最高の人格とは、・・・(菜根譚)

2009年01月21日

最高の人格とは、・・・(菜根譚)


(現代語訳)

 最高の完成された文章は、少しも奇をてらったところがない。ただ、言わんとすることを過不足なく表現視しているだけだ。
 最高に完成された人格は、少しも変ったところがない。ただ自然のままに生きているだけだ。

(解説)

 文章にしても人格にしても、自然流「あるがまま」が理想なのだという。見たところ平凡でなんの取り柄もないように思われるが、よく見ると、尽きない味わいがあるということであろうか。
 ただし、そこまで突き抜けていくのは容易なことではない。なぜならこれは、練りに練りあげての推敲を重ね、磨きに磨いていったその先に到達するレベルであるからだ。

(感想)
 肩ひじ張った人物を見ると、疲れてしまう。なぜか、人間は今の自分を謙虚に受け入れ、そこで次の段階へどう成功するか、常に考え続ける人が、最高の人格に近づく方法なのかもしれません。
 要は、自分があるがままに、行動できることこそ、人格を表現することかもしれません。 最高の人格は、志を持ち、自然(周り)の状況に合わせ、臨機応変に生きていく人かもしれません。


<以前の日記>
・気軽・腰軽・舌軽「三軽」は、生活に必要な潤滑油(思いやり)
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1058424168&owner_id=2182841


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Posted by ノグチ(noguchi) at 23:54│Comments(0)私の意見
 
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