日本社会の未来、自然エネルギーによる社会構造を目指す

2012年12月07日

日本社会の未来、自然エネルギーによる社会構造を目指す

私は、1991年に九州東海大学の経済学者の高宗昭敏教授に出会いました。高宗教授は、マクロ経済学者で、東海大の創始者の松前重義氏の下で仕事された方です。

松前重義氏は、科学者でもありますし、政治家、柔道家、国際交流をやるという活動家でもありました。

私は、高宗教授の私塾「くまもと地球市民塾」に入り、高宗教授の理論を学んで来ました。高宗教授は、反原発をテーマに、後半生を歩かれている研究者であり、政治家でもあります。

川辺川ダム反対運動にも、ご一緒し熊本や全国の環境活動家とも出会うことができました。反原発をテーマに、1997年に九州で最初の自然エネルギー研究集会を、九州東海大学で開催し、九州各地から400名を越える方々が参加されました。

私も、スタッフの一員に加えて頂き、準備段階から参画し、21世紀の科学技術について、研究者から直接学びました。以来、自然エネルギーを中心とする再生可能エネルギー体制へ向けた取り組みに、積極的的に参加して来ました。

その経験から、各政党の代表たちに、「脱原発」後の日本の未来の姿を示してほいしいと思っています。

昨年の東日本大震災は、日本だけでなく、世界の人々のエネルギー政策を変えたと考えています。現代日本人の我々が、50年後、100年後の人たちから、「21世紀前半の日本人は、素晴らしい社会改革を実行した」と言われたいものです。

今回の総選挙は、その大きな一つの分岐点にあると思っています。エネルギー政策について、火の出るような、激しい議論が国民の中で、なされなければならないと思います。


  

Posted by ノグチ(noguchi) at 13:56Comments(0)社会問題

平常時から、常に危機を想定し、物心の準備を怠らない

2012年12月07日

平常時から、常に危機を想定し、物心の準備を怠らない

おはようございます。今朝は、寒いですね。北日本の吹雪は、その厳しい気候の現れと思います。今年は、北半球の偏西風が変形して流れて、ヨーロッパや日本に寒気が下るようになっていると、ニュースが報じていました。

さて、中央自動車道路のトンネル事故は、日本に大きな衝撃を与えました。しかし、全国の高速道路管理会社のトンネル保全のやり方が違ったことが、落下の原因につながったことが、今朝のニュースで報じられた。

保全マニュアルの読み違えによるようで、危機管理の甘さが、原因ではないかと思っています。

下野した西郷隆盛は、若い世代に政治を語った折り、「政治は、危機管理」と語り、その心づもりを、「無事は有事のごとく、有事は無事のごとく」、無事とは、現代で言う平常時(平時)。有事とは、危機に直面した時。

危機に直面した時、平常心で対処できるように、平時から様々な危機を想定して、物心ともに準備を怠らないこと。

私は、人に初めて会うときは、余り準備をせず、頭は真っ白な状態で対面します。その方が、相手の意見を受け入れることができます。

自民党の安倍総裁が、野田首相のいきなりの解散宣言に、言葉を詰まらせた。西郷隆盛の言う、危機管理は、この様な人と人の対峙のことも想定している。

西郷隆盛が、帝の防衛で、御所の警護している時、長州の久坂玄瑞を大将とする軍隊が、京都で騒乱が起こした。久坂玄瑞は、大砲や小銃が飛び交う陣屋の中で、若い隊士たちへ指示しながら、静かに本を読んでいたと言う。

久坂玄瑞は、坂本龍馬に多大な影響を与えたと言われる有能な吉田松陰の高弟であります。リーダーは、順風満帆の時より、危機になった時こそ真価が問われる。

平時から、将来起こりうる想定外の事件も含め、物心ともに準備を日々怠らないことが、重要のようです。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:16Comments(0)私の意見