世間の悪評は願ってもないこと。いわれもない非難と闘っている限り人間は堕落しない。〜逆境こそ人は成長できる〜

2019年02月14日

世間の悪評は願ってもないこと。いわれもない非難と闘っている限り人間は堕落しない。〜逆境こそ人は成長できる〜

(少々長文です。お時間ある時にお読みください。)

おはようございます。「人の噂も75日?」はウソだという経験を過去4年させられました。市議会議員の2期目の選挙結果(最下位)から、「野口は次は出ない」という噂があったそうです。それを鵜呑みにして、平気で私に言った者がいました。

私は、「市議に出る時に語った公約を実現しない限り決してやめない」と明言しているのに、噂(悪評)を語るのは、世間が好きなことを経験しました。

曽野綾子の著書『自分の顔、相手の顔』に次の一文があります。

(以下、本より転載)

誰でも自分の評判というものは気になるものだ。しかし評判ほど、根拠のないものはない。私以外に私の細やかな事情を知っているの人はないのに、その知らない他人が私のことを言っているのだから、評判が正しいはずはないのである。それでいてその評判に動かされる人が多い。世間というものが眼に見えない力で圧力をかけるのである。
(以上、本より)

誰でも噂は好きなのです。私は、なるべく人の噂話には加わらないように努めてはいますが、やはり周りから「〇〇は、こんなドジをしたが聞いているか?」と確かめる(噂の確認)のをしてくる人は多い。噂話は好きだなぁ、と思います。

まして市議選挙となると、人を馬にたとえた競馬競争みたいなもので、噂の商品価値が高いようで、75日くらいで終わらないのです。

私は、最初の公約5つの内2つがまだ実現できてないので、三期目もやる気満々で動いていることを知らない人たちの噂(悪評)は尽きることない。

また曽野綾子の著書『湯布院の月』に、次の一文があります。

(以下、本より)

「世間の悪評」が、誰もほんとうに知らないままに先行しているという状態は、むしろ人間にとっては願ってもないほどいいものなのです。そのようないわれのない非難と闘っている限り、人間は堕落しないで済みますし、勇気に溢れているものなのです。
(以上、本より転載)

私は、この“根拠ない噂(悪評)”との闘いが4年続きました。でもその噂があったから、再選できたのかもしれない、と最近思い起こします。曽野綾子さんの言われる、

>いわれのない非難と闘っている限り、人間は堕落しないで済ますし、勇気に溢れているものなのです。

を経験しました。人は、逆境に在ってこそ、鍛われるのだなぁ、と痛感します。

最初の公約5つのうち4つが実現しつつあり、残り一つの大きな課題先が見えてきています。またどんな課題が出てくるかわかりませんが、我が道を行くのみです。

*引用資料:曽野綾子編著『敬友録「いい人」をやめると楽になる』  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:15Comments(0)マイライフ

言動はくれぐれも慎重にせよ。饒舌すぎると逆効果。

2019年02月11日

言動はくれぐれも慎重にせよ。饒舌すぎると逆効果。〜お調子者には要注意〜

言葉は慎重に、有頂天になったら足下が、おぼつかなくなる。人は注目を集めると、偉くなった気になる。そこが、注意である。

私の論語仲間の先輩は、20年来のお付き合いですが、『易経』に造詣が深く、色々指導を受けてきました。その一つが、以下の教示です。

(以下、『四書五経の名言録』より)

言行は君子の枢機なり。枢機の発は栄辱の主なり。言行は君子の天地を動かす所以なり。慎まざるべけんや。(易経)

【現代語訳】
言論と行動は、君子にとってきわめて重要な要素であり、それのいかんによって栄誉を得るか恥辱をこうむるかが決まってくる。君子の言論と行動は、天地を動かすほどの力をもっている。くれぐれも慎重にしなければならない。
(以上、本より)

一つのブームや、国民挙げたスポーツイベントに関わり、その中心的役割、テレビ・新聞に露出すると、勘違いを起こすこともあります。

「私ってすごいのでは?」

宇土市の地域起こしに長く関わっておられる大先輩に若い頃、次のような言葉をいただきました。

「活動は伝染するような広がりが大事、一気に盛り上がるのではなく、みんなの生活・仕事の1%を地域起こしに使って欲しい」

要は時間かかかるということです。花火は上げる人はいますが、長く継続できる人は少ない、と良く言われます。

まず、軽はずみな言動は、人の価値をあっという間に下げるのです。リーダーは訥弁、喋り過ぎは、要注意人物、「うまい話には裏がある」ですね。

>言行は君子の天地を動かす所以なり。慎まざるべけんや。

以外に身近な周りにも、いるものです。私も昨夏に、足をすくわれそうな経験をしました。お調子者には、要注意!

*参考資料:守谷洋訳著『四書五経の名言録』  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:50Comments(0)私の意見

この世に生きているのは“おかげさま”、この世全ての命との出会いに感謝!

2019年02月08日

<日本の教育は大丈夫か?>この世に生きているのは“おかげさま”、この世全ての命との出会いに感謝!

家庭内DVは、なくならないより、増えているようにも感じる。

イジメ、セクハラ、パワハラ、育児放棄、視点を変えれば偏見、自己中、昔で言うなら村八分、時代は違えど、弱者へのDVは、起こっていたのだろう、と思います。

しかし、最近の家庭内DVは、あまりにも動物以下の行為、動物でもありえない行為が、平然と行われ、幼い命が消されて行く事件ばかり。胸を締め付けられる思いを持たない人は居ない、酷いDV事件が多い。

この世おいて、夫婦も出会いだが、親子も出会い、と私は思っています。

この平和な日本に植われ落ちた命、なぜにイジメられ、ひもじい思いをさせられ、殺されなければならないのか。親にそんな権利があるはずはない。

DVの加害者に言いたい。まず自分がこの日本に人として生まれたことに感謝すること、大人として生きていけるまで育ててもらった親に感謝するとは当たり前だが、男女が出会い、その間に生まれた尊い命とも、この世に唯一無二の出会い、それもこの日本で出会えた自分の命をつなぐバトンを渡す命です。

生きていることは、親や兄弟、親族、友達、仕事仲間、地域に支えられている“おかげさま”の気持ちは、自然に起こるものが人間ではないのか。

加えて、自らの命と魂を次につなげる子どもにも、感謝と“おかげさま”の気持ちがあれば、家庭内DVなど起こるはずがない。

ここ数日のDV事件の報道が世界へ流れることを思うと、まだまだ日本人の教育は、大きな修正が必要と危惧します。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 13:25Comments(0)私の意見

<多様性と総活躍社会>私は私であるとしか考えていない。(大阪なおみ)

2019年02月02日





<多様性と総活躍社会>私は私であるとしか考えていない。(大阪なおみ)

おはようございます。私は、ここ4年間、教育に関して不登校、いじめ、落ちこぼれ、自らの理解、等々、学習やスポーツに取り組む子どもたちの悩みに目を向けてきました。

崩壊教室なる言葉が、ニュースで闊歩した時代がありました。その時に出会ったのが、北九州の現役教師の菊池省三氏でした。福岡の友人が開催した菊池省三氏のセミナーに駆けつけて聴講し、その二ヶ月後熊本へ招きました。その2年後、宇土市民会館で公開模擬授業、セミナーを開催しました。2年前の夏の三人の出会いから、発達障害の子どもたちの生き辛さ、親たちの悩みから、「発達障害児・者の教育を考える市民公開講座」を開催しました。昨年夏に第2回を開催し、宇土市での発言障害児の取り組みへを加速させています。

発達障害の勉強の中で、学校でのいじめ、不登校の中に、性の悩み(男女、LGBT、等々)との関係、海外での青少年の自殺と性の悩みか深く関係していること、等々。

半年の準備をかけて昨年の12月議会で、LGBTと教育、生活を中心とした質問をしました。そのご縁から先月には、LGBTの理解を広める活動される団体とご縁ができ、意見交換や講演会に参加し、学習の進行形にあります。

さらに、国の外国人の労働者枠の拡大から、多国籍のカタカタとの共生が、これから地方でも話題・課題になって行きます。

発達障害、LGBT(性的マイノリティ)、多国籍の共生、等々。これまで表に出なかった(出せなかった)人間の多様性の社会(地域)について、地方でも真剣に取り組む時代に来たと感じています。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:07Comments(0)未来社会