(こんな政治やってよ!)新らたな政治秩序は、ソフトパワーで
2009年01月04日
(こんな政治やってよ!)新らたな政治秩序は、ソフトパワーで
*新しいコミュニティ「これから必要な政策」を作りました。(末尾)
軍事力・経済力を中心とするハードパワーのブッシュ理念は、紛争と混乱を拡大したじだいに終わった。新大統領のバラク・オバマ氏は、協力・対話の外交、環境・文化を中心とする゛ソフト・パワー゛で、国際秩序の構築を目指すとあります。
2年前の5月3日の朝日新聞の21稿の国際関係の論文のタイトルは「世界のための世話役になる」でした。この論文の理念は、幕末の政治思想家・横井小楠の教示を基に書かれていることが理解できます。日本の政治状況は、目先の景気や選挙目当ての近視眼的な政策に終始し、長期(大局)を考えた理念が乏しいと感じます。
1月1日の熊本日日新聞朝刊に、俳優の中村敦夫氏のコラム「こんな政治やってよ!」が掲載されていました。
(本文)
―国民の側はどうすべきだろうか。
(中村氏)
みんなが自覚して頑張るのが理想だが、歴史上そんなことはない。やはり大事なのはリーダーだ。国政ではなく、自治体の首長とか地域政党を中心に、自分の町を大事にといったローカリズムでグローバリズムに対抗して行くのが一番良いと思う。危機になれば自然とリーダーが出てくるはずだ。
まず地方を重視し、活性化させるべきだ。都会の人も地方に戻り、身近なことから努力していけば面白いこともたくさん出てくるし、健全な生活もできる。
(以上、熊本日日新聞から転載)
アメリカの状況、地球環境の限界、エネルギーの枯渇、グローバル経済の往き詰まり(混乱)。日本の状況は、東京一極集中の中央集権国家の行き詰まり、地方の疲弊、世襲政治家中心の国会状況、官僚機構の肥大化と弊害、等々。アメリカも日本も、発想を変えることが必要と思います。
オバマ氏の政治アピールは、人、環境を中心とする文化・政治力の「ソフトパワー」に新たな国際秩序を創り、それを国内でも実施しようとしています。
熊本日日新聞に、横井小楠の思想について連載が組まれ読んでいます。その政治思想は、「民を豊かにし、そして国が富む」にあります。正にソフトパワーを中心とする国家、国際関係を構築するものです。
東京の権力機構を「国家(親)」と見立て、地方社会を「民(子)」としますと、次世代の社会秩序を創るには、親を越えるようなエネルギーを子供たちが備える努力も大事。それを引っ張る強力なリーダーが、活動範囲を地方に置き、中央政府(親)に対し、全国の地方リーダーが手を取り合い、一斉にアピールをし続けることも必要と思います。
子どもの特権は、「若さ」にあると思います。地方政治の中に、若者の動きが乏しいと感じます。オバマ氏の成功は、ネット社会の中で、若者の政治への関心を呼び起こし、若者たちが「こんな時代のまま大人になるのは嫌だ」と感じたことにあると言われます。
「価値観の革命」~ネット相互通信による政策立案~
(本文)
オバマ氏の政策チームから、こんな電子メールが送られてきた。
ネットで政策を市民に問う初めての試みに55万人が解答、政策チームはこれを様々な角度から分析し、緊急経済対策策定などに役立てている。
ネットを通じて伝わる有権者の生の声を基に政策が立案されていく「ネット民主主義」に挑戦するオバマ氏。変化の風は既に吹き始めている。
(熊本日日新聞、共同通信配信記事から)
・バーチャル国家「ユーゴスラビア」
私がインター年とを始めたきっかけは、1999年の元旦に放送されたNHKの特番にあります。当時、コソボ紛争の中で、旧ユーゴスラビアの元国民が、インターネット上にバーチャル国家「ユーゴスラビア」作り、直接民主制で国家運営をしていました。その参加者は、約3万人(少々記憶が薄くなっています)近くいたと思います。
「これからは、こういう時代か。ネット通信は、世界全域でなく、ローカルの時代が来る」と感じ、なれないパソコンと格闘し、独自にホームページを作り、アップしたのを思い出します。
これからは、中年以下の世代が、日常のツールとして利用するインターネット、特に携帯電話を中心とする情報網の拡大が、政治の世界、特に政策立案に貢献できると思っています。そこで、ミクシィ上に、これからの社会を考えるコミュニティ「これから必要な政策」を立ち上げ、みなさんのご意見を集めまとめ、毎月1度、ブログ・日記などを通じて、私とご縁のある方や、日々出会う方にご紹介したいと思います。
・例えば
自分たちに町(地域)は、こんな町にしたい。
日本の教育に、ことを取り上げて、加えてほしい。
日本外交の在りか方に疑問の人が、掲示板形式で議論する。
少子化問題と、子育て、男女共同参画への、意見、異見、伝言板。
興味ある方は、コミュニティ「これから必要な政策」にご参加いただき、意見交換し、相互に学び、よき政策を作る発想の源泉になればと願っています。たくさんの参加をお待ちしています。
・コミュニティ「これから必要な政策」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3949859
<以前の日記>
・熊本の野口です。新年のご挨拶です。
・志とは、君、自らの中にある(中岡慎太郎)
*新しいコミュニティ「これから必要な政策」を作りました。(末尾)
軍事力・経済力を中心とするハードパワーのブッシュ理念は、紛争と混乱を拡大したじだいに終わった。新大統領のバラク・オバマ氏は、協力・対話の外交、環境・文化を中心とする゛ソフト・パワー゛で、国際秩序の構築を目指すとあります。
2年前の5月3日の朝日新聞の21稿の国際関係の論文のタイトルは「世界のための世話役になる」でした。この論文の理念は、幕末の政治思想家・横井小楠の教示を基に書かれていることが理解できます。日本の政治状況は、目先の景気や選挙目当ての近視眼的な政策に終始し、長期(大局)を考えた理念が乏しいと感じます。
1月1日の熊本日日新聞朝刊に、俳優の中村敦夫氏のコラム「こんな政治やってよ!」が掲載されていました。
(本文)
―国民の側はどうすべきだろうか。
(中村氏)
みんなが自覚して頑張るのが理想だが、歴史上そんなことはない。やはり大事なのはリーダーだ。国政ではなく、自治体の首長とか地域政党を中心に、自分の町を大事にといったローカリズムでグローバリズムに対抗して行くのが一番良いと思う。危機になれば自然とリーダーが出てくるはずだ。
まず地方を重視し、活性化させるべきだ。都会の人も地方に戻り、身近なことから努力していけば面白いこともたくさん出てくるし、健全な生活もできる。
(以上、熊本日日新聞から転載)
アメリカの状況、地球環境の限界、エネルギーの枯渇、グローバル経済の往き詰まり(混乱)。日本の状況は、東京一極集中の中央集権国家の行き詰まり、地方の疲弊、世襲政治家中心の国会状況、官僚機構の肥大化と弊害、等々。アメリカも日本も、発想を変えることが必要と思います。
オバマ氏の政治アピールは、人、環境を中心とする文化・政治力の「ソフトパワー」に新たな国際秩序を創り、それを国内でも実施しようとしています。
熊本日日新聞に、横井小楠の思想について連載が組まれ読んでいます。その政治思想は、「民を豊かにし、そして国が富む」にあります。正にソフトパワーを中心とする国家、国際関係を構築するものです。
東京の権力機構を「国家(親)」と見立て、地方社会を「民(子)」としますと、次世代の社会秩序を創るには、親を越えるようなエネルギーを子供たちが備える努力も大事。それを引っ張る強力なリーダーが、活動範囲を地方に置き、中央政府(親)に対し、全国の地方リーダーが手を取り合い、一斉にアピールをし続けることも必要と思います。
子どもの特権は、「若さ」にあると思います。地方政治の中に、若者の動きが乏しいと感じます。オバマ氏の成功は、ネット社会の中で、若者の政治への関心を呼び起こし、若者たちが「こんな時代のまま大人になるのは嫌だ」と感じたことにあると言われます。
「価値観の革命」~ネット相互通信による政策立案~
(本文)
オバマ氏の政策チームから、こんな電子メールが送られてきた。
ネットで政策を市民に問う初めての試みに55万人が解答、政策チームはこれを様々な角度から分析し、緊急経済対策策定などに役立てている。
ネットを通じて伝わる有権者の生の声を基に政策が立案されていく「ネット民主主義」に挑戦するオバマ氏。変化の風は既に吹き始めている。
(熊本日日新聞、共同通信配信記事から)
・バーチャル国家「ユーゴスラビア」
私がインター年とを始めたきっかけは、1999年の元旦に放送されたNHKの特番にあります。当時、コソボ紛争の中で、旧ユーゴスラビアの元国民が、インターネット上にバーチャル国家「ユーゴスラビア」作り、直接民主制で国家運営をしていました。その参加者は、約3万人(少々記憶が薄くなっています)近くいたと思います。
「これからは、こういう時代か。ネット通信は、世界全域でなく、ローカルの時代が来る」と感じ、なれないパソコンと格闘し、独自にホームページを作り、アップしたのを思い出します。
これからは、中年以下の世代が、日常のツールとして利用するインターネット、特に携帯電話を中心とする情報網の拡大が、政治の世界、特に政策立案に貢献できると思っています。そこで、ミクシィ上に、これからの社会を考えるコミュニティ「これから必要な政策」を立ち上げ、みなさんのご意見を集めまとめ、毎月1度、ブログ・日記などを通じて、私とご縁のある方や、日々出会う方にご紹介したいと思います。
・例えば
自分たちに町(地域)は、こんな町にしたい。
日本の教育に、ことを取り上げて、加えてほしい。
日本外交の在りか方に疑問の人が、掲示板形式で議論する。
少子化問題と、子育て、男女共同参画への、意見、異見、伝言板。
興味ある方は、コミュニティ「これから必要な政策」にご参加いただき、意見交換し、相互に学び、よき政策を作る発想の源泉になればと願っています。たくさんの参加をお待ちしています。
・コミュニティ「これから必要な政策」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3949859
<以前の日記>
・熊本の野口です。新年のご挨拶です。
・志とは、君、自らの中にある(中岡慎太郎)