「自分はプロ」と思い込んでいる人ほど変化取り残される。

2013年09月30日

「自分はプロ」と思い込んでいる人ほど変化取り残される。

鈴木敏文氏『逆転発想の言葉95』に、脳は経験豊富になると、思考回路がその経験から、最短ルートを選び、物事を処理するそうだ。経験豊富な人が「私に経験では」と話す時は、その人にとってやり易い方法や、正しいと思う方を選びがちです。そんな行動のパターン化ではない。「真のプロ」とは、過去の経験をその都度、否定的に問い直し常に新しいことに挑戦することのできる人とあった。

変化の激しい時代の地処法について、勝海舟は、常に結果から考え始めることの訓示している。幕末維新の革命状態にあるとき、前例、先例は役に立たない。臨機応変に対応し続けるしか対処法はない。日々全精力と全神経を研ぎ澄まして、先を読むことに努める。短な意見に耳を傾け、真剣に考え続けると自ずと道は拓ける。

自分のプロ意識が禍することが多々ある。世間の状況をしっかり見極める努力を怠ってはいけない。真のプロは、チャレンジャースピリッツ持つ活発に運動する探求者なのかしれない。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 12:57Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

「真の競争相手」は同業他社ではなく、「絶えず変化する顧客ニーズ」である。

2013年09月30日

「真の競争相手」は同業他社ではなく、「絶えず変化する顧客ニーズ」である。

おはようございます。朝のウォーキングは、往復する距離の半分以上を懐中電灯で照らして歩く、朝明けがだんだん遅くなってきました。しかし、朝の散歩をする人は、減ることなく続けている人が多くいます。健康ウォーキングが定着し始めているように感じます。

さて、今日にも安倍首相が消費税8%に上げる政策の発表がありそうですが、国の財政悪化の中では、必要なことと国民の多くが認識しているように思います。昨日の本『鈴木敏文、逆転発想の言葉95』を読み進めると、発想は自分で考え続けることが大事と気付きます。

最近、コンビニ店の廃業を時々見るようになりました。またコンビニチェーンの統廃合、商業の世界は変化し続けるのが常ですが、そんな中でも「セブンイレブン」は強気の経営を続け、業績は業界では一段上を進んでいます。

コンビニ業界では、市場競争=同業他社との競争から、「既存店売り上げ高の低迷=市場飽和」ととらえる考え方が蔓延してるが、鈴木氏は飽和状態説を否定し、「真の競争相手は絶えず変化する顧客ニーズである」と信じ、「顧客のニーズが変化する限り、飽和はありえない」の考え。

昨日、大阪の堺市長選挙で「大阪維新の会」が負けた。四年前から始まった「大阪維新の会」の快進撃は、4年の歳月の政治ニーズの変化に付いて行けずに、大阪府民から関心が薄れていることが敗因と思われる。

商業の顧客と政治ニーズを比較は難しいが、政治ニーズも常に変化し、地域地域で細かな要望・課題が違うことが分かる。スローガンばかりが先行する「維新の会」の手法を、4年の間に市民もしっかり勉強し、実質の政治成果を求めて来ているように思います。

「顧客=市民」でありますから、情報は足で稼げと新聞記者からよく聞くように、ネット上の死んだ(古い)情報を鵜呑みにせず、地域に足を運び、今求められる商品やサービスを、自分で見聞から考えることが必要なのだと思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:01Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

ものまねをするより、ものまねをしない方がやりがいが生まれる。

2013年09月29日

ものまねをするより、ものまねをしない方がやりがいが生まれる。

今日は、宇土に新たにできた地域密着型時別養護老人ホームの落成式に出席した。式典後に、熊本市の老人施設の検証と紹介をしているNPO法人の代表の講演があった。内容に、なるほどと思える示唆ある言葉が幾つかあったので紹介します。

17年前、老人施設の利用は、地方では「親を施設に預けることは、不徳のイメージはあった」から講話が始まった。

宇城市、宇土市の家庭(世帯)の半分に高齢者が居る。その内、独居老人は宇土市が18.9%、宇城市が19.7%です。高齢者2人が暮らす家庭は、宇土市が26.1%、宇城市が24.4%です。これに加えて話をされたのが、若い人との同居の高齢者は、日中は独居老人と同じ状況になっていことを忘れてはいけない。

これからの地域密着型の施設に必要な活動が、事業所と地域は、遠く離れた子供の代わりに、高齢者家庭生活支援する地域住民の関わりが重要となる。

余談から、高齢者が多くの生活する(高齢者専用)集合住宅のエレベーターの中に、紙袋があった。よく見ると、水のペットボトル3本、ティッシュペーパー、オムツなどが入っていた。地震等でもしエレベーターが止まった時に困らないように準備しているそうだ。これには感動したと紹介された。

施設、施設で知恵を絞り利用者の安心につながることを考えていると感じる心遣い(おもてなし)と思います。

今日の午後は、地域のお世話になっている方の見舞いに行った。帰りに本屋に寄りふらっと見つけた本『鈴木敏文、逆転発想の言葉95』を開いた。3つ目の言葉が冒頭の言葉です。我々凡人は、天才経営者の鈴木氏とは違うので、先進事例は発想の参考になる。トップを走る会社は、やはり違うなと思います。

参考になるかは分かりませんが、一節を紹介します。

(以下、転載)

人間は本来、責任ある仕事を任せられるとやりがいを感じ、自主的に仕事をするようになるという本質を持っています。・・・、アメリカのスターバックスの例です。上質な空間が顧客の支持を得ながら、一時期ファーストフードチェーンの真似をし業績が急速に落ちた。そこで、世界的チェーンに育て、一度引退したハワード・シュルツ氏が復帰し、全従業員に改革への挑戦を求めました。結果、業績は急回復します。もともとスターバックスは従業員の接客での自己裁量に強みがありました。自分の頭で考える仕事の仕方が社員のやりがいを引き出し、成果に結びつくという好循環をもたらしたのです。
(以上、『鈴木敏文、逆転発想の言葉95』より)

人間の脳は、省エネが好きなようで、一つ覚えたら同じようなことを続けるのが好きなようです。想像的に頭を使うこと(認知コスト)はかかってもリターンが得られると、コストとリターンバランスがとれる。すると、やりがいが生まれ、挑戦の意欲が高まるとある。

エレベーターの水のペットボトルやテッシュペーパーの「おもてなし」は、他に無い想像的な心遣いと思います。

>ものまねをしない方がやりがいが生まれる。

老人施設(事業所)が、熊本県内に1038あるそうだ、それぞれに個性を活かした運営をしている。これからは、利用者から選ばれる時代になった。コンビニではないですが、「ものまねをしない方がやりがいが生まれる」的な、頭を使う従業員の裁量を期待する運営が、老人サービス事業を差別化することにつながるのかもしれない。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:11Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

スマホ、タブレットの普及で、電車内の使用が目立ってきた、利用の中止も必要

2013年09月29日

スマホ、タブレットの普及で、電車内の使用が目立ってきた、利用の中止も必要

おはようございます。今朝は、ゆっくりの朝活動です。

さて、スマホが年内に7割に近づくとの話、便利なものは普及すのが早いなと思います。私もスマホに替えて2年が過ぎ、春からタブレットも使いはじめた。文明の道具は確かに便利なものだと思います。

しかし、そのおかげで影響を受けている方々がいることも忘れてはならない。たまにしか電車には乗らないが、スマホの画面を多くの方々が見ている。微弱だが、電波を発している。ペースメーカーを利用している人は、必ず優先席に座っているわけではない。やはり、電車内での携帯電話、タブレットの利用は、控えるにが良いように最近感じている。

今日は、運動会のところも多いと思います。熊本は、少し曇り空ですが、思い出に残る運動会が行われるのを願っています。

そろそろ、老人ホームの落成式へ行く準備をします。今日も一日、元気に過ごしましょう。

Yahooニュース
> 指針に関し、約30年間、ペースメーカー治療に携わっている板橋中央総合病院循環器科不整脈・心不全診療部長の中島博医師は「胸ポケットに携帯電話を入れて抱き合うなどの特殊な状態が続く場合を除き、電波に干渉される可能性は極めて低い。電車内の放送は装着者に過大な恐怖を与え、普通の生活を送るために装着したはずの患者が、不安で電車に乗れないなど生活が制限される事態が起きている」と指摘する。

>一方、ペースメーカー使用者らでつくる日本ペースメーカー友の会の日高進副会長は「影響はないと会員に周知をしているが、周知は行き届いていないし、古くからの装着者の不安を拭いきれない。電源オフは継続してほしい」と慎重な意見だ。・・・・  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:19Comments(0)新技術、新潮流

「台所から見たアフリカ」のテーマで講演会

2013年09月28日

「台所から見たアフリカ」のテーマで講演会

本日10時から、宇土市民会館第2会議室で、宇城市の英語教師の女性が、夏休みを利用してアフリカを訪問した。ホームステイをした経験から、アフリカの家庭生活を語る。

現在のアフリカは、経済成長著しい地域だが、様々な問題も内在している。アフリカには、50を超える国が在ることはご存知でしょうか。

私の高校の同級生が、25年ほど前にアフリカを取材旅行した時のことは聞いたが、現在のアフリカの状況は、熊本ユニセフ協会の活動で、少し聞くくらいで良く分からないの実際です。台所(家庭)から見たアフリカ、何かワクワクするテーマと思います。

週末の土曜日、もし関心とお時間の許す方は、参加してみませんか?当日参加OKです。実は、今回の催しは私たちの仲間が主催です。問い合わせは、私までお願いいたします。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:02Comments(0) 異業種交流会・講演会熊本の出来事

アッという間に50代、「今日のうちに」やらないと後悔すること!

2013年09月27日

アッという間に50代、「今日のうちに」やらないと後悔すること!

おはようございます。今朝は、日本中が冷え込んでいます。北海道からは初霜の便りが届いたとラジオから流れた。澄んだ空気、放射冷却で半月以上寒さが早いようです。

さて今日は9月27日、今年も残すところ3ヶ月と4日になりました。年を取れば取るほど、日々が過ぎるのが早いように感じます。人生は短い、やることは山ほどある。若い頃は、残す人生の時間が長いから、まだまだと思っていたが、直ぐ50代になってしまう。光陰矢の如しで、時はすぎて行く。先人たちも、残り少なくなった人生を考えている。

(以下、坂井昌彦役『佐藤一斎「人の上に立つ」の勉強』より)

人間の〈血気〉は、青年と老年とでは大きな差異があるが、〈志気〉においてはほとんど差はない。
だから、老人が学問と取り組むためには、志気をますます励まして青少年に後(おく)れをとらないようにしなくてはならない。青少年は春秋に富んでおり前途洋々である。
たとえからは、今日学ばなくても、取り返せる年月を持ち合わせている。しかし、老人たちには明日がないのだから、今日学んでおかなければ間に合わないのである。
(以上、転載)

私も55歳となり、日本の平均寿命からすると人生の2/3を超えた。そろそろ、高齢者並みの意識を持ち、様々な事に取り組むことが必要な気がしています。9月も今日を含め4日、一日一日を無駄にしないように、「今日のうちに」やらないと後悔すること!、と気持ちを高めて、過ごしたいと思います。

今週末は、運動会も多いと思います。スポーツを楽しむのも、大切な人生の時間と思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:04Comments(0)マイライフ

もしも家族が認知症になったら?

2013年09月26日

もしも家族が認知症になったら?

我が家の親も認知症ですが、家族が親の状況を受け入れるまでは、色々なことが起こり、ぞれを乗り越え、受け入れが必要と思います。

本日も認知症の対応で、いろいろ学びました。

政府の認知症の広報があります。参考になれば幸いです。

もしも家族が認知症になったら?
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201308/1.html
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:51Comments(0)

3熱×1時間=1エクササイズ、脱藩の道17キロを100歳で完歩。

2013年09月26日

3熱×1時間=1エクササイズ、脱藩の道17キロを100歳で完歩。

朝ウォーキング中に聞いたラジオで、ウォーキングのススメで、面白い運動指標の話を聞きました。運動レベルを普通の散歩を3熱(静止状況を1熱)で、早歩きや自転車走行を4熱、ジョギング5熱、マラソン程度の走りを6熱、等。運動量を熱で表現し、その運動に1時間をかける計算。
例えば、散歩を30分したら、3熱×0.5=1.5エクササイズ(以後、esで表現します)。大人の男性に必要な一週間のes量は、13esだそうです。

今日の私の早歩き散歩計算すると、約7kmを1時間10分で歩くので、
4熱×1時間10分≒4熱×1.16=4.64es
私は週に平均5日程度なので、
4.64es × 5 =23.2es
大人男性平均から計算すると
23.2es ÷ 13es = 1.78倍
まあまあの運動量かなと思います。
日本の歩く歩数がどんどん減り続けていて、現在大人の男性が7700歩、毎年どんどん減っていると放送で語っていました。私の朝ウォーキングが9700歩前後で、日常の歩きを加えると、一日約12000歩~13000歩になりそうです。これを加えると、もっとesの数値が上がると思います。

さて、朝のシャワーを浴びている時にラジオで放送されたのですが、毎年高知県の梼原町で、坂本龍馬が脱藩した峠越えの道17kmを歩く「脱藩の道ウォーク」が開催されていますが、この催しに100歳で参加し完歩した人がいると紹介されていました。この老人は、1日に1~3時間散歩を欠かさないとありました。素晴らしいと思います。

私は、昨秋の坂本龍馬が薩長同盟直前に、熊本の横井小楠に会うために歩いた道を歩く歴史顕彰ウォークに参加しようと、昨年8月4日から歩き始めて、1年が過ぎた。きっかけは別として、歩くことは健康につながると今朝の放送で確信が持てました。

朝ごはんも美味しいし、朝ウォーキングは私の健康に、おおいに役立つと思っています。今日も元気に、歩くことに気をつけて一日過ごしたいと思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:12Comments(0)マイライフ

農家レストラン、ジョブズの訓示、行動する者が未来を拓く。

2013年09月24日

農家レストラン、ジョブズの訓示、行動する者が未来を拓く。

おはようございます。朝ウォーキングが、肌寒くなってきました。今朝のウインドブレーカーを羽織って歩きました。

さて、昨日の正午から思いたち、人吉市の農家レストラン「ひまわり亭」に 昼食を食べに出かけました。もちろん食事の美味しさが一番ですが、オーナーの本田節さんの語りにも元気をいただきました。「ひまわり亭」前の球磨川の緩やかな流れと川面から流れてくる風に、癒されました。

帰路は、球磨川下り一勝地温泉「かわせみ」で汗を流し、八代市で夕食を済ませて帰りました。実は、昨日朝起きた時、平日と思い込み妻を起こすと「今日は秋分の日だよ」と。また、早朝に電話があり「地区方が亡くなったの知ってる?11時から葬儀です」と。ハプニングの1日でした。

葬儀を済ませて、正午過ぎの出発でしたのが、かえって「ひまわり亭」では昼のピークを過ぎ、ゆっくりと食事ができました。女将さんとも色々話しもできて、有意義な人吉行きになりました。

さて、今朝のニュースで、アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏の1995年当時のインタビュー録画が流れた。以下、抜粋。

~故スティーブ・ジョブズ氏~
アイデアを伝えれば、できるのではない。そのアイデアを形にする職人たちの試行錯誤によって、色々な気づきがある。それらを何度も組み替えることから、革新的な製品が生み出される。

当時のスティーブ・ジョブズ氏は、アップルを追い出されていた時期。ジョブズを追いだした経営陣は、新しいアイデアを出すが、なかなか世を驚かせるような製品を出せなかった。原因は、技術者・職人たちに試行錯誤の工夫に、もっと力を入れることを重視しなかった。そこを、ジョブズ氏が、指摘をしていたのだと思う。

明治の偉人「渋沢栄一」は、友人の薦めもあり、理化学研究所を設立した。その思いは「もともと日本人は模倣性には富んでいるが、独創性に乏しいところがある。日本独自の技術がないことも大きな理由のひとつだ。模倣をよしとする国民の考え方を一転させるためにも、研究所の設立は不可欠である」と。

本田宗一郎がよく語った「天才は1%霊感と99%の汗」。霊感をアイデア、汗を技術者の努力とすると、革新的な製品は、ジョブズ氏の指摘する「何度も組み替えることから、革新的な製品が生み出される」からも、頭(アイデア)だけでは世を驚かせるモノは創り出せない。活発に動き回る人こそ、未来を切り拓くのかもしれない。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:50Comments(0)

仕事もひとつの「出会い」、人のせいにしない。

2013年09月23日

仕事もひとつの「出会い」、人のせいにしない。

同じ仕事をしても、いい結果を出す人、出せない人、どこが違うか?

おはようございます。

朝から、難しい話題ですが、日々の仕事で悩むことと思います。

仕事の成果は、仕事に取り組む「気持ち」の差ではないかと思います。どんなことでも、多くの先人、偉人が語っているが、「やらせてもらって、ありがたい」の気持ちをもつことが大事で、その仕事に出会って幸せと思えるか。「なんでこんな仕事?」と、不満たらたらの態度で仕事すれば、その気持ちは周りへ伝わるもの。関わる人たちの気分も損なう。

「やらされている」と思うから辛い、したくない仕事に思える。禅宗の寺の毎朝の掃除、「どうして毎朝、庭掃除なんかさせられるのだろう?」と思った瞬間、修行は意味を成さなくなる。

人間が行うことはすべて尊い意味がある。まず、自らが仕事を楽しむ、仕事の主役は自分と思えば、したくかなった仕事も尊い仕事に思えてくる。

仕事も一つの出会い。「なんでこんな仕事」と思うか、「この仕事で、何か得るものがあるか」と考え方で、つまらなかった仕事も、自分を成長させるために与えられたと思えてくる。

考え方しだいで、「縁」と「運」が近寄って来る。

何事も嫌がらず、前向きに考えて実行すてこそ意味を成す。回ってきた仕事を人のせいにせず、謙虚に自分の仕事として取り組めば、周りも協力すり機運を生む。積極姿勢が、機運も自分に向かわせる。機運とは、周りの好意から始まるように思います。周りの理解と支援、それを導くのも、嫌がらない積極性と思います。

今日も与えられた仕事を、粛々と前向きに取り組んで行きたいと思います。週始め、元気に過ごしたいと思います。今朝は、早く目覚めて、善のシンプルな生活指標から、生き方を考えてみました。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:43Comments(0)マイライフ

一歩踏み出す勇気、尊敬する先輩・友人から誘われたときは断らない。

2013年09月22日

一歩踏み出す勇気、尊敬する先輩・友人から誘われたときは断らない。

おはようございます。昨夜の宮崎平成義塾の仲間たちの語らいは、自分の立ち位置を確認させる思いを持ちました。九州7県の新聞社が主催してきた「九州平成義塾」「九州発見塾」「九州創発塾」は続けられて21年が過ぎた。宮崎市で、今年初めて参加した人の報告会が開催されると、20年来の友人からご案内があり、3年前の戸敷宮崎市長就任祝い以来、宮崎の集まりに参加した。

私は、21年前大分で開催された平成義塾の第1回以来、21年間で15回参加しています。宮崎は、20回、19回のリピーターが多く、そのご縁で宮崎、大分、鹿児島の独立意識の高い市民活動家とご縁ができた。宮崎は、塾が開催されて1月以内に新参加者の報告会を毎回開催して来た。これは宮崎日日新聞社支援と事務局の連携がしっかりしていて、現在の宮崎の仲間が出来上がったと思う。友とは、とても人生にとって必要な存在と、宮崎の集まりに行く度に感じます。

安岡正篤先哲の教示「友」に、友は一生の宝を得る、とあります。解説によると、(以下、転載)

世の中にもし友というものがないならば、生きぬける人は非常に少ないであろう。世に容れるられず、多くの人々から無視されていても、唯一人でも自分を認めてくれる友があったならば、それほど嬉しいことはないであろう。むしろ人々から離れて、却(かえ)って友は得られるのかも知れない。
(以上、安岡正篤著『こころに書き写す言葉』より)

友や仲間との出会いは、日常生活の挨拶、研修会や講演会へ積極的に参加することから始まると思います。21年前、大分の九州平成義塾に参加した女性は、新聞の案内に目が止まり、「これは行かねばと、会社に休暇を出し、2泊3日、参加費3万円、宮崎からバスに乗り会場へ駆けつけた。全く知人も友人も居なかったが、同郷ということでご縁ができ、今に至っている」と語ってくださった。初回以来、20回連続で参加され、友人がたくさんできたことを報告された。

我が家が世話になる寺の住職が、「良き縁」「縁でつながってる」とことあるごとに言葉で出てくる。何かの縁があるから出会うし、出会いが縁をつなぐ、と思います。

安岡正篤先哲が、良き縁出逢うことが大事と訓示しています。

縁が縁を産み、新しい結縁(けちえん)の世界を展開させる。人間が善い縁、勝(すぐ)れた縁に逢うことは大変大事なことなおである。いい人に交わっていると、いつの間にかいい結果に恵まれる。

と語っています。また、多逢聖因(たほうじょういん)は、先人の知恵ですが、良き本、良き人、良き場(集り)等を求めていけば、良い結果に至る教え。

私は、尊敬する先輩、友人から誘われたときは断らない。人を紹介されたら迷わずに会ってみる。講演会等で、隣席したときは挨拶をする。これを九州平成義塾に参加して以来、厚かましく続けて来た。縁は自ら紡がないとつながらない。友も縁も、「そこへ行こう」の一歩踏み出す勇気が必要な気がします。

11月29日に熊本市で開催する異業種交流会「秋の会の前に、九州平成義塾の各県の仲間が集まる場(会議)を準備しています。宮崎からも参加がありますが、関心のある方はご参加いただければありがたいです。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:48Comments(0)マイライフ

今日は、宮崎市で開催される宮崎平成義塾の集まりに参加、他。

2013年09月21日

今日は、宮崎市で開催される宮崎平成義塾の集まりに参加、他。

おはようございます。朝ウォーキングは、素晴らしい満月の下を歩きました。昨日の飲み会で、車を街に置いているので取りにいってから、今日は、夕方から宮崎平成義塾の集まりがあるので、早めに出発し、人吉の地域づくりの先輩の店に寄り、夕方からの宮崎日日新聞社での九州創発塾の報告会と交流会に参加します。
宮崎平成義塾は、宮崎市長、西都市長をはじめ、多くの政治家や社会活動家を排出しいる平成義塾以来の仲間からパワーをもらいに、何年かに一度参加しています。今夜も夜なべ談義が楽しみです。


以下の文は、昨秋に発刊した総合文化誌『KUMAMOTO』の第4号に掲載されたものです。熊本の様々な分野の方が書かれています。書店で840円で売られています。(以下、原文転載)

田中正造とくまもと 野口修一(くまもと田中正造研究会会員)

私と田中正造との出会いは、坂本龍馬会の縁から参加した熊本市の「田中正造研究会」でした。その会を主催する熊本大学文学部教授の小松裕氏の静かな語りに、違和感なく導入され、10年がアッという間に過ぎました。毎回は参加できない不真面目塾生ですが、少しづつ田中正造の生き様に触れ、政治家というよりは、民衆の先導者と思うようになった。

田中正造が命をかけて救済活動を続けた「足尾鉱毒事件」は、明治時代の国の殖産興業の後押しによる銅山開発が急速に拡大したのが要因だった。しかし、精錬で排出される重金属混じった排水を除去する対策もなく垂れ流し、汚染地区がどんどん拡大して行った。全国の銅山開発でも、各地で汚染が広がっていた。

足尾鉱毒事件の原因企業の古河工業は、政府の支持を盾に、住民の反対運動を押さ込み、さらに渡良瀬川流域の3つの村を廃村に追い込み、生活権まで奪い取った。田中正造は国会議員を辞め、廃村地区の谷中村に入り、村民と同じような生活をしながら、被害地を克明に調査し、それを基の社会へ訴えていった。

これに関東の市民活動家や文化人も現地を訪れ、汚染対策の実行を企業側へ訴えた。しかし企業側は、一時金を渡し、その後の反対運動をしない約束をさせたり、県知事と話し合い、住民を追い出し、遊水池へむけた強権的な排斥事業がなされた。だが、谷中村の住民は、無抵抗で住民の権利を主張し続けた。

田中正造没後も権利闘争が続けられ、太平洋戦争前まで裁判闘争が続けられた。現在の足尾の山は、いまも緑が戻らず、禿山のままです。当時アジア一(いち)を誇った足尾鉱山の採掘で、ばら撒かれた煤煙と重金属汚染は、100年を越えても自然再生ができない。

日本は、戦前の足尾鉱毒の公害の経験を、戦後に活かせなかった。戦後の高度成長期には、日本各地で公害が発生し、住民と企業との調停や裁判闘争がいくつも起こり、その最大の公害が「水俣病」です。

水俣病の原因企業のチッソは、高度成長の需要を重視し、地域住民の訴えに耳を傾けることなく、更には、足尾鉱毒事件同様の口止め料とも言える一時金給付や、住民間の不協和音作りに力を入れ、救済が遅れ被害を広げることになった。

水俣病救済に奔走したリーダーが、故川本輝夫氏だ。もし足尾鉱毒事件が、戦後の企業活動に国や自治体がしっかり規制・指導をしていれば、熊本の田中正造とも言える川本氏の救済運動は必要なかったはず、日本の政治は歴史的検証が足りず、環境汚染と人的被害を何度も起こして来た。環境汚染だけでなく、医療の分野でも何度も起きている。

一昨年の東日本大震災が起こり、福島第一原発の爆発で、今でも16万人以上の方々が、避難生活を強いられている。原因業の東京電力は、実質倒産し、国の管理下にありながらも、いまだに住民救済に力を入れずに、原発再開へ動いている。正に、古河工業、チッソと同様に、被災住民への救済ができずに、ズルズル時間が過ぎる。

戦後の日本は、田中正造が身を持って示した公害の解決へ向けた運動を水俣病の救済活動に活かせなかった。これからの熊本の役割は、水俣病の申請患者の早期解決は必ずやらなければならないが、加えて、未来の日本社会へ意識表示として、福島第一原発事故の被災者救済が、足尾鉱毒事件や水俣病のように、企業側の理論で進められ、20年も30年もかかることのないように、東京電力はもちろんだが、政府へも強く要求して、解決を急がせること。それをできるのは、未だに水俣病の完全解決ができていない経験を持つ「くまもと」ではないかと思う。

(最後までお読みいただき感謝します)

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:57Comments(0)マイライフ

〈東日本大震災〉記憶に留めたい「南三陸町の旧 防災庁舎」、他。

2013年09月20日



〈東日本大震災〉記憶に留めたい「南三陸町の旧 防災庁舎」、他。

おはようございます。秋の気候になり、晴れの日が続きます。
今朝は、ウォーキングはお休みで、ゆっくりの朝です。

今日の朝刊に、南三陸町の旧防災庁舎が、取り壊されると報じていた。
2011年3月11日、東日本の太平洋岸を襲った巨大津波は、1000年に一度の猛威で、多くの人命と社会基盤を奪った。

私は、支援活動に中で、2011年4月5日~8日に東北を訪れた。4月6日に、福島県相馬市から出発し、名取市、仙台市、東松島市、石巻市に到着、石巻専修大学に拠点があったボランティアセンターの状況を視察し、翌6日は、女川町、南三陸町、気仙沼市は道路が寸断され行けず、陸前高田市へ辿り着いた。

4月初めは、被災地はまったく手つかずで、どうにか自衛隊が切り分けて作った仮設道路を使い通り抜けた。どこもかしこも、巨大津波の爪痕は、想像をはるかに越えるものだった。石巻市の大川小学校脇の北上川が決壊し、被害を拡大したことが分かった。

写真の南三陸町の防災庁舎では、40名を越える方々が犠牲となった。南三陸町の中心地は、防災庁舎以外は、全て津波で流されていた。この庁舎で、津波が来る直前まで住民の避難を呼びかけた町職員の故・遠藤未希さんのことを知る人は多いと思う。東日本大震災を記憶に留める施設として遺すことも要望されていたが、経費がかかることと、遺族の要請もあり、取り壊すことになったようだ。

屋上のアンテナ近くまで上がった津波、1000年に一度あるかないかの自然の猛威は凄いと、現地に立ち、足が竦む思いを持ったことを思い出す。あれから2年半が経ち、被災地の復旧は少しづつ進んでいることをテレビや新聞で見ながら、南三陸町の防災庁舎は、東日本大震災を経験した日本人は、ずっと記憶に残る施設と思います。

昨夏の九州北部豪雨、先週の台風18号の被害、自然災害はいつどこで起こるか分かりません。繰り返さる自然災害の経験を検証し、 防災・減災に活かしていくことが大切と思います。

本日は、定例議会最終日、委員会報告や特別委員会の設置等々、市長の終了挨拶とあります。与えられた仕事を、粛々と進めたいと思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:03Comments(0)東日本大震災

〈政治家の保身〉徳洲会は、選挙違反と偽造指令より本業中心で。

2013年09月19日

〈政治家の保身〉徳洲会は、選挙違反と偽造指令より本業中心で。

おはようございます。今朝も爽やかな空気の中、ウォーキングをしてきました。昨日から、日本最大規模の医療グループの一つ「徳洲会」の選挙違反がニュースで、何度も流れた。今朝の新聞に詳しく、解説があった。

グループ病院から、何名かづつ鹿児島の選挙区へ派遣される。徳田虎雄氏の次男の徳田毅氏の選挙運動に駆り出された。今回ばかりでなく、以前からの体質だろうと推察する。選挙運動に派遣された職員は、「言われたことをやるだけのロボット。まるで兵隊だった」とあった。

これまで3回の衆議院選挙に、グループ病院から数百人規模で鹿児島市に派遣し、電話や戸別訪問で投票を呼びかけさせていた。内部文書から「公示日までは有給休暇扱い、公示日以降は欠勤扱いとする。給与減額分は12月賞与で加算支給してください。経費はすべて個人名の領収書をもらうように」の指示書。その指示書の冒頭には、「読後破棄」の注意書きも。

医療グループ維持に、国会議員が必要なのかはわかりませんが、職員を強制的に使い、我が子の選挙の道具に使うやり方は、ひどいものだなと思います。記事の最後に、共同通信の取材に応じた職員は、12月の寒い中でジャンバーも手袋もさせず辻立ちさせられ、大声で一台一台に挨拶させられたそうだ。投票日前日に選挙区を離れ、職場に復帰した。「ねぎらいの言葉は一切なかった。やるのが当たり前、という感じだった」と書かれていた。

徳洲会の昔からの選挙体質なのだろうと思う。巨大医療グループの権力を使い、代議士を維持することは、理事長一族に必要とは思うが、ちょっとやり過ぎのように思う。この徳州会の恥部の漏えいは、一種の内部告発と思うが、創業時の思いからだんだん医療グループが別歩きし、その医療施設に人生をかける職員が増えていることの表れと思う。

医療グループであれば、本来の仕事を重視し、政治家一族は経営から離れ、医療グループ内で賛同する有志を募り、選挙運動しても十分に当選は可能と思うが、我が子に苦労をかけさせぬよう(徳田虎雄氏)の親心とは思うが、だがここまでやると世間の批判は免れない。

昨日の日記の続きですが、安岡正篤先哲の本に次の言葉がある。

項目には「学び続ける人生 使い減りしない財産」で、一節の教示は、

頽廃堕落 ーー登ることは難しく、下ることは早い。

人間は修練しないと環境とともに容易に頽廃(たいはい)する。山でも、登ることは容易でないが、下ることは早い。人間も、鍛錬陶冶(たんれんとうや)して築き上げることは難しいが、頽廃堕落は、非常に早いものだ。
(以上、安岡正篤著『こころに書き写す言葉』より)

学び続けるとは、チャレンジし続けること。その経験が人生の財産となる。人間一人では生きていけませんが、基本は一人から始まる。裸一貫、新しい道に挑戦をすることは必要ではないか。

本田宗一郎は、親族を会社の経営に就かせなかった。ホンダに人生をかける人材が集まっている。新体制のホンダが、F1に再挑戦する。企業は、大きく成ったからといって、チャレンジしなければ保身になる。 政治家も逆風に向かってチャレンジが必要と思う。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:29Comments(0)私の意見

〈シリアの子ども難民〉アサドとか反アサドとかではなく、ただ安らぎが欲しいの

2013年09月18日

〈シリアの子ども難民〉アサドとか反アサドとかではなく、ただ安らぎが欲しいの。

健気に避難地域の路上で花を売る。生きるためやるしかないと、朝早くから夜まで働く。

>「ただ安らぎが欲しいの」

この言葉を聞けば胸が締め付けられる。

7月はじめに、熊本市で日本に、アフリカから留学している大学生を招待し、「アフリカこどもの日」毎年開催されている。いくつか分科会があり、一つの分科会の発表にドキッとした。

「アフリカの子どもは大人になるか不安、日本の子どもは大人になるのが不安」

と、一人の学生が発表した。紛争地域の子どもたちは、常に命に危険を感じながら生きていることを、目の当たりに聞き、世界は紛争地域に関心を持ち続けることが必要と思う。

かつて、ガンジーがイギリスの圧政を世界へ知らせるため、市街地から海岸まで塩の輸送ルート歩いた。インドの植民政策に、塩の専売を取り仕切り、莫大な利益を取っていたことに抗議するために、塩の運送ルートを歩いた。

これに賛同したインド市民が、同伴し、その数がドンドン増えて行った。警官は、釘のついた棍棒で殴り、蹴りしながら、行列を止めようとしたが、ますます数が増えていった。これを取材した記者が、この現状を世界へ知らせ、イギリス政府は大きな非難を浴び、塩の専売をやめざる終えなかった。

独裁政治、圧政、いろいろ表現がありますが、「圧政より、虎の方が怖くない」の意味の諺がある。権力闘争、内紛、紛争、常に苦しめられるのは弱者で、年寄りであり、子供たちです。

>子どもの難民は、この1年で7万人から100万人に急増。・・・

世界の指導者は、将来の中東地域担うはずの子供たちに、未来を描けるように、早く安らぎの地域を返すことに努めて欲しい願うばかりです。そのためには、世界の国々の人々が、シリアの状況に関心を持つこと、特に子供難民の困難な状況を改善するように、国連や有力国へ働きかけることが必要と思う。とにかく、関心を持ち続けることが重要です。

~Yahooニュースより~
サリン使用のシリア、子どもたちが直面する現実
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130917-00000029-jnn-int
>国連は16日、シリアでサリンによるロケット弾攻撃が行われたと断定しました。今後、化学兵器廃棄に向けた作業が本格化しますが、内戦が収束に向かうわけではありません。その最大の被害者、子どもたちが直面する現実を取材しました。・・・・

>避難生活が続き、2年以上学校に通えない子どもが増える中、ユニセフ=国連児童基金がテント村に補習教室を設置したのです。

>しかし、こうした取り組みを圧倒する勢いで難民の数は増え続けています。子どもの難民は、この1年で7万人から100万人に急増。難民の実に半分が子供なのです。

>「今の難民危機の規模を考えれば、私たちの取り組みは大海の一滴にすぎません」(ユニセフ担当者)
>「祖国は安らぎの場です。シリアに帰れたらまず大地にキスします。アサドとか反アサドとかではなく、ただ安らぎが欲しいの」(ソフィーヤさん)

>「ただ安らぎが欲しい」と健気な願いを抱く子どもたち。内戦状態が長引けば長引くほど、彼らの今、そして未来が失われていきます。   

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:22Comments(0)国際関係

〈夜更かしと早起き〉余裕を持とう。意味と意義を考えて行動起こす。

2013年09月18日

〈夜更かしと早起き〉余裕を持とう。意味と意義を考えて行動起こす。

おはようございます。今朝は、ひんやりの朝で、ともても気持ちが良いですね。早起きは、三文の得(徳)とも言いますが、「春眠暁を覚えず」のことわざがあるように、なかなか早起きは、難しいものです。先人たちも、早起きの意義を唱えている。

昭和の東洋哲学者の安岡正篤先哲は、「余裕」というテーマの一節がある。そのまま転載します。
(以下、転載)

余裕 ーー 悠々と生きる

本当のことをする人ほど、物に拘(こだわ)ってはならぬ。どこかに閑日月、いわゆる余裕というものがなければならない。
一、早起き、静座、梅干茶を服す。
一、家人に対し、温言和容を失わず。
一、養心の書読み、養生の道を学ぶ。
一、老荘の良友に交わり、内外の時勢に通ず。
一、凡(すべ)て宿滞(体の中に物がたまった状態、心のわだかまり
なんでもないようでむずかしい、むずかしいようでなんでもない。
*閑日月:心にゆとりのあること。
(以上、安岡正篤著『こころに写す言葉』より)

先哲の教示は、簡単に語っているが、実行はなかなか難しい。自分の日々の行動を振り返ると、反省ばかりが先に立つ。なかなか凡人には、難しい課題(習慣)と思えます。

先哲は、日々の行動にも一つひとつに意味を持って動きなさいと訓示している。行動する前に、その言動の意味・意義考えて始める。安岡先生は、その行動を「最も人間らしい行為」と説き、次の解説を添えている。
(以下、転載)

「意味への意思」を持つことが、最も人間らしいことである。何を考え、何を行動するにも、意味・意義を考える。それでこそ人間である。生活・行動に意味・意義を感ずれば感ずるほど、感激し、感激を持つことが、その意味・意義を得ることの一番真剣で、情熱的なことである。
(以上、安岡正篤著『こころに写す言葉』より)

両方の教えも、思いつくままに動けば、後戻りも多い。「準備は慎重に、行動は俊敏に」もあれば、「早い者勝ち」の教えもある。これは時と場合の見極めが大事なようだ。いわゆる、TPO?ですか。

365日、全く同様の生活を営むことは、人間生活の中では、世の関わりを遮断すれば別だが、むずかしいことと思います。ならば、ゆとりを持ち、日々の行動に意味と意義を見つけて、生きなければと思います。

今日も、外で人と会うことが多い日程、意味と意義を考えて、行動に努めたいと思います。

*安岡正篤(やすおか まさひろ)
昭和を代表する陽明学、東洋政治哲学・人間学権威。また、政財界のリーダーの精神的支柱として指導的役割を果たした。「平成」の元号の考案者としても知られている。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:54Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

アフリカ訪問報告会、「台所から見たアフリカ」講師:アリ義子さん

2013年09月17日

アフリカ訪問報告会、「台所から見たアフリカ」講師:アリ義子さん

国際事情研修会のご案内です。

今回は、アフリカ事情について、宇城市で英語教師をだれている、アリ義子さんが、今年の夏休みを使いアフリカを訪問されました。私の男女共同参画活動をする仲間も姉妹で、生活的な視点から、アフリカ事情を語られます。関心のある方は、ぜひご参加ください。参加は無料です。

日時 2013年9月28日10時~
場所 宇土市民会館2階・第2会議室
(電話 0964220188)
講師 アリ義子さん(英語教師)
演題 「台所から見たアフリカ」
参加費 無料
主催 熊本県つばさの会・宇城支部(支部長:野口修一)
問い合わせ先 Noguchi-shuichi@i.softbank.jp

21世紀は、アフリカの時代と言われています。産業、経済、地下資源の話題も注目ですが、実際の生活者の声はどんなものか、現地に生活に入り様々な体験をしてこられた方から、直接お話を聞くことは大きな意味を持つと考えています。たくさんの写真を見ながら、アフリカについて学び語りませんか。

参加されるかたは、私(野口)まで、ご連絡ください。会員以外でも、参加大歓迎です。   

Posted by ノグチ(noguchi) at 13:23Comments(0) 異業種交流会・講演会

自然災害は忘れたころ来る。本日は枕崎台風が九州襲った日。

2013年09月17日

自然災害は忘れたころ来る。本日は枕崎台風が九州襲った日。

おはようございます。今朝は、肌寒いくらいの気温で、半袖では寒いので、薄めのウィンドブレーカーを着て散歩しました。雲ひとつない青空で、早朝の星空は格別に綺麗でした。熊本は、昨日、藤崎宮の秋の大祭で隋兵行列がありましたが、この時期に朝の温度が、グッと下がるのですが、この気候を「随兵寒夜」とも言い、秋の訪れを表す言葉でもあります。

3連休明けの仕事日ですが、体調はいかがでしょうか。台風18号は、日本列島に大きな爪痕を残して通りすぎました。被災地の復旧を願います。自然災害は、忘れた頃に来ると、先人が語っていますが、人命を含め大きな被害が起きました。まさか?と思える”とんでもない”被害がきます。

九州は、台風銀座言われるくらい台風が来襲しますが、備えあれば憂いなし、準備を怠ることないよう日頃の心構えが大事と思いました。朝ウォーキング中に聞く「今日は何の日」で、本日は枕崎台風が九州襲った日、戦後間もない時期で気象予報も乏しかったこともあり、3767人の犠牲者を出したと語っていました。台風を甘く見てはいけないと思います。

今週は、外回りが多くなるのですが、朝の爽やかな気候とは違い、日中はまだまだな30℃を超えるようで、熊本は31℃の予想、熱中症にも気をつけないとと思います。今週も元気に過ごせるように、体調に気をつけて過ごしましょう。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:07Comments(0)日本の歴史、世界の歴史

〈敬老の日〉65歳以上3186万人国民の1/4に。仮想政党「老人党」を支持します。

2013年09月16日

〈敬老の日〉65歳以上3186万人国民の1/4に。仮想政党「老人党」を支持します。

おはようございます。本日は、敬老会に出席します。

今朝の新聞に、65歳以上が人口の1/4になりった。3186万人を越えた。年齢別では、70歳以上は総人口の18.2%の2317万人、75歳以上は12.3%の1560万人、80歳以上は7.3%の930万人になった。更に、100歳以上は5万4397人、その内熊本県内は1179人になっている。

熊本日日新聞のコラム「新生面」に、面白い話題があった。仮想政党「老人党」なるネット上に作った。総人口の1/4が65歳以上の高齢者になっなので、もしこの政党に賛同する人を呼びかけたら、相当の数が集まると思う。

これを作ったのは、作家で精神科医のなだいなださんと言う人です。老人がただ集う政党ではない。社会のため、老人に何ができるか考える政党を目指した。「老人の1割が老人党員として動けば政治は必ず変わる」との信念だった。

なださんは、2度の政権交代を経ても変わる気配はない。阿部首相の率いる自民党のまたもや「強い国」志向も気に入らなかった。6月に83歳で亡くなる直前まで「賢い国を目指せ」と訴えたそうだ。

コラムの最後の一節に「若者もいつかは老人になる」、先見力のある老人から、知恵を学ぶことはとても大事と思う。少子高齢化社会になり、将来の労働者不足問題を取り上げるが、働ける高齢者がたくさんいることを忘れてはいけない。平成24年時の65歳以上の就業者は595万人で過去最高と報告があった。

高齢者の多くは、生活のために就労していると思うが、社会のために役に立ちたい思いは、若かろうが高齢だろうが変わらない国民意識と思います。この超高齢化社会を作り上げたのは、現在の高齢者世代と思う。高度成長時代、オリンピック景気、2度のオイルショック、バブル経済、失われた10年、政争の10年を越えながら、超高齢化社会に至った。

老人世代は、その厳しい時代を生き抜いた人たちだが、日本政治の未来のために、もう一度動ける人が動き、「賢い国」日本へ向けた運動を起こし頂けるとありがたい。仮想政党「老人党」を支持します。

東日本は台風18号の大雨、強風が吹く予想なので、最善の予防策、早い避難が必要と思います。最小限の被害を願います。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:37Comments(0)政治問題(国)社会問題

安倍首相の「汚染水はコントロールされている」に不満続出

2013年09月14日

安倍首相の「汚染水はコントロールされている」に不満続出

今日の新聞記事で一番紙面をとっているは、安倍首相のオリンピック召致の最終プレゼンテーションの汚染水発言、関係者は怒りを抑え切れず、どしどし反論が出ている。自民党の参院選の勝の奢りが見え隠れする。紙面から拾った言葉、

「五輪開催はかまわない。でも現場も見えもしないまま無責任な発言をするのはやめてほしい」

チェルノブイリ原発事故後をに医療支援した医師の菅谷昭氏(長野県松本市長)は、
「テレビで見てびっくりした。被ばくの影響は未解明で、約束できる性質のものではない。世界に大きく誤解を招く。この発言で安倍首相に被ばくの知識がないことが露呈した」

福島県富岡町から栃木県塩原市に非難する女子高生(17歳)は、福島県が実施する甲状腺検査を受けたが、安心できず、自費で定期検査をうけている。
「離れた東京では、きっとそんなことはわからんだろう」と皮肉った。
(以上、熊本日日新聞より)

これは、安部氏が一期目の首相時にイギリスを訪問したおり、当時地球温暖化問題が世界の大きな課題だった。当時のブレア首相と意見を交わしたがかみ合わず、その時はどうにか取り繕って終わった。

その数ヶ月後、私が指導を受ける木内孝氏が、イギリスの下院に呼ばれ「日本の環境政策」について講演をした。講演の後、ブレア首相と安倍首相との対談時に同席した議員から、「安倍首相の地球温暖化の知識は、小学生並み」と厳しい意見を言われた、と熊本の講演で語ってくれた。

政治は、現場のリアルな体験がなければ、相手に意見が伝わらない。リアリティーの不足は、現地へ足を運びどれだけ自分の目と耳で自覚しているかの量で、政治家の発言に力を持つように思う。

19日に安倍首相が、はじめて福島第一原発事故現場に訪問するようだが、30分、1時間程度の現地視察程度では、福島の避難者からは更に冷ややかに、見られると思う。じっくり見聞し、避難民の声をどれだけ時間をかけて聞き、汚染水、放射能汚染ついて体験し、現在の放射能の医療事情も含め、世界の疑問に答えるくらいの熱心さが必要と思う。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:08Comments(0)東日本大震災