(人間を楽しむ)女のおっさん箴言集 ~田辺聖子語録~
2009年01月18日
(人間を楽しむ)女のおっさん箴言集 ~田辺聖子語録~
昨年の秋に見つけ、読まずに本棚にあったPHPの本で、田辺聖子語録「女おっさん箴言(しんげん)集」を、昨日から、運転の休憩時間に開いて見ています。一人に人間として、また女性の視点から、人間模様をしっかり観察しておられる言葉は、納得したり、笑ったり、うんちくのある言葉ばかりで、数週間楽しめそうな気分になっています。一部を紹介します。
(本文より)
・テーマ「人間」
幸福だから愛想よくなるとは限らない。幸福な人は自慢やであり、教訓家になることが多い。偶然の結果、健康や成功に恵まれたにすぎないのに、自分の能力のせいだと過信する。(『いっしょにお茶を』)
思いやりや人を喜ばせてやろうという気持、それが、人間の教養あるしるしではないかと思った。夫は一流の学校を出て知識人と思われ、いい会社に勤め、とりあえず人に出世したと思われて、人生は成功したようにみえるかもしれないが、かんじんの、いちばん身近にいる妻をさえ、心楽しませることをしないのだ。
そんな男が、なんのインテリ、なんの教養人であろう。
人生でいちばん大切にしないといけない人間に、どう思われているかということさえ分からないとは、何とぼんくらだえろう。(『不倫は家庭の常備薬』)
かしこい人ほどアホなことをいうものです。アホな人ほどかしこそうにいう。ハハハ。(『風をください』)
以前、田辺さんのコラムを読んだ時に、「人は苦境に陥ったとき、どれだけたくさんの言葉を知っているかで、救われる」という意味のことを書かれていました。
人が生きることは、周りの人々と関わることです。身近な人、手紙だけでつながっている人、その時々に思い浮かぶたくさんの言葉に、勇気付けられながら生きているように思います。
以後、時々、エッセイ風に書きたいと思います。ご笑覧ください。
*参考資料:田辺聖子語録集「女おっさん箴言集」(PHP文庫)
昨年の秋に見つけ、読まずに本棚にあったPHPの本で、田辺聖子語録「女おっさん箴言(しんげん)集」を、昨日から、運転の休憩時間に開いて見ています。一人に人間として、また女性の視点から、人間模様をしっかり観察しておられる言葉は、納得したり、笑ったり、うんちくのある言葉ばかりで、数週間楽しめそうな気分になっています。一部を紹介します。
(本文より)
・テーマ「人間」
幸福だから愛想よくなるとは限らない。幸福な人は自慢やであり、教訓家になることが多い。偶然の結果、健康や成功に恵まれたにすぎないのに、自分の能力のせいだと過信する。(『いっしょにお茶を』)
思いやりや人を喜ばせてやろうという気持、それが、人間の教養あるしるしではないかと思った。夫は一流の学校を出て知識人と思われ、いい会社に勤め、とりあえず人に出世したと思われて、人生は成功したようにみえるかもしれないが、かんじんの、いちばん身近にいる妻をさえ、心楽しませることをしないのだ。
そんな男が、なんのインテリ、なんの教養人であろう。
人生でいちばん大切にしないといけない人間に、どう思われているかということさえ分からないとは、何とぼんくらだえろう。(『不倫は家庭の常備薬』)
かしこい人ほどアホなことをいうものです。アホな人ほどかしこそうにいう。ハハハ。(『風をください』)
以前、田辺さんのコラムを読んだ時に、「人は苦境に陥ったとき、どれだけたくさんの言葉を知っているかで、救われる」という意味のことを書かれていました。
人が生きることは、周りの人々と関わることです。身近な人、手紙だけでつながっている人、その時々に思い浮かぶたくさんの言葉に、勇気付けられながら生きているように思います。
以後、時々、エッセイ風に書きたいと思います。ご笑覧ください。
*参考資料:田辺聖子語録集「女おっさん箴言集」(PHP文庫)
★『世界で最も貧しい大統領=ウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカ』の言葉
人と付き合うとは、違いを許容することから始まる。〜曽野綾子著『人びとの中の私』〜
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
文明社会には、青年には青年の、老人には老人の、貢献するべき余地がある。〜渋澤栄一〜
<消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。
<前途多難、日々新たに>算数(計算)通りにならない人生。〜曽野綾子著『中年以後』〜
人と付き合うとは、違いを許容することから始まる。〜曽野綾子著『人びとの中の私』〜
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
文明社会には、青年には青年の、老人には老人の、貢献するべき余地がある。〜渋澤栄一〜
<消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。
<前途多難、日々新たに>算数(計算)通りにならない人生。〜曽野綾子著『中年以後』〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 14:54│Comments(0)
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