<郡築争議100年>田中正造研究会(熊本市)の塾生仲間の内田敬介氏の素晴らしい提言に読み入りました。
2023年04月24日

<郡築争議100年>田中正造研究会(熊本市)の塾生仲間の内田敬介氏の素晴らしい提言に読み入りました。まさに日本の農業は正念場、世論も含め真剣な議論と政策実現の時と思います。
<「農泊」研修>政治とは何か、生活である。吹き過ぎてゆく風、政治はそれでよい。〜田中角栄語録より〜
2019年10月26日


<「農泊」研修>政治とは何か、生活である。吹き過ぎてゆく風、政治はそれでよい。〜田中角栄語録より〜
おはようございます。今朝は、宇佐市の中山間地域の宿に泊まっています。いつもより長く寝れて、気分も良いです。
さて、朝食までの時間、庭先やかまどの前で朝読書ですが、山登りの話から、元首相の田中角栄の語録から、
(以下、『人間を動かす天才 田中角栄の人間力』より)
山に登って道に迷ったら二つの方法がある。川に沿って下る。これは行政た。もう一歩登って霧の晴れるのを待つ。これが政治だよ。困難な時ほど前に出て視野をひろげることだ。(中略)
政治とは何か。生活である。
政治の仕事は、国民の邪魔になる小石をたんねんに拾って捨てる。国の力でなければ崩さない岩を砕いて、道をあける。それだけでよい。いい政治というものは、国民生活の片隅にあるものだ。目立たずつつましく、国民の後ろに控えている。吹き過ぎて行く風、政治はそれで良い。(中略)
(以上、本より抜粋)
小沢一郎が率いた民主党が掲げた「国民生活第一」を唱え、子ども手当、高速道路無償化、高校無償化など政策を目指したが、財源ができずに頓挫した。財政悪化は進み、安倍政権が消費税を上げることで、全世帯型福祉の財源が確保されたように見えるが、それはこれから・・・
田中角栄語録を読むと、なるほどと思うことが、しばしばある。地方独自の小さな事業にもそれを動かす、金と人(財源と人材)が必要です。
議員立法をもっとも多く成立させた田中角栄は、金(財源)を確保して地味に仕事を進めて来た意味で「政治とは生活。吹きゆく風」と語ったのだと思いました。
1980年代から、大分県安心院町で起こったグリーンツーリズムの活動は、時を経て、国に提言して政策にも反映され、地方創生の風に乗り、全国へ広がる「農泊」の基となり、未だにその輝きを失っていない。
2010年の年末にきて以来の安心院町の民泊ですが、やはり政治は実行することだな、と。今日と安心院町グリーンツーリズム、特に中学生の農業体験修学旅行の受け入れについて勉強したいと思います。

12月9日の記事
2014年12月09日
(田舎の景観と個別補償)、米を食べなくなった日本人、魚沼産こしひかり最安値へ。
ー (国内の米消費)25年度の年間コメ消費量は1人当たり56・9キログラム。最多だった昭和37年度の118・3キログラムの半分以下だ。ー
〈以下、産経ニュースより〉
新潟の名産品といえばまず挙がるのがコメ。平成25年の収穫量66万4300トンという日本一のコメどころが今、危なくなっている。
JA全農にいがたは、この秋「コシヒカリ」の卸売価格を1等米60キロ当たり前年比1300円安い1万5千円に下げ、最安値に並んだ。最高級の魚沼産は同2500円安の1万8500円と、初めて2万円を割り込み、過去最安値となった。
米価の低下傾向に加え、生産費の3割超を占める肥料・農薬・農機具の価格上昇が生産者を圧迫。「作っても赤字になるだけ」「このままでは後継者がいなくなる」との声が出ている。
米価低迷の最も大きな原因はコメ消費量の減少。農林水産省によると、25年度の年間コメ消費量は1人当たり56・9キログラム。最多だった昭和37年度の118・3キログラムの半分以下だ。泉田裕彦知事も「コメは価格調整が難しい。需給バランスが少し崩れただけで価格が暴騰暴落する」と嘆く。
(以上、産経ニュースより転載)
日本人の多様化した食生活、我が家の今夜の夕食は、鍋料理にしようかと食材の在庫を確認した。鍋にするとご飯を食べない。今日の米の消費量は、1合半(270cc)程度、12月は外食も多くなり、さらに今月の米の消費量は減ります。
米の減反政策打ち切りで、さらに価格が下がって行くことになり、農家の所得は下がる一方です。田舎は、スイスのように、農村風景を維持して観光に役立てる、個別補償する時期に来ているように思います。色々なご意見があると思います。今回の総選挙で、おおいに声を上げるべきと思います。
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(明君は視聴に努力)小さな変化に目を向け、小さな声に耳を傾ける。
2014年05月15日
(明君は視聴に努力)小さな変化に目を向け、小さな声に耳を傾ける。
(政府のJA改革)地方の一農家の声を聞き、活気溢れる農業者育成に力を注ぐこと重要。
おはようございます。昨夜のなでしこジャパンの佐々木監督の采配、初戦で上ずっていた流れを、早々にベテラン選手を投入し、流れを日本へ引き寄せた。壮行試合の様子とは違い、流石にオーストラリアには通用しなかった。選手の微妙な変化に気づき、決断した。長年、選手を見ていると気づくのことが出来るのだと思います。
さて、昨夜のニュースは、若田さん帰還の話題が中心でしたが、注目したのは政府の規制改革会議が答申を出した「JA中央会制度廃止」で、JAが揺れてる。地区JA、県中央会の県経済連、さらに全国JA中央会と三層のピラミッド構造が、以前から問題視する疑問符を持つ意見が出ていた。
今回の答申を聞き、地方の優良農業者は、早くからJA離れが進み、自ら売り先を開拓し、様々な分野へ進出している。3年前に見に行った、都城市の農業生産法人「新譜福青果」は、年商14億円、従業員72名、自主経営農場250ha、契約農場400haの巨大農家です。10数年前からICT化を進め経営が企業的に運営され、6次産業分野にも果敢に挑戦している。
それと、昨今の国政選挙を見ると農業者の顔が少なっているように感じる、かつて高度成長期には、国政選挙となると農業者団体ののぼり旗が列を連ねた時期が長く続いた。関税が撤廃される中、だんだん利益が減収し、優良農業者は独自の活路を探すようになって来た。その変化に、JAの経営陣気づかない訳がない。
これは、中国古典の解説書、福田晃市著『人の上に立つ前に読んでおきたい!中国古典』の一節に紹介してある『便宜十六策』「視聴」に次の言葉がある。現代語に訳して見ると、
「明君は、微かなものに目を向けて前兆を知り、小さなものに耳を傾けて大事を知り、内部を外部とつながらせ、外部を内部とつながせます」
優れたトップは、よく見ますし、よく聞きます。いろいろと見て回り、聞いて回ります。ですから、どんな些細な情報も敏感にキャッチ出来るのです。東京のJA中央会にドンと座って、地方から上ってくる各県のJA中央会の幹部の報告を聞くようでは、時間的に遅くなるのはもちろんですが、真実からずれる可能性が大です。自らの行動範囲内で、問題解決ができるJAのあり方が問われていると思います。
昨日、熊本県御船町の上野小学校区内を中心に、御船町の郷土史を研究し続けた奥田盛人氏の功績を勉強に行きました。奥田氏は、自分の足で行き、自分が自ら視聴し、自分でまとめる作業をされた。地元の人の信頼は絶大で、口々にその功績・人徳の素晴らしさを語っていました。リーダーとは、奥田氏の行動の実践の姿と思います。だから、小さな発見、小さな情報が耳に入ると思います。
「事件は現場で起きている」、農業も地方の一人ひとりの農家の思いに耳を傾けることが重要と思います。市町村もそうですが、JAも合併が進み、出先が農家から遠くなった。特に中山間地域から、町の中心に在った支所が、各自治体の市街地まで出かけないといけない。
やる気のある中山間地域の高齢農業者は、独自に産直販売所へ自らの売り込み、副収入を増やす努力を惜しまない。まだまだ、地方における地区JAの存在は大きい。TPPを代表に進む、国際化の流れの中で、農家の流通の上に成り立つJA中央会、今後はJA中央会維持のために地方JAがあるのでなく、地方の一農家の声を聞き、活気溢れる農業者育成に力を注ぐこと重要と思います。
私は、中山間地域の農家出身ですが、農業は家族が消費する週末園芸程度の跡取りですが、周りの専業農家も高齢化していますが、独自に販路拡大に頑張っておられます。これからのJAは営農指導より、各農家が求める様々な販路拡大の支援を中心に存在することが望ましいと思います。
(政府のJA改革)地方の一農家の声を聞き、活気溢れる農業者育成に力を注ぐこと重要。
おはようございます。昨夜のなでしこジャパンの佐々木監督の采配、初戦で上ずっていた流れを、早々にベテラン選手を投入し、流れを日本へ引き寄せた。壮行試合の様子とは違い、流石にオーストラリアには通用しなかった。選手の微妙な変化に気づき、決断した。長年、選手を見ていると気づくのことが出来るのだと思います。
さて、昨夜のニュースは、若田さん帰還の話題が中心でしたが、注目したのは政府の規制改革会議が答申を出した「JA中央会制度廃止」で、JAが揺れてる。地区JA、県中央会の県経済連、さらに全国JA中央会と三層のピラミッド構造が、以前から問題視する疑問符を持つ意見が出ていた。
今回の答申を聞き、地方の優良農業者は、早くからJA離れが進み、自ら売り先を開拓し、様々な分野へ進出している。3年前に見に行った、都城市の農業生産法人「新譜福青果」は、年商14億円、従業員72名、自主経営農場250ha、契約農場400haの巨大農家です。10数年前からICT化を進め経営が企業的に運営され、6次産業分野にも果敢に挑戦している。
それと、昨今の国政選挙を見ると農業者の顔が少なっているように感じる、かつて高度成長期には、国政選挙となると農業者団体ののぼり旗が列を連ねた時期が長く続いた。関税が撤廃される中、だんだん利益が減収し、優良農業者は独自の活路を探すようになって来た。その変化に、JAの経営陣気づかない訳がない。
これは、中国古典の解説書、福田晃市著『人の上に立つ前に読んでおきたい!中国古典』の一節に紹介してある『便宜十六策』「視聴」に次の言葉がある。現代語に訳して見ると、
「明君は、微かなものに目を向けて前兆を知り、小さなものに耳を傾けて大事を知り、内部を外部とつながらせ、外部を内部とつながせます」
優れたトップは、よく見ますし、よく聞きます。いろいろと見て回り、聞いて回ります。ですから、どんな些細な情報も敏感にキャッチ出来るのです。東京のJA中央会にドンと座って、地方から上ってくる各県のJA中央会の幹部の報告を聞くようでは、時間的に遅くなるのはもちろんですが、真実からずれる可能性が大です。自らの行動範囲内で、問題解決ができるJAのあり方が問われていると思います。
昨日、熊本県御船町の上野小学校区内を中心に、御船町の郷土史を研究し続けた奥田盛人氏の功績を勉強に行きました。奥田氏は、自分の足で行き、自分が自ら視聴し、自分でまとめる作業をされた。地元の人の信頼は絶大で、口々にその功績・人徳の素晴らしさを語っていました。リーダーとは、奥田氏の行動の実践の姿と思います。だから、小さな発見、小さな情報が耳に入ると思います。
「事件は現場で起きている」、農業も地方の一人ひとりの農家の思いに耳を傾けることが重要と思います。市町村もそうですが、JAも合併が進み、出先が農家から遠くなった。特に中山間地域から、町の中心に在った支所が、各自治体の市街地まで出かけないといけない。
やる気のある中山間地域の高齢農業者は、独自に産直販売所へ自らの売り込み、副収入を増やす努力を惜しまない。まだまだ、地方における地区JAの存在は大きい。TPPを代表に進む、国際化の流れの中で、農家の流通の上に成り立つJA中央会、今後はJA中央会維持のために地方JAがあるのでなく、地方の一農家の声を聞き、活気溢れる農業者育成に力を注ぐこと重要と思います。
私は、中山間地域の農家出身ですが、農業は家族が消費する週末園芸程度の跡取りですが、周りの専業農家も高齢化していますが、独自に販路拡大に頑張っておられます。これからのJAは営農指導より、各農家が求める様々な販路拡大の支援を中心に存在することが望ましいと思います。
<TPP交渉>「ンモー」、阿蘇高原の赤牛の姿がみえなくなるのか。
2014年03月16日
<TPP交渉>「ンモー」、阿蘇高原の赤牛の姿がみえなくなるのか。
おはようございます。最近、新聞紙面でTTP交渉の話題が無いな?と思っていたが、今朝の朝刊から記載が再開した。今日は畜産が取り上げられ、読み進む中で複合的に絡む日本農業の姿(連携)を指摘している。
記事で、県内の嘉島町の藤木眞也氏は、約1千頭の牛を飼う大規模農家。藤木氏は、03年メキシコでの世界貿易機関(WTO)の閣僚会議に出向きロビー活動をした経験も持つ。以来10年が過ぎ、今回のTPP交渉をどう見ているか語っている。
(以下、紙面より抜粋)
「もろに影響を受けるだろうね。牛肉価格は下落するだろうし、国内畜産農家の経営を安定させるための制度にも、関税で得たお金が使われているからね」
「畜産がいなくなれば、堆肥が手に入らなくなって困る野菜農家も出る。政府が力を入れるエサ米だって、畜産農家がいなくなれば作れない。農業は“一つの物語”の中で成り立っている。地域全体でないと、生き残るのは無理なんだ」
「正直、日本がTPPで何を得ようとしているのかが分からない。何よりも日本農業を今後どうしたいのかビジョンが見えない」。外圧によって右往左往させられる農政に、不安と不信が募る。
(以上、3月16日熊日新聞朝刊から)
農業は、地域循環型産業と言われる。米、野菜、畜産、さらに他の一次産業とも密接な関係(連携)が昔からあった。戦前は、一つの農家で全てをやっていた時代から、戦後は大規模化が進み、単一の農業者が地域内で連携して、地域農業を発展させてきた。その大きな農業「畜産」に大打撃を与えるTPPに対して、政府は今後の日本農業をどうして行くのか、藤木氏の指摘する日本農業のビジョンが全く見えないと思います。
九州は農業圏で、熊本も畜産の盛んな地域、阿蘇の草原で草を喰む赤牛たちは、熊本の景観の一つにもなっている。農業は“一つの物語”、地域循環の一つが壊れたら、他の農産物にも大きな影響を与える。TPP交渉を、輸出入のプラス・マイナスで計るのはとても危険な賭けのような気がしてなりません。
古から続く、農業の地域循環の仕組みを壊すことなく、日本農業のビジョンを国民の納得するように、政府は早く示すことが必要と思います。TPP交渉の後でも、阿蘇の草原で赤牛たちがのんびりと草を喰む風景があることを願います。
おはようございます。最近、新聞紙面でTTP交渉の話題が無いな?と思っていたが、今朝の朝刊から記載が再開した。今日は畜産が取り上げられ、読み進む中で複合的に絡む日本農業の姿(連携)を指摘している。
記事で、県内の嘉島町の藤木眞也氏は、約1千頭の牛を飼う大規模農家。藤木氏は、03年メキシコでの世界貿易機関(WTO)の閣僚会議に出向きロビー活動をした経験も持つ。以来10年が過ぎ、今回のTPP交渉をどう見ているか語っている。
(以下、紙面より抜粋)
「もろに影響を受けるだろうね。牛肉価格は下落するだろうし、国内畜産農家の経営を安定させるための制度にも、関税で得たお金が使われているからね」
「畜産がいなくなれば、堆肥が手に入らなくなって困る野菜農家も出る。政府が力を入れるエサ米だって、畜産農家がいなくなれば作れない。農業は“一つの物語”の中で成り立っている。地域全体でないと、生き残るのは無理なんだ」
「正直、日本がTPPで何を得ようとしているのかが分からない。何よりも日本農業を今後どうしたいのかビジョンが見えない」。外圧によって右往左往させられる農政に、不安と不信が募る。
(以上、3月16日熊日新聞朝刊から)
農業は、地域循環型産業と言われる。米、野菜、畜産、さらに他の一次産業とも密接な関係(連携)が昔からあった。戦前は、一つの農家で全てをやっていた時代から、戦後は大規模化が進み、単一の農業者が地域内で連携して、地域農業を発展させてきた。その大きな農業「畜産」に大打撃を与えるTPPに対して、政府は今後の日本農業をどうして行くのか、藤木氏の指摘する日本農業のビジョンが全く見えないと思います。
九州は農業圏で、熊本も畜産の盛んな地域、阿蘇の草原で草を喰む赤牛たちは、熊本の景観の一つにもなっている。農業は“一つの物語”、地域循環の一つが壊れたら、他の農産物にも大きな影響を与える。TPP交渉を、輸出入のプラス・マイナスで計るのはとても危険な賭けのような気がしてなりません。
古から続く、農業の地域循環の仕組みを壊すことなく、日本農業のビジョンを国民の納得するように、政府は早く示すことが必要と思います。TPP交渉の後でも、阿蘇の草原で赤牛たちがのんびりと草を喰む風景があることを願います。
夏前半の草刈り終了です。森林保全に力をそぞぐことが必要な気がします。
2013年07月29日
夏前半の草刈り終了です。森林保全に力をそぞぐことが必要な気がします
おはようございます。どんよりとして、暑い雲の熊本です。寝苦しい夜が続いていますが、体調はいかがでしょうか。
朝ウォーキングは、汗がジワリ出て、気分はシャキッとなります。明日から東京出張なので、今日中には一巡目、述べ1月かかる山林と畑の維持も、なかなか大変な作業です。
地方の景観維持の大事さや、田舎の風景を楽しみにする旅人が増えていますが、それを維持する側は、日常の仕事とは別に、朝夕、週末の農作業が増えることになります。しかし、費用はかかるが金にはならない。次世代、次次世代のためにやっているがこれまででした。
しかし、地方の人口流出と、人口減少により、警官の維持は既に限界をこえて、畑は林に、林は森に変わってきています。昨日の山口地方の大雨、温暖化もあると思いますが、人工林の維持が全くできず、洪水の川は泥水になり、一気に水嵩が上がり、住民の避難も困難になるほど、増水します。
地方の景観維持は、自然災害の防止にものつながります。高知県のある河川流域の全域を京都大学が所有している川は、どんなに大雨でも泥水にならず、一気の増水も見られません。自然の保水力が維持されています。しかし、人工林ばかりの河川流域は、昨日の山口地方の被害同様に、一気の増水が現れます。その復旧には多くの国費がつぎこまれます。なにか矛盾している気がします。
人工林もしっかり維持管理ができているところは、適度に雑木、広葉樹が自然発生し、保水力を維持しています。被害復旧に使う事業費の一部を、予防費として山林維持に使うことは多いに効果があると大学の研究でも出ています。水害は、海の産物にも大きな影響を出します。山を大事にしない文明は、その地域の生活を維持できなくなる。そんな諺が、広がる前に、森林保全に力をそぞぐことが必要な気がします。
これから、夏前半最後の草刈りに行きました。曇っていしたが、汗の量びっしょりでした。
おはようございます。どんよりとして、暑い雲の熊本です。寝苦しい夜が続いていますが、体調はいかがでしょうか。
朝ウォーキングは、汗がジワリ出て、気分はシャキッとなります。明日から東京出張なので、今日中には一巡目、述べ1月かかる山林と畑の維持も、なかなか大変な作業です。
地方の景観維持の大事さや、田舎の風景を楽しみにする旅人が増えていますが、それを維持する側は、日常の仕事とは別に、朝夕、週末の農作業が増えることになります。しかし、費用はかかるが金にはならない。次世代、次次世代のためにやっているがこれまででした。
しかし、地方の人口流出と、人口減少により、警官の維持は既に限界をこえて、畑は林に、林は森に変わってきています。昨日の山口地方の大雨、温暖化もあると思いますが、人工林の維持が全くできず、洪水の川は泥水になり、一気に水嵩が上がり、住民の避難も困難になるほど、増水します。
地方の景観維持は、自然災害の防止にものつながります。高知県のある河川流域の全域を京都大学が所有している川は、どんなに大雨でも泥水にならず、一気の増水も見られません。自然の保水力が維持されています。しかし、人工林ばかりの河川流域は、昨日の山口地方の被害同様に、一気の増水が現れます。その復旧には多くの国費がつぎこまれます。なにか矛盾している気がします。
人工林もしっかり維持管理ができているところは、適度に雑木、広葉樹が自然発生し、保水力を維持しています。被害復旧に使う事業費の一部を、予防費として山林維持に使うことは多いに効果があると大学の研究でも出ています。水害は、海の産物にも大きな影響を出します。山を大事にしない文明は、その地域の生活を維持できなくなる。そんな諺が、広がる前に、森林保全に力をそぞぐことが必要な気がします。
これから、夏前半最後の草刈りに行きました。曇っていしたが、汗の量びっしょりでした。
熊日新聞10面に~遺伝子組み換え小麦の発見~元はモンサント
2013年05月31日
熊日新聞10面に~遺伝子組み換え小麦の発見~とあった。元はモンサントだった。
【ワシントン共同】の報道だが、
(以下抜粋)
・・・、オレゴン州の農場で、自分の農場で、除草剤が効かない小麦を発見した。かつてバイオテクノロジー大手のモンサントが開発し、同州なとで試験栽培をしていたものと同種の遺伝子組み換え小麦だった。
モンサントはその後、市場に受け入れられないとして開発を断念し、試験栽培も2005年に中止した経緯がある。試験栽培の中止後、同種の小麦が見つかったのは初めてという。
(以上、新聞から抜粋)
昨夜の映画見た内容を思い出し、7年の朱鷺を超えて、農薬に耐性力を持つ小麦が生き延びていことに驚きます。この小麦は、自己増殖して広がって行くのではと、想像します。
耐性大豆が一気に世界に広がって行ったように、この耐性小麦が量産され、世界に広がるのは時間の問題と思います。巨大農業商社モンサントが、この小麦を大量生産し、種をばら撒いて行くのだろうな?と、昨日の耐性大豆のことと重ねあわせ、農業にまた暗い未来がかかっているように思います。
【ワシントン共同】の報道だが、
(以下抜粋)
・・・、オレゴン州の農場で、自分の農場で、除草剤が効かない小麦を発見した。かつてバイオテクノロジー大手のモンサントが開発し、同州なとで試験栽培をしていたものと同種の遺伝子組み換え小麦だった。
モンサントはその後、市場に受け入れられないとして開発を断念し、試験栽培も2005年に中止した経緯がある。試験栽培の中止後、同種の小麦が見つかったのは初めてという。
(以上、新聞から抜粋)
昨夜の映画見た内容を思い出し、7年の朱鷺を超えて、農薬に耐性力を持つ小麦が生き延びていことに驚きます。この小麦は、自己増殖して広がって行くのではと、想像します。
耐性大豆が一気に世界に広がって行ったように、この耐性小麦が量産され、世界に広がるのは時間の問題と思います。巨大農業商社モンサントが、この小麦を大量生産し、種をばら撒いて行くのだろうな?と、昨日の耐性大豆のことと重ねあわせ、農業にまた暗い未来がかかっているように思います。
フードマイレージの情報開示と単一作物大量生産の問題点の公表。
2013年05月31日
フードマイレージの情報開示と単一作物大量生産の問題点の公表必要。
おはようございます。昨夜参加した遺伝子組み変えの問題を提起する映画『モンサントの不自然な食べ物』 は、言葉を失うほど、強烈なものでした。フランスで、150万人が鑑賞した、農業商社の企業犯罪の実態、グローバル化の問題、政治家との癒着、御用学者の実態、等々。知らされない、農業商社の実態に、背筋が寒くなる思いになりました。
ビオトープ意識の欠落が、安価な食べ物に飛びつく結果になっているように感じます。身土不二、地産池消、のかつて日本に当たり前だった食物利用は、食物の世界的な流通から、食物メジャーに踊らされ、CMに騙された食糧の豊かさがあるように思います。
今後、『モンサントの不自然な食べ物』、を多くの人たちが見て、現在進められようとしている、TTP交渉参加についても、日本人だけでなく、世界の食糧輸入国が、食物の自給と除草剤に頼らない食料生産方法の研究に力を注ぐことを、世に訴えて行くことが必要と思います。
昨夜からの家の片づけが、午前中も続きそうです。今朝は、ウォーキングはお休みです。
おはようございます。昨夜参加した遺伝子組み変えの問題を提起する映画『モンサントの不自然な食べ物』 は、言葉を失うほど、強烈なものでした。フランスで、150万人が鑑賞した、農業商社の企業犯罪の実態、グローバル化の問題、政治家との癒着、御用学者の実態、等々。知らされない、農業商社の実態に、背筋が寒くなる思いになりました。
ビオトープ意識の欠落が、安価な食べ物に飛びつく結果になっているように感じます。身土不二、地産池消、のかつて日本に当たり前だった食物利用は、食物の世界的な流通から、食物メジャーに踊らされ、CMに騙された食糧の豊かさがあるように思います。
今後、『モンサントの不自然な食べ物』、を多くの人たちが見て、現在進められようとしている、TTP交渉参加についても、日本人だけでなく、世界の食糧輸入国が、食物の自給と除草剤に頼らない食料生産方法の研究に力を注ぐことを、世に訴えて行くことが必要と思います。
昨夜からの家の片づけが、午前中も続きそうです。今朝は、ウォーキングはお休みです。
「TPP対策」と「百姓市場」の地方での現状対応
2013年03月24日
「TPP対策」と「百姓市場」の地方での現状対応
おはようございます。朝のウォーキングから、帰って来ました。気持よい気候になって、軽い汗もあき、早起きは良いものです。
熊本県荒尾市の60~92才の農家が25人が、毎週土日に開催する「百姓市場」が、盛況だそうだ。たまには、10万円の売上もあるそうだ。
また、第3回地域再生大賞を受賞した「二見わっしょいファーム」の高齢者メンバーは、年金と自家消費分の農産物の他に5万円程度の収入があれば豊かに暮らせるという。
安倍首相は、攻めの農業を「TPP 対策」にかがけているが、地方の農業者の後継者不足で、高齢化が進む中、首相の思惑は机上の空論にも見える。地方の現状を、もっと詳しく地域性も含めて、つぶさに調査すべきではないか、疑問におもう。
昨夜、農業者の女性リーダーと語る中で、FTAで大打撃をうけた韓国との交流を準備する中で、どんな対策をしているか、どんなおもいで、韓国は関税障壁をなくしたか、聞きたいと思っています。
高齢化する地方農業とTPP 対策、「百姓市場」のような、地域密着の販路構築も必要な気がしてならない。
おはようございます。朝のウォーキングから、帰って来ました。気持よい気候になって、軽い汗もあき、早起きは良いものです。
熊本県荒尾市の60~92才の農家が25人が、毎週土日に開催する「百姓市場」が、盛況だそうだ。たまには、10万円の売上もあるそうだ。
また、第3回地域再生大賞を受賞した「二見わっしょいファーム」の高齢者メンバーは、年金と自家消費分の農産物の他に5万円程度の収入があれば豊かに暮らせるという。
安倍首相は、攻めの農業を「TPP 対策」にかがけているが、地方の農業者の後継者不足で、高齢化が進む中、首相の思惑は机上の空論にも見える。地方の現状を、もっと詳しく地域性も含めて、つぶさに調査すべきではないか、疑問におもう。
昨夜、農業者の女性リーダーと語る中で、FTAで大打撃をうけた韓国との交流を準備する中で、どんな対策をしているか、どんなおもいで、韓国は関税障壁をなくしたか、聞きたいと思っています。
高齢化する地方農業とTPP 対策、「百姓市場」のような、地域密着の販路構築も必要な気がしてならない。
個人農家で、東洋一の小麦生産「勝部徳太郎の遺訓」の真髄とは
2013年01月08日
個人農家で、東洋一の小麦生産「勝部徳太郎の遺訓」の真髄とは
おはようございます。今朝のウォーキングは、それほどまでに寒くありませんでした。朝から、良い汗をかきました。
さて今日の話題は、昭和の日本の「小麦王」を紹介します。
昭和50年代小麦生産で、1億円を超える収入を上げた故勝部徳太郎氏は、極寒の北海道で、冬に出稼ぎをせずに、睡眠を削って働き続けた農業人。
勝部氏が、戦後最初に始めたのは、花の栽培だった。殺伐とした終戦後の生活に、花々が潤いを与えた。札幌に出荷したら、花は飛ぶように売れた。
昭和24年になると、昭和18年から手掛けていたが、イチゴ生産に力を入れた。まだ食べるのもままならない時期、4トントラック2台チャーターして札幌へ持ち込んだ。その量は、札幌市民の7割にもなる。
他の農家もイチゴの利益率の高さに力を入れ始めると、価格が下がり始めると考え、勝部氏は50万本のイチゴ苗を売却し、もはやその時期は終わったと、今度はGHQが農地解放で売出した土地が、10年も経たないうちに離農するもの増えて、勝部氏に売りに来るようになった。昭和30年には、夕張に75町歩の大農場になった。
そこから、本格的な小麦生産に取り組み、日本で最初にアメリカから大型農業機械を取り入れたのも勝部氏だった。昭和50年代になると、農地は150町歩、小麦500トン、1億円の年収になっていた。
勝部氏が夫婦して独立した時は、年収240円、財産は2町4反、50円の価値しかない掘立小屋のみ。
勝部徳太郎氏は、戦前の義務教育を受けて働きはじめた。貯めた金で最初に買ったのは、大正13年の20歳のとき、日当30銭の時代、3円30銭の『漢和大辞林』を買ってボロボロになるまで勉強しつづけた。
結婚してからは出稼ぎせずに、妻との暮らしを大事にするために、4時間睡眠で働き続けた。それで、買ったのが5円の鉱石ラジオ。夕張は、新聞が一日遅れて配達されるので、情報が遅い。勝部氏は、毎日レシーバーに耳を当て、商業の中心地小樽の生産相場放送を聞き、克明にメモしておいた。
この情報の蓄積が、戦後の花栽培、イチゴ栽培の成功につながり、小麦農家へ進化して行った。勝部氏は、多くの訓示を残しています。
「福の神が最も嫌うもの 自分の仕事を怠けるもの」
「死ぬ気でやれば決して死なぬものなり、努力して掴んだもの」
「誰もやったことのない仕事、誰もやれない仕事こそ男として」
「十年辛抱せよ十年の歳月は立派に成功出来る歳月」
「人生にやり直しが出来ると思うな長く生きても百年よりない」
勝部徳太郎氏の伝記には、多くの訓示があり、北海道各地の石碑に刻まれている。最後に余談を転載します。
(以下、転載)
勝部氏の農場に、農業関係の大学教授らが視察にきて、ああでもないこうでもないと学識をひけらかすが、「大学の先生の話は、まず金が儲からないことばかりですな。その話をありがたく拝聴する農民は、必ず貧乏します。泣かねばなりません。先生たちは高い給料もらっておられるから生活に不安がなく、言うことが理想的なことばかりだスなあ」と、馬耳東風、涼しい顔で受け流すのみ。(略)
実践からの気付き、極寒の地での農業で生きる覚悟を決めたリーダーは、大学教授もタジタジだったと思います。勝部徳太郎氏は、自分で稼いだ金で学び、最新情報を集め、データを蓄積し、いざという時(投機的農業)を逃さず、事業拡大に成功した篤農家の代表と思います。
本日は、とても長い文章になりました。お読み頂き感謝致します。
おはようございます。今朝のウォーキングは、それほどまでに寒くありませんでした。朝から、良い汗をかきました。
さて今日の話題は、昭和の日本の「小麦王」を紹介します。
昭和50年代小麦生産で、1億円を超える収入を上げた故勝部徳太郎氏は、極寒の北海道で、冬に出稼ぎをせずに、睡眠を削って働き続けた農業人。
勝部氏が、戦後最初に始めたのは、花の栽培だった。殺伐とした終戦後の生活に、花々が潤いを与えた。札幌に出荷したら、花は飛ぶように売れた。
昭和24年になると、昭和18年から手掛けていたが、イチゴ生産に力を入れた。まだ食べるのもままならない時期、4トントラック2台チャーターして札幌へ持ち込んだ。その量は、札幌市民の7割にもなる。
他の農家もイチゴの利益率の高さに力を入れ始めると、価格が下がり始めると考え、勝部氏は50万本のイチゴ苗を売却し、もはやその時期は終わったと、今度はGHQが農地解放で売出した土地が、10年も経たないうちに離農するもの増えて、勝部氏に売りに来るようになった。昭和30年には、夕張に75町歩の大農場になった。
そこから、本格的な小麦生産に取り組み、日本で最初にアメリカから大型農業機械を取り入れたのも勝部氏だった。昭和50年代になると、農地は150町歩、小麦500トン、1億円の年収になっていた。
勝部氏が夫婦して独立した時は、年収240円、財産は2町4反、50円の価値しかない掘立小屋のみ。
勝部徳太郎氏は、戦前の義務教育を受けて働きはじめた。貯めた金で最初に買ったのは、大正13年の20歳のとき、日当30銭の時代、3円30銭の『漢和大辞林』を買ってボロボロになるまで勉強しつづけた。
結婚してからは出稼ぎせずに、妻との暮らしを大事にするために、4時間睡眠で働き続けた。それで、買ったのが5円の鉱石ラジオ。夕張は、新聞が一日遅れて配達されるので、情報が遅い。勝部氏は、毎日レシーバーに耳を当て、商業の中心地小樽の生産相場放送を聞き、克明にメモしておいた。
この情報の蓄積が、戦後の花栽培、イチゴ栽培の成功につながり、小麦農家へ進化して行った。勝部氏は、多くの訓示を残しています。
「福の神が最も嫌うもの 自分の仕事を怠けるもの」
「死ぬ気でやれば決して死なぬものなり、努力して掴んだもの」
「誰もやったことのない仕事、誰もやれない仕事こそ男として」
「十年辛抱せよ十年の歳月は立派に成功出来る歳月」
「人生にやり直しが出来ると思うな長く生きても百年よりない」
勝部徳太郎氏の伝記には、多くの訓示があり、北海道各地の石碑に刻まれている。最後に余談を転載します。
(以下、転載)
勝部氏の農場に、農業関係の大学教授らが視察にきて、ああでもないこうでもないと学識をひけらかすが、「大学の先生の話は、まず金が儲からないことばかりですな。その話をありがたく拝聴する農民は、必ず貧乏します。泣かねばなりません。先生たちは高い給料もらっておられるから生活に不安がなく、言うことが理想的なことばかりだスなあ」と、馬耳東風、涼しい顔で受け流すのみ。(略)
実践からの気付き、極寒の地での農業で生きる覚悟を決めたリーダーは、大学教授もタジタジだったと思います。勝部徳太郎氏は、自分で稼いだ金で学び、最新情報を集め、データを蓄積し、いざという時(投機的農業)を逃さず、事業拡大に成功した篤農家の代表と思います。
本日は、とても長い文章になりました。お読み頂き感謝致します。
〈クローズアップ現代〉国内林業の苦悩と林業再生の取り組み
2012年11月13日
〈クローズアップ現代〉国内林業の苦悩と林業再生プランの取り組み
ヨーロッパの林業再生の方法とは何か?
国の林業政策の真意は何処にあるのか?
(日本の現実)限りなく、木材の価格の下落へ
そこで国は、ヨーロッパは活性化の研究をはじめた。
〈ドイツ〉
・木材の一本、一本のデータを集積し、市場の買手とつなぐ
・とにかく、省力化に取り組む仕組み作りが完成している。
・木材のニーズと産地との情報共有
買い手のニーズをに合わせて、山の木を伐採する。無駄をいかに省くか、むやみやたらに切り、市場て入札する仕組みは、現代の仕組みでは、価格破壊になる。(以上、クローズアップ現代より)
・国内木材の品質管理の不足
海外の輸入木材は、品質管理が徹底していて、住宅産業に合わせた製品づくりが、評価わ受けて伸びて来た。国産材は、山主の勝手な伐採では、住宅のニーズを踏まえた製品作りになっていない。だから、市場に嫌われる。
〈ドイツの森林菅とは〉
山主に代わり、市場ニーズに合わせた、山の木材のデータ。山の木材1本、1本、整理して市場の要求に合わせて、木材を供給(伐採)している。
日本は、立木の材木整理学の研究は皆無で、行き当たりばったりの伐採になっていました。やっと植林から60年が経ち、使える材料になって来て、国も本気で政策の準備わ始めています。
・住宅産業に合わせた林業産業へ
国内でも、新しい市場の開拓に取り組む若者たちが出始めた。これから変えて行くには、各地に木材組合や既成の木材流通に安住せず、独自に市場を開拓しい行くようなフロンティアスピリットも持つ林業家が出てくることも必要と思います。
やはり、日本の林業を変えるのは、地方の志ある林業家が、IT技術を駆使し、未来を切り開く行動に出れば、必ず応援者が出てくると思います。
林業家の奮起に、国民が賛同するような行動・活動を起こすことが必要と思います。
今夜は、特に長くなりました。お読み頂きありがとうございます。
ヨーロッパの林業再生の方法とは何か?
国の林業政策の真意は何処にあるのか?
(日本の現実)限りなく、木材の価格の下落へ
そこで国は、ヨーロッパは活性化の研究をはじめた。
〈ドイツ〉
・木材の一本、一本のデータを集積し、市場の買手とつなぐ
・とにかく、省力化に取り組む仕組み作りが完成している。
・木材のニーズと産地との情報共有
買い手のニーズをに合わせて、山の木を伐採する。無駄をいかに省くか、むやみやたらに切り、市場て入札する仕組みは、現代の仕組みでは、価格破壊になる。(以上、クローズアップ現代より)
・国内木材の品質管理の不足
海外の輸入木材は、品質管理が徹底していて、住宅産業に合わせた製品づくりが、評価わ受けて伸びて来た。国産材は、山主の勝手な伐採では、住宅のニーズを踏まえた製品作りになっていない。だから、市場に嫌われる。
〈ドイツの森林菅とは〉
山主に代わり、市場ニーズに合わせた、山の木材のデータ。山の木材1本、1本、整理して市場の要求に合わせて、木材を供給(伐採)している。
日本は、立木の材木整理学の研究は皆無で、行き当たりばったりの伐採になっていました。やっと植林から60年が経ち、使える材料になって来て、国も本気で政策の準備わ始めています。
・住宅産業に合わせた林業産業へ
国内でも、新しい市場の開拓に取り組む若者たちが出始めた。これから変えて行くには、各地に木材組合や既成の木材流通に安住せず、独自に市場を開拓しい行くようなフロンティアスピリットも持つ林業家が出てくることも必要と思います。
やはり、日本の林業を変えるのは、地方の志ある林業家が、IT技術を駆使し、未来を切り開く行動に出れば、必ず応援者が出てくると思います。
林業家の奮起に、国民が賛同するような行動・活動を起こすことが必要と思います。
今夜は、特に長くなりました。お読み頂きありがとうございます。
〈熊本発〉「阿蘇を世界農業遺産に!」、シンポジウムに参加して
2012年08月24日
〈熊本発〉「阿蘇を世界農業遺産に!」、シンポジウムに参加して
昨日、阿蘇市の清峰高校で、民間主導の活動グループが、国際連合食料農業機関(通称FAO)が認定する「世界重要農業遺産システム(略:世界農業遺産)」の申請へ向け、阿蘇地域や熊本県下に呼びかけて、シンポジウムが開催された。私のこのグループの設立メンバーの垢牛生産農家の井信行氏に、ご案内を受け参加した。
会場は、予定人数を越える110名が参加して、宮本健真代表の基調講演(熊本グランドデザイン優秀賞)、井信行氏、他4名によるパネルディスカッションの後、参加者との意見交換と、約2時間でしたが、とても中身の詰まった意見交換で、次の開催を期待する内容でした。
参加者は、テーマが農業ですので、阿蘇地域の農業者、農産加工、流通、観光、更には研究者、報道機関も集まり、多様な意見が出ていました。パネルディスカッションの冒頭に、日本の先進地の能登の棚田、佐渡のトキと共に生きる農業、2例の紹介があり、宮本氏と井氏しが、佐渡の報告をされた時、先週日曜日にNHKの特番で放送された「トキの育成と放鳥、それを支えた佐渡の農業」が紹介されたばかりに、時代はここにあると感じました。
阿蘇は、草原で赤牛を育て、カルデラの水田で、米、野菜を栽培し、全国に流通させています。最大の売りは、世界一のカルデラの「阿蘇山」は、世界に知られ、九州の中央部に位置しています。熊本、福岡、大分の大きな川の水源でもあり、人々が自然と共に生きて来た生活文化があります。
これまで、阿蘇地域は、自然遺産、草原農業の文化遺産をテーマに世界遺産を目指して来ましたが、加えて人が生きてきた生業「農業」を中心とする、世界農業遺産に手を上げたことで、阿蘇の人々が、これまでにない自信を持つことにつながると感じました。
井信行氏は、「まずは阿蘇が、世界農業遺産の認証を受ける。次に、阿蘇山の源を持つ水系、地下水を利用した熊本の農業全体を農業文化遺産として広め、いずれは熊本全体を、世界農業遺産に承認できればと思っている」と語られていました。
農業遺産は、自然景観や歴史文化だけでなく、農業という生業を中心とした評価なので、経済的な発展要素に期待が大きいと思います。今後も、機会ある事に参加して行きたいと思います。
昨日、阿蘇市の清峰高校で、民間主導の活動グループが、国際連合食料農業機関(通称FAO)が認定する「世界重要農業遺産システム(略:世界農業遺産)」の申請へ向け、阿蘇地域や熊本県下に呼びかけて、シンポジウムが開催された。私のこのグループの設立メンバーの垢牛生産農家の井信行氏に、ご案内を受け参加した。
会場は、予定人数を越える110名が参加して、宮本健真代表の基調講演(熊本グランドデザイン優秀賞)、井信行氏、他4名によるパネルディスカッションの後、参加者との意見交換と、約2時間でしたが、とても中身の詰まった意見交換で、次の開催を期待する内容でした。
参加者は、テーマが農業ですので、阿蘇地域の農業者、農産加工、流通、観光、更には研究者、報道機関も集まり、多様な意見が出ていました。パネルディスカッションの冒頭に、日本の先進地の能登の棚田、佐渡のトキと共に生きる農業、2例の紹介があり、宮本氏と井氏しが、佐渡の報告をされた時、先週日曜日にNHKの特番で放送された「トキの育成と放鳥、それを支えた佐渡の農業」が紹介されたばかりに、時代はここにあると感じました。
阿蘇は、草原で赤牛を育て、カルデラの水田で、米、野菜を栽培し、全国に流通させています。最大の売りは、世界一のカルデラの「阿蘇山」は、世界に知られ、九州の中央部に位置しています。熊本、福岡、大分の大きな川の水源でもあり、人々が自然と共に生きて来た生活文化があります。
これまで、阿蘇地域は、自然遺産、草原農業の文化遺産をテーマに世界遺産を目指して来ましたが、加えて人が生きてきた生業「農業」を中心とする、世界農業遺産に手を上げたことで、阿蘇の人々が、これまでにない自信を持つことにつながると感じました。
井信行氏は、「まずは阿蘇が、世界農業遺産の認証を受ける。次に、阿蘇山の源を持つ水系、地下水を利用した熊本の農業全体を農業文化遺産として広め、いずれは熊本全体を、世界農業遺産に承認できればと思っている」と語られていました。
農業遺産は、自然景観や歴史文化だけでなく、農業という生業を中心とした評価なので、経済的な発展要素に期待が大きいと思います。今後も、機会ある事に参加して行きたいと思います。
阿蘇を「世界農業遺産」に!、食と大地・くまもと、
2012年08月23日
阿蘇を「世界農業遺産」に!、食と大地・くまもと、
午後は、丁度1月前に、阿蘇の豪雨被害地にボランティアに来た地域に、今回は、阿蘇を農業で、世界へメッセージを出す催しが開催されると聞き、出向いて来ました。
まだ水害被害の後が、田畑に残り復旧工事が続けられていました。昨日は、日田市に居たのですが、日田市も被災地では復旧工事が続けられていると、お聞きしました。早い復旧を願っています。
今回の催しを知るきっかけは、地域づくりの先輩で、会議等でお会いする、肉牛飼育の名人、今年7月に、「全国あか毛和牛協会」から、最高位の三ッ星に熊本県下で最初に認定された方です。
「世界農業遺産」?
世界産業遺産は、聞いたことがありますが、農業の遺産?ですかが、始まりでした。語るは中で、世界に訴えるには、世界の阿蘇が、名前が通っているが、先ず阿蘇が認証され、出来れば熊本県全体を、世界農業遺産に広げ、各地域にリーダーが集まる会を作れればと話されました。
直ぐに、賛同しました。初めての研究会がありますのでと、お誘いがあり、躊躇なく参加しに出かけて来ました。
まず、基調講演「食の大地・くまもとを世界農業遺産へ!」をテーマに、主催者の宮本健真氏が語られます。
後、パネルディスカッションもあります。阿蘇は、熊本市からすれば、やはり涼しさを感じながら、高校のセミナールームで、行われています。
会場には、阿蘇の中心に、熊本県内外から参加者があっています。
午後は、丁度1月前に、阿蘇の豪雨被害地にボランティアに来た地域に、今回は、阿蘇を農業で、世界へメッセージを出す催しが開催されると聞き、出向いて来ました。
まだ水害被害の後が、田畑に残り復旧工事が続けられていました。昨日は、日田市に居たのですが、日田市も被災地では復旧工事が続けられていると、お聞きしました。早い復旧を願っています。
今回の催しを知るきっかけは、地域づくりの先輩で、会議等でお会いする、肉牛飼育の名人、今年7月に、「全国あか毛和牛協会」から、最高位の三ッ星に熊本県下で最初に認定された方です。
「世界農業遺産」?
世界産業遺産は、聞いたことがありますが、農業の遺産?ですかが、始まりでした。語るは中で、世界に訴えるには、世界の阿蘇が、名前が通っているが、先ず阿蘇が認証され、出来れば熊本県全体を、世界農業遺産に広げ、各地域にリーダーが集まる会を作れればと話されました。
直ぐに、賛同しました。初めての研究会がありますのでと、お誘いがあり、躊躇なく参加しに出かけて来ました。
まず、基調講演「食の大地・くまもとを世界農業遺産へ!」をテーマに、主催者の宮本健真氏が語られます。
後、パネルディスカッションもあります。阿蘇は、熊本市からすれば、やはり涼しさを感じながら、高校のセミナールームで、行われています。
会場には、阿蘇の中心に、熊本県内外から参加者があっています。
原油価格の高騰、ハウス園芸の収益圧迫、農家格差も
2012年04月02日
原油価格の高騰、ハウス園芸の収益圧迫、農家格差も
先週土曜日、地域の農家の先輩から最近の農業事情を聞くために訪ねた。初めは、 農地の基盤整備についてお聞きし、後から同世代の農家も加わり、最近の農産、流通事情についてお聞きした。
聞いたお二人がトマト農家で、昨年低価格が一変して、高値で市場が推移している。これは、京都大学の研究室がトマトの健康効果的について発表したこと、放射能被害の東日本地域から、九州の市場で好調のようです。
ただ、原発の再稼働の難しい状況、世界的な脱原発の変化が、原油高騰に繋がり、重油の高騰になり、ハウスの暖房の経費が上昇し続けているのです。
ここで農家の財政力で、収益に格差が出ていると報告を受けました。資金にゆとりのある農家は、ハウス内の冬場の気温を14℃以上に保って来たところは、良いトマトが出来ているが、資金力のない農家は、予定を遥かに越える重油の高騰に着いて行けず、冬場のハウス内の気温を10℃くらいにしか出来ず、春の収穫期になっても、糖度も上がらず、色付きも悪く、商品価値が低いトマトしかできない厳しさがあると語っていました。原発事故の影響が、じわりと日本の農業も苦しめ始めたことを知りました。
話が、農家の個別保証になり、国の農家保証で、農家に直接金が来たのは初めて、減反助成は、国から4万5千円きても、農家の手元に届くのは5千円程度。残りは、何処へ行ったのやら。今回の民主党の農家個別保証は、画期的な制度と高く評価しているとのことでした。
その関連として、スイスの景観地域の農家には、年間450~550万円の個別保証をし、スイスの中山間地域の牧羊的な景観を保つために、農業維持に国家が力を入れていることを紹介した。
私のカナダの友人家族が、私の自宅に来た折に、「修さんところが、正式な田舎だ」と語っていた。里山を背後に持ち、だんだんの田畑、季節に実る地域の果物、四季折々の祭りや行事が在る。
超円高が、日本経済の成長に赤信号を点滅させている。同じやり方で、農業をとらえて良いのだろうか。農業は、確かに産業の一つではあるが、国民に安全な食料提供するために献身的に働いてできる点の恵み。また、地方だけでなく、都市近郊の景観を保つ人の重要な生業と思います。
日本には、JAを筆頭に、様々な農業団体、流通システムがある。最近のインターネットの普及で、団体な存在意義が薄れていると感じます。減反助成金は、1/9しか農家に行かないようては、現場の農家はたまったものではない。
これから国は、農業を産業として育成することはもちろんだが、国民の生命を維持する食料供給業と、地下水保全も含め、自然と景観を保全する事業者として捉える必要があると思います。農家への個別保証は、始まったばかりですが、製造業の海外移転を補う、観光事業には、景勝地だけでなく、日本のあるがままの風景を保つ必要があります。
カナダの友人ではないですが、各地に在る「正式な田舎」を守る農業も大切にし、食料供給に国家上げて支援する制度が必要と思います。
先週土曜日、地域の農家の先輩から最近の農業事情を聞くために訪ねた。初めは、 農地の基盤整備についてお聞きし、後から同世代の農家も加わり、最近の農産、流通事情についてお聞きした。
聞いたお二人がトマト農家で、昨年低価格が一変して、高値で市場が推移している。これは、京都大学の研究室がトマトの健康効果的について発表したこと、放射能被害の東日本地域から、九州の市場で好調のようです。
ただ、原発の再稼働の難しい状況、世界的な脱原発の変化が、原油高騰に繋がり、重油の高騰になり、ハウスの暖房の経費が上昇し続けているのです。
ここで農家の財政力で、収益に格差が出ていると報告を受けました。資金にゆとりのある農家は、ハウス内の冬場の気温を14℃以上に保って来たところは、良いトマトが出来ているが、資金力のない農家は、予定を遥かに越える重油の高騰に着いて行けず、冬場のハウス内の気温を10℃くらいにしか出来ず、春の収穫期になっても、糖度も上がらず、色付きも悪く、商品価値が低いトマトしかできない厳しさがあると語っていました。原発事故の影響が、じわりと日本の農業も苦しめ始めたことを知りました。
話が、農家の個別保証になり、国の農家保証で、農家に直接金が来たのは初めて、減反助成は、国から4万5千円きても、農家の手元に届くのは5千円程度。残りは、何処へ行ったのやら。今回の民主党の農家個別保証は、画期的な制度と高く評価しているとのことでした。
その関連として、スイスの景観地域の農家には、年間450~550万円の個別保証をし、スイスの中山間地域の牧羊的な景観を保つために、農業維持に国家が力を入れていることを紹介した。
私のカナダの友人家族が、私の自宅に来た折に、「修さんところが、正式な田舎だ」と語っていた。里山を背後に持ち、だんだんの田畑、季節に実る地域の果物、四季折々の祭りや行事が在る。
超円高が、日本経済の成長に赤信号を点滅させている。同じやり方で、農業をとらえて良いのだろうか。農業は、確かに産業の一つではあるが、国民に安全な食料提供するために献身的に働いてできる点の恵み。また、地方だけでなく、都市近郊の景観を保つ人の重要な生業と思います。
日本には、JAを筆頭に、様々な農業団体、流通システムがある。最近のインターネットの普及で、団体な存在意義が薄れていると感じます。減反助成金は、1/9しか農家に行かないようては、現場の農家はたまったものではない。
これから国は、農業を産業として育成することはもちろんだが、国民の生命を維持する食料供給業と、地下水保全も含め、自然と景観を保全する事業者として捉える必要があると思います。農家への個別保証は、始まったばかりですが、製造業の海外移転を補う、観光事業には、景勝地だけでなく、日本のあるがままの風景を保つ必要があります。
カナダの友人ではないですが、各地に在る「正式な田舎」を守る農業も大切にし、食料供給に国家上げて支援する制度が必要と思います。
<閣議決定> 森林・林業基本計画 国産材利用率50%に
2011年07月28日
<閣議決定> 森林・林業基本計画 国産材利用率50%に
*日経新聞ニュース*
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0E7E2E3888DE0E4E2E5E0E2E3E39790E3E2E2E2;at=DGXZZO0195164008122009000000
■森林・林業基本計画 閣議決定 国産材利用率50%に
>政府は26日の閣議で、森林・林業基本計画を決定した。林業を活性化するため木材の総 需要量に占める国産材の割合を10年後に50%にする目標を盛り込んだ。東日本大震災関連 では木造住宅の資材不足を補うため全国規模での供給体制の早期整備を明記。津波で大量に発生した木質がれきや間伐材を燃料としたバイオマス(生物資源)発電を推進し環境への負担が少ない街づくりを目指すとした。同計画は約5年ごとに内容を改定しており今回は2度目の改定となる。
国産材の利用率を上げる政府の決定は歓迎される。食糧のフードマイレージはよく聞くようになったが、木材のウッドマイレージ(重さ×距離)は、実は日本がダントツ世界一なのです。戦前から木材輸入大国で、日本の円が上がった性で、国産林業が海外からの輸入木材で押されて、減少の一途を辿って来た。地球温暖化防止のCO2削減に、森林の再生、植林は効果が大きい、そろそろ政策転換の時期にあると思う。
林業の再生が、今回の震災を期に動き出せば、日本の一次産業の活性化につながる。3月に閣議決定した、6次産業推進法と合わせ、次世代の農林水産業への夢を創ることにつながる気がする。
*日経新聞ニュース*
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0E7E2E3888DE0E4E2E5E0E2E3E39790E3E2E2E2;at=DGXZZO0195164008122009000000
■森林・林業基本計画 閣議決定 国産材利用率50%に
>政府は26日の閣議で、森林・林業基本計画を決定した。林業を活性化するため木材の総 需要量に占める国産材の割合を10年後に50%にする目標を盛り込んだ。東日本大震災関連 では木造住宅の資材不足を補うため全国規模での供給体制の早期整備を明記。津波で大量に発生した木質がれきや間伐材を燃料としたバイオマス(生物資源)発電を推進し環境への負担が少ない街づくりを目指すとした。同計画は約5年ごとに内容を改定しており今回は2度目の改定となる。
国産材の利用率を上げる政府の決定は歓迎される。食糧のフードマイレージはよく聞くようになったが、木材のウッドマイレージ(重さ×距離)は、実は日本がダントツ世界一なのです。戦前から木材輸入大国で、日本の円が上がった性で、国産林業が海外からの輸入木材で押されて、減少の一途を辿って来た。地球温暖化防止のCO2削減に、森林の再生、植林は効果が大きい、そろそろ政策転換の時期にあると思う。
林業の再生が、今回の震災を期に動き出せば、日本の一次産業の活性化につながる。3月に閣議決定した、6次産業推進法と合わせ、次世代の農林水産業への夢を創ることにつながる気がする。
<鳥インフル疑い>鶏の殺処分始まる=国と県が対応協議
2010年11月30日
<鳥インフル疑い>鶏の殺処分始まる=国と県が対応協議―島根県安来市
年末、気になるのが風邪、特にインフルエンザです。
以前、鳥インフルエンザで、多くの養鶏業者が苦境になりました。
今夏の宮崎の畜産業は、大打撃を受けました。
政府の対応を注目しています。
■鶏の殺処分始まる=国と県が対応協議―鳥インフル疑いで・島根(時事通信社 - 11月30日 15:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1423336&media_id=4
> 島根県安来市の養鶏農家で高病原性鳥インフルエンザ感染の疑いがある鶏が見つかったことを受け、県は30日、発生農場の鶏の殺処分を始めた。2日程度かけ、炭酸ガスで約2万3000羽全てを窒息死させる。県によると、ウイルス感染が確定する前に殺処分するのは全国で初めて。
> 県は同日、危機管理対策本部を設置。感染拡大防止のため、幹線道路、農場周辺など計9カ所で車両消毒を実施した。また、発生農場から10キロ以内の他の養鶏場の鶏についても移動を制限している。
> 鳥インフルの疑いを受け、松木謙公農林水産政務官は同日、県庁を訪れ、溝口善兵衛知事と今後の対応を協議した。溝口知事は「国の指示を仰ぎ、連携しながらこの問題に万全を期したい」と話した。面会後、松木政務官と溝口知事は発生農場近くの消毒ポイントを視察した。
色々な感染症が、人だけでなく、動物たちも襲いかかっているように感じます。気候変動、環境汚染、地球温暖化、色々な現象が現代文明に「警鐘」を鳴らしているようにも思えます。
どんどん膨らみ続ける世界経済、特にアジアの成長が世界の経済に影響を与える中で、鶏の養殖も大きな産業として定着しているアジア諸国は、毎年冬になると「鶏インフルエンザ」に怯えているようにも感じます。
牛、豚は、畜舎から出ることはあまりありませんが、鶏は他の鳥たちとの接点の可能性が十分あるので、警戒を強めて欲しいと思うばかりです。
今回の鶏インフルエンザが、拡大しないことを願うばかりです。関係者の防除活動を応援したいと思います。がんばってください。
年末、気になるのが風邪、特にインフルエンザです。
以前、鳥インフルエンザで、多くの養鶏業者が苦境になりました。
今夏の宮崎の畜産業は、大打撃を受けました。
政府の対応を注目しています。
■鶏の殺処分始まる=国と県が対応協議―鳥インフル疑いで・島根(時事通信社 - 11月30日 15:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1423336&media_id=4
> 島根県安来市の養鶏農家で高病原性鳥インフルエンザ感染の疑いがある鶏が見つかったことを受け、県は30日、発生農場の鶏の殺処分を始めた。2日程度かけ、炭酸ガスで約2万3000羽全てを窒息死させる。県によると、ウイルス感染が確定する前に殺処分するのは全国で初めて。
> 県は同日、危機管理対策本部を設置。感染拡大防止のため、幹線道路、農場周辺など計9カ所で車両消毒を実施した。また、発生農場から10キロ以内の他の養鶏場の鶏についても移動を制限している。
> 鳥インフルの疑いを受け、松木謙公農林水産政務官は同日、県庁を訪れ、溝口善兵衛知事と今後の対応を協議した。溝口知事は「国の指示を仰ぎ、連携しながらこの問題に万全を期したい」と話した。面会後、松木政務官と溝口知事は発生農場近くの消毒ポイントを視察した。
色々な感染症が、人だけでなく、動物たちも襲いかかっているように感じます。気候変動、環境汚染、地球温暖化、色々な現象が現代文明に「警鐘」を鳴らしているようにも思えます。
どんどん膨らみ続ける世界経済、特にアジアの成長が世界の経済に影響を与える中で、鶏の養殖も大きな産業として定着しているアジア諸国は、毎年冬になると「鶏インフルエンザ」に怯えているようにも感じます。
牛、豚は、畜舎から出ることはあまりありませんが、鶏は他の鳥たちとの接点の可能性が十分あるので、警戒を強めて欲しいと思うばかりです。
今回の鶏インフルエンザが、拡大しないことを願うばかりです。関係者の防除活動を応援したいと思います。がんばってください。
(万全の予防と再生を)口蹄疫、最初の感染例は3月中旬だった
2010年07月24日
(万全の予防と再生を)口蹄疫、最初の感染例は3月中旬だった
■宮崎県の口蹄疫、最初の感染例は3月中旬だった(読売新聞)http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1286147&media_id=20
>4月28日に感染が判明した県畜産試験場(川南町)の豚も含まれていた。この試験場での豚の感染以降、一気に被害が拡大した。>>豚の感染が、観戦スピードを上げたのですね。
今回の解決を急ぐのはもちろんですが、感染ルートを解明し、2度とこのような被害に拡大しないように、対策(防御態勢)を作り上げることが大事と思います。
家畜に詳しい方に聞くと、口蹄疫は常に起こる可能性があるから、日常の確認を忘れず、各戸の監視力も必要だが、人間時間が経つ気が緩みます。前回から、10年だそうですが、3日、3月、3年と言います。3年過ぎくらいから、予防の研修を定期的に、県や同業者で企画し、危機式を高めることも重要と思います。
被害も大変なことですが、肉牛、乳牛として役目を終わらずに、殺処分された牛たちの冥福もさることながら、農業全体の活力を下げる危険性もあります。
宮崎地域の農家には、全国からの支援はもとより、農業界全体からの支援も必要と思います。東国原知事の言葉ではないですが「宮崎がんばります」に、たくさんのエールと支援をしなければと思っています。
今回の口蹄疫問題で、知りえた情報をすべて農家に知らせ、万全の予防体制ができることを願うばかりです。
■宮崎県の口蹄疫、最初の感染例は3月中旬だった(読売新聞)http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1286147&media_id=20
>4月28日に感染が判明した県畜産試験場(川南町)の豚も含まれていた。この試験場での豚の感染以降、一気に被害が拡大した。>>豚の感染が、観戦スピードを上げたのですね。
今回の解決を急ぐのはもちろんですが、感染ルートを解明し、2度とこのような被害に拡大しないように、対策(防御態勢)を作り上げることが大事と思います。
家畜に詳しい方に聞くと、口蹄疫は常に起こる可能性があるから、日常の確認を忘れず、各戸の監視力も必要だが、人間時間が経つ気が緩みます。前回から、10年だそうですが、3日、3月、3年と言います。3年過ぎくらいから、予防の研修を定期的に、県や同業者で企画し、危機式を高めることも重要と思います。
被害も大変なことですが、肉牛、乳牛として役目を終わらずに、殺処分された牛たちの冥福もさることながら、農業全体の活力を下げる危険性もあります。
宮崎地域の農家には、全国からの支援はもとより、農業界全体からの支援も必要と思います。東国原知事の言葉ではないですが「宮崎がんばります」に、たくさんのエールと支援をしなければと思っています。
今回の口蹄疫問題で、知りえた情報をすべて農家に知らせ、万全の予防体制ができることを願うばかりです。
(宮崎種牛殺処分猶予)今後、世論から要望も必要な気がする
2010年07月14日
(宮崎種牛殺処分猶予)今後は、世論から要望も必要な気がするが、・・・
■宮崎知事と農水相、殺処分で協議も平行線
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1274894&media_id=88
>県は、口蹄疫が多発した川南町を中心とした地域で、感染拡大を防ぐために、発生農家から半径10キロ以内にいる健康な牛も処分している。しかし、種牛を保有する畜産農家1軒が現在も殺処分を拒否していて、東国原知事はこの種牛を県が農家から譲り受けて管理するとともに、種牛などの扱いについて特例規定を設けるよう、国に提案した。
・宮崎の思い、国の方針
「宮崎牛」の看板が、羽田からモノレールの終点の浜松町近くのビルの屋上に、あった。
今回の口蹄疫問題で、松坂牛をはじめ、多くのブランド牛の子牛の供給地が宮崎だったことを知り、国家の危機だったのに、当初、国は宮崎県に処理を任せていたような感じを受ける。
その全国ブランド牛の子牛を産み出す「種牛」を、法規制で全部「殺してしまったら・・・」、日本の黒牛のブランド牛が、当分回復する事ができなくなる可能性がある。
口蹄疫にかかっていない種牛を、残そうとする動きは、宮崎県民も、国民も一定の理解を示すのではないだろうか。これから先の賛否は、国民の声を聞き、家畜関連産業の声も必要な時期に来ているように思います。
このような政治的判断の賛否は、歴史で検証するしかいないが、「命」、牛自身も、宮崎産の子牛を待ち望む、全国の牛生産農家からの声も必要な気がしてならない。
みなさんの意見をお聞きしたいと思います。
■宮崎知事と農水相、殺処分で協議も平行線
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1274894&media_id=88
>県は、口蹄疫が多発した川南町を中心とした地域で、感染拡大を防ぐために、発生農家から半径10キロ以内にいる健康な牛も処分している。しかし、種牛を保有する畜産農家1軒が現在も殺処分を拒否していて、東国原知事はこの種牛を県が農家から譲り受けて管理するとともに、種牛などの扱いについて特例規定を設けるよう、国に提案した。
・宮崎の思い、国の方針
「宮崎牛」の看板が、羽田からモノレールの終点の浜松町近くのビルの屋上に、あった。
今回の口蹄疫問題で、松坂牛をはじめ、多くのブランド牛の子牛の供給地が宮崎だったことを知り、国家の危機だったのに、当初、国は宮崎県に処理を任せていたような感じを受ける。
その全国ブランド牛の子牛を産み出す「種牛」を、法規制で全部「殺してしまったら・・・」、日本の黒牛のブランド牛が、当分回復する事ができなくなる可能性がある。
口蹄疫にかかっていない種牛を、残そうとする動きは、宮崎県民も、国民も一定の理解を示すのではないだろうか。これから先の賛否は、国民の声を聞き、家畜関連産業の声も必要な時期に来ているように思います。
このような政治的判断の賛否は、歴史で検証するしかいないが、「命」、牛自身も、宮崎産の子牛を待ち望む、全国の牛生産農家からの声も必要な気がしてならない。
みなさんの意見をお聞きしたいと思います。
中国の主要穀物の平均農薬使用量、5月から8月が毒性が強い。
2010年06月24日
<先進国の2倍>中国の主要穀物の平均農薬使用量、5月から8月が最も毒性が強い。
■中国野菜、最も毒性が強いのは5月から8月―香港誌
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1242480&media_id=31
>12日、香港の時事週刊誌は「中国本土の野菜は5月から8月が最も毒性が強い時期」だとする記事を掲載した。写真は07年、山東省臨沂市の自由市場で実施された残留農薬検査。
>2010年6月12日、香港の時事週刊誌・鳳凰週刊(電子版)は「中国本土の野菜は5月から8月が最も毒性が強い時期」だとする記事を掲載した。以下はその概略。
>農作物の安全性が疑問視される昨今、中国本土の消費者にとって残留農薬の脅威は生死に関わる問題だ。05年の統計によると、中国の主要穀物の平均農薬使用量は1ヘクタールあたり14キロ。これは先進国の2倍にあたる。だが、野菜は穀物をさらに上回り、北京周辺では同135キロにも上るというから驚きだ。北方のビニールハウスで育てられる野菜のほとんどは「農薬漬け」という関係者の証言もある。
ここ数日、1962年代に、アメリカで農薬被害を訴えたレイチェルカーソン関連の著書を読んでいる。ここ40年で、世界の農薬使用量は、経済規模発展により、使用料は世界で2倍になった。
しかし、先進国は、環境保護運動の動きから、多くの国が毒性に弱い農薬に転換している。
しかし、上記の香港の報道を聞くと、便利な農薬に頼る中国農業を実態が浮き彫りになる。途上国は、収穫の効率化を図るばかりに目が行き、土地の疲弊、食物連鎖の害に関心を持っていないことが分かる。
>1ヘクタールあたり、北京周辺では同135キロにも上る
安易な、安さだけから野菜を買うのではなく、安心安全か地域の食材を利用する習慣を付けたいものです。顔の見える、野菜、米、食肉、等、安心安全の食物選択に時代に来たように思います。
地産地消を、真剣に消費者が考え、行動すれば食品市場が大きく変わることになると考えます。
■中国野菜、最も毒性が強いのは5月から8月―香港誌
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1242480&media_id=31
>12日、香港の時事週刊誌は「中国本土の野菜は5月から8月が最も毒性が強い時期」だとする記事を掲載した。写真は07年、山東省臨沂市の自由市場で実施された残留農薬検査。
>2010年6月12日、香港の時事週刊誌・鳳凰週刊(電子版)は「中国本土の野菜は5月から8月が最も毒性が強い時期」だとする記事を掲載した。以下はその概略。
>農作物の安全性が疑問視される昨今、中国本土の消費者にとって残留農薬の脅威は生死に関わる問題だ。05年の統計によると、中国の主要穀物の平均農薬使用量は1ヘクタールあたり14キロ。これは先進国の2倍にあたる。だが、野菜は穀物をさらに上回り、北京周辺では同135キロにも上るというから驚きだ。北方のビニールハウスで育てられる野菜のほとんどは「農薬漬け」という関係者の証言もある。
ここ数日、1962年代に、アメリカで農薬被害を訴えたレイチェルカーソン関連の著書を読んでいる。ここ40年で、世界の農薬使用量は、経済規模発展により、使用料は世界で2倍になった。
しかし、先進国は、環境保護運動の動きから、多くの国が毒性に弱い農薬に転換している。
しかし、上記の香港の報道を聞くと、便利な農薬に頼る中国農業を実態が浮き彫りになる。途上国は、収穫の効率化を図るばかりに目が行き、土地の疲弊、食物連鎖の害に関心を持っていないことが分かる。
>1ヘクタールあたり、北京周辺では同135キロにも上る
安易な、安さだけから野菜を買うのではなく、安心安全か地域の食材を利用する習慣を付けたいものです。顔の見える、野菜、米、食肉、等、安心安全の食物選択に時代に来たように思います。
地産地消を、真剣に消費者が考え、行動すれば食品市場が大きく変わることになると考えます。
「沈黙の春」農薬の危険を訴えた本の著者の伝記を読んで
2010年06月22日
「沈黙の春」農薬の危険を訴えた本の著者の伝記を読んで
1962年に出された本「沈黙の春」は、農作物を喰いあ荒らす害虫を、農薬で駆除し続けると、生物の食物連鎖で、鳥のいない春が来るという内容だった。作者のレイチェル・カーソンは、科学者であり文学者、素晴らしい自然描写で人々の心を惹きつけた。
当時の大論争の中で、化学肥料を開発した科学者は「農薬が人々と環境に影響を及ぼす事実をほとんど知らなかった」と告白した。食糧増産ばかりに目が向けられ、自然環境のことは忘れられていた。この研究は、ジョン・F・ケネディ大統領の心も動かした。
カーソンは「人間が自然の一部であり、人間の自然との戦いは、必然的に人間自身との戦いである」と訴えた。害虫や雑草を根絶する安易な方法ではなく、別の道の選択を強く推奨した。
しかし以後も農薬が使用され続け、「沈黙の春」発行から二〇世紀末まで、世界の農薬の使用料は倍増した。また害虫の中には農薬に抵抗力を持つもの、雑草にも除草剤に耐えるものの現れている。駆除の現場は、イタチごっこである。
「沈黙の春」は、世界の環境政策を大きく変えたと言われる。一九七〇年全米で二千万人以上が参加したアース・デイが開催され、その年環境保護局が創設された。DDT等の農薬が禁止された自然界では、二十五年で白頭ワシが十倍に増えた。
その事実を知ったアル・ゴア氏は、「私たちは将来の悲劇を犠牲して、目先の利益を得ている」と主張する。カーソンの著書は、生命への「畏敬」が根本に在り、世界の人々に気付きを与え続けている。
*参考資料:アーリンR・クオラティエロ著「レイチェル・カーソン」
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検索は「野口修一」で大丈夫と思います。
色々な有名人のtwitterを読めるように努力します。
良かったらフォロー下さい。
1962年に出された本「沈黙の春」は、農作物を喰いあ荒らす害虫を、農薬で駆除し続けると、生物の食物連鎖で、鳥のいない春が来るという内容だった。作者のレイチェル・カーソンは、科学者であり文学者、素晴らしい自然描写で人々の心を惹きつけた。
当時の大論争の中で、化学肥料を開発した科学者は「農薬が人々と環境に影響を及ぼす事実をほとんど知らなかった」と告白した。食糧増産ばかりに目が向けられ、自然環境のことは忘れられていた。この研究は、ジョン・F・ケネディ大統領の心も動かした。
カーソンは「人間が自然の一部であり、人間の自然との戦いは、必然的に人間自身との戦いである」と訴えた。害虫や雑草を根絶する安易な方法ではなく、別の道の選択を強く推奨した。
しかし以後も農薬が使用され続け、「沈黙の春」発行から二〇世紀末まで、世界の農薬の使用料は倍増した。また害虫の中には農薬に抵抗力を持つもの、雑草にも除草剤に耐えるものの現れている。駆除の現場は、イタチごっこである。
「沈黙の春」は、世界の環境政策を大きく変えたと言われる。一九七〇年全米で二千万人以上が参加したアース・デイが開催され、その年環境保護局が創設された。DDT等の農薬が禁止された自然界では、二十五年で白頭ワシが十倍に増えた。
その事実を知ったアル・ゴア氏は、「私たちは将来の悲劇を犠牲して、目先の利益を得ている」と主張する。カーソンの著書は、生命への「畏敬」が根本に在り、世界の人々に気付きを与え続けている。
*参考資料:アーリンR・クオラティエロ著「レイチェル・カーソン」
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