<口は禍>国民(消費者)への思いやり不足、品格の不足か?

2008年09月20日

<口は禍>国民(消費者)への思いやり不足、品格の不足か?


■太田農相、汚染米転売で辞任
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=612234&media_id=2


<汚染米の不正転売問題>
「人体への影響はないと自信を持って言える。だから、あまりじたばた騒いでいない」

<中国製冷凍ギョーザによる中毒事件>
「消費者がやかましいから徹底する」


国民(消費者)の感覚との乖離が、問題と思います。

農水省の売り急ぎと、需要のリサーチ不足も悪知恵を思いつく要因になったのではと考えます。

「汚染米おにぎり、10万個の流通」(熊本日日新聞掲載)に、驚きます。
量が半端でないので、数も地域もすごいですね。

人体に影響ないから、「じたばた騒いでいない」・・・太田市にとって国民の命をどう考えているかが感じられる発言でした。

ひょっとすると、国は水俣病も、初め、そんなことで考えていたのだろうか? と疑いたくなります。

建築分野のシックハウス症候群対策「24時間換気システム」導入は早かったです。お蔭で、大量に換気扇が売れまくりました。(電気産業売り上げに貢献)

・農林水産省
汚染米は、売れ残ると困るから、業者を呼び売りまくりました。
その始末が、「人体への影響はないと自信を持って言える」の発言です。

犯罪の陰に、企業が見え隠れするのですが、消費者(生活者)の視点が、欠ける政策が続いているように思います。食料を輸入し、農薬混入問題に揺れるよりも、国内での自給率を上げる方が急務と考えます。

・肥料原料の急激な高騰
原油が上がっていますが、もっと深刻なのは、ほぼ100%近い輸入に頼る、「尿素、リン(鉱石)、塩化カリなど」の肥料原料の急激な高騰です。カリ鉱山は、深いところは2,000m以上も掘ることもあると、雑誌「農業経営」で読みました。
 この現実は、石油の高等もありますが、土作りの基に必要な、尿素、リン(鉱石)、塩化カリなどの、肥料原料の確保と、家庭の残飯・野菜屑等々の中に含まれる、尿素、リン(鉱石)、塩化カリなどの確保を、リサイクルから取り出すことも検討することが急務になりつつあると警鐘をならしています。

・大臣になりたがる代議士
 選挙に勝つためにだけに、役付きをする代議士ばかりでは、国民からの要望を吸い上げる聞く耳が減るばかりと感じます。
 国民の意見を、真剣に耳を傾ける大臣であって欲しいと思います。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 00:33Comments(0)政治問題(国)