くまモンの予算、年間5億円ですが、県民の皆さんはご存知ですか?

2020年08月26日

<危機管理?>くまモンの予算、年間5億円ですが、県民の皆さんはご存知ですか?

経済活性化はありますが、県南、県北の豪雨の復旧復興に少しでも使うべきでは!  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:15Comments(0)

私にとってボランティア活動は、人間力を高める学びの場。〜学問は日常にあり〜

2020年08月11日

私にとってボランティア活動は、人間力を高める学びの場。〜学問は日常にあり〜

昨日は、台風の影響を考慮して災害ボランティアの受け入れを中止した被災地もあった。

災害ボランティア活動は、当日受け付けの人たちが、被災者のニーズ(要望)に合う人数のグループを作り作業をします。初めて出会う人たちが、協力して行う協同作業、それぞれの経験が作業に現れます。何度か参加した人は、短い作業時間でも、いろいろ工夫して行うで、"あっ!"こんなやり方があるのか、も気付くことも度々あります。まさに実学だなぁ、と思います。

みんな初めて合う人がほとんどで、出会いも楽しみの一つになっています。

さて、昨日から2年ぶりに開く本、渡邊五郎三郎監修『佐藤一斎一日一言』(『言志四緑』を読む)に、

・学問は日常にあり

の見出しのページに目が止まった。現代語訳に、以下の解説がありました。

(以下、本より抜粋)

 実際に起こったことを処理する場合には、経書(古典)にある聖人や賢人の言葉を取り上げて、自分の行動を注釈するとよい。そうすれば、実際に起こる事象と道理とが融け合って、学問は日常の行為を離れてあるのではないという意義がよくわかるだろう。
(以上、『佐藤一斎一日一言』より)

本に学ぶとは、体験を理解するために本を読むのだと思います。学問は、様々な事象や出来事、事件を理解するためにあり、古い時代の賢人の偉業を学ぶことではない、と佐藤一斎は教えています。要は、知識を増やすためではなく、自らの今の生活に活かすことこそ学問なのです。

話は戻しますが、災害ボランティア活動に行く人、行かない人、それぞれに理由があると思います。なかには、ボランティア活動の費用はどこから出るの?という人がたまにいます。

東日本大震災の被災地へ、ボランティアを送り出すとき、阪神淡路大震災の時にボランティア活動をした先輩から「現地の人に世話になって活動するのでは話にならない。寝食は自ら賄う用意をして行きなさい」と指導を受けました。
 以来、私も現地へ出向き活動するときは、自らの飲食は、自前で揃えて行きます。先輩から後輩へ、さらに若者たちへ、ボランティア活動の意味を伝えなければと思います。

>学問は日常の行為を離れてあるのではない

市民活動も、ボランティア活動も、私にとって学びの場になっています。今月は、時間が取れれば、何度か被災地へ足を運びたいと思っています。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:17Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他マイライフ

かつては"いざ鎌倉"な気持ちで田舎暮らしでしたが、しかし今は、リモートで"コロナ疎開"の田舎移住。

2020年08月09日

<白洲二郎・正子の「武相荘」>かつては"いざ鎌倉"な気持ちで田舎暮らしでしたが、しかし今は、リモートで"コロナ疎開"の田舎移住。

(長文、お時間ある時にお読みください)

作家でエッセイストの白洲正子の夫の白洲二郎は、戦争間近と察知して田舎暮らしを始める。その住宅が「武相荘」です。
 戦時下には、東京の親戚や友人宅に、武相荘で育てた野菜を届けたりしていた。

戦争が終わり。戦後処理を任された吉田茂首相のアドバイザーであり、進駐軍との交渉役であり、外交官的な活動もしました。

英国仕立てのスーツを着て、戦後処理の米国軍相手に、ケンブリッジ大仕込みの流暢な英語で交渉をする日本政府要人となった。

しかし、戦後処理に目処が立つと、さっと役職を離れて下野してしまう。その後は、東北電力の発展に関わり、戦後の経済発展に努めた。住まいは、ずっと武相荘で過ごし、都会の用事に出て行った。

空海の教えに以下があります。

「林泉、我を酔わしめて、一(ひと)たび入って帰ることを忘る。未だに就いて披くに由(よし)なし」

【現代語訳】
「山の自然は私を陶酔させ、ひとたび山に入れば、都会の生活を忘れてしまいます。申し訳ございまさんが、当分独りにさせてください」

日本人なら誰もが一度は聞いたことのある「いざ鎌倉」の言葉は、"日頃は田舎暮らしだが、国に何か有れば、武具をまとい馬で駆けつける"、の意味ですが、正に白洲二郎氏は、そのような暮らしをしていたのではないのか?

武相荘は、今ではカフェレストランとして利用できます。日本国憲法の草案に深く関わったとされる白洲二郎氏ですが、興味ある方は訪ねてみてください。

現在の『武相荘』は、
住所:東京都町田市能ヶ谷7丁目3-2
アクセス:小田急線 鶴川駅 北口下車 徒歩15分

当時は不便な田舎暮らしでしたが、今は交通の便も良くなり、そう田舎には見えないと思いますが、そんな生き方をした、戦前に英国留学し、貿易に関わり、日本の敗戦処理で日本側交渉人として活躍、さらに戦後の経済発展に努めた日本人男性・白洲二郎氏は、作家でエッセイストの白洲正子さんの夫。

白洲二郎氏の父は、大正バブル期に活躍した実業家でしたが、バブルがはじけて、その後はひっそりと阿蘇の地で暮らし亡くなっています。

かつては"いざ鎌倉"的な田舎暮らし、現代はコロナ渦中での"リモート"な田舎移住、時代は違えど、東京の存在があればこそできる「コロナ疎開」かもしれないですね。

昨夜から、思いつくままに書た文ですが、最後までお読みいただきありがとうございます。

今日は、お盆休み前行く最後の災害ボランティア活動です。暑いですが、頑張ってきます。

<武相荘>
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%9B%B8%E8%8D%98#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Buaiso_museum.jpg  

Posted by ノグチ(noguchi) at 05:23Comments(0)偉人私の意見

コロナ禍中の夏休み、自粛か対策して帰郷や旅行か、悩む今年の夏です。<熊本は被災地ボランティア>

2020年08月07日



コロナ禍中の夏休み、自粛か対策して帰郷や旅行か、悩む今年の夏です。<熊本は被災地ボランティア>

ふたたび新型コロナウィルス感染症が、拡大期になっているように思います。熊本県は、毎日2桁の新しい患者が増え続けています。全国では、1485人といよいよ日に2千人増に近づく勢いになっています。

昨日の被災地での作業では、カビや細菌防止、一番はコロナウィルス感染防止のために、マスク着用で泥出しや家財搬出、家の周りの植木に巻き付いたゴミの撤去をしました。

自衛隊基地隊員も同様に、マスク着用での作業で、私たち同様に猛暑では、とても息苦しさを感じました。

着実に広がる新型コロナウィルス感染症は、地方の生活も生活活動を抑制し、人の動きを見なくなっています。

・すごいボランティアに出会いました。
 昨日の災害ボランティア活動で、熊本市北部から、原付バイクで毎日被災地に来ている方の話しを聞きました。
「人が集まっていなかった。私がやらなければ、とはじめは電車で、しかし往復2700円を超える出費に、一度ママチャリで4時間近くかかって来た。それ以後は、原付バイクできている」
被災地の役に立ちたいという熱い想いを感じました。さすがに、私は仕事こともあるので毎日はいけませんし、この暑さもあり、行けても週2〜3度、新聞にも投稿した「県民の共助の意識で」の思いで出かけたい、と思っています。

・帰省できない子どもたち
東京で仕事する子どもは、日々の仕事はリモートで、新年に熊本に帰郷して以来、東京からどこにも行けていない。GWも動けず、今夏も帰郷はできない、と諦めています。東京在住の方々は、コロナウィルス感染拡大で、さまざまな活動の自粛をされていて、大変な生活だと思います。

東京都知事と総理の夏休みに対する考え方の違いを、新聞が取り上げています。

従姉妹が、名古屋に娘の出産で子育ての手伝いに行って先週帰っきたのですが、感染拡大の名古屋なので、いわゆる家で謹慎状態で3週間過ごしてから、外出する様にする、と語っていました。

今年の夏、さまざまな社会活動に、コロナの影が影響しています。自粛か対策して帰郷や旅行か、悩む夏休みです。


  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:07Comments(0)私の意見新型コロナウィルス感染