2010年02月09日

「ペシャワール会」アフガニスタン、灌漑水路25.5km完成

「ペシャワール会」アフガニスタンに、灌漑水路25.5kmを完成。

~一緒に「行動」することが、平和を実現することにつながる~

 今朝の共通信配信記事に、アフガニスタンで活動するNGO組織「ペシャワール会」が、灌漑用水路25.5kmを完工させたと報じていた。温暖化や内戦の影響で、水の確保は難しくなり、農地へ、耕作放棄地を潤すために、2003年3月から工事を開始した。
 途中、日本人スタッフの伊藤和也氏が、誘拐され殺される事件もあったが、代表の中村哲氏が一人残り、現地スタッフ600人と共に、最後の5.5kmの工事を終えた。

 中村氏は、完成の式典で次のように世界へ訴えた。

「国際社会は武力でアフガニスタンに平和をもたらそうとしているが、これは解決策ではない。豊かな水がこの国に平和をもたらすという模範となることを望む」
 
 私は、帰国された中村哲氏の講演を2度聞く機会があったが、医師でありながら、当初はハンセン病の治療のため現地での活動が始まったが、社会基盤の脆弱が社会不安の原因と気付き、井戸や用水路建設に活動が変わったことを知った。

 高い志が根幹と思うが、平和という理想を訴えるだけでは、実現が難しいと中村氏の活動を聞く中で感じる。世界のリーダーは、軍事力で抵抗勢力を抑え込むことを考えているが、仕事が無い(できない)から、用兵になる。農業や商業で生計が立てば、紛争の現場に行く苦難はなくなるように思います。

・共に働く事が平和
 かつて日本の明治後期から、戦禍を潜ってきた国民ですが、戦争を体験し、戦後の平和も経験した昭和の批評家、小林秀雄氏が、平和のついて書いた文章があります。小林氏は、「私の人生観」の中で、平和活動に関わる人を評していました。

(本文)
 思想のモデルを、決して外部に求めまいと自分自身に誓った人、平和という様な空爆たる観念の為に働くのではない、働く事が平和なのであり、働く工夫から生きた平和の思想が生れるのであると確信した人、そういう風に働いてみて、自分の精通している道こそ最も困難な道だと悟った人、そういう人々は隠れてはいるが到る処にいるに違いない。(以上、「私の人生観」17‐196)

 ペシャワール会の活動は、自衛隊のPKO活動と違って見えるのか、日本のテレビはなかなか報道しない。
 私の同級生のフリーのジャーナリストが、アフガン紛争間近の現地に入って、種族の領袖と何度か語ったことを話してくれました。

「もともと民族間の境界とは、現代の国境では動いていない。第2次大戦が、戦勝国が勝手に線を引いた。現地の状況に合わせて、自治を認めることが必要と思う」

 現地の状況を肌で感じる活動をする中村代表の言葉と、小林秀雄氏の文章が重なって見えてきます。

>平和という様な空爆たる観念の為に働くのではない、働く事が平和なのであり、働く工夫から生きた平和の思想が生れる

・ユニセフ活動
 行動そのものが「平和」かも知れないと思えてきました。私自身は、国際貢献や現地で活動をするという行動はできないですが、地元のユニセフの活動にちょっと顔を出すことぐらいが私の「行動」です。

 しかし地方でのユニセフ活動ですが、アフリカの青年たちと一緒に「行動」していることが、平和を体験することにつながって行くように感じます。ユニセフの活動に、高校生や大学生、さらには中学生が多く参加していることに、とても力強く感じます。

>隠れてはいるが到る処にいる

目立たなくとも、世界で苦しむ人々に思いを馳せて、足下で活動している人たちがたくさん居ることを知ってもらいたくて、記事を紹介しました。

「ペシャワール会」
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/

・ペシャワール会『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BC%9A

  

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2010年02月09日

「ペシャワール会」アフガニスタン、灌漑水路25.5km完成

「ペシャワール会」アフガニスタンに、灌漑水路25.5kmを完成。

~一緒に「行動」することが、平和を実現することにつながる~

 今朝の共通信配信記事に、アフガニスタンで活動するNGO組織「ペシャワール会」が、灌漑揚水25.5kmを完工させたと報じていた。温暖化や内戦の影響で、水の確保は難しくなり、農地へ、耕作放棄地を潤すために、2003年3月から工事を開始した。
 途中、日本人スタッフの伊藤和也氏が、誘拐され殺される事件もあったが、代表の中村哲氏が一人残り、現地スタッフ600人と共に、最後の5.5kmの工事を終えた。

 中村氏は、完成の式典で次のように世界へ訴えた。

「国際社会は武力でアフガニスタンに平和をもたらそうとしているが、これは解決策ではない。豊かな水がこの国に平和をもたらすという模範となることを望む」
 
 私は、帰国された中村哲氏の講演を2度聞く機会があったが、医師でありながら、当初はハンセン病の治療のため現地での活動が始まったが、社会基盤の脆弱が社会不安の原因と気付き、井戸や用水路建設に活動が変わったことを知った。

 高い志が根幹と思うが、平和という理想を訴えるだけでは、実現が難しいと中村氏の活動を聞く中で感じる。世界のリーダーは、軍事力で抵抗勢力を抑え込むことを考えているが、仕事が無い(できない)から、用兵になる。農業や商業で生計が立てば、紛争の現場に行く苦難はなくなるように思います。

・共に働く事が平和
 かつて日本の明治後期から、戦禍を潜ってきた国民ですが、戦争を体験し、戦後の平和も経験した昭和の批評家、小林秀雄氏が、平和のついて書いた文章があります。小林氏は、「私の人生観」の中で、平和活動に関わる人を評していました。

(本文)
 思想のモデルを、決して外部に求めまいと自分自身に誓った人、平和という様な空爆たる観念の為に働くのではない、働く事が平和なのであり、働く工夫から生きた平和の思想が生れるのであると確信した人、そういう風に働いてみて、自分の精通している道こそ最も困難な道だと悟った人、そういう人々は隠れてはいるが到る処にいるに違いない。(以上、「私の人生観」17‐196)

 ペシャワール会の活動は、自衛隊のPKO活動と違って見えるのか、日本のテレビはなかなか報道しない。
 私の同級生のフリーのジャーナリストが、アフガン紛争間近の現地に入って、種族の領袖と何度か語ったことを話してくれました。

「もともと民族間の境界とは、現代の国境では動いていない。第2次大戦が、戦勝国が勝手に線を引いた。現地の状況に合わせて、自治を認めることが必要と思う」

 現地の状況を肌で感じる活動をする中村代表の言葉と、小林秀雄氏の文章が重なって見えてきます。

>平和という様な空爆たる観念の為に働くのではない、働く事が平和なのであり、働く工夫から生きた平和の思想が生れる

・ユニセフ活動
 行動そのものが「平和」かも知れないと思えてきました。私自身は、国際貢献や現地で活動をするという行動はできないですが、地元のユニセフの活動にちょっと顔を出すことぐらいが私の「行動」です。

 しかし地方でのユニセフ活動ですが、アフリカの青年たちと一緒に「行動」していることが、平和を体験することにつながって行くように感じます。ユニセフの活動に、高校生や大学生、さらには中学生が多く参加していることに、とても力強く感じます。

>隠れてはいるが到る処にいる

目立たなくとも、世界で苦しむ人々に思いを馳せて、足下で活動している人たちがたくさん居ることを知ってもらいたくて、記事を紹介しました。

「ペシャワール会」
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/

・ペシャワール会『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BC%9A

  

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2009年10月28日

世界の問題は全部子どもたちにしわ寄せが(黒柳徹子)

世界の問題は全部子どもたちにしわ寄せが(黒柳徹子)

 今日の朝日新聞に、ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんのインタビュー記事が掲載されていた。黒柳さんの活動は25年、27ヶ国、集まった寄付は46億円。
 私も今春の3月、熊本市で開催されたユニセフ熊本支部の「黒柳徹子講演会」の一スタッフとして参加して、黒柳さんの生き方、熊本のみなさんへ語るメッセージ、自分のミッション(使命)をしっかり感じる講演会でした。
 今日の朝日新聞は、「オピニオン・インタビュー」のコーナーで、黒柳徹子さんの活動を25年を振りかえるものでした。

(本文より、抜粋)
 親善大使になったのは、緒方貞子さん(現国際協力支援機構(JICA)理事長)が『窓際にトットちゃん』をユニセフの事務局長に渡し、推薦されたのきっかけだった。

 大使になってまだ3年目に行ったインドでは、ワクチンの予防接種1本で死なずにすむ破傷風で、子どもが死んでいきます。電球の光をあびるとぶるぶる震えてしまうんです。「がんばってね」と声をかけたら、10歳の少年に「あなたの幸せを祈っています」と言われました。

 コートジボワールではHIVに感染した子どもの孤児院にいきました。
 13歳の子が「心配しないでください。僕達は絶望していませんから。希望をもっていますから。」と話す。
 「こんな遠くまで、差別されている私たちのところに来て話を聞いてくれてありがとう」どうしてそんなに人のことを思いやれるのか。めったに泣かないんですけど、その時は本当に涙がでました。

 中米最貧国の一つハイチでは、女の子が40円ほどで売春をしていた。家族を養うために、明日食べるものがないという理由で。「エイズになっても、明日死ぬわけではないでしょ」と言うんです。

 今年は、内戦が終結したネパールを訪れ、14歳で兵隊になった女の子に会いました。大人が銃を渡し、人を撃つと「偉い」と誉める。「怖い」と言うと麻薬を打って感覚を麻痺させる。

 内戦が続いたエチオピアで「大きくなったら何になりたい」と子どもに聞きました。そうすると「生きていたい」と。いつ死んでしまうかわからない難民キャンプでも、自殺する子は一人もいません。
 恵まれている日本では、子どもが自殺します。とても残念です。

 大人たちの世界の問題は全部子どもたちにしわ寄せが行っちゃう。

 小さいときに人を思いやる気持ちを持つのはとてもいいことだと思うんです。一番大切なのは関心を持つことなんです。
 (以上、朝日新聞2009年10月28日朝刊より)

 黒柳さんのメッセージは、

「大人が作る悲劇の中 生きる強さと優しさ 教えてくれる子ら」

「いのちのひたむきさ」

「平和と幸せのもろさ」

「思いやる心を大切に」

上記は、文中の大見出しの言葉ですが、全体のタイトルは

「世界の子どもを思う」

がテーマでした。行動することの大切さ、現地に出向き、現状を体験することがいかに、その後の人生を変えるか。日本政治に、臨場感が欠けていると良く言われます。現場と遠くはなれた机上で「構想(空想)」された政策より、黒柳さんの言葉ははるかに国民に共感を呼ぶと思います。
 紛争の状況に関心をもつこと、自分のできことから足下で行動することを学んで気がしました。

*ユニセフ親善大使
 1954年に米俳優のダニー・ケイが最初。黒柳さんは4人目。テニスのフェデラー、サッカーのベッカムも。  

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2009年09月25日

「世界平和」ケネディの遺訓、未だに実現できない世界

■鳩山首相の核廃絶演説要旨(読売新聞 - 09月25日 01:56)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=970160&media_id=20

>広島・長崎では、わずか2発の原子爆弾で20万人以上の市民の生命が奪われ、60年以上たっても放射能被害に苦しんでいる。

>世界の指導者にも、ぜひ広島・長崎を訪れて核兵器の悲惨さを心に刻んでほしい。



「世界平和」ケネディの遺訓、未だに実現できない世界

 ここ数日、国連総会の各国首脳のスピーチがニュースで流れる。報道の仕方は、時間的な制限で、エッセンスしか聞けないが、46年前ある大学でのジョン・F・ケネディ大統領の卒業式でのスピーチが、全文ソ連で紹介された。このスピーチこそ、核兵器開発にブレーキをかけた世界へのメッセージとなった。

 アメリカのオバマ大統領の就任演説が、本になり売れているそうだが、日本の首相の演説が本になったとあまり聞かない。この違いが何処に在るのだろうか。46年前のケネディ大統領のスピーチを、作家の落合信彦氏の著書「ケネディからの伝言」から、抜粋を紹介します。

(本文より、抜粋)
 1963年6月10日、ワシントンのアメリカン大学の卒業式においてケネディは、゛平和のために戦略゛と題したスピーチを行った。マスコミはあまり関心を示さなかったが、このスピーチこそケネディの世界平和に対する情熱と信念そして哲学がおり込まれ、米ソ関係を大きく変える原動力となった。(中略)

「・・・、それはこの地上で最も重要な事柄――世界平和である。
 どのような平和を私は言っているか? 
 どのような平和をわれわれは探求しているのか?
それはアメリカの武力によって押しつけられるパックス・アメリカーナ(アメリカの平和)ではない。そして墓場の平和でもなければ、奴隷の安全性でもない。私が言っているのは本物の平和である。それは人生が生きるに値すると思わせるような平和であり、すべての人々や国々を発展させ、夢を抱かせ、子どもたちのためにより良き生活を打ち立てさせ得る平和である。
 それはアメリカ人だけのための平和ではなく全人類のための平和であり、われわれの時代だけの平和ではなくすべての時代の平和である。(中略)

 平和とは理性的な人間の理性的なゴールでなければならない。平和の追求を戦争の遂行ほど劇的なものではなく、往々にして無関心という壁にぶち当たる。しかし、これほど重要かつ緊急を要する事柄はない。(中略)

 そのような平和がきても、互いの利益に対立や紛争は絶えることはないかもしれない。世界平和は地域社会の平和同様、人々にその隣人を愛するよう要求はしない。しかし、互に忍耐と寛容の心をもって一緒に生きることは要求する。国家間の敵愾心は個人間のそれと同じように永遠に続かないということを、歴史は教えている。(中略)

 互いの相違点が存在することは認めよう。しかし、同時に互いの共通の利益にも目を向け、相違点の解決にも努力しよう。
 そして、もい今相違点を克服できないとしても、少なくとも多様性を認めるような世界を作る努力は成せる。まぜなら、最終的にはわれわれの最も基礎的な共通点は、皆この小さな惑星に住み、皆同じ空気を吸い、皆子どもたちの未来を大切に思っている。そして、皆死んでいく身なのだ」(中略)

 このスピーチは、ソ連でラジオ、新聞でカット無しで紹介され、当時のソ連の人々を心を動かした。このスピーチから一月後、核実験禁止条約が米ソ英の三国の間で結ばれた。(中略)

 なぜこれほどのインパクトがあったか私(落合氏)なりに分析してみたのだが、答えはその普遍性にあるのではないかと思う。スピーチに内容が時代や地域に関係なく通用すすのだ。(中略)
  (以上、落合信彦著「ケネディからの伝言」)


 昨日の日記に書いた、リオの環境サミットでの、セヴァン・スズキさんが、12歳で訴えた思いも、人類普遍の理念が含まれるから、人々の心を揺さぶるのだと思います。
 人類は、もう直ぐ70億人になると言われる。この状況を、地球に住む一人ひとりが、未来の世代のことにも思いを馳せ、今しなければならない行動を起こさなければならないと思います。

>平和とは理性的な人間の理性的なゴール
>往々にして無関心という壁

 人間の理想「平和」と、怠惰な性格「無関心」、矛盾する人間性を知り、理解し、未来世代のためにできることを、人類一人ひとりが考え、行動するしか、世界平和は実現できないと思います。

 第2次世界大戦から64年、世界平和はいまだに実現していません。ジョン・F・ケネディ氏が残したメッセージを、いつか実現することができればと願います。 

*参考資料:落合信彦著「ケネディからの伝言」

<コミュ>
★ジョン・F・ケネディの言葉
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1484223


<昨日の日記>
・「環境サミット」12才のスピーチと、オバマ大統領、鳩山首相の演説



<横井小楠生誕200年記念事業>
~熊本県の広報、「熊本の元気もん」~
「熊本横井小楠塾」事務局長 野口修一 で掲載中。
http://www.kininaru-k.jp/2009/back_doc/09/0924/genki.html

  

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2009年06月25日

(軍縮と命)クラスター爆弾製造禁止法案を可決した衆院本会議

(軍縮と命)クラスター爆弾製造禁止法案などを可決した衆院本会議

■クラスター禁止法案 衆院可決
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=878922&media_id=2


>クラスター爆弾製造禁止法案などを可決した衆院本会議=国会内で2009年6月25日午後1時8分、藤井太郎撮影
>日本の衆院本会議は25日、クラスター爆弾の日本国内での保有や使用を禁じる「クラスター爆弾禁止法案」を全会一致で可決した。

>既に国会で批准が決まったクラスター爆弾禁止条約が定める規制に関し、国内で効力を持たせるための法案。参院でも近く審議、可決される見通し。

>法案成立後、同条約の批准について閣議決定し、国連に正式に寄託する手続きが取られる。【鵜塚健】


どんどん、日本から「平和」「軍縮」アピールしよう。

国も市民も、これに関しては、全会一致で行きましょう。

日本こそ平和をリードできると考えています。

日本国憲法の「前文」をぜひ、一度お読み下さい。

憲法9条は、もちろん大事ですが、この前文もとても貴重な、日本人の理念と思います。

・日本国憲法の「前文」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=41227650&comm_id=4166620

  

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2009年01月08日

名もなき庶民の犠牲を忘れるな(諸葛孔明)

名もなき庶民の犠牲を忘れるな(諸葛孔明)


■イスラエル軍が1日3時間ガザでの軍事活動停止、人道目的で=関係者(ロイター - 01月07日
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=714503&media_id=52


 戦には、一般庶民が犠牲になる。これは有史以来つづく、争いごとにつきまとう現実であります。しかし、当たり前を思わず、悔いたリーダーも多々いると思います。
 三国志の時代、戦に明け暮れた君子たちの仲にも、庶民の犠牲に対して責任を感じたリーダーがいました。

 三国志の英雄・諸葛亮(孔明)の言葉が、三国志語録に在りました。
 第一次北伐で、成果と上げ帰国した諸葛孔明に、待機の兵士たちが祝意を述べたが、諸葛孔明は、喜ぶどころか憂いいた顔をした。その時の言葉です。

(現代語訳)
 蒼天(そうてん)のもと、人はすべて漢の民のです。しかるに漢の勢威ふるわぬため、人民を狼の餌食にしています。たといひとりでも死ねば、それは私の罪、こんなことで祝辞を述べられては、恥じ入るばかりです。
(三国志:『蜀書』諸葛亮(孔明)伝より)

 ガザへ振興するイスラエル、初めはハマスの方が先と言うが、どちらにしろ戦争が起れば、一般庶民が巻き込まれる悲惨な状況を生み出します。ついに、学校を間違って攻撃して、子供たちの犠牲を多く出したとテレビも報じている。

 この状況を両リーダーは、どんな受け止め方をしているのだろうか。諸葛孔明のようい、悔いているのでしょうか。戦争(いくさ)は、出来れば戦わないほうが良い、と故事にもあります。昔でも、外交、話し合いはもちろん、地域に権力バランスを考えて、なるべく戦わずに済む方法で、最善を尽くしたと歴史書も伝えています。

 今の時代、アフリカ、中東、あるいは、紛争地に住む一般庶民の危険を回避することことリーダーの務めではないかと思います。
 今回、一日3時間であるそうだが、停戦をすることが実現したようっだが、早期に長期停戦と話し合い解決へ向けた、世界からの調停がはいることを望むばかりです。

(本文より)
 国と国との争いでは、つねに名もなき庶民が犠牲を強いられることになる。一国の指導者たるものは大義名分を振りかざすだけではだめ、つねに諸葛孔明のような考えを頭に置いて、行動しなければならない、ということである。
(丹羽隼兵著『三国志』百言百話より)

 いつか、世界から紛争が無くなり、名もなき人たちが平穏に暮らせる社会が来る頃を願うばかりです。

  

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2008年12月23日

進歩)今目覚めずしていつ救われるか(戦艦大和乗組員辞世の言葉

(進歩)今目覚めずしていつ救われるか(戦艦大和乗組員辞世の言葉)

 いまだに世界では、テロ、紛争、戦争が繰り返され、兵器が造られ使用され続けている。かつて世界最強と言われた戦艦が日本に存在した。「戦艦大和」日本人だけでなく、第2次世界大戦を知る者は、その大きさ、容貌を知らない者はないと思います。

 しかし最後は、航空機の護衛も無く、行き道だけの燃料を積み、戦闘下の沖縄へ向けた特別攻撃の途中、察知した米軍空母12隻、艦載機800機が迎撃した。米軍機は、12時32分から戦闘機が、レーダーを使い雲の中から急降下爆撃。さらに魚雷攻撃機で大和の左舷を集中的に攻撃、約2時間死力を尽くし戦ったが、10本を越える魚雷が左舷に命中し、14時23分に左に横転、大爆発を起こし沈没した。それから63年、大和は三千名を越える乗組員とともに、九州の南の海に今も眠っています。

 冒頭の言葉は、大和の最後の攻撃が「特攻」であることを知り、乗組員が死ぬ事を覚悟して語った言葉です。

 戦艦「大和」、当時の国家予算の3%(1億4千万円)を使い、昭和12年から建造(昭和17年完成)が始まりました。その間、日中戦争が戦火を広げ、日米の関係が悪化して行きました。昭和16年4月から始まった和平交渉でしたが、山本五十六連合艦隊司令官の願いと逆に、陸軍は南方へ進出を始めます。

 山本司令官は、真珠湾攻撃の計画を練りつつも、和平の道が最上と考え、同僚の野村代表からの連絡を待ち続けました。しかし、その願いはむなしくも打ち砕かれ、国際連盟脱退、昭和16年12月1日に御前会議で、米英との開戦が決定され、東南アジア全域が戦地となった太平洋戦争となりました。

 山本司令官が、機動部隊の作戦計画中に、戦争を前に高揚する機動部隊の幹部たちに、「(作戦中)ワシントンで行われている平和交渉が妥結したら、ただちに反転し帰投せよ」と訓示した。すると部下は、「一旦でかけた小便は止められません」と反論。それに激怒した山本長官の名言が、「もしこの命令を受けて帰れないと思うなら即刻辞表を出せ。百年兵を養うは、ただ平和を護るためである」と訓示したと言います。
*名言の一つ「百年兵を養うは、ただ平和を護るためである」

 日本が初めて行った真珠湾攻撃は、ハーバード大で学んだ山本司令官が立案、それまでの戦艦中心の海戦では無く、航空機を中心とする世界初の機動部隊でした。鹿児島湾で訓練し、戦艦、航空母艦を魚雷で撃沈する戦法でした。当時の海軍内に、この作戦には多くの反対があったそうです。

 この第2次大戦の拡大に、色々な国の思惑もあったと歴史の検証から出て来ています。日本は、世界恐慌の後一早く、経済再生が進んだと聞いたことがあります。しかし米英は、なかなかダメージが大きく、色々な政策がうまく働かず、経済はどん底にあったと言います。しかし第2次世界大戦は、その不況下の社会を一変させる出来事になりました。
 ヒットラー、ムッソリーニが、ヨーロッパ・アフリカに戦火を広げ、日本が東南アジア一帯に広げりました。実は私の叔父(父の兄)は、ソロモン海戦で戦死しました。

 話を戻しましが、以前レーダー発明のことを日記に書きましたが、当時の陸軍、海軍は、伝統や規範を尊重して行動、作戦をしていました。その理念には「神州」「武士道」「神風」等、新技術や情報収集、ネットワーク型作戦計画などの発想が無かったと本で読みました。
 例えば、「今日は何の記念日」。実は、機動部隊出動の日も何かの記念日だったと本で読んだことがあります。大和の艦砲射撃は、最後まで目測で対空砲火をやったとありました。(詳しくは、識者の教示をお願します)
*レーダー発想は、昭和9年東北大学の八木秀次氏の研究室から

 世界初の空母中心の機動部隊計画は、山本五十六長官が辞表をかけて決断を迫ったと知りました。その山本氏は、昭和18年陣頭指揮を取るとラバウル基地出向き、その作戦中に撃墜され亡くなりました。その後も日本軍は、戦前の作戦計画(マニュアル)を尊重しつつ、講和を早期に望んだ山本長官の思いとは違い、戦争は長期化します。

 戦艦大和を襲撃した米軍の戦法は、日本が真珠湾だ使った航空機と魚雷攻撃でした。大和の乗組員の真意は定かではありませんが、冒頭の言葉の全文が次の一節です。

「進歩のない者は決して勝たない。負けて目覚めることが最上の道だ。日本は進歩ということを軽んじすぎた。私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩を忘れていた。敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか。今目覚めずしていつ救われるか。俺たちはその先導になるのだ。日本の新生にさきがけて散る。まさに本望じゃないか」

 太平洋戦争で亡くなった先人たちが、今の日本を見て何を思うのでしょうか?

 子が親を殺す、親が幼児を虐待、老人を大事にしない社会、切り捨てられる労働者、「本当に、日本は本当に進歩したのでしょうか・・・」。
 色々ご意見を頂ければ幸いです。

*レーダー発想は、昭和9年東北大学の八木秀次氏の研究室から
 「日本人は、精神に電池を入れなおせ」(対談)司馬遼太郎VS西澤潤一
http://noguchi.otemo-yan.net/e133753.html(コモンズ・くまもと)

*参考資料:NHK「その時歴史は動いた」心に響く名言集


<以前の日記>
・(増税より育成)公的固定費を切詰め、失業者で新たな産業育成を
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1030014348&owner_id=2182841
  

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2008年10月03日

(21世紀)平和で良い世界になっていない(緒方貞子)

(21世紀)平和で良い世界になっていない(緒方貞子)


<劣化ウラン弾>国連が初報告 ボスニア「がん死亡率4倍」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=625536&media_id=2


 難民高等弁務官、世界の難民の母と言われた緒方貞子博士は、10年間紛争地に何時も居られました。現場主義を貫き、歴史に残る新たな取り組みを実現するために、世界のリーダーたちと交渉し続けたことが、任期中の仕事でした。

 益々、世界は複雑化とグローバル化が進んでいます。「緒方貞子―難民支援の現場から」(東野真著)を読み、世界の現状に虚意味を持つことの大切さを感じます。

 21世紀になった時の緒方氏のインタビューの言葉は、

「そんなに平和ないい世界に住んでいるんじゃないですよ・・・20世紀が終わってもね」(中略)

 3期10年を終えた退任の挨拶時には、アナン事務総長を始め、国連のリーダーたちが傍聴した。最後の締めくくりの言葉は、次に一文です。

「・・・官僚的にならず、考え続けてください。ここに来たとき、私は最大の強みは官僚出身でないということでした。よく私は人から学者っぽいと言われます。そうかもしれません。しかし、学者の最大の武器は、自由にものを考えられるということです。組織や部門分け、お役所的な形式主義とも無縁です。グローバル化した世界では、官僚化しすぎた組織は時代から取り残されるでしょう。現実の状況と生身の人間に対応してきたことで、この組織は活性化してきたのです。この状態を維持してください。それが大きな違いを産み出すのです」(中略)

緒方さんが訴え続けた主張の核心は、

「最も大切なことは、抜き差しならない事態に至る前に、国際社会が全力で政治解決を追求しなければならないということである。そうしないかぎり、難民問題は解決しない。」(中略)

 60億人を越えた人類は、一つの地球の中でどう共生して行くか、多様な利害、食料・水の問題、エネルギー問題、温暖化等々、その解決の糸口すら見つかっていません。
「そんなに平和ないい世界に住んでいるんじゃないですよ」
の言葉は、平和を享受する日本人が忘れていけない言葉と思います。

 日本は、戦下、紛争とはここ60余年、幸運にも見舞われていませんが、紛争に関わっていることは事実です。戦費を出したイラク戦争、給油支援、その現実を忘れずに、平和な世界を目指して、紛争地域に関心を持ち、日本の政治家・識者たちにアピールをし続けることが重要と思います。

*参考資料:「緒方貞子―難民支援の現場から」(東野真著)


[MIXIコミュニティ]
・緒方貞子
http://mixi.jp/view_community.pl?id=922572

・公正で持続可能な社会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1236249

・クオリティ・オブ・ライフ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3309628

・潘基文(パン・ギムン)第8代国際連合事務総長
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3702920
  

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2008年07月23日

「原爆しょうがない」発言の久間氏は、平和祈念式典出席拒否を

「原爆しょうがない」発言の久間氏は、平和祈念式典出席拒否を

■「原爆しょうがない」久間氏の式典出席、被爆者団体が難色
(読売新聞 - 07月22日 19:35)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=554862&media_id=20

>長崎原爆被災者協議会など長崎県内の被爆者5団体は22日、自民党の久間章生元防衛相(衆院長崎2区)に対し、8月9日に長崎市で開かれる平和祈念式典への出席を控えるよう要請する文書を送った。

>久間氏は昨年6月、原爆投下を巡って「しょうがない」と発言して防衛相を辞任。同年の式典は欠席したが、今年は出席の意向を示していた。

>要請文は、「自らの暴言に対し誠実に陳謝することなく、平和と核兵器の廃絶を祈念する式典に出席することは許されない」としている。


反省しない、久間元防衛相ですね。
長崎県選出の国会議員が、話のながれとはいえ、けっして言葉にできないようのことを言い、すぐ撤回する態度には、許せない思いを持っています。

被爆者団体が、許せない思いは、私よりももっと強いはずと思います。
広島、長崎の被災者は、人類が経験した事の無い、未曾有の死者を出しました。この事実を知っての発言であるから、怒りもこみ上げてきます。

9条改憲の話と連動するのですが、久間氏の心のどこかには、戦争容認の考えがあるのではと危惧します。決して、平和祈念式典への出席させてはならないと思います。

「原爆しょうがない」の言葉を話すニュースの影像が、目に浮びます。もう直ぐ総選挙ですから、出席してテレビに映りたいのでしょうか。このような暴言、暴挙をする議員は、国会から降壇して欲しいと願います。

「平和こそ、日本、世界の願いです」

二度と戦争、紛争のない世界を作らないといけないと思います。そのためには、過去の歴史を一人ひとりの国民が、しっかり認識する事が必要と思います。そして、平和につながる、言葉、行動を日々の生活中で実践して行く事だと思います。

久間氏に、その心がけがあれば、あの発言は出ないはずです。

「原爆しょうがない」発言の久間氏は、平和祈念式典出席拒否をするべきと思います。


<関連、ブログ>
・世界の建築家シリーズ(環境共生施設研究所Web)
(911テロ)ワールド・トレードセンター崩壊~ニューヨーク~
 http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e95177.html



<ミクシィ、ニュース 1>

~今度は、フグ偽装~「肉も魚も、嘘ばかり!」

■<フグ偽装>農水省、山口の水産加工会社に改善指示
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=555546&media_id=2

> 山口県下関市の水産加工会社「エツヒロ」(森敏一社長)が中国で養殖されたトラフグを国産と偽って販売していた。
> 農水省によると、同社は今年3~6月、中国産の養殖のトラフグ1トンとシロサバフグ1トン、アンコウ3トンの計5トンを刺し身などに加工し「山口県産」「熊本県産」と虚偽の表示をして出荷。これらの水産物は関東以西のスーパーなどで販売されていた。


<宇土論語教室>
・(志と向上心)憤なくして大成なし
http://utorongo.otemo-yan.net/e94927.html

<7/25地震セミナー>岩手で震度6強、日本連続する地震
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/e95204.html
  

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2008年07月19日

(次男が母死なす)世界平和の崩壊は、家庭から始まる

(次男が母死なす)世界平和の崩壊は、家庭から始まる~マザー・テレサ~


■28歳男、母殴り死なす=名大大学院教授の次男逮捕-愛知(時事通信社 - 07月18日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=551277&media_id=4

>自宅で母恵津子さん(60)の食事の取り方に腹を立て、ほおをこぶしで数回殴る暴行を加え、死亡させた疑い。

ひさんな、事件と思います。

子が親を殴打して、死亡させる。

「親は敬うもの」と、かつて日本では教えられました。

日本は、どこへ向かっているのでしょうか?

行け行けどんどん、上へ上へ、でかくなる事ばかり考える「経済一辺倒」のシステムは、行き詰まりを感じます。

マザーテレサの言葉がありました。ご紹介します。



世界平和の崩壊は、家庭から始まる~マザー・テレサ~

今世界は混乱していると思います。
みな、とても忙しそうで、
開発や、もっと豊かになることに
とらわれているようです。
そこにはひどい苦しみがあります。
家庭や家族との生活には
ほんのわずかばかりの愛しかないからです。
子どもたちのための時間も
お互いのための時間もないありさまです。
お互いをよろこび合う時間などはまったくないのです。
こうして、世界平和の崩壊は、家庭から始まるのです。
    ~マザー・テレサ~


家庭の平和こそが、全ての基本であるように思います。

亡くなった女性のご冥福をお祈りします。(合掌)
  

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2008年07月06日

恒久平和を念願した、日本国憲法(前文より)

恒久平和を念願した、日本国憲法(前文より)


 憲法は、わたしたちの暮らし方をきめているもっとも基本的な『約束』です。難しいから読み難いから、といって、読まないで放っておいて良いのでしょうか。
 以下、前文を転載します。


 日本国憲法 前文

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらの子孫のために、諸国民と協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

 そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民が享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専従して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。


(忘れては、いけないもの)
・権威は国民に由来し、福利は国民が享受する
・国際社会において名誉ある地位を占めたいと思ふ
・恒久の平和を念願し、崇高な理想を深く自覚する
・政治道徳の法則は、普遍的なものである

 日本国憲法の制定に深く関与した、白州次郎氏は、「例え与えられたものであるにしろ、良いものは良い」と、日本国憲法の意義を語ったと、自伝や検証した本で知りました。


第二章
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段しては、永久に放棄する。
② 前項の目的達成のため、陸海空軍そのたの戦力は、これを保持しない。国の交戦権は認めない。


 全国に在る、「九条を守る会」の活動は、二度と戦争を起こしてはいけないと、国民自ら戒め、世界の人々へアピールする活動と思います。そんな中、国会では自衛隊を軍隊に昇格させようとする議員団がいる。これを選挙で挙げ続ける国民は、戦禍で多くに被害を出し、不幸な歴史を残したことを忘れているかのように思います。
 恒久平和を目指した日本国憲法の精神を、今一度、読み直し未来世代へ、しっかりと伝えることが必用なように思います。

 今日は、日本国憲法をふと思い出し、一部を紹介し、みなさんの意見が聞ければ良いなと思い、書きました。



<以前の日記>
・日本国憲法の「公正」と「共生」、9条の「積極的非暴力主義」
 以前に熊本市で開催された「今こそ憲法を考えよう」
 ~身近な憲法問題~法学館・伊藤塾長 伊藤真氏
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=136246394&owner_id=2182841

・大統領の軍事支援を止めた、コスタリカの判決
 ~その判決は、一人の青年の行動から始まりました~
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=232091882&owner_id=2182841

・美しい心で、美しい国造りを目指す
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=247631043&owner_id=2182841


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞(異業種交流会)∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 日 時 2008年7月25日19:00(開場18:30)
 場 所 熊本交通センターホテル3F
 講 師 渋谷秀敏氏(熊本大学大学院自然科学研究科教授)
 テーマ 「地震・雷・火事・親父-熊本で心配すべき災害-」
*詳しい案内は、下記にアドレスを検索下さい。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=852452330&owner_id=2182841
  

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2008年06月07日

日本は、世界の世話やき(ソフトパワー)になる~横井小楠~

(平和の輸出)日本は、世界の世話やき(ソフトパワー)になる~横井小楠~

 明治2年正月、刺客に襲われ、不運にも命を落とした、儒学者で政治思想家でもあった、横井小楠のことが、昨年暮れにいただいたカレンダーの今月の人物紹介にあった。全文を紹介します。


横井小楠

江戸後期に生きた儒学者、横井小楠は、
開国後の日本は「強国(ハードパワー)」ではなく、
「世界の世話やき(ソフトパワー)」で
行くべきだと説いたそうです。
世界に日本の存在すらよく知られていなかった時代に・・・
日本人の、スケールとカッコ良さ(明晰)があります。
「世界の世話やき」に攻込んでくる国なんかいない。
「もったいない」の次は「ほっとけいない」を輸出しよう。
平和を輸出しよう。


上記の理念の根拠となった有名な言葉は、横井小楠、甥の左平太と太平のアメリカ留学送別の辞です。

「尭舜孔子の道を明らかにし 西洋器械術を尽くす 何ぞ富国に止まらん 何ぞ強兵に止まらん 大義を四海に布かんのみ」(慶応2年(1886年))

「大義を四海に布かん」、東洋文明と西洋文明を包括した「グローバルな文明を日本から地球世界に発信する」という発想は、日本の歴史上はじめてであります。


小楠は、実際暗殺され、「平和」を大義として世界へアピールする事はできなかったのですが、小楠思想を継承した熊本出身で、明治の平和活動家の矢嶋楫子は、世界の婦人1万人の署名を持って、アメリカで開催された世界軍縮会議で出席し、アメリカ大統領に手渡し、平和を求めています。

矢嶋楫子は、横井小楠の妻、横井つせ子の姉。矢嶋姉妹の兄の矢嶋直方は、横井小楠の高弟でした。

後に、徳富蘇峰が、トルストイと意見を交わしたとき、横井小楠の理念を話すと、「そのような人物が日本にいたのか」と、驚いたと言います。

幕末、小楠は日本に居ながら、東アジアの状況を検証し、さらに維新の日本を取り巻く世界の列強を考えた時に、これから日本ができること、しなければならないことを、「世界の平和推進」を主眼に置いたのは、先見の明と思います。

明治後半から、日本は、戦禍の絶えない時代になり、太平洋戦争と言う、日本国民の犠牲はもちろん、東アジアにも甚大な損害をかけたことを思うと、横井小楠がもし健在で、明治の日本政治をリードしていたら、どんな明治なったか、どんな日本になっていたか、残念でなりません。

歴史はもどりませんが、今の経済大国の日本から、これからは「世界平和の世話やき、ソフトパワー大国」を目指して欲しいと願います。

宇宙の奇跡と言われる「地球」が、水とみどりの地球で在り続けるように、そして多くの生物たちと共に生き、環境破壊も紛争も無い地球になるように、横井小楠の思想を広げて行きたいものです。

熊本横井小楠塾 事務局長 野口修一


*追伸:勝海舟、坂本龍馬は、小楠思想に大きく影響されていると言われます。大政奉還、船中八朔、五箇条のご誓文、等々です。その基になった小楠の「国是三論」は、現代の政治に広めたい理念の一つです。


<コミュ>
・横井小楠
http://mixi.jp/view_community.pl?id=522898

・シンポジウム「横井小楠と肥後の猛婦たち」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2085745


<以前の日記>
・人生の「三不幸」~朝青龍大ひんしゅく~
「朝青龍大ひんしゅく歓迎会4分で帰った」(ロス巡業パーティー)

・(サミットより選挙)権力者側からの首長アンケートは意味が無い

・(日本人へのエール)海外から見た、日本人の倫理感
~米国で活躍する女性カメラマン、川尻千晶さんからのメッセージ~


  

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2008年06月04日

劣化ウラン弾の健康被害と、クラスター弾禁止条例日本批准へ

劣化ウラン弾の健康被害と、クラスター弾禁止条例日本批准へ

≪劣化ウラン弾≫
 一昨日の共同通信配信記事に、イラク戦争で大きな話題をなった劣化ウラン弾の実態とナノ粒子吸飲被爆の影響のことが、掲載してありました。

 劣化ウラン弾は、装甲の鉄板を打ち抜き、車内で爆発し一瞬に3000度に達し、兵士を焼き殺す。被弾した戦車は装甲には直径5センチほどの小さな穴が残るだけ、近寄らなければ、戦車は無傷のように見えると言います。

 現在、沖縄の嘉手納基地に40万発貯蔵されていると言われ、東アジア最大の保有量を持つのかもしれません。また、日本の自衛隊基地にも保有があると認めています。現在の戦争のすごさと、酷さを感じます。

 劣化ウラン弾は、原爆と違って、爆発後に飛び散る、小さな塵となったナノ粒子を吸飲し、被爆し、白血病に犯された戦地の住民は本より、米軍を始め、国連軍の兵士にも被爆の実態が表れています。日本が赴任したサマワに駐留した米軍兵も、帰国後酸素マスク無しで生活が出来なくなっている人が出ています。

 原爆はもちろんですが、劣化ウラン弾の削減、撤廃を強く望む一人です。

≪クラスター弾≫
 クラスター弾は、たくさんの小さな爆弾をいっぱい詰めた籠のような抱く弾で、一つ落とせば、とんでもない広さもですが、被害が計り知れないこと、不発弾が多く発生し、戦争後の爆発で、住民に大きな被害を起こしています。

 研究者に言わせると、小さな原爆のようなものと言う人もいます。その禁止条約の重要な会議が、今月アイルランドのダブリンで開催され、世界の流れの中で、日本も禁止条例を批准する方向に転換しました。大きな成果と思います。その議長案に賛成をした国は、110ヶ国ですが、アメリカ、ロシアなどの軍事大国は参加していません。

 10年に一度の割合で、どこかで戦争に関わる超軍事大国のアメリカが最大の保有量を誇っていると聞きます。今も多くの米軍兵士が、イラクの地で戦っています。ベトナム戦争の匹敵する、戦死者を出しながら、ブッシュ政権は撤退をせず、掃討作戦を銘打って経継続しています。その中心的な基地がサウジアラビアと沖縄と言われています。

 「同じアジア同朋である市民が戦火に苦しむ戦費を、日本が支えていますよ。」ドイツから来た平和運動家から、日本も同罪で戦争継続の協力者(同盟者)と、きつく言われたことを思い出します。


 一瞬にして命を奪う、劣化ウラン弾。多くに人命を奪い、終わった後も被害を出すクラスター弾は、全ての爆弾を地球上から廃棄し、そのかわり平和運動をする人材の育成に費用を使って欲しいと思います。

 軍事に使われている経済資源である「掲げた拳」を、平和構築のエネルギー「握手」に変えて、いがみ合う人々が対じするのではく、協力して人口増で狭くなって世界の未来を、協力して切り拓いて欲しいと願います。

 なんやかや言っても超大国アメリカの民主党の大統領候補が決まりそうですが、戦争を定期的に起こす政権でなく、平和理念と平和産業を広めるリーダーであって欲しいと願っています。


<以前の日記>
・(人材派遣離れ)「労働市場」の考え方、労働を商品化する危険性有り
  

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2008年05月23日

(サミット)サミット中に原爆展…札幌市役所と広島・長崎共催で

(洞爺湖サミット)サミット中に原爆展…札幌市役所と広島・長崎共催で

■広島・長崎共催でサミット中に原爆展…札幌市役所(読売新聞 - 05月23日 21:11)
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=497036&media_id=20
>広島市は23日、7月開催の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)に合わせ、札幌市役所で原爆展を開催すると発表した。

>長崎市などとの共催。原爆被害を伝える写真ポスター30枚と被爆者の遺品など約30点を展示する。サミットに合わせた原爆展は、2000年の沖縄サミット以来。期間は6月29日~7月10日。

>また広島、長崎両市はこの日、米国など参加国に首脳が同展を視察するよう要請した。


 クラスター爆弾禁止条約に調印しない、大国、日本も渋っていると聞きます。

 日本は、憲法9条の国、なんで軍縮、大量破壊兵器の禁止に調印しないのか?

米国志向が見え隠れしますが、洞爺湖サミットを転機に、日本は初心に帰り、平和国家志向を世界にアピールし、温暖化防止のすばらしい指針を示して欲しいと願っています。

日本女子バレーボールチームのように、スカッとした、サミットでの活躍を期待したいものです。日本頑張れ!  

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2008年05月03日

(憲法記念日)日本国憲法の 積極平和主義   

(憲法記念日)日本国憲法の 積極平和主義   

 3年前、゛今こそ憲法を考えよう゛の講演を聞きました。「身近な憲法問題」の法律塾の伊藤真氏が講師で、憲法に無知な私も、憲法、法、改憲論の意味も含め、解かり易く学べました。知った意味は、まず憲法とは、国民が国の権限や政策を制限するため、また個人の権利を尊重させるためにある。次に法律とは、国が国民の多様な社会活動を制限また協力させるために、制限を設けているものと説明されました。

 これは、世界中同じ考え(原理原則)で、憲法の基本的な部分は、世界の国々は変えていないと知りました。これだけでも覚醒の思いでしたが、その中で日本の第9条は、世界に類を見ない「積極的な平和主義」で、日本だけの条文であると知りました。

 また憲法は、国民(市民)が、国・自治体・企業(権力者)の行動を制限するものであるから、国民(市民)からの改憲論議なら国際法に照らして正しいが、首相(権力側)からの改憲は、おかしいことが理解できました。

 改憲をして何処が、得をするかを考えれば、理解できるとも説明されました。憲法は、国民に平和と幸福を求める権利として出来上がっていると考えると、9条の改憲や、個人権限と家族制度の再考とかは、時代に逆行すると思いました。

 そして憲法で最も重要な価値は、個人の尊重「すべての国民は個人として尊重される」(憲法13条)。 この個人の尊重とは、「人はみな同じ(人として尊重)」 の個人の機会均等の権利(公正)と、「人はみな違う(個としての尊重)」の個性的に自分らしく幸福を求める権利(共生)の二つです。

 また権利とは、日々主張し続けることが重要で、権力側に立つ者は、日常の業務と市民の要望を忘れ、都合良い政策を作りがちです。常に市民は、権利を要望し続けることが必要で、その権利を保障するのが憲法と思います。 世界に誇る「積極平和憲法」と、個人の人権の尊重は、60年経った今でもすばらしいと思います。日本国憲法の良さを世界に広めたいと思います。


(新しい言葉)「クオリティ・オブ・ライフ」

 クオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life,略語:QOL)は、一般に人の生活の質、すなわち、「ある人がどれだけ人間らしい望み通りの生活を送ることが出来ているか」を計るための尺度として働く概念である。

QOLとはQuality of life(クオリティ・オブ・ライフ)の略で「生活の質」という意味ですが、これは「人が人としての尊厳を保ち、よりよく生きること」を指しています。

  

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2007年11月07日

対人地雷廃絶条約を今も批准しない国への訴え

対人地雷廃絶条約を今も批准しない国への訴え
  ~地雷廃絶と被害者支援の会・熊本~

数日前の新聞を読み、思い出したメールマガジンを紹介します。

 1997年対人地雷廃絶条例が締結され、1999年に発効したことは、新聞等々でご存知か
と思いますが、世界の軍事大国や紛争当事国はこの条約を批准していません。また、こ
こ1年くらい急に盛り上がっている憲法改革論議に、市民から多様な意見がでていますが、
熊本地元紙に熊本を中心に地雷廃絶と被害者を支援している団体の代表の最相博子さん
の意見が出ていました。

 最相さんは、長野オリンピックで聖火ランナーとして走られた地雷の被害者でもある
クリスムーン氏とその著書「地雷と聖火」と出会い、「今でも地雷に苦しむ人がいる。
これが、現代の話なのか」。クリスムーン氏は、義足で過酷なマラソンに挑戦し、世界
の現実を知らせるために続けていること知りました。
 最相さんは、ぜひクリスムーン氏を熊本へ呼ぼうの思いで、仲間と作る同時通訳協会
(最相代表)の研究会で「世界の地雷問題とクリスムーン」と題した英語スピーチを行
った。これを契機に、仲間や賛同者で会を発足させ、クリスムーン氏を招聘し、阿蘇カ
ルデラ100kmマラソン参加や高校での講演等で地雷廃絶を訴えている。

 最相さんは、カンボジアの実際の地雷原に行き、地雷探索の状況と地雷を爆破させて
撤去する一連の作業を体験し、強烈な爆音と威力が目に焼きついたそうです。クリスム
ーン氏とは、私も3回お目にかかりましたが、モザンビークでの地雷撤去が終わったは
ずの場所を歩いていて、たまたま探せなかった地雷を踏んで、片手・片足が爆風で吹っ
飛ぶ大けがのために、入院生活とリハビリを余儀なくされたそうです。
 その苦しさは、創造を絶するものと思いますが、それを乗り越え紛争地域の現実を知
らせるために、走り続けていると言われました。この強さは何処から来るのか、世界の
人々へ伝えるメッセージが伝わって来ます。
 最相さんは、その後カンボジアに5度を旅をして、地雷被害地の被害者の生活の現実と
向き合い、被害者が働けず困窮した生活を見た。手や足、視力を失った子供たちが自分
の二人の息子と重なって感じたそうです。
「兵器がもたらした不幸を目の当たりにしてきたからこそ、平和という言葉の重みを感
じている。小学生のとき学校で、「日本は、戦争を放棄した国です」と先生におそわり、
「えー、よかったね」と喜んだのを覚えています。9条は、世界のお手本だと思った」と
最相さんは話されています。

******peace & future******
世界の平和と次世代の夢を創りましょう
*******************
  

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2007年10月13日

国の軍事支援を一人で止めた青年と「学生憲章」

国の軍事支援を一人で止めた青年と「学生憲章」

 学生の行動から、色々社会現象が起きていますが、ニート、フリーターと言う、人生の停滞期に享受している青年たちがたくさん居る。
 大学や専門学校へ、何を目的に進学したのか自分自身を振り返る日々は学生時代に無かったのだろうか?
 有名大学の生徒が、合コンと称して人を集め女性に乱暴をしたり、学生生活の経験すべきこととはずれているのではと考えてしまいます。
 
 若者の良心を育てる教育が必要な気がします。


1.大統領の軍事支援を止めた、コスタリカの判決

 ~その判決は、一人の青年の行動から始まりました~

 この文章を読んで、今年の初めに地元紙に紹介された、コスタリカの法科大学の生徒の活動記事を思い出しました。
 コスタリカは、非武装中立を標榜して、平和国家を目指す国とし世界の中で際立っています。イラク戦争を前にして、アメリカ大統領の要望に応える(?)形で、イラク侵攻作戦に財政支援を標榜した。
 これに対して、首都にある法科大学の一人の生徒が、「おかしい」と疑問を持ち、仲間や先生に聞きまわって、遂に最高裁判所へイラク戦争支援は憲法違反と裁判に打って出た。
 当初は、学生にたわごとと捉えていたのですが、学生が指示し、国内の大学の法学者らも指示を表明し始めて、大きな支援の環が広がり、遂に裁判の結果は、大統領は憲法違反と言う判決を出した。
 大統領の決定の「イラク戦争支援」は、憲法違反で中止となった。日本の9条の理念を実行に移したように思います。

 一人の青年の勇気ある行動が、国の過ちを止めた大きな成果を見た。今の日本の学生に、「この志と勇気」があるだろうか?
「何のために学ぶのか」
「何のために学問が必要か」
 日本の親の意識は、金を稼ぐ「労働技術」ばかりを追い求める志向にあり、子供たちもその路線に沿って学んで(志向して)います。
 コスタリカの青年のように、公の為になる「学問」を志してもらいたいものです。


2.学生憲章
 
 ふと、2年前に読んだ「人生の五計」なる本の中の学生憲章と言う規範を安岡先生がまとめられていました。読み方で、誤解を生じそうな部分のあるのですが、素直に読み取ると現代に十分生きた教えとして通用すると思います。ご一読いただきたく思います。

「学生憲章」(安岡正篤著「人生の五計」より)

第1章
 徳性は人間の本性であり、知能、技能は属性であり、慣習は徳性に準ずる。三者相まって人間を大成する。

第2章
 学生はその徳性と養い、良習を体し、知識を修め、技芸を磨くを以って本文とする。

第3章
 人間は鍛錬陶冶によって限りなく発達するが、その本具する諸々の性能は学生時代に成就するものである。古今人類文化に寄与した偉大な発明発見や開悟も、少なからず二十歳代におこなわれている。

第4章
 学生は人間の青春であり、民族の精花である。その品位、態度、教養、行動はおのずからその民族・国家の前途を表示する。

第5章
 講説の師は得安いが、人生の師は逢いがたい。真の師はを得ては、水を注ぎ掃き清める労をも厭うべきではない。

第7章
 国家・民族の運命を決める重大時機の臨んでは、敢然として身を挺し、敬慕する先輩知己と共に、救民・革命の大業に参ずる意気と覚悟を持つことは貴い。

 すこし考えは異なる部分も在るのですが、文章を素直に読み取り、個人の資質向上の目的が良く表されています。
 ただ、国家・民族は、今は地球(世界)、地域、民族と読み替えることが必要と思います。文言の内容はともかく、コスタリカの青年のように、社会の目標をしっかり理解し、勇気を奮い起こし行動に出るような青年を日本から育って欲しいと思います。


(終わりに)
 コスタリカの判決の新聞記事の最後に、青年が言った言葉は、「日本の憲法の第9条を大切にして欲しい。コスタリカでも、この日本の憲法9条の理念の広める」と語っていました。

このこの言葉を発する学生が、日本どれだけいるでしょうか?

  

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2007年09月12日

テロ報復より、平和の希求を(9・11から6年)

テロ報復より、平和の希求を(9・11から6年)

 9・11から六年が経ちますが、航空機がビルに激突する風景が蘇ります。私はテロの十日後にロスでの仕事があり、家族も友人たちもアメリカ行きを心配しましたが、長い時間をかけた約束で、施主と一緒に韓国経由でロスへ向いました。

 ロス空港は、日本人や東洋系の人たちの検問は厳しく無く、しかし中東域の人や中東便の乗客は、手荷物、身元調査を厳しく調べていました。また国軍か州兵かは不明ですが、銃を持った兵士も空港内に数名居て、ロスがこれですからニューヨークは相当厳しかったと思います。空港を出ると、星条旗を立てた車が走っていたり、戦費を募るTシャツを路傍で販売したりと、戦争が近いと感じました。

 仕事は、家一軒分の建材の調達、西海岸地域は混乱も無く一週間で終了。でも仕事を終え帰国の飛行機に乗る時は、テロのビル倒壊風景を思い出し緊張しました。空港は、戒厳令が布かれ見送り者が入れず、一人で片言の英語を使いやっと飛行に乗り込みました。空港の監視が、到着時より厳しかったのを思い出します。

 昨日で六年が過ぎたのかと思う反面、イラク戦争、アフガン紛争共に解決の糸口が見えず、アメリカも世界も苦悩しています。九月十二日の新聞に、テロで父を亡くした十七才の少女が「私たちの世代がこれから(世界を)変えていく」と語ったとありました。狭くなった地球の利権をめぐり、多くの国がいがみ合っています。拳ばかりを振りかざし戦っても解決はしない。少女の言葉の「私たち世代が解決する」と言う意識を一人ひとりが持つ事が重要と思います。

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・緒方貞子「コミュ」
http://mixi.jp/list_bbs.pl?id=922572
シリーズ「2010年問題(日本の財政破綻)」について報告 №3
3.郵貯改革で国の借金帳消し、資金はアメリカ市場へ
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・論語の言葉
 http://mixi.jp/list_bbs.pl?id=2476660
「評価を悩むより、認められるように務める」

・菜根譚
http://mixi.jp/list_bbs.pl?id=2310909
第四十五話 感謝を期待するな 
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・木内孝氏の言葉
~これから必要な人物に求められる3要素
 「先見性」、「魅力・磁力」、「(逃げない)責任」~

今日の首相辞任は、3つの要素の徹底がなかったように思います。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 18:40Comments(0)TrackBack(0)平和

2007年09月10日

国の軍事支援を一人で止めた青年と「学生憲章」

国の軍事支援を一人で止めた青年と「学生憲章」

 学生の行動から、色々社会現象が起きていますが、ニート、フリーターと言う、人生の停滞期に享受している青年たちがたくさん居る。
 大学や専門学校へ、何を目的に進学したのか自分自身を振り返る日々は学生時代に無かったのだろうか?
 有名大学の生徒が、合コンと称して人を集め女性に乱暴をしたり、学生生活の経験すべきこととはずれているのではと考えてしまいます。
 
 若者の良心を育てる教育が必要な気がします。


1.大統領の軍事支援を止めた、コスタリカの判決

 ~その判決は、一人の青年の行動から始まりました~

 この文章を読んで、今年の初めに地元紙に紹介された、コスタリカの法科大学の生徒の活動記事を思い出しました。
 コスタリカは、非武装中立を標榜して、平和国家を目指す国とし世界の中で際立っています。イラク戦争を前にして、アメリカ大統領の要望に応える(?)形で、イラク侵攻作戦に財政支援を標榜した。
 これに対して、首都にある法科大学の一人の生徒が、「おかしい」と疑問を持ち、仲間や先生に聞きまわって、遂に最高裁判所へイラク戦争支援は憲法違反と裁判に打って出た。
 当初は、学生にたわごとと捉えていたのですが、学生が指示し、国内の大学の法学者らも指示を表明し始めて、大きな支援の環が広がり、遂に裁判の結果は、大統領は憲法違反と言う判決を出した。
 大統領の決定の「イラク戦争支援」は、憲法違反で中止となった。日本の9条の理念を実行に移したように思います。

 一人の青年の勇気ある行動が、国の過ちを止めた大きな成果を見た。今の日本の学生に、「この志と勇気」があるだろうか?
「何のために学ぶのか」
「何のために学問が必要か」
 日本の親の意識は、金を稼ぐ「労働技術」ばかりを追い求める志向にあり、子供たちもその路線に沿って学んで(志向して)います。
 コスタリカの青年のように、公の為になる「学問」を志してもらいたいものです。


2.学生憲章
 
 ふと、2年前に読んだ「人生の五計」なる本の中の学生憲章と言う規範を安岡先生がまとめられていました。読み方で、誤解を生じそうな部分のあるのですが、素直に読み取ると現代に十分生きた教えとして通用すると思います。ご一読いただきたく思います。

「学生憲章」(安岡正篤著「人生の五計」より)

第1章
 徳性は人間の本性であり、知能、技能は属性であり、慣習は徳性に準ずる。三者相まって人間を大成する。

第2章
 学生はその徳性と養い、良習を体し、知識を修め、技芸を磨くを以って本文とする。

第3章
 人間は鍛錬陶冶によって限りなく発達するが、その本具する諸々の性能は学生時代に成就するものである。古今人類文化に寄与した偉大な発明発見や開悟も、少なからず二十歳代におこなわれている。

第4章
 学生は人間の青春であり、民族の精花である。その品位、態度、教養、行動はおのずからその民族・国家の前途を表示する。

第5章
 講説の師は得安いが、人生の師は逢いがたい。真の師はを得ては、水を注ぎ掃き清める労をも厭うべきではない。

第7章
 国家・民族の運命を決める重大時機の臨んでは、敢然として身を挺し、敬慕する先輩知己と共に、救民・革命の大業に参ずる意気と覚悟を持つことは貴い。

 すこし考えは異なる部分も在るのですが、文章を素直に読み取り、個人の資質向上の目的が良く表されています。
 ただ、国家・民族は、今は地球(世界)、地域、民族と読み替えることが必要と思います。文言の内容はともかく、コスタリカの青年のように、社会の目標をしっかり理解し、勇気を奮い起こし行動に出るような青年を日本から育って欲しいと思います。


(終わりに)
 コスタリカの判決の新聞記事の最後に、青年が言った言葉は、「日本の憲法の第9条を大切にして欲しい。コスタリカでも、この日本の憲法9条の理念の広める」と語っていました。

このこの言葉を発する学生が、日本どれだけいるでしょうか?


 明日から、地元の市議会の選挙が始まりますが、学生憲章の掲げられるような理念の公約は、全く聞こえず、「○○をお願いします」コールの選挙カーが、賑わう1週間になりそうです。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:02Comments(0)TrackBack(0)平和

2007年09月05日

「平和への思い」マーガレット・ミード/人類学者

平和への思い マーガレット・ミード/人類学者


「思いやりがあり、行動力がある人は、たとえ少人数でも世界を変えられる―それを決して疑ってはなりません。実際、それだけがこれまで世界を変えて来たのですから」

世界を救うリーダーが、早く現れることを望みます。

 対人地雷廃絶条約は、一人の女性の行動から一気に世界へ広がりましした。ただ、軍事大国は条約に参加していません。世界のリーダーは、どこを目指しているのでしょうか?

 地球市民の志向を広めて行きたいと思います。賛同される方は、メッセージ頂ければ幸いです。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 18:46Comments(0)TrackBack(0)平和