TKUジュニアサッカー大会に参加して

2010年10月30日

TKUジュニアサッカー大会に参加して

 今朝は、早々から熊本県合志市にあるカントリーパークで毎年開催される、ジュニアサッカーの大会に出かけてきました。今日・明日で、3000人を越える小学校1・2・3年のサッカー少年が集います。
 我が家の上の子の同級生7名と初めて参加したのが14年前で、当時は1日で終わる大会でしたが、現在は3日間を必要とするチーム数になりました。日本でも先駆的な試みで、全国の先駆けを熊本県のサッカー育成ネットワーク(NPO法人熊本県キッズサッカー協議会)で、4500名を越える登録者になっています。

 私の子どもはいませんが、今も地元の子ども(5~9才)の子どもたちにサッカーの指導を続けています。地方の小学校は、少子化で生徒数が少なく、6人制のチームがやっと集まるくらいですが、それで子どもたちは真剣に、ボールを追っかけています。
 実は、この保護者が運営するサッカークラブを卒業した中から、アンダー16の日本代表が出て、今夏から全国選抜の選手として、国際試合に出ています。新たな少年たちの目標として「サッカー」が注目されています。

 先週は、宇土市のマリーナで「第9回宇土マリーナ・ジュニアサッカー大会」が開催されました。地域の保護者たちが、キッズサッカークラブ、小学校サッカー部、中学校サッカー部、さらに社会人のクラブまで連携して「住吉サッカー育成会」を作り、年に一度の中学校の県選手権の地区予選の応援に集まっています。全校生徒160人程度のサッカー部に、応援は100人を越える人が集まります。

 サッカーを続けて37年になります。さすがに現役ではないですが、今日も小さな選手たちがボールを追う姿に感動していました。少年たちがサッカーを通じ、夢を追い、仲間を作り、成長して行けば良いなと願っています。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 12:47Comments(0)熊本の出来事

<仕分け>スーパー堤防に「廃止」判定、新しい社会基盤整備

2010年10月29日

<仕分け>スーパー堤防に「廃止」判定、新しい社会基盤整備

■スーパー堤防に「廃止」判定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1389047&media_id=4

>同特会では、スーパー堤防事業も「廃止」と判断。同堤防は多摩川、淀川など首都圏・近畿圏の住宅密集地を流れる河川において、通常の堤防より盛り土を強化することで、計画を上回る洪水に備えるのが目的。1987年の事業開始以降、6943億円の巨費を投じながら、整備進ちょく率は計画(872キロ)の5.8%にとどまっている。

>同特会の廃止には法改正が必要だが、終了後会見した蓮舫行政刷新担当相は「簡単ではない」と強調。約1兆円の債務を抱える空港整備勘定を民営化すれば、借金返済に国民の税金を投入することにもなりかねない。


すごい堤防だなと、昨日のニュースで確認しました。
長さ50.5kmで、6943億円。
1km当たり、137億4800万円。
10m当たり1億3748万円。

庶民生活からすれば、想像できない金額ですが、これまだ23年間続けられて来たのだと思います。

昨日の仕分けの報道内容だけですが、200年に一度あるかないか災害のため整備を進めてきたそうで、このペースで行けば400年以上かかる工事だそうです。主な材料は、コンクリート思いますが、400年コンクリートはまだ開発されていないと思います。どんな材料と工法で行っているか、興味あるとところです。
でも、国の判断は「廃止」の方向へ向うことになりました。

3年前熊本は、国の事業「川辺川ダム」問題が、地域の大問題で、40年以上続いている土木事業で、地域経済にも大きな影響を与えていました。しかし、地域の判断は中止(白紙撤回)、県もその意向を受け入れることになりました。
今、国と地域が今後の治水、利水を含め、時代に合わせた計画を練っています。
川辺川ダム建設の発端は、人吉市の大きな水害が続いたので、どうにか防災目的だった知りました。

人吉市の現市長の田中信孝市と語った時、

「何百年、千年に一度の水害に耐える堤防やダムを建設することが、本当の自治だろうか、それよりも地域住民の安全避難と、町全体に保険をかけるような発想も必要と思う。地球温暖化で、風水害の規模が最近大きくなっているよう思う。人間が自然と対峙して生きるには限界がある。これは、自然の摂理を研究し、自然と共に生きる社会を造らないいけないと思う」

と思いを語っていました。共生の時代と言われます。人間は、これまで自然と対峙して来たのが文明と思います。人間だけが増え続けています。日本の伝統「足るを知る」の文化を大事に、新しい社会基盤整備の考え方がこれから必要なように思います。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:37Comments(0)必要な政策

少年たちの夢「プロ野球ドラフト会議2010」、誰が何処へ

2010年10月28日

少年たちの夢「プロ野球ドラフト会議2010」、誰が何処へ

■プロ野球ドラフト会議2010、6球団競合の早大・大石は西武が交渉権。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1388910&media_id=84

【セ・リーグ】
◎中日
1巡目 ○大野雄大投手(佛教大)

◎阪神
1巡目 ○榎田大樹投手(東京ガス)

◎巨人
1巡目 ○澤村拓一投手(中大)

◎ヤクルト
1巡目 ○山田哲人内野手(履正社)

◎広島
1巡目 ○福井優也投手(早大)

◎横浜
1巡目 ○須田幸太投手(JFE東日本)

【パ・リーグ】
◎ソフトバンク
1巡目 ○山下斐紹捕手(習志野)

◎西武
1巡目 ○大石達也投手(早大)

◎ロッテ
1巡目 ○伊志嶺翔大外野手(東海大)

◎日本ハム
1巡目 ○斎藤佑樹投手(早大)

◎オリックス
1巡目 後藤駿太外野手(前橋商)

◎楽天
1巡目 ○塩見貴洋投手(八戸大)



毎年のドラフト会議、10年後にどれだけの選手が残るのだろうか?

少年たちの夢「ドラフト会議」

 でも、以外にテスト生で大成した選手が以外居ることがうれしい。私などは、地方の目立たない人生で若いころ会った。野球、次がサッカー、とドラフト会議があった。私は、キッズサッカーの指導をして14年になります。良い選手がたくさんいるが、ずば抜けた選手はなかなか地方から出ない。でも少年たちに夢は「甲子園」「国立競技場」である。

 昔、マンガ「巨人の星」が一世を風靡した。プロ野球の根性ドラマだが、今の時代は科学的なトレーニングが中心です。「ど根性!」の掛け声で育った人たちが、現在のプロ野球のご意見番をしている。

 時代の変化、これからのドラフト会議は、少年たちの夢に叶うものになれるか。斉藤選手、大石選手の早稲田コンビの活躍がカギになるように思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 23:16Comments(0)スポーツ

<仕分け>就労支援関連5事業を「廃止」=ジョブカードなど対象

2010年10月28日

<特会仕分け>就労支援関連5事業を「廃止」=ジョブカードなど対象


■仕分け、ジョブカードは廃止
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1387711&media_id=4


> 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は27日、特別会計(特会)を対象とした事業仕分け第3弾(前半戦)の1日目の作業を終えた。厚生労働省所管の労働保険特会では、雇用保険料を原資に就労支援を行う関連事業について、職業訓練の受講歴などを記録して若年層の就職活動に生かす「ジョブカード制度」など5事業を「廃止」と判定した。

> 雇用調整助成金を除いた事業の予算総額は4629億円(2011年度概算要求ベース)。仕分け人の枝野幸男民主党幹事長代理は「必要な雇用政策は(税金による)一般会計でやるべきだ」と強調。事業廃止で浮く剰余金は保険料率の引き下げに活用する考えを示した。


 雇用問題は、地方経済でも最大の関心事となっています。地方でも、サラリーマン化が進み、8割近い若者は会社勤めです。しかし、構造不況のあおりで、仕事に就けない人たちも多いのが現実です。
 ジョブカード制度の詳しい内容は良く分かりませんが、兎に角、新しい社会構造に合わせた仕事づくりが、地方政府の大きな課題であることは間違いありません。私は、小さな個人事業主、いわゆる自営業ですが、地方経済の落ち込みから、同業者たちは非常に苦労しています。
 雇用対策の前に、経済構造の変化に合わせた、仕事作りも必要と思います。政治と経済は一体という人も居ます。議会の議論ばかりが盛んでも、中身の実行が無ければ、机上の空論でしかありません。実効ある議論が、今後の事業仕分けに必要と思います。
 
 地方政府(自治体)の事業も詳しく検証していくことが必要と思います。私も地元市政へ意見を言える立場になったので、市のやっている全事業がどんなものか、市民の意見を聞きながら、検討会もやってみたいと思います。
 地方版「事業仕分け」の動きが今後広がるような試みも必要と思っています。

 雇用と仕事、国と地方の役割、地方政治の勉強を少しづつ進めて行きたいと思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:50Comments(0)政治問題(国)

世界から情報を集め、足元で行動を起こす

2010年10月27日

世界から情報を集め、足元で行動を起こす

私の学問の出会いで強烈なのは、日本人では横井小楠と山田方谷で、東洋では陽明学の祖「王陽明」の理論です。「致良知」、「知行合一」、「抜本塞源論」等々、鮮明な教示を確認しました。

苦難の中に、真の学問形成の機会があると思います。安逸な日々を送る中では、気付かないことがたくさんあると思います。

インターネットは確かに便利ない道具ですが、悲しいかなバーチャルの世界でしかありません。社会は、「生」の現実で動いています。そこを大事する生き方を私は続けて行きたいと思います。

「志は大きく、実践は着実に」、私を20年導いて頂いた師(高宗昭敏氏)は、「世界から情報を集め、足元で行動を起こす」の教示を何度もして頂きました。色々な催しに関わることで、多くの示唆と実践の大切さを教えて頂きました。

 今後は、私が「生(現場、現物、本人)」での実践を中心にこれから、師にもらった課題を一つ一つ解決して行くことが仕事と思っています。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 20:01Comments(0)マイライフ

<桐生・小6自殺>学級、担任の指導聞かず 給食中孤立招く

2010年10月27日

<桐生・小6自殺>学級、担任の指導聞かず 給食中孤立招く


<桐生・小6自殺>学級、担任の指導聞かず 給食中孤立招く
(毎日新聞 - 10月26日 15:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1386083&media_id=2

>群馬県桐生市立新里東小6年、上村明子さん(12)が市内の自宅で自殺し、父竜二さん(50)が「学校でのいじめが原因」と訴えている問題で、毎日新聞の取材に対し岸洋一校長は26日、明子さんが給食で孤立するようになった前後から「担任の女性教諭がクラスをまとめきれない状態になることが時々あった」と明らかにした。

>岸校長によると、9月18日の運動会後から、児童たちが好きな人同士で勝手にグループを作り給食を食べるようになった。それまでは5人1組の班ごとに食べる席が決まっていた。このため担任は同28日、席替えをし、新しい班ごとに食べるよう指導したが、うまくいかなかったという。

>岸校長は「原因は分からないが、意図せずにこういう状態になり、担任と話し合って対策を進めていた」と説明。自殺前日の今月22日、授業と同じ席で食べるよう方針を変えたが、明子さんは欠席しており、この方針は伝わっていなかった。

>明子さんの母(41)は「担任が元の席で食べるよう指導しても、児童たちは言うことを聞かなかったようだ。仲間外れにされて一人で食べていた」と話している。給食で孤立感を深めたことが自殺の引き金になった可能性もある。

>同小は全校児童543人に「学校生活で嫌なことはないか」などをアンケートする。また市が同小に派遣した教育相談員が26日から、児童の希望に応じてカウンセリングを行う。【喜屋武真之介、塩田彩】


毎年起こるいじめ問題。

大人の社会でも色々なことがあるが、子どもの場合は命を落とす原因となる。
悲しい問題と思います。

根も葉もないことで噂を立て、孤立化させることもある。
「無視」、「無言」、・・・
小中学校、自分をしっかりもっている子どもは、年齢的にも少ない。

教師の浅い経験、気遣いの足りなさから、このような事件が起こると思います。

インターネットでの攻撃は、顔の見えないことが多いのですが、学校でのいじめは先生の知らないところで起こり、子どもたちの顔の見える陰湿なものになりがちです。自殺が起こると、子どもの性格にあると言い訳する大人もいますが、小さな原因から起ったり、クラスの雰囲気作りにも原因があるようにも思います。

最近は、インターネットを使った「ネットいじめ」もあるとか、怖い社会になったと思います。

この日記を子どもたちも読むと思います。根も葉もないことでいじめられた時は、身近な大人に何度も伝えることをして欲しいと思います。
  
日々の学校での暮らしが、暗く、重たいようなら、学校を休むのも一つと思います。
勉強・教育をする場は、地域の学校だけではありません。自宅で勉強するような仕組みもできるので、子どもたちの意向をしっかり大人たちが受けとめることも必要と思います。

いじめは、どこでも起こります。(大人社会でも)
周りがどう理解し、対処していくか、早い気づきが大事と思います。
二度とこのような事件にならないように、大人たちの気配りをお願いしたいと思います。



<ニュース>
■<桐生・小6自殺>同級生が母の悪口 いじめのきっかけか(毎日新聞 - 10月27日 02:43)
>群馬県桐生市立新里東小6年、上村明子さん(12)が自殺し、父竜二さん(50)が「学校でのいじめが原因」と訴えている問題で、竜二さんは26日、毎日新聞の取材に「母親がフィリピン人であることもいじめの原因の一つだと思う」と述べた。
>竜二さんによると、明子さんが5年生だった09年、母親(41)が初めて授業参観に訪れた。その際、明子さんは同級生から母親の容姿について悪口を言われた。その後、いじめられるようになった。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:32Comments(1)教育問題

<桐生・小6自殺>学級、担任の指導聞かず 給食中孤立招く

2010年10月27日

<桐生・小6自殺>学級、担任の指導聞かず 給食中孤立招く


<桐生・小6自殺>学級、担任の指導聞かず 給食中孤立招く
(毎日新聞 - 10月26日 15:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1386083&media_id=2

>群馬県桐生市立新里東小6年、上村明子さん(12)が市内の自宅で自殺し、父竜二さん(50)が「学校でのいじめが原因」と訴えている問題で、毎日新聞の取材に対し岸洋一校長は26日、明子さんが給食で孤立するようになった前後から「担任の女性教諭がクラスをまとめきれない状態になることが時々あった」と明らかにした。

>岸校長によると、9月18日の運動会後から、児童たちが好きな人同士で勝手にグループを作り給食を食べるようになった。それまでは5人1組の班ごとに食べる席が決まっていた。このため担任は同28日、席替えをし、新しい班ごとに食べるよう指導したが、うまくいかなかったという。

>岸校長は「原因は分からないが、意図せずにこういう状態になり、担任と話し合って対策を進めていた」と説明。自殺前日の今月22日、授業と同じ席で食べるよう方針を変えたが、明子さんは欠席しており、この方針は伝わっていなかった。

>明子さんの母(41)は「担任が元の席で食べるよう指導しても、児童たちは言うことを聞かなかったようだ。仲間外れにされて一人で食べていた」と話している。給食で孤立感を深めたことが自殺の引き金になった可能性もある。

>同小は全校児童543人に「学校生活で嫌なことはないか」などをアンケートする。また市が同小に派遣した教育相談員が26日から、児童の希望に応じてカウンセリングを行う。【喜屋武真之介、塩田彩】


毎年起こるいじめ問題。

大人の社会でも色々なことがあるが、子どもの場合は命を落とす原因となる。
悲しい問題と思います。

根も葉もないことで噂を立て、孤立化させることもある。
「無視」、「無言」、・・・
小中学校、自分をしっかりもっている子どもは、年齢的にも少ない。

教師の浅い経験、気遣いの足りなさから、このような事件が起こると思います。

インターネットでの攻撃は、顔の見えないことが多いのですが、学校でのいじめは先生の知らないところで起こり、子どもたちの顔の見える陰湿なものになりがちです。自殺が起こると、子どもの性格にあると言い訳する大人もいますが、小さな原因から起ったり、クラスの雰囲気作りにも原因があるようにも思います。

最近は、インターネットを使った「ネットいじめ」もあるとか、怖い社会になったと思います。

この日記を子どもたちも読むと思います。根も葉もないことでいじめられた時は、身近な大人に何度も伝えることをして欲しいと思います。
  
日々の学校での暮らしが、暗く、重たいようなら、学校を休むのも一つと思います。
勉強・教育をする場は、地域の学校だけではありません。自宅で勉強するような仕組みもできるので、子どもたちの意向をしっかり大人たちが受けとめることも必要と思います。

いじめは、どこでも起こります。(大人社会でも)
周りがどう理解し、対処していくか、早い気づきが大事と思います。
二度とこのような事件にならないように、大人たちの気配りをお願いしたいと思います。



<ニュース>
■<桐生・小6自殺>同級生が母の悪口 いじめのきっかけか(毎日新聞 - 10月27日 02:43)
>群馬県桐生市立新里東小6年、上村明子さん(12)が自殺し、父竜二さん(50)が「学校でのいじめが原因」と訴えている問題で、竜二さんは26日、毎日新聞の取材に「母親がフィリピン人であることもいじめの原因の一つだと思う」と述べた。
>竜二さんによると、明子さんが5年生だった09年、母親(41)が初めて授業参観に訪れた。その際、明子さんは同級生から母親の容姿について悪口を言われた。その後、いじめられるようになった。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:34Comments(0)社会問題

学問は、「生(現場、現物、本人)」の実践を中心に

2010年10月26日

学問は、「生(現場、現物、本人)」の実践を中心に

「理に順(したが)えば則ち裕(ゆた)かなり。欲に従えば惟(こ)れ危うし」

これは、渋沢栄一の座右の銘ですが、「順理則裕」の掛け軸を知り、明治の偉人たちの崇高な志を感じます。師の一人が縁ある渋沢栄一ですが、今、東洋思想の勉強会で「論語と算盤」を輪読しています。

 「順理則裕 従欲惟危」は、朱子学の導入書「近思録」の一節から取られていると言われています。この本は、江戸期、明治期の利用されました。

今日、久々にリサイクル本のショップに行き、守屋洋氏解説の「近思録の読み方」を購入して、さっそく読み始めました。冒頭に、渋沢栄一のことが書かれていました。


・志は大きく、実践は着実に

 「見る所期す所、遠く且つ大ならざるべからず。然れどもこれを行うは亦すべからく力を量りて漸あるべし。志大にして心労し、力小にして任重くば、恐らくは終に事敗(やぶ)らん」



(意味)

 着眼は遠く、志は大きく持たなければならない。だが、実行にさいしては、自分の力を考えて一歩一歩着実に進む必要がある。志が大きすぎて気疲ればかりかさなり、力もないのに責任ばかり重いとなれば、何をやっても失敗で終わるであろう。


(感想)

 私の学問の出会いで強烈なのは、日本人では横井小楠と山田方谷で、東洋では陽明学の祖「王陽明」の理論です。「致良知」、「知行合一」、「抜本塞源論」等々、鮮明な教示を確認しました。苦難の中に、真の学問形成の機会があると思います。安逸な日々を送る中では、気付かないことがたくさんあると思います。

 インターネットは確かに便利ない道具ですが、悲しいかなバーチャルの世界でしかありません。社会は、「生」の現実で動いています。そこを大事する行き方を私は、続けて行きたいと思います。

 「志は大きく、実践は着実に」、私を20年導いて頂いた師(高宗昭敏氏)は、「世界から情報を集め、足元で行動を起こす」の教示を何度もして頂きました。土曜日のシンポジウムは、私が関わる最後の催しになるかもしれませんが、多くの示唆と、実践の大切さを教えて頂きました。

 今後は、私が「生(現場、現物、本人)」での実践を中心にこれから、師にもらった課題を一つ一つ解決して行くことが仕事思っています。

*参考資料:守屋洋著「『近思録」の読み方」







  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:15Comments(0)マイライフ

~青春とは心の在り方~ 詩『青春(YOUTH)』

2010年10月26日

詩『青春(YOUTH)』(サミュエル・ウルマン作)~青春とは心の在り方~

 子供から大人まで読める、生活の規範書「菜根譚」を分かりやすく証した本、(株)サンリオの社長の辻信太郎氏がまとめた、「みんなのたあ坊のさいこんたん(菜根譚)
」があります。

 言葉は、ひろがなで、小学校一年でも解かるように書いてあります。大人が本旨が解かるように解説がありますので、大人も勉強できます。一冊家庭にあると便利です。
 
 さて、その本の末尾に紹介されている詩があります。これは、下記の「青春」と言う詩ですが、有名になったきっかけは、太平洋戦争のはじめ、フィリピンからアメリカ軍が退却した、地下司令部のマッカーサー総司令官の部屋の壁に掛かったいたことから、日本に知られ、口伝えに広がったものです。

 この気持ちを持ち付けることこそ、青春の中にあると言えると思います。 


『青春(YOUTH)』(サミュエル・ウルマン作)

青春とは人生のある時期を指すのではなく、精神の在りかたを指すのです。

優れた創造力、たくましい意志、燃えるような情熱、

臆病な弱い心を打ち破る勇気、困難に負けない冒険、

このような心の在り方を青春と言うのです。

人は年齢を積み重ねるだけで老いるのではなく、

生きていく希望を失った時、初めて老いるのです。

年月は皮膚にしわを増やすが、生きる情熱をなくすと、

その人の心にしわが増えるのです。

人は、七十歳であろうと、十六歳であろうと、

心に変化を求め続け、万物への尊敬の念を抱き、決してへこたれず、

子供のような探究心と生きる喜びを持ち続けば、その人は青年です。

人は信念を持つことによって若々しく、
疑念を抱き続けると老いてしまう

人は自信を持つことによって若々しく、
臆病に生きることによって老いてしまう

希望を持つ限り若々しく、
落胆して生きることによって老いてしまう

自然の美しさ、神の恵み、人間の勇気の力を偉大なものと考える限り、

人の若さは失われることはありません。

悲しみが心を覆い、深い憎しみに心を固く閉ざしてしまった時に、

人は老い、やがて神にすがるしかなくなってしまうのです。


*参考資料:辻信一郎編「みんなのたあ坊のさいこんたん(菜根譚)」(サンリオ)  

Posted by ノグチ(noguchi) at 00:23Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

選挙から3週間、出会い、催し、変化、関心、

2010年10月25日

選挙から3週間、出会い、催し、変化、関心、

 約3ヶ月、色々な地域の方と出会いがありました。私は、直接であった方とは、全てDMで情報交換をしています。ブログへ書き込みをする方は、全て出会ったことのない方、交流のない方ばかりです。

・充実した2ヶ月、感謝の気持ちでいっぱい
 選挙の事前準備中に、地域を回り情報を集め語ったことは、私の人生に取りまして、初めてのことでしたが、これだけ充実した2ヶ月はありませんでした。また、選挙後の頂きましたメールの数は半端ではなくて、これだけ多くの方が支持、応援頂いたと身体が福震える感動を覚えました。感謝の気持ちでいっぱいです。

・選挙は、生の人間関係が基本
 選挙は、一人でできません。家族、親族、友人、知人、生の人間関係が基本です。
 選挙中に、ブログに色々書き込みをした方は、直接面識のない方ばかりでした。書き込み内容にショックはありましたが、以前にも他のブログサイトで、「匿名」で私の日記の言葉尻を取って、全く関係ない持論を書き込まれ続けました。

・ひどい時は、書き込みを削除したがよい
 知人相談したら、「そんな人は無視したがよい。あまりひどい時は、書き込みを削除したがよい」と指導を何度も受けました。
 私は、インターネットを利用するようになり10年が過ぎますが、いやな思いもした経験から、自分の理念を持ち書き込みを続ければ、必ず支持する人、応援する人が、嫌がらせの書き込みをする人を排除する行動をしてくれると信じていますし、実際、行動に移してくれた方もいます。要は、揺るがない理念(志)が大事と思っています。

・当選して、色々な相談が出てくる
 議員に当選して感じたことは、色々な相談が地域から出てくること、それに対応をして行く中で、人々は色々な思いを持ち、きびしい社会の中で生きていること、今更ながらも確認しています。そして、自分たちのことだけでなく、同じ環境にある人への思いやり、次世代への地域の理解も含め、訴えがあること確認します。

・残された4年間で、どう公約を実現できるか
 私は、4つのテーマで公約をし、街頭演説で訴えてきました。既に、県外へ先進地を2度訪問し、宇土の西地区で歴史をテーマにまちおこしをしている郷土史家の方と意見を交わし、さらにはメール等で情報交換をしています。残された4年間で、どう公約を実現できるようにするか、明日ではなく、今日が勝負と日々、地域への関心と、先進地域との情報交換を続けています。

・新人議員の情報交換会
 明日は、新人議員の情報交換会をし、それぞれの議員がどんな関心と経験をして来たか、また私はこれまでやってきたことが協力できるかを確認し、次の行動を起したいと思います。
 一昨日は、横井小楠顕彰シンポジム。昨日は、地元でキッズサッカーの大会。選挙前から決まっていた行事も終え、今日からが本当の議員活動と思います。

・戦前の韓国の政争事件、宇土との関係について
 さっそく今朝は、熊本と韓国と関わりで起こった戦前の韓国での政争事件と、宇土との関係について意見を求められました。「負の遺産を、未来へ交流につなげる提案」でした。
 これに関しては、まだ熊本と韓国との歴史検証が始まったばかりで、急に宇土との関係を構築するのは、機が熟さずと行動を留まることをすすめ、熊本の研究関係者と意見を交わしながら急がず進めるようにお願いしました。交際交流の歴史も勉強しないといけないなと感じる相談でした。

・予期せぬことが起こる、臆せず、急がず、謙虚に 
 これからも予期せぬことが起こるのだと思います。臆せず、急がず、謙虚に話を聞き、心静めて対応をして行きたいと思います。日々書く日記に関して、ご意見があればコメントをお願いします。

・書き込みがひどい時は、コメントを削除します
 ただし、日記と関係ない事には、お答えしません。そのようなご意見は、直接メールでお問い合わせください。書き込みがひどい時は、コメントを削除します。ご理解とご協力をお願い致します。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 17:49Comments(0)マイライフ

横井小楠「日本は世界の世話役になれ」シンポジム

2010年10月24日

横井小楠「日本は世界の世話役になれ」シンポジム

 昨日は、熊本大学百周年記念館ホールで、幕末維新で思想的に大きな影響を与えた横井小楠を顕彰するシンポジムを開催した。

 主催は、私も関わる熊本横井小楠塾、塾長の高宗昭敏氏(東海大学名誉教授)とは、20年のお付き合いになります。昨日の企画は、熊本県知事の蒲島郁夫氏(元東大法学部教授)の奨めもあり、昨秋から企画をし実現したものです。
 丸山真男氏の研究の系譜にある苅部直氏が、横井小楠を研究していることを、蒲島知事から示唆があり、知事も「ぜひ苅部氏を招き、講演の場を設けて欲しい」と強く要望があり実現したものです。

 講演は約1時間でしたが、多忙な知事含め、熊本の歴史研究者の主要な先輩方が集まり、最後まで聞き入る内容のもので、数は100名弱の参加でしたが、語る方も、聴く方も緊張感のある基調講演になりました。
 小楠の政治思想は、人との出会い中で形成され、じょじょに高められ、国是七条、国是十二条の提言を、志士たちが聴き、維新後の政治機構に大きく影響を与えたことを、苅部氏が語った。

 特に、議会制度、選挙の考え方は、小楠の思想的影響が多大だったことを証明しました。小楠の目指した「言路を開き、上下の情を通ぜよ」(国是十二条)は、坂本竜馬の「船中八策」から、由利公正の五カ条のご誓文の「広ク会議ヲ興シ、万機公論二決スベシ」につながります。
 ただ、現在の議会の問題が、明治の議会でも初期の段階で現れた。党利の利害が前面に出て、真の議論ができないまま、議会が紛糾したことは残念だったと思います。明治の仁代化の基礎は、議会開会の前に準備されたことは、皮肉な結果と思います。

 昨日は、講演会後交流会も開催され、知事も含め50名近い参加者で、時間を惜しむかもようにそれぞれが語っておられました。
 私は、高宗昭敏先生とご縁があって20年が過ぎました。横井小楠の思想に触れる中で、熊本の多くの先輩方とで出会い、色々なことを学ばせて頂きました。高宗先生も高齢となり、これからは小楠思想を我々中堅の世代がしっかり学び続け、後世の方々に伝えることが大事と感じます。
 
 昨日一日、熊本の思想家が日本の明治に大きな影響を与えたことを確認したことと、熊本の未来を考え続けている方々が集い、色々な思いが語られたことはとても意義ある時間だったと思います。
 詳しくは、後のブログで報告致します。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:10Comments(0)熊本の出来事

初議会、地方議会の現実と課題、これからは「市民力」

2010年10月22日

初議会、地方議会の現実と課題、これからは「市民力」

・初議会(臨時議会)
 昨日は、市議会議員の初議会(臨時議会)でした。要は、議会役員(議長、副議長、各委員長)の人事決めでした。前日から、色々な憶測があり、古参議員に相談する人、後がないと手を上げる人、色々な風景を見せもらいました。
 私は、政治理念をきっちり主張して来た、市民目線の政治を貫く先輩方と選挙前からご縁があり、選挙後に声をかけて頂き、「志」をベースに臨時議会へ臨みました。

・長老議員が「仕切り役」を務める
 公開の臨時議会前に、議員全員の話し合い(全員協議会)があり、旧態然の数の論理で人事決めがありました。
 古参の議員が、まず市行政の遅滞を指摘し雰囲気作りをし、次に議長決めがなるのですが、旧体制(前市政派)の流れで長老議員が「仕切り役」を務め、意見がないままどんどん、数の力で決められて行きました。

・4年後、8年後の宇土市のことは一切発言なし
 その風景は良いのですが、重要これからの4年、8年の宇土市のことは一切発言なく、数の論理でどんどん人選が決まって行きます。別に意見はありませんが、置かれた宇土市の状況を加味し、熊本県央域でどう今後、発言し、議員の人材育成を含め、意見が交わされることを来たした全員協議会は、話合いをしないまま、旧態然のやり方で意見を聞かないまま進められました。

・道州制へ向けた熊本県央域の人材交流を構築
 私は、市議会の役など求める気持ちはさらさらありません。そのことで地方議会の議員になったのではなく、私は地域づくりで学んだことを更に広げ、これまでつながった人的ネットワークを確実なものにして、地方議員のネットワークを使い、道州制へ向けた熊本県央域の人材交流を構築できればと考えています。

・リーダーは率先垂範と謙虚さ
 人が出会い、語れば、必ず何かが出てきます。山都町、甲佐町、御船町、美里町、宇城市、宇土市、氷川町、上天草市、それと熊本市南部、八代市北部の地域活動家が意見を交わす場が必要と考えています。
 いずれ県は無くなります。そこでどうするかではなくて、日本で一番道州制に近いと言われる九州が、率先垂範で、10年後、20年後の九州を考え、熊本県域がこれからどうして行くのか、考え、議論しながら、次世代への地域を夢のあるものへできるようにしたいと考えています。それを語る場が、熊本県央域「NPO地域政策研究会『コモンズくまもと』」です。

・横井小楠が幕末・維新に与えた思想的影響を語る
 明日、熊本大学の百周年記念ホールで、熊本の生んだ幕末の偉大な政治思想家「横井小楠」を顕彰する記念シンポジムが開催されます。
 基調講演は、熊本県知事の東大教授時代の後輩で、日本政治思想史の権威、苅部直教授が、横井小楠が幕末・維新に与えた思想的影響を語り、現代に民主党政治につながる「平和外交」の考え、公論を重視する政治思想を解説されます。

・内田健三氏の政治評価「保守頑迷の熊本?」
 昨日の地元市議会の旧態然のやり方は、いまだに「保守か?」の思いを持ちますが、これが九州の地方自治体の現実であり、変えなければならないのは、市民意識と思います。この市議会議員を議会へ送ったのは、市民であり、有権者であります。
*故内田健三氏:日本を代表する政治評論家(竜北町出身)

・「市民力」がこれから求められる
 崇高な政治思想を生んだ熊本でも、全国と同様の遅々と進まない地方政治を、少しでも市民主導の政治へ近づけるように、「市民力」が今求められていると感じます。明日の「『公論』の政治」を現代にどう活かすか、地方にいる市民一人ひとりの行動にかかっていると思います。

・催し物多い、10月23・24日
 明日は、横井小楠塾主催のシンポジム、宇土市ではジュニアサッカー大会、にぎやかな熊本の風景です。後日、詳しく報告します。もしお時間があれば、熊本大学百周年記念館へ足をお運びください。

横井小楠塾主催のシンポジム
http://utorongo.otemo-yan.net/e383956.html
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:49Comments(0)私の意見

シンポジム 横井小楠「日本は世界の世話役になれ」

2010年10月22日

シンポジム 横井小楠「日本は世界の世話役になれ」

 幕末にあって、100年後の日本を見越したような政治思想を唱えた志士が熊本の居ました。横井小楠こと横井平四郎です。肥後細川藩士で、藩校「時習館」の俊才で、勝海舟、坂本龍馬をはじめ、多くの幕末の志士たちに影響を与えました。
 NHKの大河ドラマ「龍馬伝」でも紹介され、熊本でも静かなブームになり、横井小楠祈念館「四時軒」には、訪問者が絶えない。明日は、その政治思想を研究される東京大学法学部の苅部直教授をお招きし、横井小楠が幕末・維新に果たした役割や、その後の政治思想にどのような影響を与えたかを検証します。
 幕末に興味ある方は、横井小楠、勝海舟、坂本竜馬、あるいは薩長の志士たちも含め、どんな思いで時代を駆け抜け、日本の行く末を思っていたか、色々なヒントが見つかると思います。鳩山政権の「友愛」にも少なからず影響を与えた小楠の政治思想の根幹にある「公共の政」のついて、講演とシンポジムで明らかになると思います。
 友人知人お誘い合わせの上、ご参加ください。よろしくお願いします。

         記
 日 時  2010年10月23日13時30分(開場13時)
場 所 熊本大学百年記念ホール
(熊本市黒髪 熊本大学 096-344-2111)
参加費  無料

・講 演 「『公論』の政治と現代」
講師 苅部直(東京大学法学部教授)

・シンポジム
パネリスト 徳永 洋(横井小楠研究家)
勇 知之(郷土史家、作家)
堤 克彦(横井小楠研究家、文学博士)
  コーディネーター 高宗昭敏(熊本横井小楠塾塾長)

(総合司会) 野口修一

主 催 熊本横井小楠塾
電話 096-242-3923
携帯 090-3666-7682(野口)
メール aande@lime.ocn.ne.jp

興味ある方は、会場へ直接お出でください。参加無料です。たくさんの参加をお待ちしています。当日の問い合わせは、野口の携帯までお願いします。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:00Comments(0)熊本の出来事

「住めば都」北海道1円宅地 問い合わせ殺到

2010年10月19日

「住めば都」北海道1円宅地 問い合わせ殺到

■北海道1円宅地 問い合わせ殺到
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1377587&media_id=2

>町は「冬を体験してから決めても遅くはない」と助言している。

以前、熊本県のある過疎地が、同じ手法で熟年世代を呼び込む努力をした。
以外に、近い人が入居した記憶があります。
縁の薄い人は、なかなか移住はしてくるのは勇気がいるのではないか?

土地購入は1円でも、住宅にかかる固定資産税は、全国共通?と思います。
地方で仕事を探し、きびしい自然環境に耐え、一生をそこで過ごすには決断と忍耐が必要と思います。

「住めば都」と言いますが、安住の地を何処に求めるか、一生の決断でもあります。北海道1円宅地の取り組み、今後の推移を見てみたいと思います。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:18Comments(0)まちづくり

「孟母三遷」子どものころの経験の多さと、年収の関係

2010年10月18日

「孟母三遷」子どものころの経験の多さと、年収の関係

■子どものころの経験の多さと、年収の関係
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1377312&media_id=40

>子どものころの経験が豊富な大人ほど、やる気や生きがいを持っている人が多いことが、国立青少年教育振興機構の調査で分かった。

>例えば地域清掃に参加した経験が多い人は「経験したことのないことには何でもチャレンジしてみたい」傾向があったり、

私の周りには、高年収の方がどれだけいるか不明ですが、ボランティアと年収の関係は、あまり考えたことがない。

>ままごとやヒーローごっこをしたことが多い人は「電車やバスに乗ったとき、お年寄りや身体の不自由な人に席をゆずる」傾向がうかがえた。

分かるような気もするが、ヒーローごっこと電車の席ゆずり、・・、これから気をつけて見たいと思います。
私はヒーローごっこよりも、家庭内の会話や両親の影響が大きいように感じます。

>子どものころの体験が少ない人で「大学・大学院」を卒業した人は45.4%に対し、経験が多い人は50.4%。また経験が少ない人で「年収750万円以上」という人は11.0%に対し、経験が多い人は16.4%。
>「年収500万円以上」で見ると、経験が少ない人が23.1%、多い人が33.8%。子どものころの経験の多さと最終学歴・年収に関係があることが分かった。

ここまで調べるか?

どんな資料を基にしているか不明ですが、数値化すると、人は信じ安いので要注意と思います。

孟子の教えに「孟母三遷」の教示があります。
これは、子育ての地域環境の例え話ですが、確かに人は環境に左右されると思います。環境=経験ですが、不足する経験をどう親が補うか、そこが大事と思います。できる範囲で良いから、良き経験(育成環境)をさせることが必要と思います。

年収ばかりに目を奪われず、人としてどう生きるかを子どもに伝えることが最も大事と思います。

「孟母三遷」

育つ環境の大切さを感じさせる、新しい見方と思います。

みなさんのご意見を頂ければ幸いです。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 23:38Comments(0)新技術、新潮流

安心院町訪問、「成果=能力×意欲×プラス思考」

2010年10月15日

安心院町訪問、「成果=能力×意欲×プラス思考」

・グリーンツーリズムの先進地「安心院町」

 昨日は、朝から大分県の宇佐市安心院町に行ってきました。以前から行きたかった地域で、鏝絵(こてえ)の白壁飾りで建築士としても興味があったのですが、今年6月にNHK-BSで放送された「グリーンツーリズム(体験型修学旅行)」で益々興味を持ち、選挙が終わりやっと訪問することができました。

・若いスタッフがNPO法人を動かす
 事務所は、家族旅行村の中にあり、若いスタッフがNPO法人「安心院町グリーンツーリズム研究会」を動かしていました。事務局長の植田さんと30分ほど意見を交わし、代表の宮田さんところの拠点に出向き、1996年からはじまった活動をこれまで経緯、苦労話を含め、色々勉強になる話を聞くことができました。

・農家民泊の現場で多くを学び感じた
 さらに、実際に農家民泊を引き受けている龍泉亭のおかみさんの矢野さん所へ連れて行って頂きました。初めは、ちょっと手伝いつもりが、だんだん宿泊客が増え、「リピーターが増えてくると、お客さんとの再会が楽しみで、続けてきた」と語ってもらいました。旧安心院町に約50軒の農家民泊家族、宇佐市内に10数軒あるそうですが、1軒当たり4~6名の宿泊で、年間4500名になった。
 事務局長は、「利用の多い民泊家族で、年間100万円近くり上げる」ようになって来たと語ってくれました。

・グリーツーリズム大会に参加の約束
 約3時間の訪問でしたが、12月10~11日のグリーツーリズム大会に参加の約束し、帰りの車の中で色々な構想が生まれつつあります。やはり、地域づくりは先進地へ出向き、風景(現状・経済)を眺め、人と語る(意見交換・歴史検証)が必要と思います。
 2月26日の第2回安心院スローフード大会へ私の地域の農業・漁業の仲間を連れて行けるようにこれから勉強をして行きたいと思います。



電通「鬼十則」の著書にあったソニーの理念

「成果=能力×意欲×プラス思考」

1.「能力」は、次の4点を指す。
(1)基礎学力:問題解決のために必要な知識・方法論を持っている。
(2)表 現 力:自分の考えを他人に理解させることができる。また、他人の考えを受け入れることができる。
(3)個 性 :誰にでも負けに専門能力・得意分野を持っている。
(4)リーダーシップ:目標達成のためにリーダーとして人を動かすことができる。

2.「意欲」は、次の4点を指す。
(1)行動力:人のやらないことを人より早く行う。
(2)好奇心:どんなことにも興味を持ち、チャレンジする。
(3)探究心:既成概念にとれわれず、常識を打ち破ることができる。
(4)ビジョン:こうしたい、こうなりたいという明確な目標を持っている。

3.「プラス」思考は、次のことを指す。
 常に物事を前向きにとらえ、いかなる状況も楽しむことができる人がチャンスをつかむ。

 上記の3つを掛け合わせた総合力が、その本人の目指す結果を生むと思います。成果だけを追うのではなく、日々の人間力の研鑽こそが、高い目標をつかむ最善のほうほうかもしれません。

*参考資料:植田正也著「電通『鬼十則』」  

Posted by ノグチ(noguchi) at 17:06Comments(0)マイライフ

われわれのエネルギー、信念、献身こそが真に世界を照らす

2010年10月12日

われわれのエネルギー、信念、献身こそが真に世界を照らす

 おはようございます。熊本のノグチです。

 昨日、始めて市議会議員に当選した有志が数名集まり、意見交換を交わしました。いよいよ市政を語る場に居る実感が湧きつつあります。

 私の地域づくり活動を支えるいくつかの言葉に、ケネディのスピーチがあります。下記は、就任演説で語った、国民に役割と行動を要望した部分です。

「・・・、長い世界の歴史に中で、自由というものが最大の危機にさらされている時、それを守る役割をさずけられた世代はごく少なかった。・・(中略)・・、この一大事業にそぞぐわれわれのエネルギー、信念、献身こそが祖国とそれに仕えるすべての者たちに灯をともし、その火から発する輝きが真に世界を照らすことになるのである。
 故にわが同胞アメリカ国民よ、国家があなた方のために何をするかではなく、あなた方が国家のために何ができるかを問うてもらいたい。
 わが世界の同胞よ、アメリカがあなた方に何をするかではなく、共に人間の自由のために、何ができるかを問うてもらいたい。
 最後に、あなた方がアメリカ市民であろうと世界の市民であろうと、われわれがあなた方に求めると同じ高い水準の強さと犠牲を、われわれにも求めてもらいたい。(中略) 」
 (就任演説抜粋、「ケネディからの伝言」より)

 これは、アメリカ国民へのメッセージですが、アメリカを日本あるいは、各地域と読み変えると、どこの国(地域)でも市民の行動がいかに大切かを知らされます。
 日々の雑事に追われ、市民としての理念と行動(献身)を忘れがちで、反省する事が多いのですが、こういうリーダーの言葉を聞くと、身の引き締まる思いを持ちます。
 
 先週は、当選後、お世話になった方々へ、挨拶回りをしました。まだまだ、たくさん会いたい方がいますが、自分の為すべきことを実践してこそ意味があると思います。今日は、大牟田の公民館に打ち合わせに行きます。明後日は、大分の安心院町へ「グリーンツーリズム」について勉強に行きます。一気にはできませんが、目指す目標へ向け、少しづつ進んで行きたいと思います。ご理解をご支援をよろしくお願します。

*参考資料:落合信彦著「ケネディからの伝言」  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:57Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

明日はキッズサッカーの練習です。母校90周年。

2010年10月09日

明日はキッズサッカーの練習です。母校90周年。

 今日の熊本は雨模様です。10月9日、10日は、全国まちづくり会議が開催されるようです。ここ2月、自分の市議会議員選挙へ向けて活動を続けて来て、熊本で開催される様々な催しに参加するゆとりがなく、今朝の友人たちのブログで、全国まちづくり会議にことを知りました。

 今日は、私の母校(宇土高校)の創立90年記念事業があり、記念講演と記念同窓会に参加予定です。午後も予定が入り、一日、移動多い日になりそうです。
 
 ほぼ、選挙の後始末が終り、来週から日常に戻ります。アパートの建設現場の管理を、事務所の後輩に託していたので、さっそく現場監理に行きたいと思います。大学の講義準備もしないといけません。10月は、9月の催しを遅らせてもらった会議がいくつか有り、夜もなんやかやありそうです。

 選挙活動中で、人と出会い語ることの大切さを、ますます重要と思えるようになりました。確かにメールは便利な道具ですが、地域づくりは「現場感覚」がとても大事と思います。「現場、現物、本人」の臨場感こそ、地域づくりの醍醐味と思います。

 来週から議会の勉強が始まります。地方自治のこと、議会の仕組み、党派、会派、いろいろな新しい言葉も含め、勉強です。選挙後に、先輩方からさまざまなアドバイスを受けました。ありがたいことですし、期待に緊張感を覚えます。
 
 市議会議員選挙は、家族、親族、地域、友人、知人の輪がまとまり、大きな力になることをつくづく思いました。2月弱の選挙へ向けた準備、知名度無さもあり、終盤になりやっと盛り上がり、少しづつ「ノグチ」の名前、思い、夢、政策が広がって行き、最後3日間の街頭演説20回が、応援の輪を広げることにつながったようです。
 
 明日は、久々にキッズサッカーの練習を見に行きます。
 今年、アンダー17才の日本代表が、私の関わるキッズサッカークラブの卒業生から出ました。世界の若者と触れ、大きく成長をすることを期待しています。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:02Comments(0)マイライフ

「国を愛する心は人を紳士にします」、謙虚、倹約、そして実践

2010年10月08日

「国を愛する心は人を紳士にします」、謙虚、倹約、そして実践

 自分の評価ばかり気にする人は、相手にもその気持ちが伝わります。だから、ますます相手の気持ちが見えなくなります。相手にどう思われているかではなく、相手がどうしたいかのかを考えることが必要と思います。

「その人の行動を良く見るんだ、そして、どうしてそうするのかを考えてみる。何に一番喜んでいるのかを考えてみる。そうすれば、相手のことがわからないはずがないんだよ」
  (『論語』為政編 十)

 
 阿部晋三元首相は、「美しい国 日本」と言うキーワードで、日本を見直そうとしました。それは、国民全体にもう一度、日本人として誇りを取り戻して欲しい『思い』があったと感じます。
 日頃は意識していませんが、私たちの心には、いつでも故郷に帰りたいという気持ちがあります。それは、私たちの国(地域)である日本(故郷)を良くしたい気持ちにつながっています。
 でも、日本だけが良くしたいと思うことは、少し下品になります。自分だけ良くなると考えではなく、周りの人々も一緒に良くなって行くように常に考える事が必要と思います。

「国を愛する心は人を紳士にします。でも、国を差別する人は人を下品にします」
  (アメリカの牧師 E・ティトル)

 
 これからは、私自身が上記のことを常に頭に置き、自分の心と向きあいながら日々仕事をして行くことが必要と思っています。日々の言動が間違った時は、いつでも、どこでもご指摘いただければ幸いです。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:06Comments(0)私の意見

(くまもと)「平成時習館」開講、第1回学習会

2010年10月07日

(くまもと)「平成時習館」開講、第1回学習会

 昨日、熊本の藩校「平成時習館」が開講しました。江戸期、細川藩時代に熊本に、藩校「時習館」がありました。宝暦の改革で、細川重賢(しげかた)は、行財政改革と教育の充実を目指しました。

 「貧乏細川」と揶揄された若様時代から、「決死の覚悟」で藩の財政再建を取組みました。その最大の改革が教育改革で、「教育は百年かかる」の理念の基、武士だけなく、地域の秀才を集めた教育は、明治維新後に開校した「第一高校(東京)」の参考にされと言われています。

 今回の「平成時習館」は、これから20年、30年先の熊本をどんな「まち(地域)」にするか、議論しながら考える車座談議を主に講義を行って行きます。塾長は、熊本機能病院の米満弘之氏で、昨日の開講日は、100名近い参加がありました。

 先駆的な活動や、次世代のビジネスを行っている方々が紹介され、新しい熊本づくりの話題が提供されました。「水灯り」「海外支援」「フェアトレード」「地方再生論」等々、様々な話題が出され、次回の討論会へ向け、夢多き話題に参加者も、時間足らずで「言いたい」思いが膨らんだことと思います。

 次回は、12月に忘年会を兼ねて行う予定です。平成時習館、これからの熊本、九州を考える人財のネットワーク広がると確信しています。興味ある方は、私(野口)までご連絡下さい。意見を交わしながら、今後を進めて行きます。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:15Comments(0)政治問題(地方)