行政の最も重要な仕事の1つが「防災」安心安全なまちづくりを考える。〜高潮対策〜

2018年06月05日



行政の最も重要な仕事の1つが「防災」安心安全なまちづくりを考える。〜高潮対策〜

おはようございます。新聞は、今日の熊日新聞と5月9日の東北の河北新報の記事ですが、最後の写真の肥後狂句にある
「知れたもん 議員ちゅうても 田舎町」
人間、育った土壌の環境や人間関係の中から出てくるもので、田舎町育ちが背伸びしても大したことはない、と言われているのだと思います。

昨日の防災会議で、宇土市の高潮対策の不足について質問をしました。

宇土市西部にある漁村は、いわゆる0m地帯より少し高さがある状況、県管理の二級河川が、その地区の中を通り海に流れ出している。

私は、東日本大震災の最大の被害を出した大川小学校の地域を震災直後に行った経験から、

「有明海は、大津波は無いかも知れないが、松合で起きた7.5mの高潮被害は起こりうる。東北の震災の時、北上川河口から4km上流の護岸が約1kmにわたり遡上した津波で崩壊し大川小学校の在る平野に流れ込み、大川小学校も埋まった。宇土市の高潮対策は、海岸部の高潮対策はあるが、高潮も川を遡る。北上川では、津波が14km遡上した。松合に造られた高潮を止める水門が必要ではないか、その点についてどう考えているのか聞きたい」

と問うと、「二級河川は、県管轄なので、県とこれから協議して行く」と回答に留まった。津波や高潮が、川を遡ることを想定していない。土地が、平地であればあるほど、高潮が川の上流まで遡ることを想定した防災対策が必要なのではないかと考えています。

最後の肥後狂句にあるように、中身ある視察や活動を通じて、防災に役立つような質問ができるように、これからも努力しなければと思いました。








  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:24Comments(0)まちづくり