(2時間1万2千円)福島県矢祭町町議に初の「日当」支給

2008年04月09日

(2時間1万2千円)福島県矢祭町町議に初の「日当」支給

 一昨年、国の主催するシンポジムで、エレベーターのボタンを押す係りの業務委託費が、数万円だった内部資料が、話題になりましたが、今日は住民自ら自治体存続の改革を続ける福島県矢祭町の話題を書きます。

 地元紙に、全国でも先端を走る町「福島県矢祭町」の話題が載っていた。小さくても輝く町にと、合併をしない宣言をして、行財政改革を推進する矢祭町の大改革の一つ、全国ニュースにもなった「議員日当制」を可決し、4月から実施が始まった。
 3月の町議選で当選した10人(新人3人)が、初登庁し2時間の会議を行った。今回の報酬は、日当3万円から、毎月の議員共済費を差し引いた、1万2千円。

(本文より、転載)
 議員の一人が、「普通の会社に比べれば、2時間余りで1万2千円は多い。それに見合う仕事をしないと」とコメントした。

 この金額も、他の自治体かと比較すると、約1/3に相当すると以前のニュースで書かれたことを思うと、たの地方議員がいかに多くの報酬を受けているか驚きを感じる。
 議会傍聴を何度かしたことがあるのですが、4年間、全く質問も政策提言もしない議員を多数見受けるのですが、これからは、市民がしっかりと議会活動、議員活動にも関心を持ち、働かない議員には投票しない姿勢が大事と思います。

 矢祭町のような自治体(市町村)が、どんどん増えて行く事が大事と思います。自治は、収支を含め、自主独立が基本と思います。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 09:05Comments(0)政治問題(地方)

新知事・蒲島氏が、自民党本部へ県連幹部と謝辞訪問

2008年04月09日

新知事・蒲島氏が、自民党本部へ県連幹部と謝辞訪問
~(熊本知事選)自民党・蒲島氏VS無党派4氏~

 4月8日、蒲島新知事が、東京の自民党本部を訪れ、古賀誠選挙対策委員長に謝辞を述べに出かけたと地元紙に載っていた。

 今回の選挙は、昨夏、参議選挙の自民大敗を受けて、各候補は「無党派層」狙いの動きが強かったように思います。その中で蒲島氏は、候補乱立を考え、似たような理念を表明しつつも、しっかりと自民党と組んでいたことが、今回の自民党本部へお礼参りを見て、したたかだなと思います。「熊本・夢の会」と言う運動組織であったのですが、実質は自民党熊本県連上げての動きだったように思います。
 県下各地への広報は、一番表明が遅いわりには、早かったように感じます。

 前任の潮谷県政も、2期ともに選挙の推薦は、自民のみという形でありましたが、潮谷知事自身は、表向き自民党とは少々間隔を置いているよう見せつつも、故松岡農相の選挙応援にはしっかりと出向くところを見ると、熊本はまだまだ自民党と疎遠にしての県民相手の選挙は難しいのだなとつくづく感じます。

 県民自身がもう少し地域社会に深く関心を持ち、改革の思いを広げることができる市民活動家になることが必要と思います。
 熊日のインタビューの蒲島氏の言葉は、次で締めくくられていました。

(本文より、転載)
「古賀氏の考えは、私の思いと同じだった。4月16日の知事就任まであまり時間がない中、党本部にあいさつできて良かった」と話した。(中略)

 今回の熊本知事選挙の真相に迫る蒲島氏の謝辞、党本部訪問が、マニュフェストに掲げた思いをどう実現して行くか、川辺川ダム問題も含め、実行評価に県民が関心を持ちづくつけることが重要と思いました。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:44Comments(0)熊本の出来事

(大事な命なのになぜ)特急に中2飛び込み、メモ残し

2008年04月08日

(大事な命なのになぜ)特急に中2飛び込み、メモ残し


■特急に中2飛び込み、メモ残し 大阪・南海本線(毎日新聞 - 04月08日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=454713&media_id=2

>メモはノートの1枚に「剣道部は楽しかった。強い人になれなかった。短い間でしたがありがとうございました」などと書かれていた。


真相は、わかりませんが、なぜ命まで消そうとするのか、周りに語る人は居なかったのか、とても悲しくてたまりません。

今は、ご冥福を祷るしかないのですが、誰か苦しい思いを聞いてくれる人がいれば良かったのにと、同世代の娘を持つ親としたらたまらなくなります。

「剣道部はたのしかった。」

それが、まず一番大事と思います。それで、十分だと思います。


勉強もそうですが、一番、一番、上へ、上へ、・・

スポーツは、勝て、勝て、優勝、県大会、全国大会、・・

それぞれの個性に合わせて、勉強もスポーツもすれば良いのにと思います。


私は、高校からサッカーをして、3年間レギュラーになれませんでした。
でも、サッカーが好きで、30年以上も過ぎた今もサッカーに関わっています。

私は、7~9才のサッカー教室を毎週日曜日午前中2時間しています。この教室は、雨が降ったら休み、ゴールデンウィークは休み、春休み、冬休みも休み、夏休みは、前半だけしますが、家族の用事が優先という教室です。

それでも、3年やれば、それぞれの個性に合わせて成長します。強くなくていいではないですが、好きなることが上達の一番大事なことと思います。

亡くなった少女は、剣道がとても好きだったのだなと、遺書に書くぐらいですが、だからこそきつい思いを誰か聞いて上げれば、亡くなるような行動にはならなかったのではと、思い巡らせてしまいます。

今は、ただただご冥福を祷るしかありません。(合掌)





  

Posted by ノグチ(noguchi) at 18:34Comments(0)社会問題

(道=命)中九州一周。宮崎県椎葉村に初めて行きました。

2008年04月07日

            椎葉ダムサイトの集落風景

(道=命)中九州一周。椎葉村に初めて行きました。

 今朝、6時半に自宅を出て、法事で帰っていた娘を送って、宮崎まで高速使って行ってきました。帰りは、西都市役所に用があったので、打ち合わせのあと、宮崎の椎葉、五ヶ瀬、更に熊本県の旧蘇陽町、旧清和村、旧矢部町経由で帰ってきました。

 帰りは、けっこう遠かったですが、念願の椎葉の風景をじっくり見てきました。平家の末裔が住むところ聞く地域ですが、約25年ぶりの椎葉ダム界隈は、トンネルや道路が新しくなり、だいぶ違ったように思います。

 写真は、宮崎県「西都-椎葉-五ヶ瀬」ルートの途中の木造の大きな橋と、椎葉ダムサイトで惹かれた風景をのスナップです。行き3時間、帰り5時間半の道のりでした。熊本-宮崎は、なかなか近くならない地域ですね。九州に高速がないころ、人吉から宮崎に行くルートしかなかった時、今でも有名はフラワーフェスティバルを見に行った時、朝7時に出て、帰ったのは夜10時近かったと思います。それに比べると近くなった気がします。

 今日は、平日で九州山地を横断するルートを、午後2時半から午後6時にかけて、走ったのですが、殆ど車の出合わない国道でした。でも、山間を走る道路は、その一つだけで、生活も経済も、安全も兼ねた、命の道という気がしました。

 ルート上で、ちょっと家々が集まるところには、小学校があり、子供たちが始業式から帰る姿を見ました。しっかり、生活が今でもあると実感しました。
 切り立った掛けをきったり、トンネルをほったりしながら、計り知れない苦労があって、このルートが維持されていると実感しました。

 ガソリン税の道路族の無駄遣いが原因で、国民から継続断念の意思表示があったのですが、今日の生活密着の命の道(国道)を見ると、必要な地域も在ると思いました。数ヶ月前に、国交省の大臣が、10年間高速道路を作り続けるの発言があり、これも道路建設推進政府の印象が、良くなかったと思います。大臣自体、今日私が走った九州脊梁地域を見たことがあるのだろうかと思います。

 大臣答弁を聞くに、現場の生活感が感じられない。机上の数値や計画をなぞって話しているように感じます。国の国務大臣は、就任してから2~3ヶ月は、公務で全国の一番苦労している地域を見て、人々語る必要なあると思います。

 政治は、現場感覚を基に、先見力を発揮した政策実行が必要と思います。福田首相も一度、宮崎の椎葉地区、熊本の泉・五木地区を現地を自分の足で歩き、地域の人たちと語ることが必要と思います。

 政治家の週末仕事は、企業との会合でなく、日本各地の限界集落や、過疎の現状を見て欲しいと思います。そんなことを思いながら、平家伝説のある椎葉村の風景画がとても印象に残った、中九州ぐるっと一周した一日でした。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 21:14Comments(0)マイライフ

世界の食糧危機と、日本の食料自給率

2008年04月04日

世界の食糧危機と、日本の食料自給率

 最近の中国の発展は、中国を食料輸出国から輸入国へなり、食品携帯も欧米型へ変化しつつあります。1996年の世界食料サミットで、目標を「2015年までに世界8億人の栄養不足を半減させる」とした。

 しかし現実は、1990年代後半から、逆に毎年400万人のペースで増え続けている。この飢餓状況は、食料そのものの不足ではない。今日まで、世界の穀物の生産量と消費量はともに増加しながらほぼ均衡しているという。飢餓人口の増加じゃ、食料の枯渇でなく、経済格差によるものが原因のようです


 ただ、東南アジア、中近東の経済発展に伴い、西洋型の肉食人口が増えて来ています。このまま増えると、2015年に世界人口72億人と言われますが、不足することになるとデーターが出ています。

 例えば、豚肉1kgを生産するためには7kgの穀物が必要です。牛肉1kgだと、11kgの穀物が必要になります。畜産が増えると、穀物が足りなくなる事態になります。

 更に申告な時代が、農地の砂漠化があります。年々500万ヘクタールずつ砂漠化している。日本の耕地面積を上回る広さに相当します。

 海に目を向けるとその現状は、危機的状況を呈しています。1950年2000万トンから右肩上がりで上昇を続け、1990年以降9000万トン(中国を除く)で頭打ちで、減少傾向の地域も出てきています。
 世界の漁場で、再生可能な漁獲が行われている地域は、25%程度に過ぎないといわれています。65%は横ばいか減少傾向、10%が既に枯渇状態にある資料もあります。悪化の傾向が強まっています。

 上記のことから、日本の食糧自給率40%以下の状況が、ノーマルと思っていると、突然食料が止まることもありえる状況を思います。
 中国ギョーザの農薬混入問題以来、農業自給率の問題に国民が注文を出し始めています。しかし、地方の農地を見ていると、都市近郊は住宅地に、中山間地は後継者不足で、農地の減少が著しくなって来ているように思います。

 食料自給率を上げるには、もっと農業生産者を評価する国の政策と、教育の中での食料の重要性を教えることが必要と思います。


・エコロジカル・フットプリント

 人類が消費している資源を生産し、また排出している(二酸化炭素などの)排出物を吸収するのに必要な土地及び水の面積を測定する資源管理ツールである(現在の技術を前提にしている)

 1980年代後半、世界の人々が出す排出物を浄化するエコロジカル・フットプリントの限界点を越えたと言われています。日本人は、世界人口から割り出した一人当たりの農地1.8haの2.44倍、4.4haを占有する量の食料で生活しています。

 21世紀前半、日本社会は、世界の農地の枯渇、人口増加から考えて、食料自給率を高めることはもちろんですが、飽食の見直しも必要な気がします。先進国の肥満傾向からも、肉食から植物食物を好むような、民意の誘導が必要な気がしています。

*参考資料
 1.文芸春秋「日本の論点」編集部、『10年後の日本』
 2.持続可能な農業に関する調査プロジェクト『本来の農業への道』


<以前の日記>
・トルコに感謝、(続)日本「世界に良い影響」、独と並びトップ

・日本「世界に良い影響」、独と並びトップ…BBC・読売調査

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 18:17Comments(0)国際関係

トルコに感謝、(続)日本「世界に良い影響」、独と並びトップ

2008年04月04日

トルコに感謝、(続)日本「世界に良い影響」、独と並びトップ

 友人からの書き込みが、すばらしいのでご紹介します。世界50ヶ国近くを旅し、沢山の友人をお持ち方です。でもなぜか出会いは、幕末の政治思想家、横井小楠がご縁で、以来情報交換をしています。



・たっちゃん様の書き込み

フィンランドに旅行した時には、東郷平八郎・山本五十六の肖像の入ったビールを見かけました。この国も親日といわれています。

トルコを世界最高の親日国とすれば、インドは掛け値なしに世界最大の親日国と思います。
反日といわれる韓国ですが、韓国人にアンケートをとると最も好きな国はスイスだそうです。これはイメージ先行でしょう。
日本人に親切な人に結構多く会いました。



・たっちゃん様 の書き込み

1985年のイラン・イラク戦争の際にはトルコとの間で次のようなこともありました。素直に感動してしまいます。

イラクのサダム・フセインが、「今から四十八時間後に、イランの上空を飛ぶすべての飛行機を撃ち落とす」
と、無茶苦茶なことを世界に向けて発信した。

日本からは企業の人たちやその家族が、イランに住んでいた。
その日本人たちは、あわててテヘラン空港に向かった。しかし、どの飛行機も満席で乗ることができなかった。
世界各国は自国の救援機を出して、救出していた。
日本政府は素早い決定ができなかった。空港にいた日本人はパニック状態になっていた。
そこに、二機の飛行機が到着した。トルコ航空の飛行機であった。
日本人二百十五名全員を乗せて、成田に向けて飛び立った。
タイムリミットの一時間十五分前であった。

なぜトルコ航空機が来てくれたのか、日本政府もマスコミも知らなかった。
前・駐日トルコ大使、ネジアティ・ウトカン氏は、次のように語られ。
「エルトゥールル号の事故に際し、大島の人たちや日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。
私も小学生のころ、歴史教科書で学びました。トルコでは、子どもたちさえエルトゥールル号のことを知っています。
今の日本人が知らないだけです。
それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです。
(以上、昨日の日記への書き込み)


今も、同じですが、日本政府の決断力のなさ、邦人を迅速に助けることをできなかった責任は、今でもあると思っています。

今も、ガソリン税問題で、右往左往しています。これから国をどう導くのか、与党も野党も、先導者として資質が問われていると思います。


<昨日の日記>
日本「世界に良い影響」、独と並びトップ…BBC・読売調査


追伸:思い出したことを書きます。

エルトゥールル号の助かった人たちを、トルコまで送った海軍は、若き東郷平八郎たちだったそうです。




   

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:24Comments(0)国際関係

日本「世界に良い影響」、独と並びトップ

2008年04月03日

日本「世界に良い影響」、独と並びトップ    


■日本「世界に良い影響」、独と並びトップ…BBC・読売調査
(読売新聞04月02日)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=449128&media_id=20


>「良い影響」は、ドイツ、日本に欧州連合(EU)の52%、仏英の各50%が続いた。「悪い影響」はイランの54%が最高で、イスラエル52%、パキスタン50%も5割台となった。

>北朝鮮に対しては「良い影響」の23%に対し、「悪い影響」は44%に上った。米国は「良い影響」が35%にとどまり、「悪い影響」の47%が上回った。

>日本に対する各国の評価を見ると、「良い影響」が最も高かったのはケニアの78%。「悪い影響」は中国55%、韓国52%が目立った。


国の印象(影響)が良いのデーターは嬉しいですね。

なかなか外交面では、弱腰が目立ちますが、ヨーロッパからとても印象がいいようです。

さて、文化力なる言葉を聞くことがありますが、また「力=パワー」と言う印象が強いのが、日本人です。このパワーとは、今日のデーターのような、印象、好意、興味など、ソフト面を表す評価のようです。

以前の日記に書いたのですが、「ハード・パワー」「ソフト・パワー」


ハード・パワー:脅迫であれ報酬であれ、それがなければ人間が行わないような行動を強制する能力のこと。

経済的なアメであれ、軍事的なムチであれ、説得したり強制したりすることは、これまでも長い間パワーの中心的な要素であった。


ソフト・パワー:自らが望んでいることを、他の勢力が同様に希求する(望む)ことによって、好ましい結果を手にする能力(パワー)のこと

ソフト・パワーとは、一つの思想や文化が他者に訴えかける力を持つかどうかだけでなく、基準や制度を通してアジェンダ(課題)を設定する能力が、他の勢力に訴えかけるかどうかによって左右される。

言い換えれば、それは、送り手が伝えようとする無料情報が説得力を持つかどうかに左右される。

例えば、ある国が、他の諸国に自国のパワーが正当であると認識させることができ、しかも国際的制度を確立し、それを通じて他の国が自国の利益と両立できる形で国益を定義するようになれば、とかくコストのかさむ伝統的な経済、あるいは軍事的資源を浪費する必要もなくなるかもしれない。」
            (*以上、青木保著「多文化世界」より)


トルコは、親日派が多いと言われますが、これは100年前に出来事が素のなっています。

明治天皇招待で、日本に来た使節団が、帰国途中に紀伊半島沖で、台風に遭い遭難し、打ち上げられた小さな島に助けを求めた。海岸からそそり立つ岩場を60m近くを命からがら登ったそうです。

島の島民200名が、暗い夜空の海岸に打ち上げられたけが人を、背中に背負い、風雨の中で60名の人たちを担ぎ上げ、非常食用に飼っていた鶏を使って、スープを作り、冷え切った身体を温めるために、大人たちが裸になり、暖め続けたそうです。

そのご、神戸の病院へ移り、回復して、日本海軍がトルコまで送り届けたそうです。心温まる話と思います。

名もなき島の島民の命がけの救助作戦が、今もトルコの小学校の教科書に載っているそです。

この「好意:ソフト・パワー」こそが、文化力ではないかと思います。
これは、経済力や軍事力から生まれるものではないと、冒頭のデーターが示しています。

日本の目指す未来は、ソフト・パワーで、世界の人望を集めるような、国民になることではないかと思います。一人ひとりの言動を、向上させ、国際社会で通用するソフト・パワーを身に付けたいものです。

*参考資料:青木保著「多文化世界」(岩波新書)


  

Posted by ノグチ(noguchi) at 19:40Comments(0)国際関係

日本に居る無関心の人たち 、<論語3シリーズ>

2008年04月03日

日本に居る無関心の人たち

 昨日は、気の会う仲間と、花見をしました。
友とは良いものだなと、つくづく思います。


 今年、わが家にある素敵なカレンダーから、4月の言葉を紹介します。

「無関心」

自分にしか関心のない人は、自分がどこにるか気づかない。
いつのまにか海面が、上昇していることも気にしない。
美しい古都や南洋の島々が、水没してしまうかもしれないというのに。
食べているもの着ているものが、どこから来たのかも気にしない。
どんな強力な薬品で汚染されているのかわからないのに。
自分の払った税金がどう使われているのかも気にしない。
税金で買った戦闘機に自分の子供が乗るかもしれないのに。
自分にしか関心のない人は、
知らず知らずに自分が壊されていることに気づかない。


環境破壊が、進んでいます。
川の汚染がとまりません。
中心市街地の排気ガスで、気管支炎を患っている人が増えています。
日本のフードマイレージは、世界ダントツです。
日本の木材輸入は、戦前からずーっと世界一です。

政治の仕組みも経済の仕組みも、国民の無関心が原因と言われています。
国民が、変われば政治も、経済も変わります。

自分のことだけでなく、未来世代にために、現在の矛盾に目を向けることが必要と思います。



<論語3シリーズ>

「益者三友、損者三友」

交わって益する友に三種類あり。
損する友に三種類有り。

素直で正直な人を友とし、
誠実な人を友とし、
知識豊かな人を友とするのが益である。

体裁ぶる人を友とし、
人ざわりがよく誠実のない人を友とし、
口先ばかりで調子のよい人を友とするのは損だ。


何時の時代も胆に命じたい教えと思います。
短い一生誰と付き合うかで、生きる世界の広がりが違うように思います。

  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:48Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他