水俣病に期限切れ〉原田正純先生の思い。不知火海全域に患者居る
2012年07月03日
〈水俣病に期限切れ?〉原田正純先生の思い。不知火海全域に患者は居る。
先月、熊本の至宝と私は思っている、医師の原田正純先生が、他界された。とても悲しい、偉人の死と思います。
水俣病の学術的な最初の発表した、故武内忠男氏(熊本大学の第2病理教授)が、ご存命の時に、「不知火海は、天草にも、鹿児島にも面している、沿岸域にも患者は居るはず」と講演で強調された。
以来20年、やっと不知火海沿岸域の患者の掘り起しが進められようとする中、国は患者診断はおろか、申請そのものを打ち切りにしようとしている。
先月、NHK の特番で水俣病の発生の歴史を振り返る番組を見た。チッソの企業の驕りそのものが、有機水銀の海洋汚染と、不知火海沿岸の水俣病発生という、人類始まって以来、最悪の公害を起こした。チッソの責任は、未来永劫消えることはない!
水俣病の発生の原因究明の遅れには、熊本県も加担した。最大の責任は、もちろんチッソだが、当時の環境庁の怠慢、環境汚染の予防意識の欠如が、大きな被害を引き起こしたと思う。
今回の座り込み、公害に理解ある国民が支持する声を上げることが大事と思います。これは、世界最大の公害と思っている、福島第一原発事故の放射能汚染の被害者救済にもつながる、企業の社会的責任を重くすることにつながります。
民主党のお家騒動よりも、はるかに大事な政治的な、住民行動と思って、座り込みを支持頂けるようにお願いいたします。
〈毎日新聞web ニュースより〉
>国の基準で水俣病と認められない被害者を救済する「水俣病被害者救済特別措置法(特措法)」の申請期限まで1カ月を切った。患者団体などは3日、期限の撤回を求め、国会前で座り込みなどの抗議行動を開始。(中略)
ー毎日新聞web ー
http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040067000c.html
先月、熊本の至宝と私は思っている、医師の原田正純先生が、他界された。とても悲しい、偉人の死と思います。
水俣病の学術的な最初の発表した、故武内忠男氏(熊本大学の第2病理教授)が、ご存命の時に、「不知火海は、天草にも、鹿児島にも面している、沿岸域にも患者は居るはず」と講演で強調された。
以来20年、やっと不知火海沿岸域の患者の掘り起しが進められようとする中、国は患者診断はおろか、申請そのものを打ち切りにしようとしている。
先月、NHK の特番で水俣病の発生の歴史を振り返る番組を見た。チッソの企業の驕りそのものが、有機水銀の海洋汚染と、不知火海沿岸の水俣病発生という、人類始まって以来、最悪の公害を起こした。チッソの責任は、未来永劫消えることはない!
水俣病の発生の原因究明の遅れには、熊本県も加担した。最大の責任は、もちろんチッソだが、当時の環境庁の怠慢、環境汚染の予防意識の欠如が、大きな被害を引き起こしたと思う。
今回の座り込み、公害に理解ある国民が支持する声を上げることが大事と思います。これは、世界最大の公害と思っている、福島第一原発事故の放射能汚染の被害者救済にもつながる、企業の社会的責任を重くすることにつながります。
民主党のお家騒動よりも、はるかに大事な政治的な、住民行動と思って、座り込みを支持頂けるようにお願いいたします。
〈毎日新聞web ニュースより〉
>国の基準で水俣病と認められない被害者を救済する「水俣病被害者救済特別措置法(特措法)」の申請期限まで1カ月を切った。患者団体などは3日、期限の撤回を求め、国会前で座り込みなどの抗議行動を開始。(中略)
ー毎日新聞web ー
http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040067000c.html
リーダーの言動大事~心の「五悪」を克服する(王陽明)~
2012年07月03日
リーダーの言動大事~心の「五悪」を克服する(王陽明)~
私は、あまりじっくりテレビを見る時間はないですが、ニュースを見る時には、変な趣味かは分からないですが、顔の表情に関心があります。
特に、野田首相はもちろんですが、消費税論争に関わった、民主党だけでなく、自民党、公明党、他の野党のリーダーたちにも注目しています。
直に会話するなら、人の意識は目に現れると言いますが、流石にテレビですから、そこまでは分析できないので、表情と言葉、立居振る舞いに、注目します。
江戸後期の儒家で、幕府の学校校長だった佐藤一斎の訓示録『言志四録』の一節に、陽明学の祖の王陽明の訓示があった。
(以下、坂井昌彦訳『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』より転載)
「心がざわついて落ち着かないと、行動を誤ってしまう。
心がたるんでいると、物の見方が浮ついてくる。
心に不満があると、気力が萎え、いじけてくる。
心が虚ろになれば、顔形までだらしなくなり、
心が驕ると顔色が傲慢になってくる」
と諭している。自分はこれを読んで思わず恐れ慎み、身が引き締まった。(中略)
今週から、国政は新たな段階に突入する。国会「夏の陣」、それぞれのリーダーの言動に注目しながら、消費税論争を私の周りから、色々な意見を集めたいと思います。
ー朝日新聞web ニュースよりー
>小沢氏ら37人除名処分へ 鳩山氏は党員資格停止6カ月
>法案に反対したが離党届を出していない衆院議員19人のうち、鳩山由紀夫元首相は党員資格停止6カ月、ほか18人は党員資格停止2カ月とした。この18人には、2日に離党届を提出し3日に撤回した水野智彦衆院議員も含まれる。
http://www.asahi.com/politics/update/0703/TKY201207030389.html
※参考資料:坂井昌彦訳著『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』~言志四録+重職心得箇条~
私は、あまりじっくりテレビを見る時間はないですが、ニュースを見る時には、変な趣味かは分からないですが、顔の表情に関心があります。
特に、野田首相はもちろんですが、消費税論争に関わった、民主党だけでなく、自民党、公明党、他の野党のリーダーたちにも注目しています。
直に会話するなら、人の意識は目に現れると言いますが、流石にテレビですから、そこまでは分析できないので、表情と言葉、立居振る舞いに、注目します。
江戸後期の儒家で、幕府の学校校長だった佐藤一斎の訓示録『言志四録』の一節に、陽明学の祖の王陽明の訓示があった。
(以下、坂井昌彦訳『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』より転載)
「心がざわついて落ち着かないと、行動を誤ってしまう。
心がたるんでいると、物の見方が浮ついてくる。
心に不満があると、気力が萎え、いじけてくる。
心が虚ろになれば、顔形までだらしなくなり、
心が驕ると顔色が傲慢になってくる」
と諭している。自分はこれを読んで思わず恐れ慎み、身が引き締まった。(中略)
今週から、国政は新たな段階に突入する。国会「夏の陣」、それぞれのリーダーの言動に注目しながら、消費税論争を私の周りから、色々な意見を集めたいと思います。
ー朝日新聞web ニュースよりー
>小沢氏ら37人除名処分へ 鳩山氏は党員資格停止6カ月
>法案に反対したが離党届を出していない衆院議員19人のうち、鳩山由紀夫元首相は党員資格停止6カ月、ほか18人は党員資格停止2カ月とした。この18人には、2日に離党届を提出し3日に撤回した水野智彦衆院議員も含まれる。
http://www.asahi.com/politics/update/0703/TKY201207030389.html
※参考資料:坂井昌彦訳著『佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強』~言志四録+重職心得箇条~
〈持続可能性〉ハーマン・デーリーの3原則
2012年07月03日
〈持続可能性〉ハーマン・デーリーの3原則
7月1日から、再生可能エネルギーで作られた電力の買取り制度が始まった。ソフトバンクなど、多くの新規参入が相次ぎ、再生可能エネルギービジネスが、活況していくと思う。
2006年に、「サスティナビリティの科学的基礎に関する調査」が実施された。世界の科学者、有識者170人以上から意見を聞き、まとめられたものです。A4版で、300ページ近い大作で、全ての資料がネット上に公開されている。
本書が手元にあるが、国内外のそうそうたる科学者が一同会した、調査資料で、前熊本県知事の潮谷義子氏にも渡し、熊本県の環境、企業戦略に使って頂きました。
その冒頭に、サスティナビリティの意味と、ナチュラル・ステップの4つの条件、ハーマン・デーリーの3原則の解説がある。
ナチュラル・ステップの4つの条件
1.地下資源の掘り出しの制限
2.人工の廃棄物の限りない削減
3.自然の開発利用の禁止
4.人間界の制限なき成長の禁止
これは、開発利用の制限な関することだが、サスティナビリティの社会的側面からも指摘している。
ハーマン・デーリーの3原則
1.土壌、水、森林、魚など「再生可能な資源」の持続可能な利用速度は、再生速度を超えるものであってはならない。
2.化石燃料、良質鉱石、化石水など再生可能な資源」の持続可能な利用速度は、再生可能な資源を持続可能なペースで利用することで代用できらる程度を超えてはならない。
3.「汚染物質」の持続可能な排出速度は、環境がそうした物質を循環し、吸収し、無害化できる速度を超えるものであってはならない。
何度も、同様のことを聞かれたことも多いと思います。3.の自然界が、汚染物質を浄化する能力は、1980年代後半に限界を超えたあります。以来、世界経済は成長を続けていて、汚染物質も増え続けています。
その最大の警鐘が、福島第一原発事故と思います。原発廃棄物は、自然界に害が無くなるまでには、気の遠くなるような年月がかかります。
世界の指導者たちに、ハーマン・デーリーの3原則を、インプットして、未来世代に責任を果たせる社会構造に変えて行かなければならない。
そして、最近特に健在化してきた、地球規模での貧富の格差も、改善に相当の努力が必要と思います。
このfacebook等を使い、ハーマン・デーリーの3原則の理念を広めて頂ければありがたいです。
RSBS調査報告書
http://www.sos2006.jp/houkoku/index.html
7月1日から、再生可能エネルギーで作られた電力の買取り制度が始まった。ソフトバンクなど、多くの新規参入が相次ぎ、再生可能エネルギービジネスが、活況していくと思う。
2006年に、「サスティナビリティの科学的基礎に関する調査」が実施された。世界の科学者、有識者170人以上から意見を聞き、まとめられたものです。A4版で、300ページ近い大作で、全ての資料がネット上に公開されている。
本書が手元にあるが、国内外のそうそうたる科学者が一同会した、調査資料で、前熊本県知事の潮谷義子氏にも渡し、熊本県の環境、企業戦略に使って頂きました。
その冒頭に、サスティナビリティの意味と、ナチュラル・ステップの4つの条件、ハーマン・デーリーの3原則の解説がある。
ナチュラル・ステップの4つの条件
1.地下資源の掘り出しの制限
2.人工の廃棄物の限りない削減
3.自然の開発利用の禁止
4.人間界の制限なき成長の禁止
これは、開発利用の制限な関することだが、サスティナビリティの社会的側面からも指摘している。
ハーマン・デーリーの3原則
1.土壌、水、森林、魚など「再生可能な資源」の持続可能な利用速度は、再生速度を超えるものであってはならない。
2.化石燃料、良質鉱石、化石水など再生可能な資源」の持続可能な利用速度は、再生可能な資源を持続可能なペースで利用することで代用できらる程度を超えてはならない。
3.「汚染物質」の持続可能な排出速度は、環境がそうした物質を循環し、吸収し、無害化できる速度を超えるものであってはならない。
何度も、同様のことを聞かれたことも多いと思います。3.の自然界が、汚染物質を浄化する能力は、1980年代後半に限界を超えたあります。以来、世界経済は成長を続けていて、汚染物質も増え続けています。
その最大の警鐘が、福島第一原発事故と思います。原発廃棄物は、自然界に害が無くなるまでには、気の遠くなるような年月がかかります。
世界の指導者たちに、ハーマン・デーリーの3原則を、インプットして、未来世代に責任を果たせる社会構造に変えて行かなければならない。
そして、最近特に健在化してきた、地球規模での貧富の格差も、改善に相当の努力が必要と思います。
このfacebook等を使い、ハーマン・デーリーの3原則の理念を広めて頂ければありがたいです。
RSBS調査報告書
http://www.sos2006.jp/houkoku/index.html
ルネサスの工場閉鎖と人員削減、三光汽船の更生法申請
2012年07月03日
ルネサスの工場閉鎖と人員削減、三光汽船の更生法申請
日本の経済の形が変わった。バブル経済から20年が過ぎた。上がらない経済と言われながらも、国のテコ入れはあるが、情報通信産業の変化が、日本経済を支えている。
今年は、節電の夏。日本製紙八代工事が、自社発電の余剰電力を、関西電力と四国電力に、融通するとあった。あらたな、電力ビジネスに広がっていると感じる。
今朝の新聞に、日本の産業を牽引して来た産業の変化を感じる出来事を伝えている。
半導体製造のルネサスの再生計画と、三光汽船の再生法の申請。
ールネサスー
世界の半導体工事だった日本、製造業の中身が変りつつある
>グループで国内に19ある工場は閉鎖や売却を進め半数程度に再編する。事業面では不振のシステムLSI(高密度集積回路)を縮小し、世界首位のマイコンに注力する。
>人員面では約5千人の早期退職者を募集。自然減なども合わせ、最終的に最大でグループ従業員の約3割に当たる1万4千人規模の削減を進める計画だ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120702/biz12070220010023-n1.htm
ー三光汽船ー
名門海運会社が2度目の倒産、海運の日本が薄れて行く
>私的整理の手法である「事業再生ADR」を活用し再建を目指していた中堅海運会社の三光汽船(東京)は2日午前、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、受理された、と発表した。帝国データバンクによると、負債総額は1558億円。2月に経営破綻した半導体大手エルピーダメモリに次いで今年2番目の規模となる。
日本の経済の形が変わった。バブル経済から20年が過ぎた。上がらない経済と言われながらも、国のテコ入れはあるが、情報通信産業の変化が、日本経済を支えている。
今年は、節電の夏。日本製紙八代工事が、自社発電の余剰電力を、関西電力と四国電力に、融通するとあった。あらたな、電力ビジネスに広がっていると感じる。
今朝の新聞に、日本の産業を牽引して来た産業の変化を感じる出来事を伝えている。
半導体製造のルネサスの再生計画と、三光汽船の再生法の申請。
ールネサスー
世界の半導体工事だった日本、製造業の中身が変りつつある
>グループで国内に19ある工場は閉鎖や売却を進め半数程度に再編する。事業面では不振のシステムLSI(高密度集積回路)を縮小し、世界首位のマイコンに注力する。
>人員面では約5千人の早期退職者を募集。自然減なども合わせ、最終的に最大でグループ従業員の約3割に当たる1万4千人規模の削減を進める計画だ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120702/biz12070220010023-n1.htm
ー三光汽船ー
名門海運会社が2度目の倒産、海運の日本が薄れて行く
>私的整理の手法である「事業再生ADR」を活用し再建を目指していた中堅海運会社の三光汽船(東京)は2日午前、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、受理された、と発表した。帝国データバンクによると、負債総額は1558億円。2月に経営破綻した半導体大手エルピーダメモリに次いで今年2番目の規模となる。