<県北は福岡市を身近に>福岡市の感染者増加と県北の若者との関係を懸念する。

2020年07月29日



<県北は福岡市を身近に>熊本県内のコロナウィルス感染者増加に思うこと、福岡市の感染者増加と県北の若者との関係を懸念する。

昨日、宇土市の議員仲間との意見交換(活動中止・延期)の中で、私の知人友人に荒尾市、山鹿市に何名もいることから、話が始まり、西鉄の鉄道とバスの話が話題となった。

・西鉄大牟田線:大牟田→博多が1時間
大牟田市には、直接西鉄が乗り入れていて、速い列車は大牟田駅から博多駅まで1時間かからない。

・山鹿バスセンター⇆福岡空港、95分
また山鹿市から福岡空港までのアクセスは、早いもの1時間35分で、山鹿市のバスセンターから、植木インター乗り換えが入るが、約95分で福岡空港まで行ける。福岡空港から地下鉄を使えば、天神界隈はすぐ10数分。

熊本県北の人たちは、交通の便利さから熊本都市圏よりも、福岡市を身近に感じているのだろう、と意見が一致した。

今朝の熊日26面に、「県内感染40代以下急増」の見出しを読むと、福岡市へ遊びに行ける環境、逆に、福岡県南から熊本県北の企業に通う人も多くいると見ている。

福岡県南の人たちは、週末は福岡市の繁華街に出かけることも多いと推察する。県境を跨ぐ移動の自粛の呼びかけにも、その移動が日々の生活である人は、どうしようもない。

話が飛びますが、今春の熊本県知事選挙で、空港アクセスに鉄路の新設が話題になった。"その鉄道は、何処に住む人たちが使う?"から、熊本空港を使う人たちは、どのエリアの人たち?の疑問を持った。

また、県南の人吉球磨地域の人は、便数の多い鹿児島空港を利用していると聞きます。

コロナウィルス感染予防の視点を、生活だけでなく、仕事としての人の移動について知ることは、役に立つのでは、と新聞記事を読みながら思いました。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 05:51Comments(0)

<何事もタイミングが大事>今、やるべきことをやっているのか?〜天に応じて時に行う〜(易経)

2020年07月28日

<何事もタイミングが大事>今、やるべきことをやっているのか?〜天に応じて時に行う〜(易経)

(今朝は小雨で、朝ウォーキングできなくて長文です)

今日の天気もぐずつく予報、いつまで雨か降るのか、とても心配な今夏の気候です。

7月4日の熊本県南を襲った豪雨は、これまでの歴史にない水嵩を記録し、多くの犠牲者と甚大な被害を起こした。熊本県民は、被災地を救いたいと、4連休被災地へ駆けつけたことに、胸が熱くなった。

・災害ボランティア活動
自分の仕事もあるので、毎日は行けませんが、空から"今日は行きなさい!"の声が聞こえて(仕事も調整して)来る思いで出かけています。
 私は自営業なので、なるべく平日に行くようにしています。加えて、若い仲間たちから「一緒に行きませんか?」の声(天の声)がかかった時、週末にも迷わず行きます。仲間と活動するのは楽しみだからです。

・中体連が代替大会
また、先週末から中学生のサッカー競技は、中体連の代替大会が関係者のご尽力で始まりました。高校総体中止、中体連中止の県教委が決めて、塞いだ子供たちは、試合の中で躍動しています。今週末と8月5日が、宇城地域の大会トーナメントの試合日です。

コロナ渦中、"今何をすべきか"を考えます。

易経の教え『易経一日一言』に、以下の言葉があります。

「天に応じて時に行う。ここをもって元(おお)いに享るなり」

解説を読むと、「天に応じて時に行う」とは、その時々にピッタリの、時の的を射る行いをすること、とあった。

>その時々にピッタリの、時の的を射る行い

要は、"ドンピシャのタイミング"ということですが、災害ボランティア活動も中体連の代替大会も、やるタイミングがとても大事と、今回のことで経験をさせていただいています。

中体連中止が発表になった直後に、宇城地域の市町サッカー協会幹部に連絡を取り、「何か替わりの大会をできるようにやりましょう」と調整を続けてきました。各学校の顧問たちのご尽力もあり、先週末から試合が始まりました。

また、熊本豪雨の被災状況をニュースで見て、居ても立ってもおれず、7月5日の昼過ぎには人吉市の先輩の会社の前に居ました。以来、"今日は行ける(行こう)"で、人吉・球磨、芦北・津奈木の災害ボランティア活動に出かけています。

社会の出来事、事件、災害から、"何かしたい!"の思いで、いつも動いて来ました。東日本大震災の被災地支援、豪雨被災地でのボランティア活動、いつも計画があるわけでなく、湧き起こる思いに駆られてやっているように思います。

今朝の読書で『易経一日一言』の一文に、昔の人も同じ思いでやったていたのか!と気づきました。解説は、以下の言葉でまとめられていました。

(以下、転載)

 天の運行に応じて、その時々にしかるべきことを行っていれば、物事は多いに通じていくということである。
(以上、『易経一日一言』より)

中体連の代替大会も、被災支援も、タイミングが大事だと振り返ります。

中体連の代替大会の開催機運は、中体連大会中止の発表から2ヵ月経った6月中旬頃に盛り上がり始めた。宇城地域のサッカー協会は、事前調査が既に終わっていましたので、うまく開催できて良かったと思います。

被災地支援は、東日本大震災の支援活動から、ボランティア活動は、"被災地が求めるものに遅滞なく対応する"から、常に現場ニーズを拾うことが重要です。要は、災害ボランティア活動もタイミングが大事なのです。

私の活動は、"何かしたい"(天の声)に駆られてやっていて、いつも妻に「思いつきばかりね」と言われています。

さて、明日も時間取れそうなので、災害ボランティアに行こうと仲間と連絡をとっています。

長々と書きました。最後までお読みいただきありがとうございます。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:42Comments(0)マイライフ防災

台風の氾濫リスク予測(京都大チーム)、しかし九州に被害もたらした"線上降水帯"は予測困難!〜読売新聞〜

2020年07月27日




台風の氾濫リスク予測(京都大チーム)、しかし九州に被害もたらした"線上降水帯"は予測困難!〜読売新聞〜

九州豪雨の被災地は、まだまだ天候不順て災害ボランティアの活動に影響を与えている。今日の読売新聞に、"台風"時の大雨の氾濫を予測できるシステムを開発したと一面記事があった。

これは、昨年受講した防災士の講習の中でも、「タイムライン」の考え方が有効と学びましたが、それをさらに効果的にする大学の研究内容に関心があるので、新聞をつい購入しました。京都大チームの研究内容に注目しています。



ただ、今月初めに九州を襲った"線上降水帯"による大雨には対応できない、と記事の末尾に書かれていました。

梅雨時の線上降水帯による大雨時には、早め早めの避難が有効との考えに、ますます大事であり、地域防災に生かすべきと思います。


  

Posted by ノグチ(noguchi) at 19:12Comments(0)まちづくり熊本の出来事防災

<明治維新とは>、自らの足下をきれいにし、親しい者たちと結束する根底の力を養う。〜沢天夬(易経)〜

2020年07月27日

<明治維新とは>新しい活動を成功させるには、まず自らの足下をきれいにし、親しい者たちと結束する根底の力を養う。〜沢天夬(易経)〜

沢天夬(たくてんかい)の卦は、統治する力をなくした上位の権力者を排除し、新たに道を切り開くための行動を説く。

権力者は、手強い、誠をもって訴えてます、身の危険が伴う。そのためには、訴える理由を公の場に明らかにする必要がある。

(沢天夬)の全文は、

夬は王庭に揚ぐ。孚(まこと)あって号(さけ)び、厲(あやう)きことあり。告くること邑(ゆう)よりす。戎 (じゅう)に即(つ)くに利(よ)ろしからず。往(ゆ)くところあるに利(よ)ろし。

以上なのですが、

>邑(ゆう)よりす

は、まず自分の足もとをきれいにし、親しいものから結束を固め、広く民衆の意志を固めて根底の力を養うのである、と。

>戎 (じゅう)に即(つ)くに利(よ)ろしからず

は、武力を持ちいない。権威を振りかざさない。それをやると混乱を招き、民衆(仲間)の心は一つにならない。

日本の明治維新は、実質は革命であったが、「大政奉還」を徳川幕府が申し出て、権力を天皇に返上したことで無血革命を実現させた。明治維新は、ある意味、民衆(仲間)の心が一つになった出来事だった。

ただ、その革命を起こしたリーダー(維新の元勲)たちが居なくなり、後の権力者たちが運用において、間違った方向に進んだ。権力移譲とは難しい。

このような混乱は、小さな会社でも、地方の政治機構でも起こりえる出来事、最善の注意を払い、時の権力者(代表者)と向き合うことが必要と思います。トップの交代を実現するには、"邑(ゆう)よりす"の足もとが大事を忘れてはいけない。

朝から硬い話しになりました。明治維新を成し遂げた人たちは、素晴らしいですね。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 05:36Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

<発言・メッセージ>心の内にある状態を「志」といい、言葉で外に表現された状態を「詩」といいます。(空海)

2020年07月22日

<発言・メッセージ>心の内にある状態を「志」といい、言葉で外に表現された状態を「詩」といいます。(空海)

〜大胆な発想をもって、人目を気にせず、びくびくしないこと〜

おはようございます。今朝は、蒸し暑空気の中で目覚めました。梅雨がそろそろ明けて、あの暑い夏が来るのか!な予感を感じる朝です。

冒頭の言葉は、『空海 人生の言葉』にある一文ですが、もともとは、

「詩は志に本づくなり。心に在るを志と為し、言(げん)に発するを詩と為す」

【直訳】
詩は「こころざし」そのものです。
心の内にある状態を「志」といい、
言葉で外に表現された状態を「詩」といいます。

この解説の「詩」を「文」と読み替えると、私の場合は、2002年6月からネット上に配信し続けて来た、私の意見(文)とみなすことができます。

初めは、知人友人宛に送った"メールマガジン"で、次にブログとmixiから始まる"SNS"利用で、ツイッター(Twitter)、Facebook、インスタグラムと継続してきました。

18年間毎日書き続けてきました。先輩から、だらだらと書き綴るのでなく、テーマを整理して簡潔に、次に何を書くのかテーマをつけて、等々のアドバイスを受けてきました。

今は、熊日新聞の市民投稿『読者ひろば』にも、短い時間で文を書き終える練習も兼ねて、時折投稿して17前に始めて、年に5〜6回は掲載されるようになりました。

最初はドキドキの投稿でしたが、私は体験したこと、友人知人の活躍、世の出来事への意見等々を投稿してきました。

空海の言葉に以下があります。
同じく本『空海 人生の言葉』から

「凡そ詩は意を立つるに、皆な桀起険作(けっきけんさく)して、傍らに人無きが若くし、須(すべから)く怖懼(ふく)すべからず」

【直訳】
詩情を保つには、大胆な発想をもって、人目を気にせず、びくびくしないこと。

心から発する言葉、詩(文)は、大胆に考え、人目を気にせずにやりなさい、との教えと思います。

私はもう62歳、恥をかいても赤面しない少し図太さも出来る高齢者になりました。これからも、ますます空海の教えではないですが、大胆に語れるように、新たな体験を求めて、人との出会いも楽しめる生き方をしたいものです。

>大胆な発想をもって、人目を気にせず、びくびくしないこと。

明日からの連休は、多くの県民が被災地へ出向かれると思うので、平日に動ける自営業の私は、今日被災に出向き、泥出し作業のボランティア活動に行こうかと考えいます。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:43Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他マイライフ

宮城まり子さんと潮谷義子さんとの若い時代の関係に感銘を受けました。

2020年07月21日





男女共同参画情報誌『女性展望』7・8月号のコラムに、宮城まり子さんと潮谷義子さんとの若い時代の関係に感銘を受けました。

みなさんは、身体に障害のある子どもたち、特に家庭的に支援ん受けれない子どもたちを積極的に受け入れたタレントの宮城まり子さんと、熊本市の児童養護施設『慈愛園』の潮谷義子さん(前熊本県知事)の、ほんとまだ若い時代の関わりに、驚き、感銘を受けました。

身体に障害を持ち、家庭的支援(保護されない)子どもたち受け入れた『ねむの木学園』た潮谷義子さんが、繋がっていた。それもご夫婦で、ねむの木学園で仕事を一時期された話は、初めてだったので驚きました。

1968年の頃の話、今は2020年になり、パラリンピックのこと、スペシャルオリンピックスの活動を見ると、時代はかわった!と、つくづく思います。

知事になられる前から、様々な会合てかたられる潮谷義子さんのスピーチがたのしみて、ご案内がある集まりには参加していました。

宮城まり子さんとご縁、そこに児童養護施設の運営、慈愛園の赤ちゃんポスト「コウノトリのゆり籠」を認可する支援ができたのだなと思いました。

人間は、出会いで成長する。

人生って出会いで決まる。

何を思ってうごくか、日々の時間の使い道で、後々の人間の成長に大きく変わることを知って欲しいです。

*女性展望:婦人参政権会館・市川房枝記念館の広報誌。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 22:00Comments(0)私の意見

<熊本がんばるばい!>生きることとは行動することだ」〜ルソー(フランスの哲学者)〜

2020年07月18日

<熊本がんばるばい!>生きることとは呼吸することではない。行動することだ。〜ジャン=ジャック・ルソー(フランスの哲学者)〜

おはようございます。今日も午後から雨様です。梅雨明けはまだ先か、東京は、やく1ヶ月雨の予報が続いたと天気予報を振り返っていました。

今年の早春は、花の便りではなく、コロナウィルス感染から、日本だけでなく、世界の生活が一変した。

都市封鎖。非常事態宣言。

在宅勤務(テレワーク、リモートワーク)

学校もオンラインを使い家庭にある子供達にいかに伝えるか?

仕事もテレビ会議(ズーム、LINE、等)活用する時代に、

外食産業は。お持ち帰り(テイクアウト)に力を入れて生き残りを図った。

以下の言葉は、名女優と言われた乙羽信子さんの言葉です。

「いつも闘いです。自分の古いものを捨て、いかに新しいものを出すか」〜乙羽信子(女優)〜

これはすべての産業、分野に言える訓示と思います。社会は常に変化している。いっ時たりとも泊まることなく流れ、天変地異の世界。フランスの哲学者のルソーは以下のことを示唆しています。

「生きることとは呼吸することではない。行動することだ」〜ジャン=ジャック・ルソー(フランスの哲学者)〜

>生きることは、行動することだ。

社会ために、行動を起こしていますか?

九州豪雨災害の熊本県

コロナウィルス感染防止の中、熊本では大水害が発生して、後片付けに追われているが、感染防止のためボランティアは、県内在住のみの方針から、なかなか人が集まらない。もちろん、自助が大事であるが、高齢者の一人暮らしで、家の中の泥出しは難しい。公助の政府・自治体の支援は、遅く手が届かない。早急生活復旧には、やはり災害ボランティアに頼る時代。熊本県民は、被災地を自らの縁ある人を助ける共助の視点から行動することが必要と思います。

もちろん、自分自身の生活もあるので、出来る範囲ではありますが、ここ1ヶ月間、特に明日からの週末と来週の連休が大事な共助の時間が、災地支援の支援活動と思っています。

県民は"共助の意識"を持ち、自らできる範囲で、被災地支援をやりましょう。

熊本がんばるばい!  

Posted by ノグチ(noguchi) at 04:32Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

7月7日の記事

2020年07月07日

川辺川ダム中止から10年、治水議論(空欄)はありました(会議無し?)から、球磨川水害対策は何もされなかった!〜残念でなりません。選挙こそ地域課題を議論する機会と思います〜

河辺川ダムを討論した潮谷県政が終わり次期県政を担う知事選から12年、環境保護論議から河辺川ダム中止を、蒲島知事は決断されました。今春の熊本県知事選挙では、コロナ、コロナで、選挙線も、政策提言もなく、終わりました。

熊本は、水俣病と河辺川ダム(球磨川治水・利水)が、過去40年の政治課題なのに、両候補の議論がありませんでした。

荒瀬ダムは解体されました。

ならば、球磨川治水と河辺川ダム中止、熊本県知事が常に緊張感を持ってやられてきたのか?

疑問に思っています。

人吉の市民活動仲間たちの家々は、1階が水没、ひどいところは2階窓まで泥水が来た!と。

政治は危機管理、何を首長が目指しているのか、今後の検証から、リーダーの政治理念が問われると思います。

政争の中身が大事、政治家目指す姿を、住民、特に河辺川、人吉球磨の人たちとは無縁の論議に、時間を使われ過ぎのだと思います。

政治危機管理が、西郷隆盛が目指していた政治、しかし今の政治は西郷隆盛の理念(質素倹約、敬天愛人)から大きく離れているように思います。

熊本県政は、今どうか?

今回の球磨川氾濫、県民の視点変えるくらい大きな水害と思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:16Comments(0)

川辺川ダム中止から10年、治水議論(空欄)はありましたが、球磨川水害対策は何もされなかった!

2020年07月07日

河辺川ダム中止から10年、治水議論(空欄)はありましたが、球磨川水害対策は何もされなかった!

河辺川ダムを討論した潮谷県政が終わり次期県政を担う知事選から12年、環境保護論議から河辺川ダム中止を、蒲島知事は決断されました。今春の熊本県知事選挙では、コロナ、コロナで、選挙線も、政策提言もなく、終わりました。

熊本は、水俣病と河辺川ダム(球磨川治水・利水)が、過去40年の政治課題なのに、両候補の議論がありませんでした。

荒瀬ダムは解体されました。

ならば、球磨川治水と河辺川ダム中止、熊本県知事が常に緊張感を持ってやられてきたのか?

疑問に思っています。

人吉の市民活動仲間たちの家々は、1階が水没、ひどいところは2階窓まで泥水が来た!と。

政治は危機管理、何を首長が目指しているのか、今後の検証から、リーダーの政治理念が問われると思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:07Comments(0)熊本の出来事私の意見地域政策

他の善と自の悪とは、顕微鏡にて之を見よ。他の悪と自の善とは、望遠鏡にて之を見よ。

2020年07月07日

<ボランティア活動>自分の悪は顕微鏡的に検証、他人の善は望遠鏡的に検証、逆に、他人の善は顕微鏡的に見つけ、他人の悪は望遠鏡的に探す。

(長文です。お時間ある時にお読みください)

毎日の雨、梅雨末期の大雨被害は、いつ起こるかわかりませんので、降る地域になった時は、とにかく早めの避難行動が大事です。

今また、外の雨が強くなってきました。ちょっと心配な、本日の天気です。

さて、被害はあってはなりませんが、土曜日の熊本県南部の大雨被害は、50人を超える犠牲者と広範囲に計り知れない被害をもたらしました。

洪水被害は、後始末が大変で、私自身も被害を受け、積もった泥を搬出するための泥のかき出しは、真夏暑さもあり大変な作業で、多くの人手を必要とします。

何度か泥出し作業のボランティアに参加しましたが、全国各地からボランティアが集まり、黙々と作業をされます。ほんとに頭が下がります。4年前の我が家の泥出しは、ボランティア4〜6人、5日間かかりました。

このボランティア活動について、色々な声を聞きます。私は、何日も行けるわけではないですが、泥出しのボランティア活動に行った時、そのお宅の状況写真や作業風景の写真は、けっして撮影しません。撮るのは、作業を終えてボランティアセンターに帰った時、グループに参加された方に了解を得て記念写真を撮ります。

中には、グループできて、作業風景を互いに撮り合い、SNSにアップしている人たちを見ると、"私はボランティアに来てます!"と語っているのだろう、と思ったりもします。それについてどうこうは言いませんが、被災者からすれば、どんな印象に映るだろうと考えたりします。

でも、ボランティア活動に興味ない人からすれば、ボランティア=善との見方をすれば、社会貢献することになると思います。

東日本大震災の支援物資集めをし始めた時、ある先輩から、「やらない人たちからは、宣伝と思われてもいいじゃないか、我々は"被災地のために何かやりたい"の思いでやっている。人の影口を気にしないでやろう」と後押しされ、九州から一番早く現地へ物資とボランティアを送り出しました。

本『人生の指針が見つかる「座右の銘」1300』に以下の言葉がありました。

(以下、本より転載)

他の善と自の悪とは、顕微鏡にて之を見よ。そのいかに大なるかを感ずべし。
他の悪と自の善とは、望遠鏡にて之を見よ。そのいかに小なるかを感ずべし。
(以上、清沢満之(作家))

自の悪とほ、下心も含む私欲(悪)を指すものと受け止めます。他の善とは、周りの人の何気ない心遣いに嬉しくなることも含みます。

顕微鏡、望遠鏡、の視点に、"なるほど!"と、納得しました。

私は、人の噂をしている姿は好きではありません。事実を語る、事実を評価する。人は行動してなんぼだと思いますので、時間があれば、これからも積極的に、被災地へボランティア活動に行きたいと思っています。

でも、被災地の状況が、さらに悪化しないことを願っています。お亡くなりになった皆様のご冥福をお祈りいたします。(合掌)  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:28Comments(0)マイライフ

<太平洋戦争>熊本大空襲8・10には、焼夷弾だけでなく、ベトナム戦争でも使われたナパーム弾が使われた。

2020年07月03日

<太平洋戦争>熊本大空襲8・10には、焼夷弾だけでなく、ベトナム戦争でも使われたナパーム弾が使われた。

「熊本大空襲」は、昭和20年7月1〜2日の深夜と8月10日に行われ、617人が犠牲となった。

この写真展示は、熊本の戦争遺構を調べている方々が連携して展示会、講演会が、何度か聞いさいされてきました。

講演の中で、8月10日の熊本大空襲で、後のベトナム戦争で森林を焼き払うために使われたナパーム弾が使用された、とありました。戦争とは、人間を人間とも思わない狂人的な行為が行われます。

記事の末尾に以下のことが書かれていました。

(以下、本日の熊日朝刊27ページの記事から)

 空襲から5日後の8月15日に終戦し、結果的に上陸戦はなかった。(空襲研究者の)今吉孝夫さんは「写真を見て、人間が人間の頭上に焼夷弾を落とす戦争のおぞましさを前後世代の人に実感してもらいたい」と話している。
(以上、熊日朝刊より)

戦争とは決して起こしてならない。

戦争は人間しかやらない殺戮行為。

しかし、世界では未だに起こる紛争や対立、何処の国でも憲法があるが、時の権力者が、都合よく改憲してきた。

これからも、増え続ける人類、自然が損なわれ、地球温暖化もどんどん進んでいます。

・新たな経済戦争の時代
戦前の日本のアジア進出は、現ミャンマーやマレーシア等の東南アジアの石油が目的であったとも言われます。

ここ数十年、燃料戦争、資源戦争、さらに水戦争とも言われる争奪戦が、経済力で高圧的に押し切るような場面も。

日本は、地下資源の少ない国、知恵を絞り、自然(再生可能)エネルギー源を活用するように方向転換しないと、新たな経済戦争に巻き込まれることになる、と危惧します。

脱化石燃料、脱原発は、地下資源の少ない日本には必要な政策と考えています。




  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:50Comments(0)国際関係政治問題(国)平和

<他力の風>私は10年付き合ってから仕事を一緒します。20年経ったら本物かと思います。〜人生は出会い〜

2020年07月03日

<他力の風>私は10年付き合ってから仕事を一緒します。20年経ったら本物かと思います。〜人生は出会い〜

建築を始めて40年、市民活動始めて30年、異業種交流会始めて25年、宇土市で地域づくりに関わって20年、サッカー協会の役員になって15年、市議になって10年、朝の登校指導始めて5年、次はなんでしょうか?

実は、建築の専門学校入学が22歳、結婚が27時、独立が32歳(実際は31歳5ヶ月)、同業種交流は37歳(後の異業種交流会「四季の会」、熊本横井小楠塾、熊本大学非常勤講師「実践のまちづくり講座」が始まったのが42歳、キッズサッカー教室(後の宇土マリーナジュニアサッカー大会)が始まった。そして、52歳で市議会議員に初挑戦。

五年ごとの出来事に、多くの方々か関わっています。見方を変えれば、人の支えがあればこそできた話です。

私は仏教の「他力」という言葉(教え)に、関心を持ち学んできました。

他力(TARIKI)ですが、

本人の努力はもちろんですが、その努力する姿が周りに影響して、周りの人も変わり前向きになり、その周りの人の努力が、本人へ良き風(縁をつなぐ)を起こす。〜これを「他力の風」と捉える〜

人生は出会い、

5年ごと人生の変化を振り返ると、まちづくりの仲間は、
熊本地球市民塾、九州平成義塾、環境ネットワーク熊本、熊本学園大公開講座、熊本県立大学公開講座、熊本県つばさの会、熊本アフリカの子供の日、フェトレード熊本、熊本市バス円卓会議、環境共生ネットワーク宇土、宇土の文化を考える会、住吉地域学教室、車椅子街角探検隊inうと、宇土市政を考える会、住吉サッカー教室、熊本県キッズサッカー協議会、宇土フットパス連絡協議会、等々。
が参加したり、主催しました。

今年は、防災士仲間の情報交換の場作りをやろうと思っています。

人生は出会い

つくづく思います。私に残された時間(人生)はどれくらいかわかりませんが、新しい出会いを求めて生きていければ、いいなぁ、と思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:44Comments(0)マイライフ