<号外>元松しげき後援会だより、H27.02.26号の印刷が出来上がりました。

2015年02月26日

<号外>元松しげき後援会だより、H27.02.26号の印刷が出来上がりました。

今回の最大の関心事項は、“元松市長が県議会議員選挙で誰を応援するか?”

昨夜集まった元松茂樹後援会の方々は、400名を越えました。最近の宇土市政の報告の後、会場は静まりかえり、思いを込めた言葉に、涙ぐむ人もいました。

「4月の県議会議員選挙では、西山宗孝さんを応援します」

市政報告が終わると、大きな拍手が長く続きました。報告後、元松茂樹後援会の昨年の市長選挙の選対本部長が、元松茂樹後援会の県議会議員選挙の4つの方針を表明されると、また大きな拍手が起こりました。

写真は、元松市長の県議会議員選挙に対する考えを、自らまとめたものです。宇土市民だけでなく、熊本県民の方に読んでいただきたいと願います。






  

Posted by ノグチ(noguchi) at 13:34Comments(0)私の意見

現実に元気な故郷を創り出す「地方創生」の政策を国に望みます。

2015年02月09日

現実に元気な故郷を創り出す「地方創生」の政策を国に望みます。

おはようございます。昨日は、熊日都市対抗駅伝大会が開催された。全国都市対抗駅伝にもあるが、ふるさと選手なる仕組みがあるそうです。ふるさと(故郷)とは遠きに存て思うもの、昔の仲間は良いものです。

さて、作家の田辺聖子さんが選んだ「昭和の川柳」に、次の句があります。

「夢に中 ふるさと人は 老いのせず」(前田雀郎)

(解説から)
これもいいですね。
ふるさとは、なすかしきかな。
夢に見るふるさとの人々は、昔のままに老いてはいない。若く、たくましい父。やさしく抱きとってくれる、母のあったかさ。
夢の中では、みな、昔のままのたたずまい。
(以上、『田辺聖子の人生あまから川柳』より)

故郷は遠きに存て思うもの。

都会に住む子どもが久々に帰り、同級生の結婚式に出て、色々な話を妻と語っていた。若い世代は、故郷へ帰る用事があるが、歳を取り、父母もいなくなれば、法事に帰るかどうかの話になる。

私は、ずっと熊本の宇土の地元で、これまで生きてきた。6年間、設計事務所を経営するため、家庭生活も一緒に熊本市でしたが、その数年間にもふるさとは色々と変化をしました。

しかし、関西や関東に住む人からすれば、ふるさとはそんなに変化が無いように見えるのか、そのようにあって欲しいと思うのか、田舎とは良いもののようです。

人口減少時代、「限界集落」と言われる地域に住む者として、できる限り「故郷は、若く元気でありたい」と思うが、現状は厳しいものがあります。

川柳の言葉にような、夢の中でしか見れない故郷でなく、現実に元気な故郷を創り出す「地方創生」の政策を国がしっかりとやって欲しいし、地方自身も創造性を働かせ、若い世代が残れる地域づくりをやらなければならないと思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:59Comments(0)私の意見政治問題(地方)

東日本の電力の発送電分離構想が新聞紙面に発表された。

2015年02月06日

東日本の電力の発送電分離構想が新聞紙面に発表された。

電力の発送電分離は、西日本の電力会社はしないのでしょうか?

これからの市民の声が大事と思います。





  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:12Comments(0)新技術、新潮流

「地方自治と地方再生 くまもとを元気に!」元鳥取県知事、元総務大臣 片山善博氏の講演内容

2015年02月03日

「地方自治と地方再生 くまもとを元気に!」元鳥取県知事、元総務大臣 片山善博氏の講演内容
~長い報告なっています。お時間がある時にお読みください~

おはようございます。昨日、熊本市の国際交流会館ホールで開催された、慶応義塾大学法学部教授の片山善博氏(元鳥取県知事、元総務大臣)の講演を聞きに行った。鳥取県知事時代から注目していた地方自治の先駆者です。

「何を語るか?」、講演内容を私の浅学の知識をご理解いただきお読みいただければ幸いです。よろしくお願い致します。


(以下、講演の要旨)

地方自治と地方再生 くまもとを元気に!

・「地方創生」と自治体
 市民が主役になり活性化策を作らなければならない
(政府等)新しい「言葉」が出るときは要注意です。
 小泉政権時代の「構造改革」とは何だったのか?

 ~鳥取県知事時代のこと~新聞記者に問うた
 構造改革をすると言うが、その構造とは何のことか?
 小泉政権では「構造改革」をスローガンに突き進んだ
例えば、労働改革=構造改革について
 経営者側からの発想(困りごと?)
 好景気の時は人が多く要るが、経済が低迷した時は人件費は、会社経営の大きな負担となるので、会社の都合で解雇できるように・・・労働者を切れる(派遣法の成立)

・「地方創生」と地方分権
 地方とはどこか? →東京都も23区も地方自治体です
多摩ニュータウンは、高齢化し空き家も増えた
 どこから「地方創生」が発送されたか?
 2年前に出された民間シンクタンクの「増田レポート」から始まった。

 ~増田レポートとは~
日本の人口減少スピードを示し、将来消滅する自治体の名前も出した
 現在1740在る地方自治体は、800程度になる。この数値に地方は衝撃を受けた。

~昨年の衆議院選挙と今春の統一地方選挙~
 阿部政権のスローガン「地方創生」となった
 地方創生=地域活性化策、実は活性化策は多くが補正予算で行われる
 知恵比べと言いながら、期間限定の補正予算なので「早く出せ」の予算査定

~本当の地域活性化は、じっくり時間をかけるべき~
 鳥取県とギリシャは財政問題で似ている「輸出」と「輸入」
鳥取県を国に例えて輸出?輸入?を考える
 最大の輸入は「エネルギー」なのです。
 他にも鳥取県に無い製品サービスが多く輸入されている
 →そこで国は地方活性化策を地方へ交付する
*公共工事10億円で人件費分は20億円程度
*多くの公共工事の金が東京へ還元されている

~これからの地方自治~
 地方自治体は、「地元」を大事にしないといけない
金が地元から流出しない発想、金を生み出せる産業・人材の育成
 例えば、指定管理について、武雄市立図書館が話題だか
 入館者は多いが、図書の利用者数は変わっていない、書店とスタバの利用者が増えた、それも県外客とか
 →図書館の指定管理者を東京資本にすれば、図書館整備をしてやり委託費は東京へながれる。

(余談)つい最近まで、鳥取県にスタバが無かった。現知事が「スタバはないが、砂場は在る」とジョークを言ったとか。(ひどいジョークと思います)
 「私(片山氏)は、知事時代に鳥取県に老舗の澤井コーヒー㈱があり、県外や海外進出にも応援した。実は、唯一スタバの無かった鳥取県について、スタバの広報から聞いたのは鳥取県には、澤井珈琲があるので進出していなかった」と思いで話をされた。
 トップの考えでこうも違うのかと思いました。

・地方活性化について、
「列島改造」「リゾート法」「地域活性化」「地方創生」等々、言葉を変えて色々な地方支援策?が続けれている。たぶん、地方創生も同様の手法で行われる。それも選挙前に、短期的な補正予算が組まれる。地方は、簡単なカンフル剤くらいで変わらない。長期の取り組みが必要。
→エネルギー、食糧、製品、サービス等を外から持ってくると、金は都会や国外(スタバ等)へ流れる。エネルギーの農産品、工業製品、サービスも地元を活かす工夫が必要、それには時間がかかる。地域住民上げた地方活性化がこれから大事。

・地方議会のこれから
 市町村議会を検証すると、市長(執行部)提案を審議も短く承認しているのが現状。市民の意見がほとんど反映していない。先進国の地方議会は、執行部提案について議会の場で、議員と市民が意見を出し合えるようになっている。日本の地方議会は、閉鎖的で市民参加の機会が無いのが現状。だから、国の言いなり、県のいいなりの地域活性化策になっている。もっと市民が参画できる″市民の広場″的な議会に変わらなければならない。

(上記が、昨日の片山氏の講演の要旨です)


地方の首長や議員は、国頼みの大企業頼みのところがある。さすがに、「鳥取県」を国と見立て、「輸出」と「輸入」の収支バランスを検証する視点がすばらしい。

片山氏は、「鳥取県の最大の輸入は、エネルギーです」と言い切っています。エネルギーの自給、最近では、太陽光発電、風力発電、マイクロ水力発電、さらに木質バイオマス発電を地方自治体で始めるところが出ている。これから燃料電池の技術革新で、自動車も住宅も大きく変わります。地方も、エネルギーを組み合わせ自給する発想が必要な気がします。

そろそろ、私も準備して出かけます。今日は、市議会の議会運営委員会が10時からあります。明日は、市議会の改革特別委員会です。「市民の広場」的な議会へ変えれるように、議員は勿論ですが、意見を持つ市民が積極的に市政に関われる議会へ改革することに努力したいと思います。

本日は、長い文章になりました。最後までお読みいただき感謝いたします。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:23Comments(0)政治問題(地方)