の知識の豊富さに、感心するばかりでした。
参加者の一人は、野菜農家に人がいたのですが、「ぜひ、今後ハウスに栽培の指導をお願いします」とか、機械メーカーにいた技術者がハウス園芸で成蹊を立てているので、ぜひ友人と又来たいとか、逸見教授も農業分野の技術開発が遅れている、今後の研究改題としてビジネスチャンスも含め、取り組む意味は大きいと語っていました。
友人の一人が、「ミニトマトの生産プラントですね!」と、感嘆したように語っていたのが印象てきでした。以後は、雑談になったのですが、やはり現場まで見来る人は、その人自身もけっこうこだわりと個性的な方で、話が途切れることなく続きました。
10時過ぎに集まって、終わったのは14時半でした。私は、逸見先生ともう一人の友人と一緒に、明治期に建設開港した「三角港」を見学のために立ち寄り、ヨーロッパの近代的な港の作りが、全くといって良いほど原型の通り保存され、今でも漁港として使用されているのを見学しました。
逸見教授は、初めてだったようで「これは、すごいね!」と、ウロウロしながら見て回って居られました。港の側に在った蔵を改造したレストランで、1時間ほど話をして、鹿児島本線の宇土駅まで送り帰って来ました。
初めてのフィールドワークだった今回の「ビニールハウス」の最先端の現状視察と研修会は、とても収獲多い経験をすることができました。今後ももの作りの現場を見る企画を、立ててみたいと思います。もしお近くで、興味ある方は、ご参加頂けるとありがたいです。
短いですが、今日の「食から農業を考える研修会」の報告でした。
<南部九州市長サミット ご案内>∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
日 時 2008年10月11日(土)17:00~20:00
会 場 人吉カルチャーパレス・小ホール
(人吉市下城本町1578-1 TEL.0966-24-3311)
テーマ 食から考える本来農業とは
参加費 無 料
当日プログラム
1 部 基調講演
講 師 木内 孝(NPO法人フューチャー500会長)
演題「何時までも続く納得の行く農業」
2 部 シンポジム
パネリスト 阿曽田 清(宇城市長)
田原迫 要(指宿市長)
石黒 巧(持続可能な農業に関する調査委員会・顧問)
コーディネーター 田中信孝(人吉市長)
主 催 NPO法人フューチャー500(木内孝会長)
持続可能な農業に関する調査委員会(石黒巧顧問)
共 催 人吉市有機農業推進協議会
事務局 〒862-0913 熊本市尾ノ上1丁目48-6リブズ菊池1F 環境共生施設研究所内
Tel.096-381-0283 Fax.096-381-0384
熊本事務局長 野口修一(NPO法人フューチャー500理事)
Email:aande@lime.ocn.ne.jp/野口携帯090-3666‐7682
*後日、詳しくご案内致します。
10月11日、熊本県人吉市で開催する「食から農業を考える~南部九州市長サミット」のプレイベントとして、最先端の農業現場を見る会を開催したのですが、15名の参加者があり、大雨の中でしたが、JR三角駅に集合して、高木ファームのミニトマトの生産現場「ビニールハウス」へ向かいました。
雨は止まず、雨粒で声が途切れ途切れの中での説明でしたが、小さな輪になり、高木氏(上の写真、右の赤いシャツの方)の話を真剣に聞き入りました。ハウスの小窓の開閉や、水、施肥、加温等に、センサーと制御機器が沢山使われているので、私の研究所の顧問をしてもらっている、熊本の崇城大の電気工学博士の逸見次郎教授(下の写真、挨拶の方)も同行してもらい、電気機器類に検証もしてもらいました。
まず、印象的だったのが、ハウスの中があまりにもきれいで、整頓され、働きやすい環境だったこと、それでいて、受粉作業は蜂を使っていることなどなど、省力化の行き着くところはここかという思いを持ちました。土ぼこりひとつせず、スリッパ履きでも出来る床面でした。正に、工場というイメージに近い状況でした。
制御盤が並ぶ、施肥、給水のタンク周りは、配線、配管がところ狭しと張り巡らされ、電気技術に詳しい高木氏ならではの、工夫の跡が見えました。福岡から参加した農業資材商社の技術者が専門的な質問をされたのですが、根拠を示し、基盤の設計、製作段階の苦労も含め詳しく解説されたのには、15年の苦労の結果と知りました。
雨の音が酷いので、語る場所が必要と、昼食会場にお願いしていた「食と農」の体験塾の野外教室に移動しました。年間8千人を越える訪問者がある宮田研蔵氏の食育塾は、標高300m近い所に在る、素晴らしい景観を持つ場所でした。
今日は、塾はお休みで、野外教室をお借りして、昼食と座談会を約2時間開催し、更に深い高木氏の農業、土、生産の工夫、海外事情の知識の豊富さに、感心するばかりでした。
参加者の一人は、野菜農家に人がいたのですが、「ぜひ、今後ハウスに栽培の指導をお願いします」とか、機械メーカーにいた技術者がハウス園芸で成蹊を立てているので、ぜひ友人と又来たいとか、逸見教授も農業分野の技術開発が遅れている、今後の研究改題としてビジネスチャンスも含め、取り組む意味は大きいと語っていました。
友人の一人が、「ミニトマトの生産プラントですね!」と、感嘆したように語っていたのが印象てきでした。以後は、雑談になったのですが、やはり現場まで見来る人は、その人自身もけっこうこだわりと個性的な方で、話が途切れることなく続きました。
10時過ぎに集まって、終わったのは14時半でした。私は、逸見先生ともう一人の友人と一緒に、明治期に建設開港した「三角港」を見学のために立ち寄り、ヨーロッパの近代的な港の作りが、全くといって良いほど原型の通り保存され、今でも漁港として使用されているのを見学しました。
逸見教授は、初めてだったようで「これは、すごいね!」と、ウロウロしながら見て回って居られました。港の側に在った蔵を改造したレストランで、1時間ほど話をして、鹿児島本線の宇土駅まで送り帰って来ました。
初めてのフィールドワークだった今回の「ビニールハウス」の最先端の現状視察と研修会は、とても収獲多い経験をすることができました。今後ももの作りの現場を見る企画を、立ててみたいと思います。もしお近くで、興味ある方は、ご参加頂けるとありがたいです。
短いですが、今日の「食から農業を考える研修会」の報告でした。
<南部九州市長サミット ご案内>∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
日 時 2008年10月11日(土)17:00~20:00
会 場 人吉カルチャーパレス・小ホール
(人吉市下城本町1578-1 TEL.0966-24-3311)
テーマ 食から考える本来農業とは
参加費 無 料
当日プログラム
1 部 基調講演
講 師 木内 孝(NPO法人フューチャー500会長)
演題「何時までも続く納得の行く農業」
2 部 シンポジム
パネリスト 阿曽田 清(宇城市長)
田原迫 要(指宿市長)
石黒 巧(持続可能な農業に関する調査委員会・顧問)
コーディネーター 田中信孝(人吉市長)
主 催 NPO法人フューチャー500(木内孝会長)
持続可能な農業に関する調査委員会(石黒巧顧問)
共 催 人吉市有機農業推進協議会
事務局 〒862-0913 熊本市尾ノ上1丁目48-6リブズ菊池1F 環境共生施設研究所内
Tel.096-381-0283 Fax.096-381-0384
熊本事務局長 野口修一(NPO法人フューチャー500理事)
Email:aande@lime.ocn.ne.jp/野口携帯090-3666‐7682
*後日、詳しくご案内致します。
「食と農」の研修会と全自動ビニールハウス見学
2008年09月21日
「食と農」の研修会と全自動ビニールハウス見学
ご案内
10月11日に人吉で開催するシンポジム「食から見た農業を考える、南部九州市長サミット~本来農業への道~」のプレイベントとして、本日朝10時~14時まで、有機農業に詳しい、異業種交流の仲間である高木理有氏の農場のビニールハウスと、お弁当を食べながら、三角一景色の良いところで弁当を食べながら、みなさんと意見を交わす研修会を開催します。
*当日参加方も、弁当屋さんの行為で準備できます。
高木理有氏考案のビニールハウス、全て手作りで、雨が降ると通気用の開閉窓が自動で閉まる。これは住宅にもあるので不思議ではありません。その先がすごいのです。
ミニトマトを栽培されているのですが、トマトは必要最低限の水と養分を根本へピンポイント注入で、甘さを増すのですが、中近東のイスラエル、オランダの先端農業も参考にして、施肥、空調、温度管理を感知するセンサーの設置全てが手作り、給水に関しては許の貯水タンクの水が少なくなると、川から自動給水、等々の設備がありますが、全て手作りというのがすごいと思います。
暴風ネットの支柱(電柱のリサイクル)、今度使うトマトの土は、式典などに使う生け花を挿すスポンジ状の材料等々、多彩なアイデアをあります。もの作りをする人だったら必見の現場をぜひ見学にきませんか。たくさんの参加をお待ちしています。
「オール全自動ビニールハウスの見学会」
日 時 2008年9月21日(日)10:00~14:00
場 所 熊本県宇城市三角町 高木ファーム
参加費 500円(昼食会1,500円程度)
集合場所 JR三角駅前の元フェリーターミナル駐車場
(現地見学は1時間半程度。昼食交流会も開催します)
主 催 NPO法人フューチャー500 熊本事務局
事務局 〒862-0913熊本市尾ノ上1丁目48-6 リブズ菊池1F
環境共生施設研究所内 担当 野口修一(NPO法人フューチャー500理事)
Eメール:aande@lime.ocn.ne.jp 携帯090・3666・7682
現在、15名の参加予定。数名であれば当日参加可能です。お近くで農業、食に興味ある方は、ご参加ください。初めてのフィールドワークで、違った視点の意見・交流ができると思います。
ビニール・ハウスは、天候は関係ありませんので、雨天でも実施します。
*(全自動ハウスとは)
1.湿度をセンサーが感知し、屋根の湿度調節を自動開閉
2.限りなく少ない量の水を根本にピンポイントで注入
3.必要な時、必要な養分を根本にピンポイントで施肥
4.メインの貯水タンクが減少すると川から自動給水
5.二酸化炭素発生させ、光合成を加速させる装置
6.立ったままの作業で、全ての農作業がハウス内でできる
7.驚く事は、全てを自分で作ってしまう、限りない省力化の工夫
8.後は、現地を見て、驚いてください。
ご案内
10月11日に人吉で開催するシンポジム「食から見た農業を考える、南部九州市長サミット~本来農業への道~」のプレイベントとして、本日朝10時~14時まで、有機農業に詳しい、異業種交流の仲間である高木理有氏の農場のビニールハウスと、お弁当を食べながら、三角一景色の良いところで弁当を食べながら、みなさんと意見を交わす研修会を開催します。
*当日参加方も、弁当屋さんの行為で準備できます。
高木理有氏考案のビニールハウス、全て手作りで、雨が降ると通気用の開閉窓が自動で閉まる。これは住宅にもあるので不思議ではありません。その先がすごいのです。
ミニトマトを栽培されているのですが、トマトは必要最低限の水と養分を根本へピンポイント注入で、甘さを増すのですが、中近東のイスラエル、オランダの先端農業も参考にして、施肥、空調、温度管理を感知するセンサーの設置全てが手作り、給水に関しては許の貯水タンクの水が少なくなると、川から自動給水、等々の設備がありますが、全て手作りというのがすごいと思います。
暴風ネットの支柱(電柱のリサイクル)、今度使うトマトの土は、式典などに使う生け花を挿すスポンジ状の材料等々、多彩なアイデアをあります。もの作りをする人だったら必見の現場をぜひ見学にきませんか。たくさんの参加をお待ちしています。
「オール全自動ビニールハウスの見学会」
日 時 2008年9月21日(日)10:00~14:00
場 所 熊本県宇城市三角町 高木ファーム
参加費 500円(昼食会1,500円程度)
集合場所 JR三角駅前の元フェリーターミナル駐車場
(現地見学は1時間半程度。昼食交流会も開催します)
主 催 NPO法人フューチャー500 熊本事務局
事務局 〒862-0913熊本市尾ノ上1丁目48-6 リブズ菊池1F
環境共生施設研究所内 担当 野口修一(NPO法人フューチャー500理事)
Eメール:aande@lime.ocn.ne.jp 携帯090・3666・7682
現在、15名の参加予定。数名であれば当日参加可能です。お近くで農業、食に興味ある方は、ご参加ください。初めてのフィールドワークで、違った視点の意見・交流ができると思います。
ビニール・ハウスは、天候は関係ありませんので、雨天でも実施します。
*(全自動ハウスとは)
1.湿度をセンサーが感知し、屋根の湿度調節を自動開閉
2.限りなく少ない量の水を根本にピンポイントで注入
3.必要な時、必要な養分を根本にピンポイントで施肥
4.メインの貯水タンクが減少すると川から自動給水
5.二酸化炭素発生させ、光合成を加速させる装置
6.立ったままの作業で、全ての農作業がハウス内でできる
7.驚く事は、全てを自分で作ってしまう、限りない省力化の工夫
8.後は、現地を見て、驚いてください。
<口は禍>国民(消費者)への思いやり不足、品格の不足か?
2008年09月20日
<口は禍>国民(消費者)への思いやり不足、品格の不足か?
■太田農相、汚染米転売で辞任
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=612234&media_id=2
<汚染米の不正転売問題>
「人体への影響はないと自信を持って言える。だから、あまりじたばた騒いでいない」
<中国製冷凍ギョーザによる中毒事件>
「消費者がやかましいから徹底する」
国民(消費者)の感覚との乖離が、問題と思います。
農水省の売り急ぎと、需要のリサーチ不足も悪知恵を思いつく要因になったのではと考えます。
「汚染米おにぎり、10万個の流通」(熊本日日新聞掲載)に、驚きます。
量が半端でないので、数も地域もすごいですね。
人体に影響ないから、「じたばた騒いでいない」・・・太田市にとって国民の命をどう考えているかが感じられる発言でした。
ひょっとすると、国は水俣病も、初め、そんなことで考えていたのだろうか? と疑いたくなります。
建築分野のシックハウス症候群対策「24時間換気システム」導入は早かったです。お蔭で、大量に換気扇が売れまくりました。(電気産業売り上げに貢献)
・農林水産省
汚染米は、売れ残ると困るから、業者を呼び売りまくりました。
その始末が、「人体への影響はないと自信を持って言える」の発言です。
犯罪の陰に、企業が見え隠れするのですが、消費者(生活者)の視点が、欠ける政策が続いているように思います。食料を輸入し、農薬混入問題に揺れるよりも、国内での自給率を上げる方が急務と考えます。
・肥料原料の急激な高騰
原油が上がっていますが、もっと深刻なのは、ほぼ100%近い輸入に頼る、「尿素、リン(鉱石)、塩化カリなど」の肥料原料の急激な高騰です。カリ鉱山は、深いところは2,000m以上も掘ることもあると、雑誌「農業経営」で読みました。
この現実は、石油の高等もありますが、土作りの基に必要な、尿素、リン(鉱石)、塩化カリなどの、肥料原料の確保と、家庭の残飯・野菜屑等々の中に含まれる、尿素、リン(鉱石)、塩化カリなどの確保を、リサイクルから取り出すことも検討することが急務になりつつあると警鐘をならしています。
・大臣になりたがる代議士
選挙に勝つためにだけに、役付きをする代議士ばかりでは、国民からの要望を吸い上げる聞く耳が減るばかりと感じます。
国民の意見を、真剣に耳を傾ける大臣であって欲しいと思います。
■太田農相、汚染米転売で辞任
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=612234&media_id=2
<汚染米の不正転売問題>
「人体への影響はないと自信を持って言える。だから、あまりじたばた騒いでいない」
<中国製冷凍ギョーザによる中毒事件>
「消費者がやかましいから徹底する」
国民(消費者)の感覚との乖離が、問題と思います。
農水省の売り急ぎと、需要のリサーチ不足も悪知恵を思いつく要因になったのではと考えます。
「汚染米おにぎり、10万個の流通」(熊本日日新聞掲載)に、驚きます。
量が半端でないので、数も地域もすごいですね。
人体に影響ないから、「じたばた騒いでいない」・・・太田市にとって国民の命をどう考えているかが感じられる発言でした。
ひょっとすると、国は水俣病も、初め、そんなことで考えていたのだろうか? と疑いたくなります。
建築分野のシックハウス症候群対策「24時間換気システム」導入は早かったです。お蔭で、大量に換気扇が売れまくりました。(電気産業売り上げに貢献)
・農林水産省
汚染米は、売れ残ると困るから、業者を呼び売りまくりました。
その始末が、「人体への影響はないと自信を持って言える」の発言です。
犯罪の陰に、企業が見え隠れするのですが、消費者(生活者)の視点が、欠ける政策が続いているように思います。食料を輸入し、農薬混入問題に揺れるよりも、国内での自給率を上げる方が急務と考えます。
・肥料原料の急激な高騰
原油が上がっていますが、もっと深刻なのは、ほぼ100%近い輸入に頼る、「尿素、リン(鉱石)、塩化カリなど」の肥料原料の急激な高騰です。カリ鉱山は、深いところは2,000m以上も掘ることもあると、雑誌「農業経営」で読みました。
この現実は、石油の高等もありますが、土作りの基に必要な、尿素、リン(鉱石)、塩化カリなどの、肥料原料の確保と、家庭の残飯・野菜屑等々の中に含まれる、尿素、リン(鉱石)、塩化カリなどの確保を、リサイクルから取り出すことも検討することが急務になりつつあると警鐘をならしています。
・大臣になりたがる代議士
選挙に勝つためにだけに、役付きをする代議士ばかりでは、国民からの要望を吸い上げる聞く耳が減るばかりと感じます。
国民の意見を、真剣に耳を傾ける大臣であって欲しいと思います。
美しいと感じる心に、「解かる、感ずる、愛する」3つの要素
2008年09月18日
美しいと感じる心に、「解かる、感ずる、愛する」3つの要素
数日前に、イギリスで虹が、山なりでなく下弦の虹が出たと報じていました。「ハッ!」と息を呑む不思議さを想像します。九州山地の脊梁の山々が、連なる風景には、しばし言葉を忘れ、見ていたいと思う気持ちを起こします。祖母が、朝もやの山間に顔を出すお日様に、つい手を合わせていた姿を思い出します。
小林秀雄の語録集「人生の鍛錬」に次の言葉がありました。美しい物の理解を検証したものです。
(本 文)
美しいものは、諸君らを黙らせます。美には、人を沈黙させる力があるのです。これが美も持つ根本の力であり、根本の性質です。絵や音楽が本当に解かるという事は、こういう沈黙の力に堪える経験をよく味わう事に他なりません。
ですから、絵や音楽について沢山の知識を持ち、様々な意見を吐ける人が、必ずしも絵や音楽が解かった人は限りません。解かるという言葉にも、いろいろな意味がある。人間は、いろいろな解かり方をするものだからです。
絵や音楽が解かると言うのは、絵や音楽を感ずる事です。愛する事です。(『美を求める心』21‐247)
>解かるのは、感ずる事、愛する事
凡人の私には、少々理解を超えた言葉なのですが、「解かる=感ずる事、愛する事」と、昭和の大批評家が、美しいの意味を感じることで、指摘しています。
「解かること、→ 感ずる事、→ 愛する事」
なのだと思います。現代社会は、氾濫する情報(評論)が先にあり、自分の心で感じる音楽、芸術を忘れているように思います。
幼児が歌に合わせて、自然に身体をリズミカルに動かします。美しい・面白いものには、息を殺し、刺すような視線が食い入るように目標(講師、絵、他)に向けられます。
過剰な知識よりも、一期一会の「現物(現場)」との出会いこそが、「諸君らを黙らせます」とあります。言葉も出ない感動は、ここなのでしょうか。
最後に守るべきものは、風景、絵、音楽など、愛せ(守)る心こそが最も大事では、と思うようになっています。
(本 文)
一輪の花の美しさをよくよく感ずるという事は難しい事だ。仮にそれは易しい事だとしても、人間の美しさ、立派さを感じる事は、易しいことではありますまい。
又、知識がどんなにあっても、優しい感情を持っていない人は、立派な人間だとは言われまい。そして、優しい感情を持つ人とは、物事をよく感ずる心を持っている人ではありませんか。
神経質で、物事にすぐ感じても、いらいらしている人がある。そんな人は、優しい心を持っていない場合が多いものです。そんな人は、美しい物の姿を正しく感ずる心を持った人ではない。ただ、びくびくしているだけなのです。
ですから、感ずるということも学ばなければならないものなのです。そして、立派な芸術というものは、正しく、豊かに感ずる事を、人々に何時も教えているものなのです。(『美を求める心』21‐252)
>感ずるということも学ばなければならない
本や情報から知識を、自分の記憶にコピーするだけでは、心を高揚させることまではつながらないものです。心の育成に、多様な分野活動をしている人たちと直接触れあい、語り合い、未来を見据えた語論が必要と思います。
美術、音楽などの視聴覚に訴える芸術は、発信する側も、情報を受ける側も、その芸術を愛す(守)る心を持ち続けることが大事と、批評家・小林秀雄は語っていました。
新たに行動を起こすためには、感動か、怒り(のエネルギー)が必要と言われますが、せっかくなら感動から、社会を救う行動に結びつけば良いなと願っています。
*小林秀雄語録集「人生の鍛錬」
<以前の日記>
・(放送開始)「ばってんラジオ」私(野口)の声が流れます。
ばってんラジオ・主催者のmixiブログサイト
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=936074909&owner_id=51991
[ばってんラジオ-HP] http://www.batten-radio.com/
・君子は交わりを絶ちても悪声を出さず(史記)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=936894015&owner_id=2182841
数日前に、イギリスで虹が、山なりでなく下弦の虹が出たと報じていました。「ハッ!」と息を呑む不思議さを想像します。九州山地の脊梁の山々が、連なる風景には、しばし言葉を忘れ、見ていたいと思う気持ちを起こします。祖母が、朝もやの山間に顔を出すお日様に、つい手を合わせていた姿を思い出します。
小林秀雄の語録集「人生の鍛錬」に次の言葉がありました。美しい物の理解を検証したものです。
(本 文)
美しいものは、諸君らを黙らせます。美には、人を沈黙させる力があるのです。これが美も持つ根本の力であり、根本の性質です。絵や音楽が本当に解かるという事は、こういう沈黙の力に堪える経験をよく味わう事に他なりません。
ですから、絵や音楽について沢山の知識を持ち、様々な意見を吐ける人が、必ずしも絵や音楽が解かった人は限りません。解かるという言葉にも、いろいろな意味がある。人間は、いろいろな解かり方をするものだからです。
絵や音楽が解かると言うのは、絵や音楽を感ずる事です。愛する事です。(『美を求める心』21‐247)
>解かるのは、感ずる事、愛する事
凡人の私には、少々理解を超えた言葉なのですが、「解かる=感ずる事、愛する事」と、昭和の大批評家が、美しいの意味を感じることで、指摘しています。
「解かること、→ 感ずる事、→ 愛する事」
なのだと思います。現代社会は、氾濫する情報(評論)が先にあり、自分の心で感じる音楽、芸術を忘れているように思います。
幼児が歌に合わせて、自然に身体をリズミカルに動かします。美しい・面白いものには、息を殺し、刺すような視線が食い入るように目標(講師、絵、他)に向けられます。
過剰な知識よりも、一期一会の「現物(現場)」との出会いこそが、「諸君らを黙らせます」とあります。言葉も出ない感動は、ここなのでしょうか。
最後に守るべきものは、風景、絵、音楽など、愛せ(守)る心こそが最も大事では、と思うようになっています。
(本 文)
一輪の花の美しさをよくよく感ずるという事は難しい事だ。仮にそれは易しい事だとしても、人間の美しさ、立派さを感じる事は、易しいことではありますまい。
又、知識がどんなにあっても、優しい感情を持っていない人は、立派な人間だとは言われまい。そして、優しい感情を持つ人とは、物事をよく感ずる心を持っている人ではありませんか。
神経質で、物事にすぐ感じても、いらいらしている人がある。そんな人は、優しい心を持っていない場合が多いものです。そんな人は、美しい物の姿を正しく感ずる心を持った人ではない。ただ、びくびくしているだけなのです。
ですから、感ずるということも学ばなければならないものなのです。そして、立派な芸術というものは、正しく、豊かに感ずる事を、人々に何時も教えているものなのです。(『美を求める心』21‐252)
>感ずるということも学ばなければならない
本や情報から知識を、自分の記憶にコピーするだけでは、心を高揚させることまではつながらないものです。心の育成に、多様な分野活動をしている人たちと直接触れあい、語り合い、未来を見据えた語論が必要と思います。
美術、音楽などの視聴覚に訴える芸術は、発信する側も、情報を受ける側も、その芸術を愛す(守)る心を持ち続けることが大事と、批評家・小林秀雄は語っていました。
新たに行動を起こすためには、感動か、怒り(のエネルギー)が必要と言われますが、せっかくなら感動から、社会を救う行動に結びつけば良いなと願っています。
*小林秀雄語録集「人生の鍛錬」
<以前の日記>
・(放送開始)「ばってんラジオ」私(野口)の声が流れます。
ばってんラジオ・主催者のmixiブログサイト
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=936074909&owner_id=51991
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・君子は交わりを絶ちても悪声を出さず(史記)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=936894015&owner_id=2182841
(放送開始)「ばってんラジオ」私(野口)の声が流れます。
2008年09月17日
(放送開始)「ばってんラジオ」私(野口)の声が流れます。
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・[radio]何でもアリでshow-第71回更新!
○MC:前田シゲ(タレント)
○MC:MINA(タレント)
○MC:鬼塚えりこ(タレント)
○ゲスト:野口修一さん(一級建築士/社会活動家)
~一部トーク、抜粋~
● まだまだ熊本は蒸し暑いですね~。
そんな蒸し暑い日々をカラっと晴れさせる「何でもアリでshow」第71回となりました~。
今回はゲストに、一級建築士でありながら、多数の社会活動に関わってらっしゃいます「野口修一」さんをお招きしまして、
ばってんラジオ的「深イイ話」というテーマでやってみましたw。ネタ元は皆さんおわかりでしょうが(汗。
メールで頂いたお話から、インターネットで拾ったお話、はたまたばってんラジオに過去出演頂いた方からのお話で、この話は「深イイ」と思う話を、MC陣に○×で判断して貰う形式となっています!。
皆が感動した!という話であっても、あれ?一人だけ。。w
人の感じ方はそれぞれなのですね~。
また、メール紹介コーナー「えり子のメールコーナー」では、「たまママ」さん、「中橋」さん、「山崎」さんからメールを頂戴しました!
本当にありがとうございます~。なんと美容室でも流れている「ばってんラジオ」ですw
ところで皆さん「冷やしシャンプー」知ってます?w・・・(中略)
*後は、「ばってんラジオ」の~何でもアリでshow ~をお聞きください。
[ばってんラジオ-HP] http://www.batten-radio.com/
「菜根譚」より、一説
・善行は人目につかぬように行え
(現代語訳)
悪事は人目につくほうがよいし、善行は人目につかないほうがよい。
なぜなら、人目につく悪事は害が少ないが、人目につかない悪事は害が大きいからである。また、人目につく善行は値打ちが小さく、人目につかない善行は値打ちが大きいからである。
(解 釈)
裁かれるのは小物ばかり、「悪い奴ほどよく眠る」などと言われる。してみると、表沙汰になるのは、まだ害が少ないのかもしれない。
ただし、善行は逆であって、自分だけが知っていればそれでよいのだという。人様が知ろうが知るまいが、そんなことは関係ないのだという。
できれば目立たぬ貢献を心かげたい。
(感 想)
三笠フード事件は、長い間闇中の悪事が続けられた。内部告発から発覚したとも言われる、とんでも無い悪事です。いつかは、必ず暴かれるものであるに、くり返される欲に駆られる族が後を絶たないものです。
人間、どこかに隙があるから、ふと仲間になることをあります。常に、自分の良心と向きあい、陰徳を積む努力を自然にできるようになればと思います。
*参考資料:守屋洋著「新釈 菜根譚」より
<コミュ>
・菜根譚(さいこんたん)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2310909
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・[radio]何でもアリでshow-第71回更新!
○MC:前田シゲ(タレント)
○MC:MINA(タレント)
○MC:鬼塚えりこ(タレント)
○ゲスト:野口修一さん(一級建築士/社会活動家)
~一部トーク、抜粋~
● まだまだ熊本は蒸し暑いですね~。
そんな蒸し暑い日々をカラっと晴れさせる「何でもアリでshow」第71回となりました~。
今回はゲストに、一級建築士でありながら、多数の社会活動に関わってらっしゃいます「野口修一」さんをお招きしまして、
ばってんラジオ的「深イイ話」というテーマでやってみましたw。ネタ元は皆さんおわかりでしょうが(汗。
メールで頂いたお話から、インターネットで拾ったお話、はたまたばってんラジオに過去出演頂いた方からのお話で、この話は「深イイ」と思う話を、MC陣に○×で判断して貰う形式となっています!。
皆が感動した!という話であっても、あれ?一人だけ。。w
人の感じ方はそれぞれなのですね~。
また、メール紹介コーナー「えり子のメールコーナー」では、「たまママ」さん、「中橋」さん、「山崎」さんからメールを頂戴しました!
本当にありがとうございます~。なんと美容室でも流れている「ばってんラジオ」ですw
ところで皆さん「冷やしシャンプー」知ってます?w・・・(中略)
*後は、「ばってんラジオ」の~何でもアリでshow ~をお聞きください。
[ばってんラジオ-HP] http://www.batten-radio.com/
「菜根譚」より、一説
・善行は人目につかぬように行え
(現代語訳)
悪事は人目につくほうがよいし、善行は人目につかないほうがよい。
なぜなら、人目につく悪事は害が少ないが、人目につかない悪事は害が大きいからである。また、人目につく善行は値打ちが小さく、人目につかない善行は値打ちが大きいからである。
(解 釈)
裁かれるのは小物ばかり、「悪い奴ほどよく眠る」などと言われる。してみると、表沙汰になるのは、まだ害が少ないのかもしれない。
ただし、善行は逆であって、自分だけが知っていればそれでよいのだという。人様が知ろうが知るまいが、そんなことは関係ないのだという。
できれば目立たぬ貢献を心かげたい。
(感 想)
三笠フード事件は、長い間闇中の悪事が続けられた。内部告発から発覚したとも言われる、とんでも無い悪事です。いつかは、必ず暴かれるものであるに、くり返される欲に駆られる族が後を絶たないものです。
人間、どこかに隙があるから、ふと仲間になることをあります。常に、自分の良心と向きあい、陰徳を積む努力を自然にできるようになればと思います。
*参考資料:守屋洋著「新釈 菜根譚」より
<コミュ>
・菜根譚(さいこんたん)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2310909
(熊本、便座火事)温水洗浄便座から出火、壁の一部焼く
2008年09月17日
(熊本、便座火事)温水洗浄便座から出火、壁の一部焼く
■温水洗浄便座から出火、壁の一部焼く…熊本
(読売新聞 - 09月16日 21:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=609234&media_id=20
>「便座は約20年前に購入した」(イナックス)
TOTOのウォッシュレットが、出て20年以上なのですね。
私が、建築の勉強始めたのは28年前ですが、当時はホット便座程度が、日本のトイレ周りの贅沢でした。温水洗浄便座は、日本からはじまり世界へ広がって行きました。
住宅機器の大手が温水洗浄便座を相次ぎ出して20年以上ですか。
バブル期に始まり、今は日常在るものになりました。
出始めは、消費電力が多くて、冷蔵庫と電気使用料を張り合っていましたが、冷蔵庫の温暖化対策「トップランナー方式」で、どんどん省エネになり、今では温水洗浄便座の出荷量を考えると、温暖化対策の対象にするべきと最近思います。
我家も新築時に、ウォッシュレットに換えたのですが、2度トラブルがあり、一度は水漏れで基盤がショートし、コントロールパネル取替え、2台ともありました。もし気づかずに使い続けていれば、我家も壁を焦がすことになったのかもしれません。
・メンテナンス時期は15年目
多くの住宅設備機器は、13~15年目経ったころ、色々トラブルが発生しているようで、苦情や相談を受けるのが多くあります。
器具自体に問題があるときは、5~8年で支障が出てくるケースもあります。
我家は、某メーカーのテレビを新築時に買い換え、ところが7年目に基盤から煙が出て、慌てた事があります。子供だけでいたら、家が燃える所でした。
それ以来、そのメーカーの家電製品は利用していません。一番長く利用した某メーカーのテレビは、22年間見続けることが出来ました。
機械も人間が作るのですから、絶対と思わず、素人ながらも10年くらい経ったころに、ふだん見ない部分をながめてみることも、トラブル防止に非常に効果があります。おかしいと思ったら、友人に一人くらいは建築に詳しい人がいると思いますので、電話で聞いてみるとよいと思います。
機械にも時々、やさしいメンテナンスをして、長く付き合えるようにすると、地球温暖化、ゴミ問題にも貢献する事になると思います。
今日は、住宅の話題でした。
・温暖化に協力
*我家は省エネのため、昼間家を空けるときは、ウォッシュレットの電源を切っています。地球にちょっと優しい心づかい。
~CO2、-6%~
たくさんの人が参加して、更にたくさんの温暖化ガス発生の削減を実現したいですね。
■温水洗浄便座から出火、壁の一部焼く…熊本
(読売新聞 - 09月16日 21:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=609234&media_id=20
>「便座は約20年前に購入した」(イナックス)
TOTOのウォッシュレットが、出て20年以上なのですね。
私が、建築の勉強始めたのは28年前ですが、当時はホット便座程度が、日本のトイレ周りの贅沢でした。温水洗浄便座は、日本からはじまり世界へ広がって行きました。
住宅機器の大手が温水洗浄便座を相次ぎ出して20年以上ですか。
バブル期に始まり、今は日常在るものになりました。
出始めは、消費電力が多くて、冷蔵庫と電気使用料を張り合っていましたが、冷蔵庫の温暖化対策「トップランナー方式」で、どんどん省エネになり、今では温水洗浄便座の出荷量を考えると、温暖化対策の対象にするべきと最近思います。
我家も新築時に、ウォッシュレットに換えたのですが、2度トラブルがあり、一度は水漏れで基盤がショートし、コントロールパネル取替え、2台ともありました。もし気づかずに使い続けていれば、我家も壁を焦がすことになったのかもしれません。
・メンテナンス時期は15年目
多くの住宅設備機器は、13~15年目経ったころ、色々トラブルが発生しているようで、苦情や相談を受けるのが多くあります。
器具自体に問題があるときは、5~8年で支障が出てくるケースもあります。
我家は、某メーカーのテレビを新築時に買い換え、ところが7年目に基盤から煙が出て、慌てた事があります。子供だけでいたら、家が燃える所でした。
それ以来、そのメーカーの家電製品は利用していません。一番長く利用した某メーカーのテレビは、22年間見続けることが出来ました。
機械も人間が作るのですから、絶対と思わず、素人ながらも10年くらい経ったころに、ふだん見ない部分をながめてみることも、トラブル防止に非常に効果があります。おかしいと思ったら、友人に一人くらいは建築に詳しい人がいると思いますので、電話で聞いてみるとよいと思います。
機械にも時々、やさしいメンテナンスをして、長く付き合えるようにすると、地球温暖化、ゴミ問題にも貢献する事になると思います。
今日は、住宅の話題でした。
・温暖化に協力
*我家は省エネのため、昼間家を空けるときは、ウォッシュレットの電源を切っています。地球にちょっと優しい心づかい。
~CO2、-6%~
たくさんの人が参加して、更にたくさんの温暖化ガス発生の削減を実現したいですね。
(世界同時不況か?)世界から憧れられるような日本になる
2008年09月16日
(世界同時不況か?)世界から憧れられるような日本になる
いろいろな儲け話は、有史以来たくさんありました。
人間というのは、こりない、すぐ忘れる、欲のかたまりなのでしょうか。
日本のバブルがはじけて、はや20数年、アメリカの住宅投資バブルもとうとう破綻しました。巨大証券会社が、軒並み信用収縮しています。
アメリカの信用が落ちるように、市場も世界へ分散しています。
下記に日記を見ても、その金額のすごさを驚きます。
日本の土地バブルの頂上期、東京+神奈川を合わせる、アメリカ全土が買えると揶揄した評論家がいました。ニュースの売り上げの数字をみても驚きます。
この金額の数パーセントあれば、世界の極貧層の死直前の危機の解消が出来るような気がします。
<ある日記>
$17,600,000,000
米金融・債券市場展望=金融システムの安定策に関心集まる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=607926&media_id=52
すっげー金額の営業収益。
何も作らず、何も売らず
人様の褌で相撲をとってる人々の
行く末は限られるのね。
リーマンブラザーズってサラリーマン兄弟???(以上)
リーマンブラザーズは、約2世紀前に、夢を希望に燃えた兄弟が設立した会社としりました。
あまりにも巨大すぎて、その全容はわかりませんが、どれだけの人が、株式・証券市場で、あぶく銭を稼いでいるのでしょうか。
かつて経団連を率いた、土光氏の私生活と奉仕の事業を知った時、実学(実業)に近いところで、汗して社会へ貢献する事の大切さを学びました。
日本は、バブルでこりたはずなのに、アメリカの住宅ばぶるに、飲み込まれそうな気運が流れています。もっと、足下をしっかりすることが大事と、今回の総裁選挙、総選挙で議論が必要と思います。
グローバル社会の中で、自分自身がどう生きるか問われている時代と思います。
<ある日記>
どうして人は同じ事を繰り返すのであろうか?暴落。いいかげん気付こう
米金融・債券市場展望=金融システムの安定策に関心集まる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=607926&media_id=52
全く、大変困った事が起きてしまいましたね。
リーマンブラザーズ日本に内定して鼻高々だった
年収1000万円候補の優秀な学生さンたち。
リーマンにお金をたくさん貸し付けている、みずほ。
米国をはじめ、海外に投資=(海外の株や債権を買いで保有)
をしている富裕層の方々
AIG保険関係の関係者たち。
モーニングサテライトやワールドビジネスサテライトは
悲壮な顔をしながらも、もうすぐ回復します
としか言えない。
今すぐ損切しましょう!なんて言えばいいのに
言えないのですよ。
「お前たちがそんなことを言うから
ますます株価が下がったぢゃないか!」
と憤る財界の偉い人、でもオバカさんが絶対に出てくるから・・・
どうして人は同じ事を繰り返すのであろうか?
特に日本国内の投資家さン。買い で入ることしか頭に無い人が
まだまだまだまだ多い。
米国の株式オプションプット売りのLEAPSなんて
やっている人はご愁傷様です。
また、大きなお金さえあれば、相場には勝てる!と
いう考えは間違っているね。大間違いだと思う。
個人投資家であれば、何かが起きた時には、損切をするなり
現金に換えてホールドしておけばいいのですが
なまじ大きな資金でを持っていると、そう簡単に、動かせない。
自分が損切したために、それが暴落を引き起こしてしまうことも
ありますからね。
ヘッジファンドに投資!とか、もてはやされているけど
そのヘッジファンドも結構な数が破綻しているんです。
こういったときに、安心して休んでいられるのが
鞘取り、サヤ取りをやっている人間。
アクシデント・暴落・暴騰のときこそ
落ち着いていられるというのは、とても有利に働く。
しかし、それでも
こういったニュースが起こると、世間一般では
不況が益々深刻化してさ、株式投資をしている人が
多くやられ、そのために商品市場にもお金が廻らなくなり
(株式で余裕が出来た方が、商品もやるかというパターン多い)
流動性がますます小さくなるという
影響が出てきます。
まあ、暗いニュースですが、それでも大したことじゃない。
金融を動かしているのが世界を動かしているといって
威張っていた連中も一度は痛い目を見れば良い。(以上)
人間、これから何度痛い目に合い、何度、失望していくのでしょうか?
金、銀、ダイヤ、石炭、石油、稀少金属、食料、水、・・・、健康?
汗せず、稼ごうとする人々が居る限り、これからもバブルはどこかで起るのだと思います。
アメリカの景気減速、中国のオリンピック・万博後、そして石油の需要収縮・・・、色々不安は重なりますが、人が日々生きていること自体は、変わりません。
世の情報騒動(情報操作)に惑わされず、日々に生活を堅実にして行くことが大切な気がします。
土光氏の高い志と、質素で堅実、そして奉仕の行動を思い起こし、国民一人ひとりの経済力を積み上げて、国力を付け、環境を保全し、世界から憧れられるような日本になると良いなと思います。
*日記引用に、陳謝
リーマン破綻で、たくさん読んだ中で心動かされた日記を、引用しました。すばらしい方々が、日本にはまだまだ居られると思います。日本もまだまだ捨てたものではありませんね。
いろいろな儲け話は、有史以来たくさんありました。
人間というのは、こりない、すぐ忘れる、欲のかたまりなのでしょうか。
日本のバブルがはじけて、はや20数年、アメリカの住宅投資バブルもとうとう破綻しました。巨大証券会社が、軒並み信用収縮しています。
アメリカの信用が落ちるように、市場も世界へ分散しています。
下記に日記を見ても、その金額のすごさを驚きます。
日本の土地バブルの頂上期、東京+神奈川を合わせる、アメリカ全土が買えると揶揄した評論家がいました。ニュースの売り上げの数字をみても驚きます。
この金額の数パーセントあれば、世界の極貧層の死直前の危機の解消が出来るような気がします。
<ある日記>
$17,600,000,000
米金融・債券市場展望=金融システムの安定策に関心集まる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=607926&media_id=52
すっげー金額の営業収益。
何も作らず、何も売らず
人様の褌で相撲をとってる人々の
行く末は限られるのね。
リーマンブラザーズってサラリーマン兄弟???(以上)
リーマンブラザーズは、約2世紀前に、夢を希望に燃えた兄弟が設立した会社としりました。
あまりにも巨大すぎて、その全容はわかりませんが、どれだけの人が、株式・証券市場で、あぶく銭を稼いでいるのでしょうか。
かつて経団連を率いた、土光氏の私生活と奉仕の事業を知った時、実学(実業)に近いところで、汗して社会へ貢献する事の大切さを学びました。
日本は、バブルでこりたはずなのに、アメリカの住宅ばぶるに、飲み込まれそうな気運が流れています。もっと、足下をしっかりすることが大事と、今回の総裁選挙、総選挙で議論が必要と思います。
グローバル社会の中で、自分自身がどう生きるか問われている時代と思います。
<ある日記>
どうして人は同じ事を繰り返すのであろうか?暴落。いいかげん気付こう
米金融・債券市場展望=金融システムの安定策に関心集まる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=607926&media_id=52
全く、大変困った事が起きてしまいましたね。
リーマンブラザーズ日本に内定して鼻高々だった
年収1000万円候補の優秀な学生さンたち。
リーマンにお金をたくさん貸し付けている、みずほ。
米国をはじめ、海外に投資=(海外の株や債権を買いで保有)
をしている富裕層の方々
AIG保険関係の関係者たち。
モーニングサテライトやワールドビジネスサテライトは
悲壮な顔をしながらも、もうすぐ回復します
としか言えない。
今すぐ損切しましょう!なんて言えばいいのに
言えないのですよ。
「お前たちがそんなことを言うから
ますます株価が下がったぢゃないか!」
と憤る財界の偉い人、でもオバカさんが絶対に出てくるから・・・
どうして人は同じ事を繰り返すのであろうか?
特に日本国内の投資家さン。買い で入ることしか頭に無い人が
まだまだまだまだ多い。
米国の株式オプションプット売りのLEAPSなんて
やっている人はご愁傷様です。
また、大きなお金さえあれば、相場には勝てる!と
いう考えは間違っているね。大間違いだと思う。
個人投資家であれば、何かが起きた時には、損切をするなり
現金に換えてホールドしておけばいいのですが
なまじ大きな資金でを持っていると、そう簡単に、動かせない。
自分が損切したために、それが暴落を引き起こしてしまうことも
ありますからね。
ヘッジファンドに投資!とか、もてはやされているけど
そのヘッジファンドも結構な数が破綻しているんです。
こういったときに、安心して休んでいられるのが
鞘取り、サヤ取りをやっている人間。
アクシデント・暴落・暴騰のときこそ
落ち着いていられるというのは、とても有利に働く。
しかし、それでも
こういったニュースが起こると、世間一般では
不況が益々深刻化してさ、株式投資をしている人が
多くやられ、そのために商品市場にもお金が廻らなくなり
(株式で余裕が出来た方が、商品もやるかというパターン多い)
流動性がますます小さくなるという
影響が出てきます。
まあ、暗いニュースですが、それでも大したことじゃない。
金融を動かしているのが世界を動かしているといって
威張っていた連中も一度は痛い目を見れば良い。(以上)
人間、これから何度痛い目に合い、何度、失望していくのでしょうか?
金、銀、ダイヤ、石炭、石油、稀少金属、食料、水、・・・、健康?
汗せず、稼ごうとする人々が居る限り、これからもバブルはどこかで起るのだと思います。
アメリカの景気減速、中国のオリンピック・万博後、そして石油の需要収縮・・・、色々不安は重なりますが、人が日々生きていること自体は、変わりません。
世の情報騒動(情報操作)に惑わされず、日々に生活を堅実にして行くことが大切な気がします。
土光氏の高い志と、質素で堅実、そして奉仕の行動を思い起こし、国民一人ひとりの経済力を積み上げて、国力を付け、環境を保全し、世界から憧れられるような日本になると良いなと思います。
*日記引用に、陳謝
リーマン破綻で、たくさん読んだ中で心動かされた日記を、引用しました。すばらしい方々が、日本にはまだまだ居られると思います。日本もまだまだ捨てたものではありませんね。
知徳兼備の人を目標に、つまらない人は内省の参考に(孔子)
2008年09月15日
知徳兼備の人を目標に、つまらない人は内省の参考に(孔子)
(本 文)
子曰わく、「賢を見ては斉(ひと)しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みるなり」
(現代語訳)
孔子先生が語られた、「知徳兼備の優れた人を見たら、自分もそのようになりたいと思い、つまらない人を見たら、自分はどうかと内省する」
(感 想)
3人居れば、師ありと言います。周りの人の言動を検証し、自分の参考にする事、反省する材料にする事、日々に暮らしの中でも学ぶことがたくさんあると思います。
(本 文)
子曰わく、「賢を見ては斉(ひと)しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みるなり」
(現代語訳)
孔子先生が語られた、「知徳兼備の優れた人を見たら、自分もそのようになりたいと思い、つまらない人を見たら、自分はどうかと内省する」
(感 想)
3人居れば、師ありと言います。周りの人の言動を検証し、自分の参考にする事、反省する材料にする事、日々に暮らしの中でも学ぶことがたくさんあると思います。
「命とは意味がある時に使って価値がある」 ロバート・ケネディ
2008年09月14日
今晩は、今日は心揺らされる言葉を紹介します。
昨日の博多往復で「ケネディからの伝言」を読み返し、政治的なリーダーとはどうあるべきか学んだように思います。
「命とは意味がある時に使って初めて価値がある」(ロバート・F・ケネディ)
様々な経緯の中で、準備もほとんど無く、ジョン・F・ケネディ大統領の弟、ロバート・F・ケネディが大統領に立候補した。兄の死後、8年が過ぎた春のことだった、当時の大統領にベトナム戦争終結への提言を蹴られた2日後のことでした。
その選挙中に起った衝撃、平和と黒人開放の聖なる指導者「マーチン・ルター・キング(marthin Luther King)」の暗殺事件だった。その当日(1968年4月4日)、ロバート・ケネディ候補は、インディアナ・キャンペーンの開始日でした。飛行機が30分遅れ、タラップを降りる顔は、緊張したようだったそうです。
迎えに中に、インディアナポリスの警察署長が居て、ロバート・ケネディに忠告した。
(本文より)
「セネター・ケネディ、あなたは命を狙われている。既に二人のスナイパーがビルの屋上で見つかり私の部下が捕えた。まだまだいる可能性がある。今日は町に入らないほうがいい」と。(中略)
ボビー(ロバート・ケネディの愛称)は一応その署長にお礼を言って待たせてある車へ向かおうとした。するとその署長は両手を広げてボビーをとうせんぼする格好で行く手をさえぎった。(中略)
ボビーがその署長の目をジーッと見据えて。そしてハッキリとした口調で言った。
「命というものは意味がある時に使ってこそ価値があるのだ。私は行く」
背筋をゾッとさせる迫力だった。署長は催眠術にかかったような表情でわきへどいた。
その日の夜、ボビーは予定通りインディアナポリス市のスラム街に現れた。彼が到着した時、広場はすでに立錐の余地もないほど人が集まっていた。一万五千人はいただろう。(中略)
ボビーが壇上に立った。いつもならここでボビー・コールが起きて大騒ぎになるのだが、声ひとつ聞こえない。まさに水を打ったような静けさだ。みな壇上のボビーをにらみつけるように見上げている。ボビーがマイクを抜いてそれを握りしめた。
「愛と平和の使者キング牧師が死んだ」
何かがノドにつまっているような語り口だった。
「あなたがたの中には白人に対する憎しみと復讐心の燃えている者のいるかもしれない。しかし、耐えて欲しい。私の兄も殺された・・・白人に殺されたのだ」
しぼり出すような声だった。彼は更に続けた。
「今この国に必要なのは分裂ではない。今この国に必要なのは憎しみではない。今この国に必要なのは暴力ではない。必要なものは愛であり英知であり、互にいつくしみ合う慈悲の心であり、そして黒人、白人を問わずいまだこの国で苦しんでいる人々への正義の感情を持つことなのだ・・・。
だからあなた方にお願いする。今夜はこのまま家へ帰って欲しい。そしてキング牧師の家族と彼の魂のために祈りを捧げて欲しい。
そして同時にわれわれ皆が愛するこの祖国アメリカのために祈って欲しい・・・」
あちこちから嗚咽が聞こえてくる。群集が静かに散り始めた。(中略)
一人の老婆がステージに近づいてきてボビーを見上げて両手を差し出した。ボビーがしゃがみ込んで彼女の手を握った。老婆の声はかすれていた。
「ボビー、あなたはこの国の希望です。もう一度この国をひとつにして下さい。」
「ドント・ウォーリー、マザー、ウィ・ウォーレント・レット・ユー・ダウン。(心配しないで、お母さん、決して落胆はさせないから)」
ささやくようにボビーは言った。(中略)
その夜、キング牧師暗殺に怒り、アメリカ中の大都市で暴動・略奪の限りが尽くされたが、インディアナポリスだけは平静を保った。しかし、その2ヶ月後の6月6日の深夜、凶弾に倒れることになった。 享年42歳。
インディアナポリスの人々にとっても、アメリカ国民にとってもボビーは、゛ソウル(魂)゛を持った唯一の政治家だった。
*参考資料:落合信彦著「ケネディからの伝言」より
<関連日記>
・(ケネディの伝言)日本の次期内閣に望む 閣僚の品格と実行力
■自民党総裁選、立候補は5氏で告示へ
<関連コミュ>
・ジョン・F・ケネディの言葉
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1484223
・ロバート・F・ケネディ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=203718
<以前の日記>
・度が過ぎればマイナスとなる(菜根譚)
昨日の博多往復で「ケネディからの伝言」を読み返し、政治的なリーダーとはどうあるべきか学んだように思います。
「命とは意味がある時に使って初めて価値がある」(ロバート・F・ケネディ)
様々な経緯の中で、準備もほとんど無く、ジョン・F・ケネディ大統領の弟、ロバート・F・ケネディが大統領に立候補した。兄の死後、8年が過ぎた春のことだった、当時の大統領にベトナム戦争終結への提言を蹴られた2日後のことでした。
その選挙中に起った衝撃、平和と黒人開放の聖なる指導者「マーチン・ルター・キング(marthin Luther King)」の暗殺事件だった。その当日(1968年4月4日)、ロバート・ケネディ候補は、インディアナ・キャンペーンの開始日でした。飛行機が30分遅れ、タラップを降りる顔は、緊張したようだったそうです。
迎えに中に、インディアナポリスの警察署長が居て、ロバート・ケネディに忠告した。
(本文より)
「セネター・ケネディ、あなたは命を狙われている。既に二人のスナイパーがビルの屋上で見つかり私の部下が捕えた。まだまだいる可能性がある。今日は町に入らないほうがいい」と。(中略)
ボビー(ロバート・ケネディの愛称)は一応その署長にお礼を言って待たせてある車へ向かおうとした。するとその署長は両手を広げてボビーをとうせんぼする格好で行く手をさえぎった。(中略)
ボビーがその署長の目をジーッと見据えて。そしてハッキリとした口調で言った。
「命というものは意味がある時に使ってこそ価値があるのだ。私は行く」
背筋をゾッとさせる迫力だった。署長は催眠術にかかったような表情でわきへどいた。
その日の夜、ボビーは予定通りインディアナポリス市のスラム街に現れた。彼が到着した時、広場はすでに立錐の余地もないほど人が集まっていた。一万五千人はいただろう。(中略)
ボビーが壇上に立った。いつもならここでボビー・コールが起きて大騒ぎになるのだが、声ひとつ聞こえない。まさに水を打ったような静けさだ。みな壇上のボビーをにらみつけるように見上げている。ボビーがマイクを抜いてそれを握りしめた。
「愛と平和の使者キング牧師が死んだ」
何かがノドにつまっているような語り口だった。
「あなたがたの中には白人に対する憎しみと復讐心の燃えている者のいるかもしれない。しかし、耐えて欲しい。私の兄も殺された・・・白人に殺されたのだ」
しぼり出すような声だった。彼は更に続けた。
「今この国に必要なのは分裂ではない。今この国に必要なのは憎しみではない。今この国に必要なのは暴力ではない。必要なものは愛であり英知であり、互にいつくしみ合う慈悲の心であり、そして黒人、白人を問わずいまだこの国で苦しんでいる人々への正義の感情を持つことなのだ・・・。
だからあなた方にお願いする。今夜はこのまま家へ帰って欲しい。そしてキング牧師の家族と彼の魂のために祈りを捧げて欲しい。
そして同時にわれわれ皆が愛するこの祖国アメリカのために祈って欲しい・・・」
あちこちから嗚咽が聞こえてくる。群集が静かに散り始めた。(中略)
一人の老婆がステージに近づいてきてボビーを見上げて両手を差し出した。ボビーがしゃがみ込んで彼女の手を握った。老婆の声はかすれていた。
「ボビー、あなたはこの国の希望です。もう一度この国をひとつにして下さい。」
「ドント・ウォーリー、マザー、ウィ・ウォーレント・レット・ユー・ダウン。(心配しないで、お母さん、決して落胆はさせないから)」
ささやくようにボビーは言った。(中略)
その夜、キング牧師暗殺に怒り、アメリカ中の大都市で暴動・略奪の限りが尽くされたが、インディアナポリスだけは平静を保った。しかし、その2ヶ月後の6月6日の深夜、凶弾に倒れることになった。 享年42歳。
インディアナポリスの人々にとっても、アメリカ国民にとってもボビーは、゛ソウル(魂)゛を持った唯一の政治家だった。
*参考資料:落合信彦著「ケネディからの伝言」より
<関連日記>
・(ケネディの伝言)日本の次期内閣に望む 閣僚の品格と実行力
■自民党総裁選、立候補は5氏で告示へ
<関連コミュ>
・ジョン・F・ケネディの言葉
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・ロバート・F・ケネディ
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<以前の日記>
・度が過ぎればマイナスとなる(菜根譚)
君子は義に敏感、小人は利に敏感
2008年09月14日
君子は義に敏感、小人は利に敏感
(現代語訳)
子曰わく、「君子は義に喩(さと)す、小人は利に喩る」
(解 釈)
孔子先生が語られた、「君子は、義に敏感であるが、小人は利に敏感である」
(感 想)
説明を聞かずとも解かる教示ですが、2500年を時を越えた言葉と思えない、最近の食に関する、偽装、偽造、使いまわし、汚染米販売等々、利ばかりが優先される事件ばかりです。
「義」の心を持つ経営者は、このような場には見えないところで、厳しい経営環境でも、消費者の安全安心を最優先に、やっているから何もニュースになれません。そこが、真の経営化もしれません。
以前書いた日記ですが、銀行強盗を捕まえてた支店がニュースになっていましたが、真の優良支店は、日常の防犯活動や予防をしっかりしていて、強盗が入りにくい環境を作っていて、犯罪が起り難いので、ニュースになりません。
どこを目指すか、経営者の理念が問われている思います。
シンガポールのリー・クワン・ユー氏は、世界のニュースにならないような国に成ろうと語ったことがあると言います。ただ、てらいをもとめるリーダーとの違いが、現代のシンガポールの反映を裏付けています。
(現代語訳)
子曰わく、「君子は義に喩(さと)す、小人は利に喩る」
(解 釈)
孔子先生が語られた、「君子は、義に敏感であるが、小人は利に敏感である」
(感 想)
説明を聞かずとも解かる教示ですが、2500年を時を越えた言葉と思えない、最近の食に関する、偽装、偽造、使いまわし、汚染米販売等々、利ばかりが優先される事件ばかりです。
「義」の心を持つ経営者は、このような場には見えないところで、厳しい経営環境でも、消費者の安全安心を最優先に、やっているから何もニュースになれません。そこが、真の経営化もしれません。
以前書いた日記ですが、銀行強盗を捕まえてた支店がニュースになっていましたが、真の優良支店は、日常の防犯活動や予防をしっかりしていて、強盗が入りにくい環境を作っていて、犯罪が起り難いので、ニュースになりません。
どこを目指すか、経営者の理念が問われている思います。
シンガポールのリー・クワン・ユー氏は、世界のニュースにならないような国に成ろうと語ったことがあると言います。ただ、てらいをもとめるリーダーとの違いが、現代のシンガポールの反映を裏付けています。
(坂本龍馬談議4時間!)九州龍馬社中、役員会に初参加
2008年09月13日
(坂本龍馬談議4時間!)九州龍馬社中、役員会に初参加
今日は、早朝からドタバタと、JR、高速バスに乗り込み、博多駅まで出かけました。博多駅前の「博多都ホテル」に、九州各地から坂本龍馬を敬慕する「龍馬会(竜馬会)」の各地区の代表が集まり、今後の龍馬会ネットワークをどうするかを考える会がありました。
・九州龍馬社中(九州龍馬会ネットワーク)
龍馬の「志と行動力」に憧れる熱き平均年齢50才?の親父たちが、九州龍馬社中(九州龍馬会ネットワーク)を、今後どのようにするか、全国龍馬会との関係、それぞれの会の活動報告も兼ねて、九州の主だった代表で議論を延べ4時間語り続けました。
始まりは昭和38年に司馬遼太郎氏の著書「竜馬が行く」を読み、その生き様に惚れた人たち「竜馬会」の4つのグループが、平成5年に博多に集まり「連絡会」を作ったのが始まりと知りました。
中には、坂本竜馬の銅像を長崎で建立した「長崎竜馬会」は、来年20周年の歴史を持つ会のあります。我々の「不知火(しらぬい)龍馬会」は、歩き始めて3年目、ただ龍馬好きで集まり時々飲む会です。
・龍馬ファンクラブ
なんとその様な「龍馬ファンクラブ」ネットワークに参加しているのが、全国には120団体を越え、海外の北米、ブラジル、ヨーロッパにも存在する、全国+世界的なネットワークになっています。
・NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)
今回の集まりは、2年後のNHK大河ドラマで、坂本龍馬を一生を取り上げる「龍馬伝」ということで、龍馬と関わりに深い九州各地が連携して、龍馬興しをやろうではないかと言うものです。
・坂本龍馬、勝海舟、横井小楠
なんで全国龍馬会に参加していない「不知火龍馬会」が、会議に参加したかと言いますと、龍馬と熊本の関係は、幕末の政治思想家の横井小楠と勝海舟、坂本龍馬の交友関係があります。幕末、坂本龍馬が何度か横井小楠の許を訪問し、議論を交わしています。
2年後のことを考えると、熊本の横井小楠塾の事務局長もしている私が参加したが良いと思い、日帰りの博多行きになりました。
前置きが長くなりました。日本の株式会社の起りは、坂本龍馬の海運会社「亀山社中」と言われています。龍馬は、暗殺されますが、その意志を継ぎ、明治期に創業した岩崎弥太郎の「三菱」が、海運、貿易から始まり、龍馬の夢の実現させて行きます。
・亀山社中の公開(長崎市)
今年、旧亀山社中を長崎市が買い取り、10年の期限付きですが龍馬の活動の拠点として、公開することが決り、その活用のこともあり、臨時に九州の龍馬会の代表が集まりました。
坂本龍馬は、脱藩した後の5年間(28~33歳)が際立っているのですが、その生き様に惚れた人たちばかりですから、話しはじめると熱くなります。
・全国龍馬の集い
各リーダーたちの目指す方向は、議論するにつれ方向が段々見えて来たのは、3時間くらいたったころ、議論は2年後のNHKの大河ドラマが「竜馬伝」に合わせ、「全国龍馬の集い」を、龍馬が一番活躍した長崎市に誘致しようではないか・・・・。
やっと結論が出たのは、4時間たったころでした。九州の総意で、全国に呼びかけようでした。それから、まだ話したりない人たちは、博多龍馬会の知り合いの中洲の店へ、龍馬談議(飲み会)ために出かけて行きました。
遠方の鹿児島、中津、熊本のメンバーは、11月の九州龍馬社中の総会(熊本県荒尾市)の再開を約束して帰りました。平均50才以上ですが、気持ちは龍馬と同じ熱き心「志」を持つ人ばかり、アッと言う間の4時間でした。
薩摩龍馬会の代表は、高速バス片道3時間半、龍馬をこよなく愛する11人(女性1人を含む)が博多に集まりが、2年後の「龍馬伝」に向け、龍馬を知ってもらう新たな活動が始まりそうです。
・維新は九州から、「幕末・維新の偉人・歴史をアピール
来年は、私の関わる「横井小楠生誕二百年」もあり、九州が「幕末・維新」で全国へ、偉人・歴史をアピールする良き時期と思っています。今後、九州各地の龍馬興しの催しを紹介しますので、興味ある方はぜひ参加頂ければ思います。
<関連コミュ>
・不知火龍馬会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=773071
・坂本竜馬
http://mixi.jp/view_community.pl?id=20401
・坂本龍馬
http://mixi.jp/view_community.pl?id=18196
今日は、早朝からドタバタと、JR、高速バスに乗り込み、博多駅まで出かけました。博多駅前の「博多都ホテル」に、九州各地から坂本龍馬を敬慕する「龍馬会(竜馬会)」の各地区の代表が集まり、今後の龍馬会ネットワークをどうするかを考える会がありました。
・九州龍馬社中(九州龍馬会ネットワーク)
龍馬の「志と行動力」に憧れる熱き平均年齢50才?の親父たちが、九州龍馬社中(九州龍馬会ネットワーク)を、今後どのようにするか、全国龍馬会との関係、それぞれの会の活動報告も兼ねて、九州の主だった代表で議論を延べ4時間語り続けました。
始まりは昭和38年に司馬遼太郎氏の著書「竜馬が行く」を読み、その生き様に惚れた人たち「竜馬会」の4つのグループが、平成5年に博多に集まり「連絡会」を作ったのが始まりと知りました。
中には、坂本竜馬の銅像を長崎で建立した「長崎竜馬会」は、来年20周年の歴史を持つ会のあります。我々の「不知火(しらぬい)龍馬会」は、歩き始めて3年目、ただ龍馬好きで集まり時々飲む会です。
・龍馬ファンクラブ
なんとその様な「龍馬ファンクラブ」ネットワークに参加しているのが、全国には120団体を越え、海外の北米、ブラジル、ヨーロッパにも存在する、全国+世界的なネットワークになっています。
・NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)
今回の集まりは、2年後のNHK大河ドラマで、坂本龍馬を一生を取り上げる「龍馬伝」ということで、龍馬と関わりに深い九州各地が連携して、龍馬興しをやろうではないかと言うものです。
・坂本龍馬、勝海舟、横井小楠
なんで全国龍馬会に参加していない「不知火龍馬会」が、会議に参加したかと言いますと、龍馬と熊本の関係は、幕末の政治思想家の横井小楠と勝海舟、坂本龍馬の交友関係があります。幕末、坂本龍馬が何度か横井小楠の許を訪問し、議論を交わしています。
2年後のことを考えると、熊本の横井小楠塾の事務局長もしている私が参加したが良いと思い、日帰りの博多行きになりました。
前置きが長くなりました。日本の株式会社の起りは、坂本龍馬の海運会社「亀山社中」と言われています。龍馬は、暗殺されますが、その意志を継ぎ、明治期に創業した岩崎弥太郎の「三菱」が、海運、貿易から始まり、龍馬の夢の実現させて行きます。
・亀山社中の公開(長崎市)
今年、旧亀山社中を長崎市が買い取り、10年の期限付きですが龍馬の活動の拠点として、公開することが決り、その活用のこともあり、臨時に九州の龍馬会の代表が集まりました。
坂本龍馬は、脱藩した後の5年間(28~33歳)が際立っているのですが、その生き様に惚れた人たちばかりですから、話しはじめると熱くなります。
・全国龍馬の集い
各リーダーたちの目指す方向は、議論するにつれ方向が段々見えて来たのは、3時間くらいたったころ、議論は2年後のNHKの大河ドラマが「竜馬伝」に合わせ、「全国龍馬の集い」を、龍馬が一番活躍した長崎市に誘致しようではないか・・・・。
やっと結論が出たのは、4時間たったころでした。九州の総意で、全国に呼びかけようでした。それから、まだ話したりない人たちは、博多龍馬会の知り合いの中洲の店へ、龍馬談議(飲み会)ために出かけて行きました。
遠方の鹿児島、中津、熊本のメンバーは、11月の九州龍馬社中の総会(熊本県荒尾市)の再開を約束して帰りました。平均50才以上ですが、気持ちは龍馬と同じ熱き心「志」を持つ人ばかり、アッと言う間の4時間でした。
薩摩龍馬会の代表は、高速バス片道3時間半、龍馬をこよなく愛する11人(女性1人を含む)が博多に集まりが、2年後の「龍馬伝」に向け、龍馬を知ってもらう新たな活動が始まりそうです。
・維新は九州から、「幕末・維新の偉人・歴史をアピール
来年は、私の関わる「横井小楠生誕二百年」もあり、九州が「幕末・維新」で全国へ、偉人・歴史をアピールする良き時期と思っています。今後、九州各地の龍馬興しの催しを紹介しますので、興味ある方はぜひ参加頂ければ思います。
<関連コミュ>
・不知火龍馬会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=773071
・坂本竜馬
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・坂本龍馬
http://mixi.jp/view_community.pl?id=18196
(9.11)これからの日本は、「世界の世話やき!」になる
2008年09月12日
(『9.11』から7年)これからの日本は、「世界の世話やき!」になる
■同時テロ7年、全米で追悼=大統領選中断、団結新たに
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=605269&media_id=4
約3000人が犠牲になった同時多発テロから11日で7年が経った。アメリカ大統領選挙の候補たちも選挙戦を中断し、世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」にそろって遺族らと共に、追悼式典に参列した。
私はテロの10日後に、カリフォルニアへ仕事で出かけることになっていた。その矢先の「多発テロ」で、家族は心配しましたが、変更できない用でロサンジェルスへ向かいました。
空港は、戒厳令が敷かれ、空港を出ると、星条旗を窓に掲げて道路を走る車、道脇で戦費の募金か、被災者への支援か、アメリカが画かれたTシャツを売っていたの思い出します。
数日前のニュースでブッシュ大統領が、悪化するアフガニスタンに米軍の増派を決めたと報じていました。際限なく続くテロと掃討作戦、とうとう日本を代表するNGO「ペシャワール会」からも日本青年が犠牲者となりました。
中村哲代表の講演を何度か聞いたことがありますが、「温暖化から氷河が融け、水が足らず農業が営めず、貧困・社会不安からタリバンや政府軍の傭兵なる」状況を聞き、武力闘争より、生活を営める支援を充実させる方が良のではと思います。
追悼式典の中で、ブルームバーグ市長は「米国民として、地球市民として、わたしたちは無辜(むこ)の人々を悼むために戻ってきた」と哀悼の言葉がありました。今も、毎月多数の米兵、多くの市民が戦闘で犠牲者となっています。この状況が何時までも続く事を、世界の人々は無関心ではいけないと思います。
紛争を好んで起こす人は、世界に居ないと信じたい。それこそ、多くの無辜(むこ)の人たちが、毎日巻き込まれています。双方が拳(兵器)を下ろし、手を携え、農業の再生を目指した地域づくりを、日本がリーダーシップを取って世界の国々と共に支援をして欲しいと思います。
中国のチベット紛争、少数民族の自治問題、これは世界の至る所にあります。
ロシアのグルジアへの軍事介入、アフリカの紛争、等々、人口爆発と地球温暖化、これからの最大の問題は食料と考えます。
武器の輸出ではなく、現地の気候、経済を検証し、「持続可能な農業」を中心に、ODA等が働きかけて欲しいと思います。
上げた拳の落とし先を捜すことを、誰かが手伝わないと、犠牲者は増えるばかりです。
日本のこれからの仕事は、「世界に世話やき!」になって、世界平和を目標に活動してはどうかと考えます。意見・異見を頂ければ幸いです。
■同時テロ7年、全米で追悼=大統領選中断、団結新たに
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=605269&media_id=4
約3000人が犠牲になった同時多発テロから11日で7年が経った。アメリカ大統領選挙の候補たちも選挙戦を中断し、世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」にそろって遺族らと共に、追悼式典に参列した。
私はテロの10日後に、カリフォルニアへ仕事で出かけることになっていた。その矢先の「多発テロ」で、家族は心配しましたが、変更できない用でロサンジェルスへ向かいました。
空港は、戒厳令が敷かれ、空港を出ると、星条旗を窓に掲げて道路を走る車、道脇で戦費の募金か、被災者への支援か、アメリカが画かれたTシャツを売っていたの思い出します。
数日前のニュースでブッシュ大統領が、悪化するアフガニスタンに米軍の増派を決めたと報じていました。際限なく続くテロと掃討作戦、とうとう日本を代表するNGO「ペシャワール会」からも日本青年が犠牲者となりました。
中村哲代表の講演を何度か聞いたことがありますが、「温暖化から氷河が融け、水が足らず農業が営めず、貧困・社会不安からタリバンや政府軍の傭兵なる」状況を聞き、武力闘争より、生活を営める支援を充実させる方が良のではと思います。
追悼式典の中で、ブルームバーグ市長は「米国民として、地球市民として、わたしたちは無辜(むこ)の人々を悼むために戻ってきた」と哀悼の言葉がありました。今も、毎月多数の米兵、多くの市民が戦闘で犠牲者となっています。この状況が何時までも続く事を、世界の人々は無関心ではいけないと思います。
紛争を好んで起こす人は、世界に居ないと信じたい。それこそ、多くの無辜(むこ)の人たちが、毎日巻き込まれています。双方が拳(兵器)を下ろし、手を携え、農業の再生を目指した地域づくりを、日本がリーダーシップを取って世界の国々と共に支援をして欲しいと思います。
中国のチベット紛争、少数民族の自治問題、これは世界の至る所にあります。
ロシアのグルジアへの軍事介入、アフリカの紛争、等々、人口爆発と地球温暖化、これからの最大の問題は食料と考えます。
武器の輸出ではなく、現地の気候、経済を検証し、「持続可能な農業」を中心に、ODA等が働きかけて欲しいと思います。
上げた拳の落とし先を捜すことを、誰かが手伝わないと、犠牲者は増えるばかりです。
日本のこれからの仕事は、「世界に世話やき!」になって、世界平和を目標に活動してはどうかと考えます。意見・異見を頂ければ幸いです。
「川辺川ダム建設反対」蒲島知事判断に賛否
2008年09月12日
「川辺川ダム建設反対」蒲島知事判断に賛否
■川辺川ダム建設反対、熊本県知事が議会で表明
(読売新聞 - 09月11日 10:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=604401&media_id=20
昨日ほど、熊本県知事の発言が賛否分かれる中で、待たれたのは無いだろうと思います。蒲島知事の判断は「川辺川ダム計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべきである」だった。
県議会の傍聴席は、反対運動の市民団体、報道陣で満席。いかの42年間の水没地域の五木村も流域住民も含め、政争が混乱を地域に与え続けてきた物語るものでした。
川辺川ダムは、国営事業ですので、まだ完全に中止とは言えませんが、ダム建設地の相良村が中止、最大に受益地であり、過去何度も水害の被害を受けた人吉市が白紙撤回、周りに町村も中止、見直しと、建設推進だった意志が分かれ始めている。
今後は、人口が1/3までに減った五木村の振興策をどうするか、熊本県ははもちろん、流域住民、さらには川辺川ダムの反対を続けて来た、市民グループも加わり、真剣な取り組みが必要と思います。
昨日午後、10月11日に開催する゛食から農業を考えるシンポジム゛『南部九州市長サミット』の打合せのために、たまたま人吉市役所を訪ねたのですが、中堅職員の人とダム中止に判断について、
「人口が約4,500人だった五木村は、現在約1,500人。今後の振興策は、大変なことと思う。やはり自治体は、ある程度の人口が必要と思う。県はもとより、流域地域も長きにわたり川辺川問題で苦悩をかけて来た事に対し、しっかり関わり、支援しなければならないと思う。
建設反対に動いた市民グループや全国の環境活動家も含め、多くに人の智慧や対策はもちろんですが、その方々自らが五木村、相良村に移り住み、環境保全をしながら自然と共生する産業振興に深く関わる事も、苦難を与えつづけた42年前の「時にアセス」の苦難に答えるべきとおもう」
と、語っていました。
私達、熊本県民もこういう知事の判断を後押ししたのは、県民の民意と何度も説明の中でありました。民意と支援とが隔絶しないように、五木村の人々のことを忘れてはならないと思います。
知事の発言の中に、次の一節がありました。
「私は『五木の子守唄』を愛唱した世代。母は、高等小学校に行けず、五木の子守唄を歌いながら子守をして家族を支えた。ダムによる振興を待ち望む村長をはじめ村の人々の期待に沿えないことに胸が痛む」
と語りながら、涙ぐみ言葉を詰まらせながら語っていました。と、最後に、
「本日の判断がすべての方に受け入れられるものではないかもしれないが、現時点で住民に最良の判断をしたと確信している」
とありました。政治決断の難しさと、影響力の大きさ、42年間を遡り政争の翻弄された川辺川・球磨川流域の人々の苦悩も含め、一言一言、丁寧に言葉を選びながら語っていた様子は、知事就任以来、悩み続けたことがうかがえるものでした。
全国にあるダム建設計画に影響を与える事は必死ですが、それぞれの地域が未来を見据え、真剣な議論をし、ベストの答えは導けないかもしれなせんが、よりベターな方向を政治家に判断して欲しいと願います。
<関連ニュース>
・川辺川ダム 国交省が見直しへ
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014056601000.html
春田次官は「川辺川ダムの問題については、合意を形成する作業の中で非常に長い時間がかかってしまったが、きょうの蒲島知事の判断を重く受け止めたい」と述べました。
・首相「地元の意向優先すべき」 国交省、治水策見直しへ
http://kumanichi.com/news/local/main/20080912003.shtml
福田首相は官邸で記者団の質問に答え、「やはり地元の意向は優先、尊重されるべきだ。どういう状況で意向が示されたか検討して最終判断すべきだ」と述べた。
(今日の熊日新聞「読者に広場」)
総裁選、総選挙について、意見を投稿しました。蒲島知事の川辺川ダムの判断と重なる部分があり、今日掲載されたようです。ご一読頂ければ幸いです。
■川辺川ダム建設反対、熊本県知事が議会で表明
(読売新聞 - 09月11日 10:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=604401&media_id=20
昨日ほど、熊本県知事の発言が賛否分かれる中で、待たれたのは無いだろうと思います。蒲島知事の判断は「川辺川ダム計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべきである」だった。
県議会の傍聴席は、反対運動の市民団体、報道陣で満席。いかの42年間の水没地域の五木村も流域住民も含め、政争が混乱を地域に与え続けてきた物語るものでした。
川辺川ダムは、国営事業ですので、まだ完全に中止とは言えませんが、ダム建設地の相良村が中止、最大に受益地であり、過去何度も水害の被害を受けた人吉市が白紙撤回、周りに町村も中止、見直しと、建設推進だった意志が分かれ始めている。
今後は、人口が1/3までに減った五木村の振興策をどうするか、熊本県ははもちろん、流域住民、さらには川辺川ダムの反対を続けて来た、市民グループも加わり、真剣な取り組みが必要と思います。
昨日午後、10月11日に開催する゛食から農業を考えるシンポジム゛『南部九州市長サミット』の打合せのために、たまたま人吉市役所を訪ねたのですが、中堅職員の人とダム中止に判断について、
「人口が約4,500人だった五木村は、現在約1,500人。今後の振興策は、大変なことと思う。やはり自治体は、ある程度の人口が必要と思う。県はもとより、流域地域も長きにわたり川辺川問題で苦悩をかけて来た事に対し、しっかり関わり、支援しなければならないと思う。
建設反対に動いた市民グループや全国の環境活動家も含め、多くに人の智慧や対策はもちろんですが、その方々自らが五木村、相良村に移り住み、環境保全をしながら自然と共生する産業振興に深く関わる事も、苦難を与えつづけた42年前の「時にアセス」の苦難に答えるべきとおもう」
と、語っていました。
私達、熊本県民もこういう知事の判断を後押ししたのは、県民の民意と何度も説明の中でありました。民意と支援とが隔絶しないように、五木村の人々のことを忘れてはならないと思います。
知事の発言の中に、次の一節がありました。
「私は『五木の子守唄』を愛唱した世代。母は、高等小学校に行けず、五木の子守唄を歌いながら子守をして家族を支えた。ダムによる振興を待ち望む村長をはじめ村の人々の期待に沿えないことに胸が痛む」
と語りながら、涙ぐみ言葉を詰まらせながら語っていました。と、最後に、
「本日の判断がすべての方に受け入れられるものではないかもしれないが、現時点で住民に最良の判断をしたと確信している」
とありました。政治決断の難しさと、影響力の大きさ、42年間を遡り政争の翻弄された川辺川・球磨川流域の人々の苦悩も含め、一言一言、丁寧に言葉を選びながら語っていた様子は、知事就任以来、悩み続けたことがうかがえるものでした。
全国にあるダム建設計画に影響を与える事は必死ですが、それぞれの地域が未来を見据え、真剣な議論をし、ベストの答えは導けないかもしれなせんが、よりベターな方向を政治家に判断して欲しいと願います。
<関連ニュース>
・川辺川ダム 国交省が見直しへ
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014056601000.html
春田次官は「川辺川ダムの問題については、合意を形成する作業の中で非常に長い時間がかかってしまったが、きょうの蒲島知事の判断を重く受け止めたい」と述べました。
・首相「地元の意向優先すべき」 国交省、治水策見直しへ
http://kumanichi.com/news/local/main/20080912003.shtml
福田首相は官邸で記者団の質問に答え、「やはり地元の意向は優先、尊重されるべきだ。どういう状況で意向が示されたか検討して最終判断すべきだ」と述べた。
(今日の熊日新聞「読者に広場」)
総裁選、総選挙について、意見を投稿しました。蒲島知事の川辺川ダムの判断と重なる部分があり、今日掲載されたようです。ご一読頂ければ幸いです。
(俳句と秋)しばらくは風を疑ふきりぎりす~林閒石~
2008年09月11日
(俳句と秋)しばらくは風を疑ふきりぎりす~林閒石~
一般の人々の仕事は、単調で変化が無く、刺激が少ないと思います。(私も同じ)
テレビ、新聞に出る人々は、華やかで、変化に富んでいます。(大変と睡眠不足)
どちらが人生にとって、良いかは定かではありません。(終わる時の感想)
華やか無い舞台に立つ人々の下で、ちいさな仕事を少しづつ進めて、形にして行く穂とたちが居ます。報道は、その結果「催し」「出来事」しか報じませんが、重要なことは、つつましい仕事の積み重ねがあってこそ、大きな事業が成就すると思います。
聖人マザー・テレサ氏には、申し分けないですが、我家のトイレ図書の一冊に、『マザー・テレサ「日々の言葉」』があります。今日の一言が、心に留まりました。
(本文)
私たちは、つつましい仕事から、離れてはいけません。
というのは、この仕事を誰もしようとしないからです。
仕事が小さ過ぎるということはありません。
私たちはとても小さいので、小さいやり方で物事を見ていのです。
たとええ私たちが誰かのために、ちょっとしたことをしたとしても、
全能の神は、全てを偉大なこととして見て下さいます。
偉大なことのできる人たちは、世の中にたくさんいます。
けれど、つつましい仕事をする人たちは、本当に少ないのです。
~マザー・テレサ「日々の言葉」~
生活は変化の無い単調なものです。妻が毎朝作る子どもの弁当作り、日常の業務、現場での変わらない仕事、地域の毎年続く行事や役割、PTA活動、等々、たんたんと日々が過ぎています。でも、その変化無い日々にも、時々喜びや悲しみ、悔しさ、達成感、等々、色々有ります。
変化無い日常を、感じることが家族も、地域も元気になる秘訣では無いかと感じます。
トイレ図書の一つに黛まどか氏の「知っておきたい『この一句』」がありますが、生まれた間もない感受性に高い、気分を表した秋の句があります。ご一読下さい。
・林閒石(かんせき)の俳句
「しばらくは 風を疑ふ きりぎりす」
(解 説)
秋風の中に生まれ出でた一匹のきりぎりす。歩くことも鳴くこともまだおぼつかない生まれたてもきりぎりすが、この世で初めて出あった風に、しばし身をとどめています。まるで風の声を聞いているかのように。
人生は風のようなものだ――といった人がいました。風がどこからやって来て、どこへ消えてゆくのか、それを確認できた人は誰もいません。命もまた同じです。私たちはどこからきて、どこへ旅立っていくのかを知っている人はいないのです。
(感 想)
周りに起る様々な変化を感じ続ける心こそ、とても大事ではと思います。
>この世で初めて出あった風に、しばし身をとどめています。
じーっと、立ちすくむきりぎりすの様子を思いこし、初めて小学校に行った時、高校入試の気分、社会人になって始めての仕事の日、何かで始めてスピーチをした時、・・・どきどきしながら、その場へ行った時のことは、ふっと「苦笑い」と共に思い起こすものです。
時には、新人の気持ちで、静かに周りを見回すことことも良いかもしれません。
*参考資料:いなます みかこ訳「マザー・テレサ 日々の言葉」
黛まどか編「知っておきたい『この一句』」
<以前の日記>
・(教養とは?)生活秩序に関する精錬された智慧
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=929789027&owner_id=2182841
<今日のニュース>
・川辺川ダム建設反対、熊本県知事が議会で表明(読売新聞 09月11日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=604401&media_id=20
~現行の計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべきだと判断した~
一般の人々の仕事は、単調で変化が無く、刺激が少ないと思います。(私も同じ)
テレビ、新聞に出る人々は、華やかで、変化に富んでいます。(大変と睡眠不足)
どちらが人生にとって、良いかは定かではありません。(終わる時の感想)
華やか無い舞台に立つ人々の下で、ちいさな仕事を少しづつ進めて、形にして行く穂とたちが居ます。報道は、その結果「催し」「出来事」しか報じませんが、重要なことは、つつましい仕事の積み重ねがあってこそ、大きな事業が成就すると思います。
聖人マザー・テレサ氏には、申し分けないですが、我家のトイレ図書の一冊に、『マザー・テレサ「日々の言葉」』があります。今日の一言が、心に留まりました。
(本文)
私たちは、つつましい仕事から、離れてはいけません。
というのは、この仕事を誰もしようとしないからです。
仕事が小さ過ぎるということはありません。
私たちはとても小さいので、小さいやり方で物事を見ていのです。
たとええ私たちが誰かのために、ちょっとしたことをしたとしても、
全能の神は、全てを偉大なこととして見て下さいます。
偉大なことのできる人たちは、世の中にたくさんいます。
けれど、つつましい仕事をする人たちは、本当に少ないのです。
~マザー・テレサ「日々の言葉」~
生活は変化の無い単調なものです。妻が毎朝作る子どもの弁当作り、日常の業務、現場での変わらない仕事、地域の毎年続く行事や役割、PTA活動、等々、たんたんと日々が過ぎています。でも、その変化無い日々にも、時々喜びや悲しみ、悔しさ、達成感、等々、色々有ります。
変化無い日常を、感じることが家族も、地域も元気になる秘訣では無いかと感じます。
トイレ図書の一つに黛まどか氏の「知っておきたい『この一句』」がありますが、生まれた間もない感受性に高い、気分を表した秋の句があります。ご一読下さい。
・林閒石(かんせき)の俳句
「しばらくは 風を疑ふ きりぎりす」
(解 説)
秋風の中に生まれ出でた一匹のきりぎりす。歩くことも鳴くこともまだおぼつかない生まれたてもきりぎりすが、この世で初めて出あった風に、しばし身をとどめています。まるで風の声を聞いているかのように。
人生は風のようなものだ――といった人がいました。風がどこからやって来て、どこへ消えてゆくのか、それを確認できた人は誰もいません。命もまた同じです。私たちはどこからきて、どこへ旅立っていくのかを知っている人はいないのです。
(感 想)
周りに起る様々な変化を感じ続ける心こそ、とても大事ではと思います。
>この世で初めて出あった風に、しばし身をとどめています。
じーっと、立ちすくむきりぎりすの様子を思いこし、初めて小学校に行った時、高校入試の気分、社会人になって始めての仕事の日、何かで始めてスピーチをした時、・・・どきどきしながら、その場へ行った時のことは、ふっと「苦笑い」と共に思い起こすものです。
時には、新人の気持ちで、静かに周りを見回すことことも良いかもしれません。
*参考資料:いなます みかこ訳「マザー・テレサ 日々の言葉」
黛まどか編「知っておきたい『この一句』」
<以前の日記>
・(教養とは?)生活秩序に関する精錬された智慧
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=929789027&owner_id=2182841
<今日のニュース>
・川辺川ダム建設反対、熊本県知事が議会で表明(読売新聞 09月11日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=604401&media_id=20
~現行の計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべきだと判断した~
(総裁選の争点に)「天下り」公益法人、OB効果で受注8倍
2008年09月10日
(総裁選の争点に)「天下り」公益法人、OB効果で受注8倍…国からの随意契約
■「天下り」公益法人、OB効果で受注8倍…国からの随意契約
(読売新聞 - 09月10日 22:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=604023&media_id=20
> 検査院は各省庁や国会、裁判所など16機関が2007年4~12月、随意契約した工事や物品購入など約14万5000件、2兆2441億円分を調べた。
> このうち公益法人が1737億円を受注。これの約85%に上る1483億円を随意契約が占めた。
天下り問題を忘れない!
年金問題が、今回の総裁選の最大の争点にように、テレビが報じていましたが、他にもたくさん゛膿゛が永田町、霞ヶ関の周りに渦巻いています。
ODAしかり、防衛庁しかりです。
変わりませんね、天下りを利用し集(たか)る族たち、ここを解体しない限り、国民は増税を認めないと思います。
仲間内にも、意義をしっかり申し伝え、次世代に対し責任の持てる改革は継続し続ける事が必要と思います。
天下り問題、人事に国会が関わる仕組み、最大は財政再建と、地方分権も争点にしっかり国民が伝え続けることが必要と思います。
次期リーダーには、総裁、総理になったら、族議員、族事業、族グループとは、一線を隔し、未来を見据え、迅速な判断と実行を望みたいものです。
この天下り問題、国民自身が忘れないことが大事と思います。
<関連ニュース>
・「生活苦しい」過去最高の57%…厚労省調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=602806&media_id=20
<以前の日記>
・(三笠フーズ事件)全国に誇る銘酒「美少年」を応援しよう。焼酎メーカーもガンバレ! http://mixi.jp/view_diary.pl?id=929140346&owner_id=2182841
・(権力と威圧)川辺川ダム問題:国土交通省官僚の交渉態度
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=928815723&owner_id=2182841&org_id=929140346
・(ケネディの伝言)日本の次期内閣に望む 閣僚の品格と実行力
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=928779256&owner_id=2182841&org_id=928815723
<催し物のご案内>
「南部九州市長サミット」プレイベント∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「オール全自動ビニールハウスの見学会」
日 時 2008年9月21日(日)10:00~14:00
場 所 熊本県宇城市三角町 高木ファーム
参加費 500円(昼食会 1,500円程度)
集合場所 JR三角駅前の元フェリーターミナル駐車場
(現地見学は1時間半程度。昼食交流会も開催します)
事務局 〒862-0913熊本市尾ノ上1丁目48-6 リブズ菊池1F
環境共生施設研究所内 担当 野口修一(NPO法人フューチャー500理事)
Eメール:aande@lime.ocn.ne.jp
*昼食会の参加は、事務局までメールで事前申し込みが必要です。
(全自動ハウスとは)
1.湿度をセンサーが感知し、屋根の湿度調節を自動開閉
2.限りなく少ない量の水を根本にピンポイントで注入
3.必要な時、必要な養分を根本にピンポイントで施肥
4.メインの貯水タンクが減少すると川から自動給水
5.二酸化炭素発生させ、光合成を加速させる装置
6.立ったままの作業で、全ての農作業がハウス内でできる
7.驚く事は、全てを自分で作ってしまう、限りない省力化の工夫
8.後は、現地を見て、驚いてください。
■「天下り」公益法人、OB効果で受注8倍…国からの随意契約
(読売新聞 - 09月10日 22:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=604023&media_id=20
> 検査院は各省庁や国会、裁判所など16機関が2007年4~12月、随意契約した工事や物品購入など約14万5000件、2兆2441億円分を調べた。
> このうち公益法人が1737億円を受注。これの約85%に上る1483億円を随意契約が占めた。
天下り問題を忘れない!
年金問題が、今回の総裁選の最大の争点にように、テレビが報じていましたが、他にもたくさん゛膿゛が永田町、霞ヶ関の周りに渦巻いています。
ODAしかり、防衛庁しかりです。
変わりませんね、天下りを利用し集(たか)る族たち、ここを解体しない限り、国民は増税を認めないと思います。
仲間内にも、意義をしっかり申し伝え、次世代に対し責任の持てる改革は継続し続ける事が必要と思います。
天下り問題、人事に国会が関わる仕組み、最大は財政再建と、地方分権も争点にしっかり国民が伝え続けることが必要と思います。
次期リーダーには、総裁、総理になったら、族議員、族事業、族グループとは、一線を隔し、未来を見据え、迅速な判断と実行を望みたいものです。
この天下り問題、国民自身が忘れないことが大事と思います。
<関連ニュース>
・「生活苦しい」過去最高の57%…厚労省調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=602806&media_id=20
<以前の日記>
・(三笠フーズ事件)全国に誇る銘酒「美少年」を応援しよう。焼酎メーカーもガンバレ! http://mixi.jp/view_diary.pl?id=929140346&owner_id=2182841
・(権力と威圧)川辺川ダム問題:国土交通省官僚の交渉態度
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=928815723&owner_id=2182841&org_id=929140346
・(ケネディの伝言)日本の次期内閣に望む 閣僚の品格と実行力
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=928779256&owner_id=2182841&org_id=928815723
<催し物のご案内>
「南部九州市長サミット」プレイベント∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「オール全自動ビニールハウスの見学会」
日 時 2008年9月21日(日)10:00~14:00
場 所 熊本県宇城市三角町 高木ファーム
参加費 500円(昼食会 1,500円程度)
集合場所 JR三角駅前の元フェリーターミナル駐車場
(現地見学は1時間半程度。昼食交流会も開催します)
事務局 〒862-0913熊本市尾ノ上1丁目48-6 リブズ菊池1F
環境共生施設研究所内 担当 野口修一(NPO法人フューチャー500理事)
Eメール:aande@lime.ocn.ne.jp
*昼食会の参加は、事務局までメールで事前申し込みが必要です。
(全自動ハウスとは)
1.湿度をセンサーが感知し、屋根の湿度調節を自動開閉
2.限りなく少ない量の水を根本にピンポイントで注入
3.必要な時、必要な養分を根本にピンポイントで施肥
4.メインの貯水タンクが減少すると川から自動給水
5.二酸化炭素発生させ、光合成を加速させる装置
6.立ったままの作業で、全ての農作業がハウス内でできる
7.驚く事は、全てを自分で作ってしまう、限りない省力化の工夫
8.後は、現地を見て、驚いてください。