〈毎日社説〉災害対策、女性の起用で質上げよ

2012年07月04日

〈毎日社説〉災害対策、女性の起用で質上げよ

昨年の東日本大震災の直後に、東北を回り、地域力の差が、避難の時、震災後の生活に大きな違いを見せた。

石巻専修大学にあったボランティアセンターで、事務担当語った時、3月16日の夜に避難所に入った時、薄い毛布1枚に包り、大人3人がおにぎり1個を分け合って食べていたそうだ。

方や、同じ石巻市の半島地域に在った1部落50世帯が、津波により道路が壊されて孤立した。3月11日の夜、部落の男女の世話役が集まり、部落に在る食料、医薬品、病人の状況を調べた。すると、1月は十分に生活できる蓄えがあるこなとが分かり、3月12日の朝から、温かい食事を部落全員が食べることができた。

日ごろの備えは、もちろんだが、防災に女性の視点がしっかりと加えられ、今回の対応が出来たそうです。

-毎日新聞web ニュースよりー
・災害対策、女性の起用で質上げよ
>自然災害は男女の関係なく人々を襲う。しかし、防災・減災や被災者支援、復旧・復興に関する計画は、ほとんど男性の手で作られているのが現状だ。東日本大震災の経験も生かし、男女がともに積極参加する体制を急ぎ築く必要がある。
>ところが、政府がまとめた「男女共同参画白書(12年版)」によると、4月1日時点で都道府県の防災会議に占める女性委員の比率は4・5%に過ぎない。政令指定都市でも8・5%だ。前年より改善したとはいえ、東京都、愛知県、福岡県など6都県がいまだに女性委員ゼロである。(中略)

全国を見ると、防災の対策に、女性の意見が足りない。子どもの対応にも女性の意見は欠かせない。
出来れば、男女同数の防災会議が、これから必要と思っています。備え有れば憂いなし、即、実行に移して欲しいと願います。

ー上気の関連記事ー
http://mainichi.jp/opinion/news/20120704k0000m070108000c.html



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Posted by ノグチ(noguchi) at 12:14│Comments(0)男女共同参画社会
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