「一所懸命」1月9日は、これから熊本の目指す政治を学んだ気がします。

2016年01月12日







「一所懸命」今日は、これから熊本の目指す政治を学んだ気がします。


日々開く安岡正篤の「一日一言」に幸福について説明がありました。

(以下、転載)

幸と福

「さいわい」にも幸と福と二字ある。学問的にいうと、「幸」というのは幸いの原因が自分の中にない、偶然的な、他より与えられたにすぎない幸いを幸という。たまたまいい家に生まれたとか、思いがけなくうまくめぐり合わせにぶつかったとかいう、これは幸、これは当てにならない。

そうでなくて原因を自己の中に有する、即ち自分の苦心、自分の努力によってかち得たる幸いを「福」という。福という字がそれをよく表しておる。示編(しめすへん)というのは神さまのことだ。示というのは上から光がさしている。神の光、叡智の光を表す。旁(つくり)は「収穫を積み重ねた」という文字だ。農家でいうならば俵を積み上げるという文字。神の前に蓄積されたるものが「福」である。
(以上、『安岡正篤一日一言』より)

1月9日午前中は、今度、熊本県知事選挙に立候補予定の幸山政史氏の後援会の事務所開きに参加してきました。幸山氏は、20年の政治経験を持つ政治家で、県議2期8年、熊本市長3期12年の熊本を代表するリーダーです。

幸山氏の最初の熊本市長選挙は、「しがらみのない、市民のための市政を目指す」と草の根運動の選挙で戦い当選され、12年間の市長在任中に、まちづくり予算や人事等で、しがらみのない透明な市政に努力され、近隣の町と合併し政令市を実現されました。

今日、応援挨拶をされた方が「組織、団体の推薦や協力でなく、草の根の選挙運動は、当選後は何処からの圧力がなく、県民のための県政が実行できます」と熱く語られました。

以前に書いた「ビニールハウス建設に国県が9割(熊本県が4割補助、熊本だけ)補助の事業が、声の大きい(組織、団体=利権)とろこだけに知らされ、他が知った時は既に予算がない」のような、しがらみを作らず、真に厳しい県民のための政治が行われることが、これからの熊本県に必要と思います。

組織、団体に担ぎ上げられた政治家(候補)は、県民の厳しい現状を見なくて(知らずと)も県政ができます。政治は、ある意味 “ 税の再配分 ” です。社会情勢で、刻々と変わり厳しくなる県民の暮らしを、“ どれだけ自ら動き見聞しているか ” で、早く改善することができます。

県庁から広い熊本県を眺めて、県政を采配するのではなく、自ら現場、特に人口減少地域、農林水産業の現場へ出向き、何が求められているか、考え続けるリーダーが、これから必要です。

本日の事務所開きでは、県下の市町村から市町村議会の現職議員や元議員が来られていましたが、誰も登壇せず、もちろん紹介も無しでした。県政改革は、県民一人ひとりのつながりをベースにした草の根運動しか、しがらみの県政を変えれない! の強い決意の表れと理解しました。

29才から「一所懸命」に、地道に市民・県民と対話して政治をやってきた仲間や草の根のネットワークがさらに広がり、県民のための政治(福)を勝ち取れるようになってほしい。

私も微力ながら、県民の一人として、県民のための政治の実現に努力します。賛同いただけるかは、このコメントをシェアくださいますよう、お願い申し上げます。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:23Comments(0)熊本の出来事