>組織には隠れた猛犬がいることを忘れてはならない。それが改革を阻むから、組織の新陳代謝が進まない。〜韓非子〜

2022年05月30日

<人を信じ過ぎない>組織には隠れた猛犬がいることを忘れてはならない。それが改革を阻むから、組織の新陳代謝が進まない。〜韓非子〜

(長文です。お時間ある時にお読みください。)

今朝は雨なので、長めの朝読書となった。作家の守屋洋著『「韓非子」を見よ!』に以下の言葉をみつけた。

(以下、本より抜粋)

「人主の患(うれい)は、人を信するに在り。人を信ずれば、他人に制せらる」

『韓非子』は言う、君主にとって、人を信ずる(信じ過ぎる)ことは有害である。人を信ずれば、自分が人に押さえこまれるのだという。

また『韓非子』は言う、

「君主のほうは呑気なもので、そうした臣下の上にいながら、のほほんと構えている。こんなことだから、臣下に地位を脅かされたり殺されたりするのだ」

例え話。

宋の国に酒屋があった。まじめに商売と、接客も良いのに、なかなか売れない。なぜか?
知り合いの老人に、尋ねる。老人が語るに、
「おまえさん、猛犬を飼っていなさらんか」
「猛犬がいれば、どうして酒が売れなくなるのですか」
「客が怖がるからじゃ。家によっては、子供に銭を渡し壺を持たせて買いに行かせるが、それを見て犬が噛みつこうとする。酒が売れなくて酢になってしまうのは、そのためじゃよ」

『韓非子』は、この例え話をした後に続けて、

「国にも、こういう猛犬がいる。有能な人材が素晴らしい策をもって君主に見(まみ)えようとしても、まわりの重臣どもが猛犬となって歯をむき出している。君主が目をふさがれてその地位を失うのも、有能な人材の登用がはばまれているのも、このような理由に他ならない」

要は、新しい有能な人材の登用は、重臣(既存)たちの地位を危うくする。君主(トップ)がいくらその気になっても、重臣たちに対する押さえ(指導力)が効かなければ、せっかくの意図(構想)を実行に移すことができない。
(以上、『「韓非子」を見よ!』守屋洋著、より)

みなさんのまわりには、"猛犬"がいませんか?

何かにつけて、政党が変わろうと、トップが変わろうと、常に反論ばかりを語る人がいます。

時の政府が、自民党から民主党、また自民党となっても、その人の意見を聞いていると、やはり、政権批判ばかりをする。時の政権を批判をする事で、自らの位置を確保しているかのように見えます。

それでは、主流派からは、敬遠され、枠外に外れてしまう。

トップは、このような人物には注意を払い、近づき過ぎないことが重要です。

やはり聞く耳を持ち、発言力を持つには、やはり時代の流れをつかみ、新たな人材とも付き合える姿勢を持たなければいけない。

『韓非子』は、人間分析が鋭い。信じ過ぎず、人物を前からだけでなく、後ろから、斜めから観察し、人を使っていく知恵のが詰まっている。

韓非子の「人を信じ過ぎない」の本質を知り、自らの組織の新陳代謝を図ることを忘れてはならない、と朝から考えました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。良い一日で在りますように。  

宇土市議会、6月定例議会は、6月3日開会です。会期は6月3日〜20日まで。私の代表質問は、6月7日10時からです。

2022年05月27日

宇土市議会、6月定例議会は、6月3日開会です。会期は6月3日〜20日まで。

6月7日〜9日 代表質問・一般質問

私は、6月7日10時から、会派・宇土市政研「志」を代表して、代表質問を行います。市長の4期目のマニフェストと今年の施政方針について、5分野19項目について質問します。今度の議会は、傍聴の制限はありませんので、興味ある方は聞きに来てみてください。

市議会は、宇土市役所仮設庁舎2回会議室が開催されます。


  

Posted by ノグチ(noguchi) at 22:44Comments(0)私の意見地域政策宇土市

人生には"いましかない!"。明日は無いと、つくづく思う歳になりました。

2022年05月27日

人生には"いましかない!"。明日は無いと、つくづく思う歳になりました。

多様な人間関係から、フリースクールを視察に行くことになったのですか?

本日の行事の詰まった日は早々ありません。しかし、約束をしっかりやっていても天変地異が起こる、ならば「今夜居る」の方が、実は会えるかもしれない。

以前に、地元(半径1 km内)で、尊敬する多様な3人が飲み会の段取りしていたが、2〜3週間後の調整がつかない・・・

ふと、"今夜は空いてる"から?、連絡を取ると、ズレはあれど、1時間ならば会える」です。

人との縁は、つなぐ努力し続けないと続かない。これも、不思議です。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:24Comments(0)マイライフ私の意見哲学、人生

<どこにいてもチャレンジ>可愛い子には旅をさせよ。〜佐藤一斎〜

2022年05月20日

<どこにいてもチャレンジ>可愛い子には旅をさせよ。〜佐藤一斎〜

数年に一度読む『佐藤一斎一日一言』の日々の言葉に、本日の一節がありました。

(以下、本より)

子弟の業に於けるも亦然り。必ず之れをして師に他邦に就きて其の橐籥(たくやく)に資せしめ、然る後に成る有り。
膝下に碌碌(ろくろく)し、郷曲に区区たらば、豈に暢茂条達の望有らんや。

【直訳】
 子弟の学業においてもこれは当てはまる。必ず子弟を他国へ出して師について学ばせ、よく鍛錬して始めて学業がなるのである。
 いつまでも父母のもとでごろごろしていたり、郷里でこせこせしていて、どうして草木がよく生長するように学業か成就する見込みがあるだろうか。とてもではないが、その望みはない。
(以上、『佐藤一斎一日一言』より)

一時期、"パラサイト・シングル"成る言葉がありました。親から脱皮できない若者たちの総称でしたが・・・

昨日は、不登校、引きこもり、の対策を学びに来て考えるに、社会情勢や不況もあり、一概に引きこもりを個人の資質だけで言えない状況に気付きます。

冒頭の言葉が"死後化している"のでは?

>可愛い子には旅をさせる。

ライオンは子を谷に突き落とし鍛える、と聞いたことがあります。

日本の学生たちは、海外留学が減っていると聞きます。他国で学ぶ意味を親たちも理解していないのでは?

>郷里でこせこせしていて、どうして草木がよく生長するように学業か成就する見込みがあるだろうか。

実は私は、ずっと地元の熊本で、それこそウロウロと市民活動や建築の設計の仕事をしてきた。果たして成長がなかったのだろうか?

また地元にいると苦労が無い?

それもまた違うと思います。

どこにいても生きる苦労が無い訳がない。

要は、どこにいてもチャレンジするか、しないかで、その人生に付加価値をつけることができる。

旅に出ずとも自らに付加価値をつける努力をやっているか、と佐藤一斎一日一言の言葉を読みました。  

<戦略的思考とは>何事も前向きな考え方て行動すれば道は開ける。〜中村天風〜

2022年05月16日

<戦略的思考とは>何事も前向きな考え方て行動すれば道は開ける。〜中村天風〜

今朝は、いつもより早く目覚めたが、ウォーキングは無しです。昨日のフットパスモニターツアーで、短い距離でしたが、何かたくさん歩いたような気分になっています。

二度寝して目覚めて開い本『ほんとうの心の力』(中村天風)に以下の言葉が出てきた。

(以下、本より、

・・・、人間の心は、真理に合致して積極的であり得るならば、「悩み」という人生を暗くするような消極的心理現象は、その意識領域の中に絶対に発生しないという価値高いものが、自己の生命のなかにあるということを、正しく認めていないからである。
(以上、『ほんとうの心の力』より)

なんか難しく説明するのが、中村天風の言葉ですが、要約すると、

>何事も積極的なれば、悩みも無くなって行く

ということだろう。確かにそうだが、決断行動すれば、やるしかないのであるが、やはり事を始めるまでは慎重に検討が必要だと思います。

しかし、中村天風の積極的思考には一利があります。

目的達成のために、試行錯誤すること自体が、すでに前向きになっていること。ただ「できる」「できない」で悩むより、これをどう成功に導くか考えることは、積極的思考だと思います。そんな時は、悩みよりワクワクする気持ちになる。

西洋では、これをポッシビリティ・シンキング(possibility thinking)と言うらしい。私は、ある本で学んだ「戦略的思考」という言葉を知り、何か行き詰まった時は、この考え方をするようにしています。

悩むことより、楽しく目標に向かって試行錯誤する方が、仲間も増えて、夢か近くなる。心の持ちようとは不思議な働きです。

朝から、中村天風氏の言葉から、いろいろ考えました。お読みいただきありがとうございます。  

水俣病不知火患者会訴訟。被告側が、医師を反対尋問したとの記事から、〜年代と地域の線引きに矛盾〜

2022年05月14日


水俣病不知火患者会訴訟。被告側が、医師を反対尋問したとの記事から、〜年代と地域の線引きに矛盾〜

末尾に、

(以下、記事より)

 藤野医師(水俣協立病院名誉院長)はさらに、汚染地域を離れた後、長い年月を屁で手足のしびれなどを訴えた例もあるとして、特措法に基づく救済制度化対象を年代や地域で線引きしたことを批判した。
(以上、熊日記事より)

記事を読むに、国の逃げの姿勢が見え隠れします。認定の訴訟では、年代や地域にせんびきをして認めないやり方、ならば、年代と地域を限定して、住民健康調査をやれば、その原因な見えるのではと思います。

認定では年代と地域に線引きするが、
健康調査は年代と地域を限定してもやらない、矛盾しているな、と感じます。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:12Comments(0)政治問題(国)熊本の出来事私の意見

<地域JAの半強制的販売方法はおかしい?>地域婦人会とは、何か?

2022年05月13日

<地域JAの半強制的販売方法はおかしい?>地域婦人会とは、何か?

婦人会とは、

1.赤十字社の婦人会

2.地域の福祉の支援をするのが婦人会
敬老会、一人暮らし支援等々

3.JA婦人会と地域の婦人会の関係は?

今夜は、妻は地域婦人会の理事会に行ってます。

今日は、地域のつながりの話ですが、数日前に、JAの職員が来て「奥さんおられますか?」ときたが、こんな昼間にいるわけない、「我が家は、8時(20時)近くならない居ない」と、答えると帰っていった。

年に2回ほど、JA婦人会なる商品販売が来る。これは、求めて来るでなく、季節ものなると油やナフタリン、洗剤等々が、玄関に置いてあります。我が家は、地域婦人会の理事なので、置いて行くらしい。

この商品は、単価がすごいのです。量販店の値段からすると3割、4割高い値段で、一軒にあてがい(半強制)の売り方が、長年続いています。

妻は、「高齢者のいる婦人会、なんでこんな高額で売りつけなけなければならないのか?、これが嫌だから婦人会はしたくない」と言ってますが、やはり地域の流れがあるので、理事を受けて、地域活動を続けています。

近々、ナフタリンが来るらしい、がむかしの定価販売です。量販店の5〜6割り高を、買う(買わなければいけない雰囲気)をJAが強いています。
どうせ買わされるから、そのナフタリンを使おう、と話しています。

家族で、"おかしい?"と常々話しています。

たぶん、今週末には、数日前に来た、JA婦人部担当の職員が、品物持ってくるのでしょうね。

さて、どうするか?

婦人会は高齢者ばかり、年金暮らしに、3〜4割り増しの品物を売りつけるのか?

だから地域婦人会が、どんどんなく無くなっているのでは?

これはどこのJAもやっているのか、地元JAを検証していきたいと思います。

こんなやり方は、他のJA婦人会にはあるのだろうか?

このJA婦人会と地域婦人会の関係は何か?

調べてみたいと思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 20:33Comments(0)社会問題宇土市

<車椅子街角探検隊inうと>2000年(平成12年)の今日、交通バリアフリー法が成立した。

2022年05月10日

<車椅子街角探検隊inうと>2000年(平成12年)の今日、交通バリアフリー法が成立した。

そうか、まだ22年か、もう22年か、とそれぞれに違う感覚を持たれると思います。

私が、建築の専門学校を卒業した年にまとめた卒業設計は、宿泊施設でした。特に、障害でも健常者でも泊まれる宿泊室を設計しました。

事前に、九州各地の国民宿舎の障がい者用宿泊室を見に行ったのですが、ある施設は、パンフレットには障がい者用宿泊室があるのに見せてくれなかった。一旦その施設から出たのでですが、数時間後にこそっと施設へ入り、パンフレットにある障がい者用宿泊室を覗くと、"物置き"になっていてショックでした。この施設見学のエピソードは、つい40年前の話です。

今の施設は、すべてにエレベーターがあり、スロープどころか、段差も無い設計に変わりました。交通バリアフリー法が施行されて20年が過ぎました。

実は、20年ほど前、宇土市で活動した「環境共生ネットワーク」なる市民団体がありました。その活動の一つに、「車椅子街角探検隊」があります。実際に車椅子に乗り、市街地や施設を体験して、問題点を調べ、その改善点をまとめ関係各所へ提言するものでした。

宇土駅、市立図書館など多様な人が利用する場所を重点的に調査提言しました。なんとこの提言の2年後から、宇土市は、小中学校のバリアフリー改修、道路の段差の解消に取り組みました。このことが、熊本地震後の避難所開設で、特別に福祉避難所を開設する必要がありませんでした。それは何故か、避難所となった小中学校が全てバリアフリー化されていたのです。

「環境共生ネットワークうと」のきっかけも、2000年に成立した交通バリアフリー法が影響していることは間違いありません。

熊本から発信が始まったユニバーサルデザインは、バリアフリーをさらに発展させ、すべての人に優しいまちづくりの提言です。

次なる目標は、ユニバーサルデザインで造られた街にしていきたいですね。朝から、デザインの話でした。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:47Comments(0)まちづくり社会問題市民活動

南西九州地域の視察から"足下の地域に何ができるか?"、工夫して、市政に加えられる政策を考え提案していきます。

2022年05月05日

<学びと工夫、そして実践>3連休で南西九州地域の視察から帰りました。今回はは、太平洋戦争の検証と鎮魂、作り物イベント「砂の祭典」、メインルートから離れた地域の現状の視察、海産物を活かす地域振興、等々。それと地域イベントの役割とは?について3日間考えました。

ルートは水俣市から始まり枕崎まで、南九州道の延伸から変わった水俣以南の人の動きや経済の変化を感じる旅でした。

出水市、薩摩川内市の鹿児島県西地域の北部の状況はどうか。薩摩川内市で目立つのは、連休なのに現場服の宿泊客(たぶん原発関連?)でした。九州電力の企業城下町だな、との印象です。

ハイボールから広がるウィスキー産業の確認。最近知った、鹿児島のウィスキー醸造所を、休日にどうか?寄りました。ちょっと残念な印象でした。

太平洋戦争後期に建設された、南さつま市に在る万世飛行場跡に出来た「万世特攻平和記念館」の訪問しました。17歳の少年もいる201名の特攻の出撃の秘話に、言葉が詰まりました。戦争は、決してやってはいけない、とつくづく思います。

20年近く続く"砂の造形"を使ったイベント「砂の祭典」の見学。昔から気になっていた砂のイベント?、どんなものか見学し、観察して分かったのは「作り物」イベントか!でした。宇土市にも作り物があります。

戦艦大和が沈む海を望む岬への鎮魂の参拝しました。(私の父の兄弟3人が海軍、長兄は戦死)。つい70数年前、日本は戦争をしていました。戦争の悲惨さを、現地の岬に立ち、反戦の誓いを確認しました。

魚を中心とする活性化「枕崎お魚センター」(今回で3度目)訪問。保育園保護者仲間の実家のある枕崎市、30年前に行って時"カツオが美味い"の印象があり、ぜひまた行きたかった道の駅(海の駅)です。やっぱ行ってよかった。カツオの刺身が売られる前、行列ができた!、"鮮魚は地域で支えられている"ことが確認できました。

等々、南九州の西南地域(鹿児島県の西部地域)を、ゆっくりとまわりました。

やはり人口減少は顕著ですね。ショッピングセンターの大手資本が、市街地の郊外に林立するのはどこの地方都市も同じで、元の繁華街はシャッター街に変わっていました。一番は、人口減少でしょうが、車社会に変わった現代への対応が遅かったような印象です。

今回の3日間の体験と学びを基に、これから"足下の地域に何ができるか?"、工夫して、市政に加えられる政策を考え提案していきます。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 20:31Comments(0)

熊本県の高校サッカーの強豪校・秀岳館サッカー部の暴力事件がとても悲しいです。

2022年05月05日

熊本県の高校サッカーの強豪校・秀岳館サッカー部の暴力事件がとても悲しいです。宇土市からも夢を持って秀岳館サッカー部に進学した少年たちのことを思うと、たまらなくなります。原因究明と、当事者となった高校生を守ることにも力を尽くしてほしいです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/38403?display=1  

Posted by ノグチ(noguchi) at 19:06Comments(0)

<危機に備えよ>時が過ぎれば周りも変わる。「世の中いうものは、たよりないもんやで」〜田辺聖子著『蝶花嬉遊図』〜

2022年05月05日

<危機に備えよ>時が過ぎれば周りも変わる。「世の中いうものは、たよりないもんやで」〜田辺聖子著『蝶花嬉遊図』〜

世は日進月歩のスピードが加速している。そんな中で約束をしますが、地震やコロナ禍、さらに世界の紛争で、周りの状況が変わる。

約束を守れないこと出てくる。

冒頭の言葉は、作家の田辺聖子さんの文を集めた本の言葉です。全文は、以下です。

(以下、『苦味を少々』より)

「ものごとは、確約なんてできるはずないよ。絶対とか、確実、なんて世の中にありえない。あいなるべくは、守ります、というくらいのところですな。なんで確約なんかするねん。ーー世の中いうものは、たよりないもんやで」
(以上、本より転載)

以前の首長(市町村長)の政治目標は「公約」でした。20年ほど前から、それが「マニフェスト」という約束と進捗を確認するものになってきました。

ここ10年ほど、日本は災害続きで、東日本大震災、九州や西日本を襲った豪雨被害、熊本地震、北海道でも地震、さらに世界を覆った感染症「新型コロナウィルス」の拡大はいまだに先が見えない。

ほんとに大変な10年だと思います。

さてそんな中で、個人としても大きく影響を受けないわけがない。市のコロナ対策会議に参加して市民生活の状況を聞く中で、生きることは大変だ、とつくづく思います。

以前の朝ドラの中で、おばあさんが「生きちゃるだけで丸もうけ」と語っていましたが、生きとるだけでは、対応できない社会変化があるな、と災害続きの10年を振り返ります。

明治維新の元勲・西郷隆盛は、「危機に備えよ」と常々語っていたそうです。世には災難が起こるから、いざという時のために備えなさい、と。

東日本大震災後、
日本はどうだったか?
地域はどうだったか?
私自身はどうだったか?

田辺聖子さんの言葉ではないですが、約束(確約)できないほど変化が早くなっていることを忘れてはいけない、と本を読みながら振り返りました。

>世の中いうものは、たよりないもんやで

中国古典の訓示に「克己心」があります。西郷隆盛も良く若い世代に語っていたようで、まずは己に勝(克)つこと、目先の欲に走るのではなく、未来の変化に備える生き方を、人も・地域も・国もしなければと思います。  

<地方図書館改革>たくさんの大人向けより、少数の若い世代の学びの機会を増やすことが、若者たちの未来への夢を育む。

2022年05月03日

<地方図書館改革>たくさんの大人向けより、少数の若い世代の学びの機会を増やすことが、若者たちの未来への夢を育む。また多様性も必要だし、使いやすさも。

作家の佐藤優氏の著書『還暦からの人生戦略』を読んでいて思った。

(以下、『還暦からの人生戦略』より)
本との出会いを求めるのではなく、単に時間をつぶすために行くのだとしたら少し寂しい。私自身は、還暦をすぎてからの読書は暇つぶしではなく、しっかりした学ぶべき目的や対象があって、それを深掘りするものであってほしいと思います。〜佐藤優〜

今、図書館の在り方、使い方が問われているように思います。

その地域の文化と歴史の拠点だった図書館の役割が薄れて来ていると思います。

ネット社会になり、なんでも検索して調べることができるようになった。確かに年配者には図書館は「調べるところ」ですが、若い世代の本離れから、たまに行くと高校生の勉強の場所(自習室)になっていたり、特に夏休みなどは、高校生ばかりが目立つ。

平日に、地元図書館にふらっと寄ると、男性の高齢者がちらほらある程度、図書館の利用者も減って来ているな、と感じます。

日本も外国籍の方々が増え、多様化して来ている中、図書館も日本文化だけでなく、多国籍の文化や歴史、加えて言語も多様化する必要があると考えています。

技能実習生、農業実習生の東南アジアの若者たちが、生涯学習に使える本が地方の図書館に無い。たくさんの大人向けより、少数の若い世代の学びの機会を増やすことが、若者たちの未来への夢を育むと思います。

これからの市町村図書館は、その自治体が目指す歴史文化の"まちづくり"の発信拠点に変わる必要がある。これまでの受け身の貸し出し図書館から、多様な文化の発信する情報源、交流拠点に変わることが必要と考えています。

新しい図書館、今月、最新の「まちなか図書館」を見学に行こうと仲間と計画中です。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:35Comments(0)まちづくり未来社会私の意見

私がインターネットを始めたきっかけは、1999年元旦にNHKが放送した仮想国家「ユーゴスラビア」のオンライン国会だった。

2022年05月02日


<オンライン国会・賛成80%>私がインターネットを始めたきっかけは、1999年元旦にNHKが放送した仮想国家「ユーゴスラビア」のオンライン国会だった。

当時の元ユーゴスラビアは、コソボ紛争で、国がバラバラになっていた。元ユーゴスラビアの知識人たちが、インターネット上に仮想国家「ユーゴスラビア」を立ち上げ、約1万人近い元ユーゴスラビア国民が、直接投票で仮想国会を運営していました。

"これだ!"

と思いたち、前年に購入していたノートパソコンを、やっと引っ張り出し、たたき始めた。ネット関連の最初の指導料は高くついた(知識がなかった分、だいぶ払わされました)。

しかし、その努力から自前でホームページを立ち上げました。まだ、大手ゼネコンが、数社ホームページを作り始めた頃です。以来23年目です。

今朝の共同通信配信記事(熊日一面)に、

「オンライン国会」を賛成80%、反対19%となっている。

へーっ!て感じです。

仮想国家「ユーゴスラビア」のインターネット上の国会運営を見て始めた、私のインターネット利用ですが、今は、日々の情報交換や活動の発信に欠かせないツールになっています。

たかだか20年です。
明治以来、電信、電話、ポケベル、携帯電話、インターネット、スマホと変化。

その間に、新聞、ラジオ、テレビ、ネットテレビも普及。

進歩発展してきました。

日本の"オンライン国会"も近々始まると思います。高い方送料で、見れない時間の国会放送よりも、いつでもどこでも観れるオンライン国会の実現をしてほしいですね。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:08Comments(0)政治問題(国)マイライフ私の意見

<あびき棚田米は、北陸のコシヒカリより美味い>昨日は、「あびき棚田米」2kg袋が1個売れたメールが届きました。

2022年05月02日



<あびき棚田米は、北陸のコシヒカリより美味い>昨日は、「あびき棚田米」2kg袋が1個売れたメールが届きました。

5日前、1kg袋が4個売れて、4月30日に1kg袋3個補充したのですが、4/30、5/1は2kg袋が1個づつ売れた報告が。

納品時に、物産館「おこしき館」の方から、ちょこちょこ売れてます、と言われました。

実は、3日前に関西へ視察に行きましたが、朝食に北陸のコシヒカリが出ましたが、それよりも日々食べる「あびき棚田米」が、はるかに美味いことがわかりました。地元の農産物の美味しさを、知ることの努力が足りないですね。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:13Comments(0)熊本の出来事宇土市ふるさと納税

「眼鏡橋探訪宇土半島一周コース」現地学習講座に、「猪伏橋」「たかぶね橋」「網引橋」「割井川橋」「馬門橋」の現地学習と!

2022年05月01日

<網津校区内の石橋探訪も>本日の熊日新聞に「眼鏡橋探訪宇土半島一周コース」なる現地学習講座に、「猪伏橋」「たかぶね橋」「網引橋」「割井川橋」「馬門橋」の現地学習と!

午後は、宇土市街地や松合集落も見学します。

募集人数20名。

日程は、
事前学習 6月13日(月曜日)
現地学習 6月20日(月曜日)

かつての天草街道が我が家の下を通っていて、そこに「猪伏橋」が在ります。

こんな学習ツアーがあるのですね。ぜひ、興味ある方は、ご参加下さい。

私は、残念ですが議会開催中で参加できませんが、良い学習会になることを願います。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:37Comments(0)まちづくり健康生きがい宇土市