大津町に在る国指定の江藤家住宅の見学会に参加していましました。良き建築の学びになりました。

2024年03月30日


大津町に在る国指定の江藤家住宅の見学会に参加していました。

かつて440丁(440h)と大地主で武士格を持つ江藤家の旧宅が、熊本地震で大きな被害を受けたのを7年かけて大改修して、完成したことはニュースで知っていたので、男女共同参画社会づくりで一緒に活動したのが現当主の奥様なので、"この機会に行かねば!"と、Facebookのイベントに申し込みました。

江戸から明治大正期の素晴らしい日本住宅でした。奥様ともお話をゆっくりとできて良かったです。
 5月に、大津町主催で修復完成披露を兼ねた見学会があるとのことです。興味ある方は、大津町のホームページ等で確認してください。

今日は、建築の良き学びになりました。








  

Posted by ノグチ(noguchi) at 12:39Comments(0)マイライフ建築・都市

アベノミクスで公共工事増加、しかし昔ほど景気浮揚に繋がらない実情が

2013年11月20日

アベノミクスで公共工事増加、しかし昔ほど景気浮揚に繋がらない実情が

おはようございます。今朝の新聞1面に、建設業の人手不足が取り上げられている。ピーク時から半減、年齢構成も上昇していること、バブル崩壊後、景気浮揚に公共工事が増やされて来たが、構造的な不況と「3K」と言われる現場から、若者が他業種へ移って行き、職人不足が深刻になっている。

建設現場は、価格破壊、低賃金、休日も少ない、等々で若者の就業状況が改善していない。これは、低価格の住宅を売りに販売を広げてきた大手メーカーの影響が大きい。消費者は、低価格住宅を求めるにはわかるが、作る側は何処かでしわ寄せが来る。それは、メーカーではなく、職人や技術者です。「辛く、賃金の安い建設業より他業種へ」。

中山間地域の建設事業者は、業態転換して介護施設運営に変わるところも増えた。ダムの町は、戦後に栄えて来たが、自然保護、民主党の「コンクリートから人へ」スローガンもあり、建設離れが顕著になった。かつて、景気浮揚に公共工事(地方へ金のバラマキ)は有効だったが、社会変化の中で、そうそう効果が出ない事情がある。

私の友人に、5代続く大工の棟梁がいる。彼は、「大工は、1200年前から続く職業、この世界ならどうにか食える(生活)だろう」と語っている。事実、現代に通用する工夫をし、地域密着の事業展開を続けている。たまには、寺や寺院の仕事もしていると聞きます。

人の商売は、よく見えるが、実情はそれぞれに厳しい状況にあると思います。大儲けしている分野には、かならず新しい発想で参入者が出てくる。利益は、平準化して行くにが、歴史上からもわかります。投資(一儲け)の考えは、2000年以上前の時代からあるようで、人間の生業は時代が変われど、あまり違いはない。

昨日、建築設計を生業とする友人と語ったのですが、2020年の東京オリンピックまで、東北地方の震災復興資金は継続的に行われ、アベノミクスの公共投資が続けば、再度建設業へ復帰する人たちも増えることになるにでは、と意見が出ました。

「隣の庭はきれいに見える」と誘惑されず、地道に建設現場でがんばって来た方々に、今大きな期待がかかっている。できれば、低い賃金でがんばって来た職人や技術者の収入増に、アベノミクスの効果が出ることを願いたい。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:42Comments(0)建築・都市社会問題

(熊本市、他)住宅耐震改修助成金(築30年以上対象)

2010年05月17日

(熊本市、他)住宅耐震改修助成金(築30年以上対象)

 各自治体で、成築30年以上の住宅対象に、耐震診断、耐震改修の助成事業が広がっています。

 先週の熊本県内ニュースで、熊本市が築30年以上の戸建住宅を対象に、耐震改修費用の一部を助成する予算を計上したことが報じられていた。全国の自治体の動きに合わせて、熊本県内でも、広がることが期待されている。

 対象となる住宅は、昭和56年5月31日以前の旧耐震基準により設計・建築された木造の戸建住宅又は併用住宅、等。


・全戸国の自治体の助成金額の例

<西東京市>

○耐震診断費の助成金額
 6万円を上限に、耐震診断費用の2分の1以内(千円未満の端数は切り捨て)

○耐震改修費の助成金額
 30万円を上限に、耐震改修費用の3分の1以内(千円未満の端数は切り捨て)


<船橋市>
○耐震改修費の助成金
 助成対象費用の3分の1以内かつ50万円を限度とします


・耐震診断・耐震改修助成制度の実施自治体
 (2009年秋まで)
調布市、府中市、稲城市、多摩市、三鷹市、狛江市、等

*各市の助成金額、基準等が微妙に異なるので、各自治体の担当課のお問い合わせ下さい。   

Posted by ノグチ(noguchi) at 11:39Comments(0)建築・都市

パロマ事故、元社長らに有罪。使用規制も必要。

2010年05月12日

(20年の怠慢)パロマ事故、元社長らに有罪。使用規制も必要。

■パロマ事故、元社長らに有罪
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1204230&media_id=2

> 製品の欠陥ではなく販売後の修理業者による不正改造で起きた事故で、メーカートップの責任が問われた異例の裁判。弁護側は▽修理業者を指揮監督する立場になかった▽業者に不正改造の禁止を連絡しており事故はなくなったと思っていた▽全国的な防止策を取ることができたのは経済産業省だけ--などと無罪を主張していた。

> 判決は、小林元社長らが消費者への注意喚起の徹底や対象機種の点検・回収などの対策を怠ったと認定。「直接の原因は不正改造だが、被告らにはガス器具製造・販売企業として消費者の生命の安全を優先した対応が求められていた」と指摘した。

 
 私は、建築士として30年近く、住宅を建てて来ました。

 昔の家は、隙間風は入り、家は夏型に作られていました。

 現代の家は、オイルショック以来、日本では省エネルギーの面から、機密がだんだん向上してきました。これは、日本人全体が感じている事だと思います。

 最近の住宅は、ペアガラスが標準仕様で、この流れは20年前のバブル期くらいから、どんどん進化、向上して来たように思います。

 パロマの室内給湯器の事故の記録は、20年前とテレビ報道で知りました。社会の家づくりの要望と、事故とが重なっているように感じます。

 考えてみても、狭いアパートの一室、1DKとか、1Kとかの台所で、冬の寒い時期に、換気をマメにするでしょうか。なかなか、厳冬期には、窓、ドアを少し開けて、ガス湯沸しを使う人はそういないように思います。

 私は、設計事務所勤務時代から、室内で使うガス給湯器は、必ず不燃事故や、酸欠事故がありうると、安い木造賃貸のアパートでも使用しないで来ました。
 室内ガス給湯器は金額が安く使い安いかもしれません。しかし、金額は少し高くはなりますが、室外ガス給湯器以外は、製造販売をやめるべきと思います。

 パロマガスには、15人が尊い命を落とす前に、室内使用禁止の決断をして欲しかったと思います。安価で、使い安いかもしれませんが、現在の住宅事情から、禁止する方向へ規制をしていくべきと思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 13:37Comments(1)建築・都市

(20年の怠慢)パロマ事故、元社長らに有罪。使用規制も必要。

2010年05月12日

(20年の怠慢)パロマ事故、元社長らに有罪。使用規制も必要。

■パロマ事故、元社長らに有罪
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1204230&media_id=2

> 製品の欠陥ではなく販売後の修理業者による不正改造で起きた事故で、メーカートップの責任が問われた異例の裁判。弁護側は▽修理業者を指揮監督する立場になかった▽業者に不正改造の禁止を連絡しており事故はなくなったと思っていた▽全国的な防止策を取ることができたのは経済産業省だけ--などと無罪を主張していた。

> 判決は、小林元社長らが消費者への注意喚起の徹底や対象機種の点検・回収などの対策を怠ったと認定。「直接の原因は不正改造だが、被告らにはガス器具製造・販売企業として消費者の生命の安全を優先した対応が求められていた」と指摘した。

 
 私は、建築士として30年近く、住宅を建てて来ました。

 昔の家は、隙間風は入り、家は夏型に作られていました。

 現代の家は、オイルショック以来、日本では省エネルギーの面から、機密がだんだん向上してきました。これは、日本人全体が感じている事だと思います。

 最近の住宅は、ペアガラスが標準仕様で、この流れは20年前のバブル期くらいから、どんどん進化、向上して来たように思います。

 パロマの室内給湯器の事故の記録は、20年前とテレビ報道で知りました。社会の家づくりの要望と、事故とが重なっているように感じます。

 考えてみても、狭いアパートの一室、1DKとか、1Kとかの台所で、冬の寒い時期に、換気をマメにするでしょうか。なかなか、厳冬期には、窓、ドアを少し開けて、ガス湯沸しを使う人はそういないように思います。

 私は、設計事務所勤務時代から、室内で使うガス給湯器は、必ず不燃事故や、酸欠事故がありうると、安い木造賃貸のアパートでも使用しないで来ました。
 室内ガス給湯器は金額が安く使い安いかもしれません。しかし、金額は少し高くはなりますが、室外ガス給湯器以外は、製造販売をやめるべきと思います。

 パロマガスには、15人が尊い命を落とす前に、室内使用禁止の決断をして欲しかったと思います。安価で、使い安いかもしれませんが、現在の住宅事情から、禁止する方向へ規制をしていくべきと思います。


  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:36Comments(0)建築・都市

(中東バブル・ドバイ)世界最高800mビル来年完成予定

2008年08月30日

(中東バブル・ドバイ)世界最高地上800mのビル「Burj Dubai」来年完成予定

公式サイト http://www.burjdubai.com/

ドバイの超高層ビルの中では最も知名度が高いビル。地上800m、来年完成予定。


http://img523.imageshack.us/my.php?image=27686516500f2efd5103okp6.jpg

オイルマネーは、すごいですね。

日本のバブルを、はるかに越える、超バブルが産油国を豊かにしているようです。

バベルの塔にならぬような、今後の国家経営が大事と思います。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 15:30Comments(0)建築・都市

(環境都市)エコノミカルでエコロジカルな街・フライブルグ市

2008年05月29日

環境共生先端都市「ドイツ・フライブルグ市」の現状

ドイツ南西部にある人口20万人の街、フライブルグ市が、今世界中から注目をされている。太陽エネルギーやゴミ焼却熱など革新的な製作を次々打ち出す“環境都市”の素顔を現地からのレポートから抜粋してみます。


・サッカー場の屋根で200人の市民がソーラー発電

市のエネルギー財団は、94年市内の出版社の屋上に太陽光発電装置を取り付け、市民にソーラーパネルの所有権を売り出した。1人1口6000マルク(45万円)の自己負担で出資者を募集したところ半年で完売。

次に地元のプロサッカーチームのサッカー場の屋根を同様に出資者を募ったところ、4ヶ月で完売。これらのソーラーパネルはの発電量は、1人当たりの換算で年間450kw/h。発電した電力は、市が出資する電力会社が買い取り、利益を出資者に配当する。20年間で3000マルク程度支払われます。儲かる商売でないのですが「地球環境保護に協力したいから」と納得ずくで購入した人が多いのです。

フライブルグでは、太陽光発電の電力を市が規定の電気代と同額で買い取ります(日本とは、大きく異なります)。この活動がフライブルグ市に、太陽光発電施設数もドイツ一位です。ドイツは、世界一進んでいると思いますので、フライブルグ市が、世界一と言えます。


・800万マルクを投じて公共施設の省エネ工事を決行

ここ10年で市は、800万マルク(約6億円)も巨費を投じて庁舎や学校などの公共施設に断熱材を入れたり、効率の良い天然ガスボイラーに切り替えた。このことで、2600万マルク(19億5000万円)もの光熱費を節約したそうです。

また市では、住宅の施主に低エネルギー住宅の建設を義務付けています。市の建物は、ドイツの国内基準よりも30%低いエネルギー使用量とのこです。この規制には、断熱材をより厚くし、開口部は2重ガラス(ペアガラス)。更に、小学校はソーラー発電装置を設けて光熱費の節約を工夫を行っています。


・埋立地から出るメタンガスで2万人分の電力を“生産”

市の政策のにコジェレーション(熱供給システム)があります。その一つが、ゴミ埋立地から発生するメタンガスを集め天然ガスと混合して、発電用の燃料にしています。生産する電力は、約2万人が利用しています。

コジェネ施設の完成で現在、消費電力の50%前後を市内で自給自足し、原子力発電から脱却を目指します。本年(2000年)原発の一基を廃止することを決定しました。


・原発建設反対運動がきっかけに発展してきた自然保政策

市は、長期的な計画をたて自然を保護してきました。現在フライブルグの自然保護地域・自然景観保護地区は、市の40%にも及びます。

これも70年代初めに政府が、市のある地区に原発を建て計画を発表しました。これに対し、市民も市役所も市議会まで加わった猛烈な反対運動が起きました。政府は、計画を中止しました。その時NGO組織が、環境保護運動に成長して来たようです。


・交通革命がたもたらしてユートピア

92年にドイツ環境首都に選ばれました。市の人口構成は20万の内4万人が、学生です。若者が街を活気づかせています。フライブルグの中心市街地には、随所に駐輪場が設けられ、大通り交差点を自由に自転車が横切っています。市が自転車の利用に積極定期に推し進めているからです。

25年前のフライブルグは、自動車の渋滞によって街の機能が慢性的に麻痺する状況でした。大気汚染は、ひとにも周囲の環境にも多くの影響を与えていました。

そこで、150kmにも及ぶ自転車専用道路設けるともに、住宅街の自動車速度を自足30km以下に制限し、自転車を保護しました。更に、路面電車や鉄道網を拡充しました。地域環境定期券を発行し、フライブルグを中心に、全長2600kmの公共交通機関が乗り放題。その上、日・祭日は1枚の定期券で家族6人使用できる特典付き。地域環境定期券の発行後、路面電車の利用者は2.5倍になりました。

その他、雨水の利用、石畳からゴミバケツに至るまで街を飾る全てのものに“政策”が反映され、市民生活を支えています。


〈ある日本人家族の一言〉

フライブルグで生活して23年です。市の政策に、家族で意見を交わしたりします。ほとんど、賛成する。ゴミの分別はもちろん、週末には古着や靴、有機物質をリサイクルセンターへ持参。子どもたちの飲み物も、何度も繰り返して使える水筒に入れて学校へ持たせましす。飲み物の購入は、リサイクルできる容器に入っているものしか買わない。

「エコロジーの基本は、自然との共生。社会とバランスをとりながら自然に密着した快適で豊かな文化を育てたいですね」。


〈根っからのフライブルグ住人夫婦の一言〉

1日4回、路面電車を利用しています。私共夫婦は、2枚の地球環境定期券をフルに活用する毎日です。自宅から路面電車の停留所まで1分。鉄道との連絡も便利です。

今、1番楽しみは週末のサイクリングです。「自転車は景観も良くて快適。昔の人は馬に乗って遊びに行ったけど、今は自転車が馬が替わりですね」

〈市長の一言〉
事の発端は、原発反対運動です。原子力エネルギー依存から脱却し、大電力会社からの脱却することでした。
3つの政策は、第1に省エネ、第2に再生エネルギー利用促進、依存から脱却し、第3にエネルギーの創出。

第3に関しては、消費で電力の50%前後を市内で自給しています。第2については、ソーラーエネルギーの研究を行っています。もう少しで実用的な段階まで漕ぎ付けました。

環境と経済は相関係では相反することはありません。例えば、環境共生の自動車や計測システムの開発は新たな雇用につながります。エコノミカルでエコロジカルな未来社会。これが町の発展を促すものと信じています。

(1998年秋号)


  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:10Comments(0)建築・都市

(四川地震)コンクリート、倒壊した学校は「おから工事」実態

2008年05月23日

(四川地震)コンクリート構造、倒壊した学校は「おから工事」実態

■倒壊学校の「おから工事」実態、一部中国紙誌が報道始める
(読売新聞 - 05月23日 20:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=496943&media_id=20


>共産党政権の厳しい報道統制の下、一部中国紙誌が現場の実態を断片的に伝え始めた。
>「コンクリートの中に入っているのは、針金だ。鉄筋なんかじゃない!」


コンクリート構造は、セメントとジャリ、鉄筋が合わさって始めて強度がでることを知ってのことなら、相当悪質な工事現場と思います。

多くの人民の命を奪ったことに、建築技術者、建設当事者の責任は重いと考えます。

これから、中国で地震が多い地域のホテル、ユースホステル等に、宿泊するひとが減るように思います。もし、日本並みの強度計算と厳密な施工技術があったならば、ここまでの人命は亡くならなかったかもしれないと考えます。

コンクリートは、石と同じ構造でなく、化学反応であることも知って欲しいと思います。

最後に不幸にも、地震で亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。(合掌)


  

Posted by ノグチ(noguchi) at 20:46Comments(0)建築・都市

(都市再生)「輝ける都市」と「アメリカの大都市の死と生」

2008年04月30日

(都市再生)コルビジェの「輝ける都市」と「アメリカの大都市の死と生」

 今日は、まちづくりの話題を書きます。

 20世紀で最も著名な建築家の一人、ル・コルビジェ氏は、戦前に様々な提案をしました。人間が生きて行く基本寸法や、輝ける都市の考え方、建築用語の沢山後世に残しています。ごく一般に知られる言葉に、「ピロティ」は、コルビジェの造語と言われてます。
 しかし、この「輝ける都市」の理論が、盛会を席巻する中で、環境破壊と犯罪の増加が広がって行きました。

 フィラデルフィア市の例をとると、コルビジェの「用途地域(ゾーニング)」の考え方で、建物の用途が地域で分類されたおかげで、昼夜の人口が極端に違い、広大に公園都市の閑静な公園で、多くの殺人事件が起きた現実を見る事になりました。

 この矛盾を指摘したのが、「アメリカの大都市の死と生」を書いた、ジェーン・ジェイコブス氏です。 


・「輝ける都市」
 大公園を通って、私達の乗った自動車は、超高層ビルの間の高架の自動車用道路を走りぬけ、町の中心には行政の建物が左右に並び、その周辺には、美術館、大学の建物が散在する、都市全体が公園そのものである。
自動車を中心とし、ガラスと鉄筋コンクリートの高層建築に代表される、美しい幾何学的なデザインをもち、芸術性をもっている。(中略)


・ジェイコブス氏の考える都市の4大原則
1.都市の街路は、必ず狭くて、折れ曲がっていて、一つひとつのブロックが短くなければならない。
2.都市の各地区には、古い建物ができるだけ多く、残っているのが望ましいという考え方。また、「新しいアイデアは、古い建物から生まれるが、新しい建物から新しいアイデアは生まれない。」と言葉を残している。
3.都市の各地区は、必ず2つ以上の働きをするようになっていなければならない。
4.都市の各地区の人口密度が充分高くなるように計画した方が望ましい。

 これまでの都市の考え方を全面的に否定して、人間的な魅力をそなえた、住みやすく、文化的な香りの高い都市をつくるために、有効な考え方であることは、「アメリカの大都市の死と生」が出てから40年の間にはっきり示された。(中略)


 未だに日本は、「用途地域(ゾーニング)」の考えで、都市計画が進められ、地方でも犯罪が増え続けているように感じます。

 多用途の都市集中には、土地の利活用で日本は、「個人所有」が強く、平面的な広がりが見えます。ヨーロッパは、都市国家と言われるように、密度濃く住まう習慣があるので、環境共生と防犯都市の考え方が浸透していますが、日本はこれからも改善が進まないように思います。

 小泉首相の都市再生で、いくつか試みが出されましたが、今だに行政は用途地域の考えで、都市の地図を描いています。
 環境共生と防犯都市の考え方を主眼に、人間的な魅力をそなえた、住みやすく、文化的な香りの高い都市に再生する動きを、市民側から社会へ働きかけることが必要と思います。 
*参考資料:宇沢弘文著「経済学と人間の心」より



<以前の日記>
・(ガソリン税)閣議決定の前に、国民への説明責任を果たすべき
 ■道路財源 5月12日にも「延長」



  

Posted by ノグチ(noguchi) at 22:26Comments(0)建築・都市

(今の2世帯事情)インビジブル・ファミリー[疑似同居家族]

2008年03月14日

(今の2世帯事情)インビジブル・ファミリー[疑似同居家族]

■「インビジブル・ファミリー」の快適度
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=432236&media_id=10

>親が十数分の徒歩圏に住む「近居」や電車などで片道約1時間以内に住む「隣居」の割合が、97年から06年の10年間で28%から41%に増えた。

中国の一人っ子政策の風景をテレビ等で、元気な祖父母2組、両親、そして孫一人を
見て思うのですが、日本の少子化を傾向を上昇させる気運がないので、政策を打ち出さなくても、日本の育児事情も、だんだん中国の風景に似てくるのでしょうか?

★「“不即不離”が大原則、“ハレの日”を一緒に」~疑似同居家族~

>「“不即不離”、すなわちつかず離れずが大原則です。その上で、孫の誕生日、クリスマス、正月、孫の入学といったイベントは老親と一緒に楽しんでいます。不即不離のおかげで、こうした“ハレの日”に私と両親とがストレートに感情を出し合い、ぶつかることはありません」

私達夫婦は、私の実家約30分、妻の実家約1時間のところが、自営業を始めた場所で、当時2歳前だった子どもは、どちらかの家に隔週末、訪問するのが祖父母たちの楽しみでした。

>60歳以上の男女を対象にした07年の内閣府調査では、「子どもや孫とは、ときどき会って食事や世話をするのがよい」という「別居派」は5割近い。

止め処もなく動きまわる幼児は、目が離せない。緊張する育児は、老体に毎日は辛いものがあると思います。それこそ、急病の時、或いは“ハレの日”を一緒に過ごす程度が、良いところと思います。

今、自宅は2世帯同居ですが、祖父母が子どもの相手をし始めたのは、小学1年生からで、娘だったせいもあり、騒々しい日々は無かったと、当時を思い出し語ったことがあります。

同居して13年ですが、病院に子どもはありますが、夜や休日に両親を5度車で熊本市の救急病院へ連れて行きました。老人は、病気、ケガと背中合わせと思います。

わが家の両親は、農業をずっと営んできた性で、80歳を越えても畑や山に出かけて行きます。健康その者ですが、その分軽傷ですが、子どもと同じくらい何か起こります。

日常生活は、それぞれの世帯のペースでやって、祝い事、救急の時は、協力する程度が長続きする燐居型2世帯スタイルなのかもしれません。
都市だけでなく、田舎も同様の傾向がだんだん増えています。私達が生活完全別の2世帯住宅を建設した時は、周りに全然無かったのですが、少しづつ増えて来ています。

皆様の周りは、どうでしょうか? 様子でもお知らせ頂ければ幸いです。



■世帯は「独り暮らし」が主流に=75歳以上、25年で2倍超
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=432736&media_id=4
>2030年までの25年間で、65歳以上の独り暮らしが1.8倍、75歳以上だと2.1倍に増える見通しであることが14日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所がまとめた「日本の世帯数の将来推計」で分かった。


日本も少子化が止まらず、超高齢化社会へ段々と急加速して行きそうな気配です。


「コミュ二ティー」
・今の時代を考える
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1217119

・公正で持続可能な社会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1236249
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 23:38Comments(0)建築・都市

法規制重視は、社会を停滞させる。モラル教育の充実を

2007年10月15日

法規制重視は、社会を停滞させる。モラル教育の充実を


■偽装で厳格審査 住宅着工が減
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=311995&media_id=4

>建築確認審査を厳格化することで偽装を防ぐ狙いだったが、建築士や審査機関が新制度に対応し切れず、建築確認に遅れが出るなどの混乱が生じている。


 私も建築士の一人ですが、耐震偽造のついては建築士である前に、人間としてやるべきモラルが問われていると思います。

 事件後、本や雑誌、新聞等色々読み、人と意見をし、私も色々な会合で説明を受けましたが、一級建築士の姉歯被告は、我欲にかられ、生命を守るはずの「家」を砂上の楼閣にして、自分は私腹を肥やした犯罪者と思います。建築士である前に、大罪の張本人と思います。

 そもそも戦後混乱の中で、所謂「掘っ立て小屋」程度から、始まった戦後復興で、個人資産としても、生命の「安全保障」として社会資本の一つとする「家」を、規制・保全する法として建築基準法ができたと思います。建築士は、その「安全確保」を使命として、国が資格を与えた「志士」であると私は誇りを持っています。

 特に一級建築士は、仕事をしながらうける難関の国家試験の一つと言われています。ただ、人間が行う法遵守ですから、その人間自身のモラルが最後問われます。先輩から、「建築を行うには、自分の理念を持つこと」とよく言われました。

 中国故事に「君子は必ずその独りを慎む」とありますが、他人の見ていない所でも、まちがったことをしないように絶えず自分の言動をチェックすることが、「士」と付く職能人に課せられていると思います。

 今日の教育の中心が、知識詰め込み主義で、モラルの育成がなおざりになり、「利、私利、我利、・・・」と経済拡大志向が、国民の末端まで浸透して、利害に関わる事件の多さを思い知らされます。

 前置きが長くなりました。士(師)と付く仕事の基本は、個人を律する力にあると思います。個人のモラルを向上させる教育を充実さ、将来的には許可基準の緩和し、ひいては国民生活の向上につながるような政策を志向して欲しいと思います。
 但し、偽造なる行為をした建築士は、厳罰の処すべきと思います。でもほとんどの建築士は、真面目で堅実な「士」の志をもって行動している思っています。


 最後に、法が多すぎると、人は抜け道を作ります。中国故事に「法は三章のみ」と、漢の皇祖・劉邦が、秦の関中を陥落させ、周辺の豪族を集め説いたとき、歓声が上がったと記されています。始皇帝のがんじがらめの法規制で苦しめらたと学びました。
 モラル教育は、特に家庭教育が大事と思います。原理原則を大事する考えが広まる事が必要と思っています。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 14:41Comments(0)建築・都市