禅の教えに「白雲自ら去来す」、地道な努力がチャンスを導く

2012年07月08日

禅の教えに「白雲自ら去来す」、地道な努力がチャンスを導く

夏の空になりました。暑くなりそうな天気ですが、梅雨が明けたという清清しい気分があります。

さて、梅雨の雨が降り続くと、早く梅雨が明ければ良いなと思う。
夏の猛暑が続くと、早く秋にならないかなと思う。
人は、勝手なもので、目の前に困難を早く避けたいと思うのが常です。

禅の教えに、「白雲自ら去来す」という言葉があります。
夏の畑仕事、暑い日差しを避けるには、雲はありがたいものです。遠くに見える雲がこっちへ来ないかな?と思うのは、誰も同じですが、雲は風任せで、こっちへ来るかは判らない。それよりも、雲を待つのではなく、今すべきことにひたすら取組む事で、暑さを忘れるほどに一生懸命に仕事をする。そして気が付けば、知らぬ間に雲のが涼を運んで来てくれる。

ここで言う雲とは、言い換えれば運やチャンスのことです。運に恵まれている他人を羨んでいても仕方がない。チャンスが来ないと嘆いていても仕方がない。ただ一生懸命に今やるべきことをやる。そうすれば、運は必ず巡って来るもの。

雲を追いかけても捕まえることはできない。

今できることを一生懸命に続けていると、周りが気付き、協力者が増えて行く。
昨日参加した、親子論語教室は、二人のリーダーの地道な実践が実り、丸5年が過ぎた。元の母体は、中国古典輪読会が10年を過ぎ、地域へ論語を中心とする倫理観の普及を目指し、平成7年7月7日に始まった。この宇土の動きが、県下に広がり、新たに4市町村で、論語教室が開設された。

宇土親子論語教室は、3年前に熊本市で開催された「藩校サミット」で素読を紹介した。一寸の光陰矢の如し、時はあっと言う間に過ぎるが、継続する事で、じわっと認知されて行くと思う。小さな活動でも継続する事が大切と学びました。

今日の午前中は、県下の論語教室の指導者が集まり、輪読会が開催されました。安岡正篤先生の教示を学ぶ「関西師友会・熊本支部」の例会に参加しました。14名の少ないメンバーですが、熱く日本のこと、地域のこと、教育の事が語られます。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 13:50Comments(0)マイライフ

【大ファン】ツールドフランス第6ステージまでの結果

2012年07月08日

【大ファン】ツールドフランス第6ステージまでの結果

私は、20代から、ツールドフランスのレースが好きで、テレビの特番で、当時見てないて、イノー選手、グレッグレモン選手の活躍がとても楽しみだった。

独立して、余り時間がなくても、深夜に放送されるツールドフランスのレースの報道は、必ず見ていました。自転車リースの最高峰の戦いは、とても地に汗握る戦いで、見どころも、感動も、色々な思いが、テレビから伝わってくる。

今年の成績は、次の通りだが、今年は一度日本人選手の話題が新聞にのったので。知る人も多いが、100年を超える自転車レースも、一度見てみたいなと思っています。

【個人総合順位】
1.ファビアン・カンチェラーラ(スイス/レディオシャック・ニッサン)29h 22' 36
2.ブラドレー・ウィギンス(イギリス/スカイ プロサイクリング)+ 00' 07
3.シルヴァン・シャヴァネル(フランス/オメガファルマ・クイックステップ)+ 00' 07
4.ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ/BMCレーシングチーム)+ 00' 10
5.デニス・メンショフ(ロシア/カチューシャ チーム)+ 00' 13
6.カデル・エヴァンス(オーストラリア/BMCレーシングチーム)+ 00' 17
7.ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア/リクイガス・キャノンデール)+ 00' 18
8.ペーター・サガン(スロバキア/リクイガス・キャノンデール)+ 00' 19
9.アンドレアス・クレーデン(ドイツ/レディオシャック・ニッサン)+ 00' 19
10.マキシム・モンフォール(ベルギー/レディオシャック・ニッサン)+ 00' 22
・・・
125.新城幸也(日本/チーム ユーロップカー)+ 15' 23

ーツールドフランス速報ー
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/jsports_cycle/article/17

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 00:15Comments(0)スポーツ

【大津市教育】対応の怠慢!「暴力」「いじめ」計227件

2012年07月07日

【大津市教育委員会】対応の怠慢!「暴力」「いじめ」を受けていたとする回答計2
27件。

学校の命の教育の欠如も要因の一つではないかと思う。

>『まだやることがあったのに』、『何や、死んだんか』

この言葉よみ、怒り心頭に達する気持なった。人の命は、地球よりも思いと私たちは学んで来た。今の教育は、これが欠落しているように感じます。

教師は、知識を教える前に、命を守ることを教えることが、全くないようにモ思う。

今後の大津市教育委員会の対応はもちろんだが、たの自治体の対応にも関心を持ちたいと思う。


ー産経webニュースよりー
>市教委が自殺直後に全校生徒(859人)を対象に行ったアンケートで男子生徒が
「暴力」「いじめ」を受けていたとする回答が、伝聞も含めて計227件あったこと
が7日、分かった。「毎日殴られていた」「(いじめたとされる同級生が)『家族全
員死ね』と言っていた」など生々しい記述があり、同級生らへの詳しい調査を行わな
かった市教委の対応が改めて問われそうだ。(略)

>「お金」は13件で、「(男子生徒が)万引をしたくないからお金を渡していたと
聞いた」との内容も。その他の項目では、いじめたとされる同級生が「『まだやるこ
とがあったのに』『何や、死んだんか』という発言をしたらしい」という伝聞情報も
あった。(略)




  

Posted by ノグチ(noguchi) at 22:45Comments(0)教育問題

政治のリーダーは信頼で決まり、政治の全容を知らせるのは困難

2012年07月07日

政治のリーダーは信頼で決まり、政治の全容を知らせるのは困難なり

午後は、スペシャルオリンピックスの活動で、トーチランの県内ツアーでご一緒したことのある県議会議員の先輩と、1時間半ほど県南振興、県の九州戦略、東アジア戦略などで意見を交わしました。

熊本県は、熊本市が政令市になり、県の役割がだいぶ違って来たなと思っていたのてすが、5月に兵庫県の副知事と語り、神戸市の存在と県の役割や、行政の役割、地方議会の役割、様々なことを3時間近く語りました。

今日の県議との意見交換は、両方の話がリンクして、県行政のこれからの役割が、まだ方向ですが、次の勉強の課題が見えた気がしました。

今朝、久々に親子論語教室に出席した。前半は、素読、書き取り、童謡までは子どもたちが一緒にあり、後半は、大人たちだけで論語の輪読します。塾長が、最後にコメントをされて、一文毎の意味を当時の背景理解し、現代の状況に当てはめてそれぞれが考える。

県議と語りながら、論語の一文を思い出しました。

「子曰わく、民は之に由らしむべし。之を知らしむべからず」

詳しく解説すると、

孔子が言われた。「民は徳によって信頼させることはできるが、すべての民に真実を知らせることはむずかしい」

先輩議員が県に目指して欲しい行政プランを聞きながら、県行政の全容を知ることはできないし、全部を県民に知らせることはできないと思いました。

リーダーとは、日々の言動がいかに大事か、謙虚に学び続ける大切さを学んだ気がします。

「拳拳服用して之を失わず」(『中庸』の一節)

[意味]慎しみ慎しんで、これ(道)を実践して失わないように務めた。

人は、謙虚に学び続け、実践することしか、周りに理解してもらう方法は無いのかもしれない。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 18:51Comments(0)議員活動(政務調査)

【朝日新聞・宮城】女川一中生の「句+編集後記」、ぜひ一読を

2012年07月07日

【朝日新聞・みちのく宮城】女川一中生の「句+編集後記」、ぜひ一読を
http://mytown.asahi.com/miyagi/newslist.php?d_id=0400072
朝日新聞の宮城県版にある、女川町の中学生に俳句と感想です。読みながら、言葉が詰まった。子どもたちは、自分を鼓舞するような句が、強く伝わる。一度、ぜひ読ん
でいただけるとありがたいです。


コンビニの まどにきたない水のあと(11月)
       ~玲於(れお)さん(1年生)
転校先は楽しかった。遊んでいた時だ。友達がふざけて一言「死ね」。他意はない。それはよくわかる。これまでなら気にも留めなかった言葉が、また心に残った。


避難所でハエをたたいてじじばば笑顔(11月)
       ~大知(だいち)さん(2年生)
女川港の南岸、小乗(このり)浜で育った。仮設住宅が完成する夏まで、浜から数キロ南の高台の旅館で家族そろって避難生活を送った。浜の人たち約100人と一緒に大広間で寝起き。朝5時半の起床と夜9時の消灯はきつかった。ストレスがたまって当初は体調も崩した。


こみあげる無力感が止まらない(11月)
       ~竣哉さん(1年生)
11月は深まる思いをつづった。「このうらみ 晴らさずおくぞ いつまでも」。母方の祖母を亡くした無念をうたった。祭りではいつも一緒だった。祖母の住まいは港から約2キロ離れた所。だが津波はそこまで到達した。この悔しさを原動力に前に進まなくては。


東北の方々の苦難を思い、九州の私たちが元気に仕事して、全国が連携して、日本再生を果たさなければいけないと強く思います。   

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:25Comments(0)東日本大震災

野田内閣、尖閣諸島を国有化する方向で調整 石原都知事に伝える

2012年07月07日

野田内閣、尖閣諸島を国有化する方向で調整 石原都知事に伝える
ーフジテレビ系(FNN)-

>野田内閣は、尖閣諸島を国有化する方向で調整に入り、政府高官が6日、購入を検討している東京都の石原知事と会談し、国有化の方針を非公式に伝えた。
>日本の固有の領土である尖閣諸島をめぐっては、中国や台湾も領有権を主張する中、4月に石原知事が東京都として地権者の同意を得たうえで、島を購入する方針を表明していた。
>こうした動きを受け、野田内閣は、尖閣諸島を国有化する方向で調整に入り、6日、政府高官が石原知事と会談し、国有化の方針を伝えた。
>政府は、国有化を慎重に進める考えだが、東京都との調整の難航や中国側の反発も予想され、実現には紆余(うよ)曲折もあるとみられる。

消費税論議で揺れている国会だが、国家の尊厳を示すためには、領土問題を先延ばしにはできない。

今週早々のロシア首相の北方領土訪問で、ロシア高官が領土問題ついて「内政干渉」と語ったとか。歴史を知らない、発言と思う。外交問題として、早急に発言撤回を要求すべきと思う。
尖閣諸島問題も、中国政府の横柄な利権がらみの発言と受け取れる。
首相は、断固とした態度で、2つの領土問題を日本固有の領土として強く強調して、特に尖閣諸島購入は、即断実行して欲しい。
東シナ海は、海底資源の宝庫といわれる。今後の海洋資産の保全のためにも、尖閣諸島の領有は早期の決着が望まれる。


-尖閣諸島 [ せんかくしょとう ] ー
沖縄県,沖縄島西方約 400kmの東シナ海に浮かぶ小島群。無人島で,沖縄県石垣市に属する。魚釣島,北小島,南小島,久場島(黄尾嶼。こうびしょ),大正島(赤尾嶼。せきびしょ)の五つの島と三つの岩礁からなる。合計面積 5.50km2。魚釣島が最大で,面積 3.82km2。第三紀層を貫いて噴火した火山島。近海はカツオの好漁場で,漁期には季節移住者による漁業が行なわれる。1960年代末に国連アジア極東経済委員会が,周辺の大陸棚に有望な石油埋蔵があると推論したのを契機として,1970年代に中国が島の領有権を主張した。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:22Comments(0)国際関係

飲酒運転厳罰化、ストーカー・DV対策の強化、市民の関心大事

2012年07月06日

飲酒運転の厳罰化、ストーカー・DV対策の強化、市民の理解と関心が大事

おはようございます。なかなか、梅雨明けまでは時間かかりそうです。今朝も、雨模様の空です。

~地元で、飲酒運転死亡事故~
昨日の夕方、防犯パトロールに参加した。中学校のPTA役員からのご縁で、防犯パトロール隊員になり、7年になります。

パトロール後の警官との情報交換の中で、一昨日夜に起きた、飲酒運転死亡事故について、パトロール隊員全員が、飲酒運転取締の強化が必要と語った。

事故は、地元の地方銀行の支店長代理(52才の女性)が、同僚と飲み会の後、同僚には「代行で帰る」と伝えて店を出たが、自分で飲酒運転し、宇土市の市街地で、歩いていた66才の女性を跳ねて死亡させた。地方の名門銀行が、最悪の不祥事に揺れている。

防犯パトロール隊員からは、もっと厳罰が必要との声があり、「罰金よりも、刑務所送りが良い」との厳しい意見が出ていた。同感だと思う。飲むなら乗るな!
まだまだ、安易に飲酒運転を容認する空気もある。厳しい市民意識が必要と思う。

~ストーカー・DVに新対策~
今日の朝刊に、ストーカー、DVに新対策とあった。今年1~5月のストーカー事件は、全国で昨年より2069件多い7841件。DV は3千件多い1万6960件と増え続けているとあった。

警察が、都市部で新しい早期把握の取り組みを試行する。ストーカー事件で、女性が命を落とす、最悪の結果になった原因の一つに、警察の危機感の甘さにあるとも言われ、相談に最初に現状を書面化して、危険性を判断する試みだそうだ。なんだ、今ごろか!DV 問題は、昔からあるのに遅い!と思う。

ネットが普及し、顕在化されにくい事件もあり、警察の早い取り組みが、事件を防ぐことにつながると思う。

飲酒運転の厳罰化、ストーカー・DV の新対策、市民の理解と協力が大事と思うので、制度も大事だが、普及と理解の広報活動も重要と思う。

飲酒運転死亡事故が無くなり、ストーカー・DV に怯えない社会を目指す、まちづくり活動に参加したいと思う。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 06:29Comments(0)社会問題

〈毎日社説〉災害対策、女性の起用で質上げよ

2012年07月04日

〈毎日社説〉災害対策、女性の起用で質上げよ

昨年の東日本大震災の直後に、東北を回り、地域力の差が、避難の時、震災後の生活に大きな違いを見せた。

石巻専修大学にあったボランティアセンターで、事務担当語った時、3月16日の夜に避難所に入った時、薄い毛布1枚に包り、大人3人がおにぎり1個を分け合って食べていたそうだ。

方や、同じ石巻市の半島地域に在った1部落50世帯が、津波により道路が壊されて孤立した。3月11日の夜、部落の男女の世話役が集まり、部落に在る食料、医薬品、病人の状況を調べた。すると、1月は十分に生活できる蓄えがあるこなとが分かり、3月12日の朝から、温かい食事を部落全員が食べることができた。

日ごろの備えは、もちろんだが、防災に女性の視点がしっかりと加えられ、今回の対応が出来たそうです。

-毎日新聞web ニュースよりー
・災害対策、女性の起用で質上げよ
>自然災害は男女の関係なく人々を襲う。しかし、防災・減災や被災者支援、復旧・復興に関する計画は、ほとんど男性の手で作られているのが現状だ。東日本大震災の経験も生かし、男女がともに積極参加する体制を急ぎ築く必要がある。
>ところが、政府がまとめた「男女共同参画白書(12年版)」によると、4月1日時点で都道府県の防災会議に占める女性委員の比率は4・5%に過ぎない。政令指定都市でも8・5%だ。前年より改善したとはいえ、東京都、愛知県、福岡県など6都県がいまだに女性委員ゼロである。(中略)

全国を見ると、防災の対策に、女性の意見が足りない。子どもの対応にも女性の意見は欠かせない。
出来れば、男女同数の防災会議が、これから必要と思っています。備え有れば憂いなし、即、実行に移して欲しいと願います。

ー上気の関連記事ー
http://mainichi.jp/opinion/news/20120704k0000m070108000c.html

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 12:14Comments(0)男女共同参画社会

水俣病に期限切れ〉原田正純先生の思い。不知火海全域に患者居る

2012年07月03日

〈水俣病に期限切れ?〉原田正純先生の思い。不知火海全域に患者は居る。

先月、熊本の至宝と私は思っている、医師の原田正純先生が、他界された。とても悲しい、偉人の死と思います。

水俣病の学術的な最初の発表した、故武内忠男氏(熊本大学の第2病理教授)が、ご存命の時に、「不知火海は、天草にも、鹿児島にも面している、沿岸域にも患者は居るはず」と講演で強調された。

以来20年、やっと不知火海沿岸域の患者の掘り起しが進められようとする中、国は患者診断はおろか、申請そのものを打ち切りにしようとしている。

先月、NHK の特番で水俣病の発生の歴史を振り返る番組を見た。チッソの企業の驕りそのものが、有機水銀の海洋汚染と、不知火海沿岸の水俣病発生という、人類始まって以来、最悪の公害を起こした。チッソの責任は、未来永劫消えることはない!

水俣病の発生の原因究明の遅れには、熊本県も加担した。最大の責任は、もちろんチッソだが、当時の環境庁の怠慢、環境汚染の予防意識の欠如が、大きな被害を引き起こしたと思う。

今回の座り込み、公害に理解ある国民が支持する声を上げることが大事と思います。これは、世界最大の公害と思っている、福島第一原発事故の放射能汚染の被害者救済にもつながる、企業の社会的責任を重くすることにつながります。

民主党のお家騒動よりも、はるかに大事な政治的な、住民行動と思って、座り込みを支持頂けるようにお願いいたします。

〈毎日新聞web ニュースより〉
>国の基準で水俣病と認められない被害者を救済する「水俣病被害者救済特別措置法(特措法)」の申請期限まで1カ月を切った。患者団体などは3日、期限の撤回を求め、国会前で座り込みなどの抗議行動を開始。(中略)

ー毎日新聞web ー
http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040067000c.html  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:47Comments(0)政治問題(国)

リーダーの言動大事~心の「五悪」を克服する(王陽明)~

2012年07月03日

リーダーの言動大事~心の「五悪」を克服する(王陽明)~

私は、あまりじっくりテレビを見る時間はないですが、ニュースを見る時には、変な趣味かは分からないですが、顔の表情に関心があります。

特に、野田首相はもちろんですが、消費税論争に関わった、民主党だけでなく、自民党、公明党、他の野党のリーダーたちにも注目しています。

直に会話するなら、人の意識は目に現れると言いますが、流石にテレビですから、そこまでは分析できないので、表情と言葉、立居振る舞いに、注目します。

江戸後期の儒家で、幕府の学校校長だった佐藤一斎の訓示録『言志四録』の一節に、陽明学の祖の王陽明の訓示があった。
(以下、坂井昌彦訳『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』より転載)

「心がざわついて落ち着かないと、行動を誤ってしまう。
心がたるんでいると、物の見方が浮ついてくる。
心に不満があると、気力が萎え、いじけてくる。
心が虚ろになれば、顔形までだらしなくなり、
心が驕ると顔色が傲慢になってくる」

と諭している。自分はこれを読んで思わず恐れ慎み、身が引き締まった。(中略)

今週から、国政は新たな段階に突入する。国会「夏の陣」、それぞれのリーダーの言動に注目しながら、消費税論争を私の周りから、色々な意見を集めたいと思います。


ー朝日新聞web ニュースよりー
>小沢氏ら37人除名処分へ 鳩山氏は党員資格停止6カ月
>法案に反対したが離党届を出していない衆院議員19人のうち、鳩山由紀夫元首相は党員資格停止6カ月、ほか18人は党員資格停止2カ月とした。この18人には、2日に離党届を提出し3日に撤回した水野智彦衆院議員も含まれる。
http://www.asahi.com/politics/update/0703/TKY201207030389.html

※参考資料:坂井昌彦訳著『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』~言志四録+重職心得箇条~

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 19:05Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

〈持続可能性〉ハーマン・デーリーの3原則

2012年07月03日

〈持続可能性〉ハーマン・デーリーの3原則

7月1日から、再生可能エネルギーで作られた電力の買取り制度が始まった。ソフトバンクなど、多くの新規参入が相次ぎ、再生可能エネルギービジネスが、活況していくと思う。

2006年に、「サスティナビリティの科学的基礎に関する調査」が実施された。世界の科学者、有識者170人以上から意見を聞き、まとめられたものです。A4版で、300ページ近い大作で、全ての資料がネット上に公開されている。

本書が手元にあるが、国内外のそうそうたる科学者が一同会した、調査資料で、前熊本県知事の潮谷義子氏にも渡し、熊本県の環境、企業戦略に使って頂きました。

その冒頭に、サスティナビリティの意味と、ナチュラル・ステップの4つの条件、ハーマン・デーリーの3原則の解説がある。

ナチュラル・ステップの4つの条件
1.地下資源の掘り出しの制限
2.人工の廃棄物の限りない削減
3.自然の開発利用の禁止
4.人間界の制限なき成長の禁止

これは、開発利用の制限な関することだが、サスティナビリティの社会的側面からも指摘している。

ハーマン・デーリーの3原則
1.土壌、水、森林、魚など「再生可能な資源」の持続可能な利用速度は、再生速度を超えるものであってはならない。
2.化石燃料、良質鉱石、化石水など再生可能な資源」の持続可能な利用速度は、再生可能な資源を持続可能なペースで利用することで代用できらる程度を超えてはならない。
3.「汚染物質」の持続可能な排出速度は、環境がそうした物質を循環し、吸収し、無害化できる速度を超えるものであってはならない。

何度も、同様のことを聞かれたことも多いと思います。3.の自然界が、汚染物質を浄化する能力は、1980年代後半に限界を超えたあります。以来、世界経済は成長を続けていて、汚染物質も増え続けています。

その最大の警鐘が、福島第一原発事故と思います。原発廃棄物は、自然界に害が無くなるまでには、気の遠くなるような年月がかかります。

世界の指導者たちに、ハーマン・デーリーの3原則を、インプットして、未来世代に責任を果たせる社会構造に変えて行かなければならない。

そして、最近特に健在化してきた、地球規模での貧富の格差も、改善に相当の努力が必要と思います。

このfacebook等を使い、ハーマン・デーリーの3原則の理念を広めて頂ければありがたいです。

RSBS調査報告書
http://www.sos2006.jp/houkoku/index.html

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:14Comments(0)環境

ルネサスの工場閉鎖と人員削減、三光汽船の更生法申請

2012年07月03日

ルネサスの工場閉鎖と人員削減、三光汽船の更生法申請

日本の経済の形が変わった。バブル経済から20年が過ぎた。上がらない経済と言われながらも、国のテコ入れはあるが、情報通信産業の変化が、日本経済を支えている。

今年は、節電の夏。日本製紙八代工事が、自社発電の余剰電力を、関西電力と四国電力に、融通するとあった。あらたな、電力ビジネスに広がっていると感じる。

今朝の新聞に、日本の産業を牽引して来た産業の変化を感じる出来事を伝えている。

半導体製造のルネサスの再生計画と、三光汽船の再生法の申請。

ールネサスー
世界の半導体工事だった日本、製造業の中身が変りつつある

>グループで国内に19ある工場は閉鎖や売却を進め半数程度に再編する。事業面では不振のシステムLSI(高密度集積回路)を縮小し、世界首位のマイコンに注力する。
>人員面では約5千人の早期退職者を募集。自然減なども合わせ、最終的に最大でグループ従業員の約3割に当たる1万4千人規模の削減を進める計画だ。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120702/biz12070220010023-n1.htm

ー三光汽船ー
名門海運会社が2度目の倒産、海運の日本が薄れて行く

>私的整理の手法である「事業再生ADR」を活用し再建を目指していた中堅海運会社の三光汽船(東京)は2日午前、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、受理された、と発表した。帝国データバンクによると、負債総額は1558億円。2月に経営破綻した半導体大手エルピーダメモリに次いで今年2番目の規模となる。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 05:58Comments(0)新技術、新潮流

〈五観の偈〉食事をいただけることに感謝し、一口ごとに箸を置く

2012年07月02日

〈五観の偈〉食事をいただけることに感謝し、一口ごとに箸を置く。

今朝は、少々ゆっくりの朝です。たまには、ドタバタして行かずに、早起きして本を読むことも必要と思います。禅の食事の心得に「五観の偈(ごかんのげ)」なるものがあるそうだ。

・五観の偈
一つ、多くの人を思い感謝していただく。
二つ、自分の行ないを反省し静かにいただく。
三つ、好き嫌いをせず欲張らず味わっていただく。
四つ、健康な体と心を保つために良薬としていただく。
五つ、円満な人格形成のため合掌していただく。

常にこの五つのことを思い、食事をいただけることに感謝し、一口ごとに箸を置く。これは、一口ごとに感謝の気持ちをもって味わうためとあった。

駅などには、立ち食いそば、立ち食い食堂、なるものを見かけるが、昼の多忙な時間はしかたがないが、朝夕の食事は、ゆっくり味わって、日々出会う方々に感謝しつつ、食事を楽しみたいものです。

禅道場の食事は、朝は粥と香の物、昼はご飯と一汁、夜は一汁一菜だそうだ。

飽食の時代と言われる現代、時には、食を静かに取り、心沈めて反省する時間も必要かもしれません。

雨が急に酷くなってきました。今から準備して、保育園の現場に向います。本日は、ピアノの搬入日ですが、雨が止むことを願っています。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:29Comments(0)日本の歴史、世界の歴史

リーダー=仁人?【先人の訓示】「君子の道は身を修むるに在り」

2012年07月01日

リーダー=仁人?、【先人の訓示】「君子の道は身を修むるに在り」。

昨日、熊本市ルネッサンス県民運動本部が主催した、新肥後学で熊本に横井小楠が登場し、小楠が目指した「仁政」の実践が最後紹介された。

仁政の「仁」の文字は、よく見る言葉ですが、私自身がよく言葉の意味を理解出来ていません。よく開く、昭和の東洋哲学者の安岡正篤先生の本には、色々な言葉を使い解り安く解説してあります。

まず、「仁」とは何か?

PHP文庫の安岡先生の著書『活眼 活学』に、初めは難しく、最後は少し解ったかなと思える解説を見つけました。安岡正篤先生の言葉を参考に、整理をすると、

無道人之短
無説己之長
施人慎勿念
世誉不足慕
唯仁為紀綱

上記の漢詩を、現代の言葉にすると、

人の短を道(い)うなかれ
己の長を説くなかれ
人に施しては慎んで念(おも)うなかれ
世誉は慕うに足らず
唯仁を紀綱と為す

意味は、「紀」という字は糸の乱れをおさめる、筋道を通すという意味。それの太いものが「綱」である。人間の求むべきものは世間の名誉・権勢というものではなく、そんなものは本当に望ましいものではない。唯仁を紀綱とする。その本筋・大綱は仁というものである。

さて難しのが「仁」という言葉の意味。仁という言葉は聞いたことはあるが、意味は知らない?

解説本には、なぜか難しい言葉をよく使う。安岡正篤先生の『活眼 活学』から、解説を2つ。

(以下、転載)

仁というのは、天地自然が万物を生み育ててゆく創造・造花の徳をいう。だから人間の生命、健康を増進するのが仁である。(略)

仁人とは、人を生かしてくれる人ということで、いくら広く寄附しても不尽仁者は不仁者。いわんや自分の名誉だとか、商売だとか、成功とかいうことのために、人に物を贈ったり、金を贈ったりなんていうのは仁人でも何でもない。本当に心からその人の徳を持って人間の生を進めてゆく、高めてゆくというのが仁術である。「唯仁を紀綱とす」――いかにして生を救い、生を高めるが、人間というものを幸福にするか、というのが根本原則である。(中略)

上記から、「仁」は関わる人々を、>生を救い、生を高めるが、人間というものを幸福にする、とある。

関わる人々とは、小さくは家族、親族から、仲間や職場、地域。さらには、町、市、県、さらに国だろうか。

人の生業の根本は、「仁」に尽きると安岡正篤先生も、横井小楠先哲も説いている。横井小楠は、国政に「仁政」を実践しようとしたが、凶刃に倒れた。

小楠の教示に、次の教えがある。

「心に逆らうことあるも人を咎むることなかれ、人を咎むれば徳を損ず。為さんと欲することあるも心を正(あて)にすることなかれ、心を正にすれば事を破る。君子の道は身を修むるに在り」

現代のリーダーに、先人たちの言う「仁人」がいるかは、皆さんの判断にお任せます。

今日は雨で、大学のロボットコンテストを、見ながら書きました。長い文を最後まで、お読み頂きありがとうございました。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:46Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他

地方のプロサッカーチームと、地域企業の連携、人材育成これから

2012年07月01日

地方のプロサッカーチームと、地域企業の連携、人材育成もこれからが本番

昨日は、1次会の学習会の後、夜遅くに熊本のJ2チーム「ロアッソ熊本」の営業の方と、夕食を共にしして、熊本の企業状況について、情報交換を遅くまでやった。

話す中で、色々なご縁があるものだなと思いました。ロアッソ熊本の営業の方が、た私の地域のキッズサッカーのクラブチームでコーチをしていたこと。

夕食会参加した大学生が、母校のサッカー部のOB、初めての夕食会は、大いに盛り上がった。

地方のプロサッカーチームの運営の難しさを聞く中で、まだまだサッカーと言うスポーツは、歴史が浅いなと感じました。

私のサッカー歴は、実質高校からで、チームメイトが優秀だったので、インターハイに出場した。その時、応援に来てくれたのは、OB の講演会会長だけで、保護者は誰も来なかった。

当時は、野球がメインで、甲子園の応援には、貸切列車が出るような時代でした。野球は、100年近い全国大会の歴史、片や20年のプロサッカーでは、大きな差は、なかなか埋まらない。

最近の海外組の活躍、なでしこジャパンのワールドカップ優秀、少しづつ浸透はしていますが、日本では野球にに比較すれば、まだまだこれから伸びるのプロスポーツかなと思います。

雷の試合中断の後、試合時間を短縮して、全予定の試合を消化する公表があり、試合が再会しました。

未来のJ リーガーを夢見て、わが子を応援する保護者の声が、梅雨の雨の中で、響いています。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:46Comments(0)スポーツ

地方のプロサッカーチームと、地域企業の連携、人材育成これから

2012年07月01日

地方のプロサッカーチームと、地域企業の連携、人材育成もこれからが本番

昨日は、1次会の学習会の後、夜遅くに熊本のJ2チーム「ロアッソ熊本」の営業の方と、夕食を共にしして、熊本の企業状況について、情報交換を遅くまでやった。

話す中で、色々なご縁があるものだなと思いました。ロアッソ熊本の営業の方が、た私の地域のキッズサッカーのクラブチームでコーチをしていたこと。

夕食会参加した大学生が、母校のサッカー部のOB、初めての夕食会は、大いに盛り上がった。

地方のプロサッカーチームの運営の難しさを聞く中で、まだまだサッカーと言うスポーツは、歴史が浅いなと感じました。

私のサッカー歴は、実質高校からで、チームメイトが優秀だったので、インターハイに出場した。その時、応援に来てくれたのは、OB の講演会会長だけで、保護者は誰も来なかった。

当時は、野球がメインで、甲子園の応援には、貸切列車が出るような時代でした。野球は、100年近い全国大会の歴史、片や20年のプロサッカーでは、大きな差は、なかなか埋まらない。

最近の海外組の活躍、なでしこジャパンのワールドカップ優秀、少しづつ浸透はしていますが、日本では野球にに比較すれば、まだまだこれから伸びるのプロスポーツかなと思います。

雷の試合中断の後、試合時間を短縮して、全予定の試合を消化する公表があり、試合が再会しました。

未来のJ リーガーを夢見て、わが子を応援する保護者の声が、梅雨の雨の中で、響いています。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:45Comments(0)スポーツ

民主党は政策の基軸をリニューアルして、次期選挙に向かう

2012年07月01日

民主党は政策の基軸をリニューアルして、次期選挙に向かうことが必要。

~北大教授・山口二郎氏の熊日論壇からの考察~

おはようございます。今朝も、雨の一日になりそうです。午前から、キッズサッカーの大会で、コーチの役目で行きます。カッパが、必要かな。

さて先週末に熊本市で、北海道大学大学院の山口二郎教授の講演会があった。講演後の懇親会で、7月1日の熊日新聞朝刊の「熊日論壇」のコラムのことが、話題になった。

担当記者から、「国会の変化をギリギリまで待って、原稿を送ってもらいます」と語ったように、今朝の中身は、先日の講演内容に加えて、民主党と自由党の合併時からの話まで出ていて、小沢氏自身の変遷(変化)も語っていた。

民主党が出来た当初、小沢氏自身が一番の社会民主主義の理解者とあった。別のコラムには、小沢氏が自民党を飛び出したころは、消費税率10%を掲げていた。

ところが、今の小沢氏は消費税反対が、反野田首相のキーワードに変わっている。小沢氏は、衆議院と参議院のねじれ状況のことは語らず、マニフェストの実行が必要と訴えるが、いざ法案を通過させるためには、与野党協議がどうしても必要となることは百も承知のはず、国民はテレビの報道に惑わされている気がする。

山口教授は、民主党は早く代表選挙を行い、新しい政策を打ち立てて、次期選挙戦う必要があると説く。そうしなければ、民主党対自民党の形ばかりの二大政党制の維持はてきず、多党制から政党再編(ガラガラポン)が必要と国民も思う。

どちらにしろ、民主党は、国会会期内に方向性を示さないと、この混沌とした政争状況が続くようにも思えてならない。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:24Comments(0)政治問題(国)