農家レストラン、ジョブズの訓示、行動する者が未来を拓く。

2013年09月24日

農家レストラン、ジョブズの訓示、行動する者が未来を拓く。

おはようございます。朝ウォーキングが、肌寒くなってきました。今朝のウインドブレーカーを羽織って歩きました。

さて、昨日の正午から思いたち、人吉市の農家レストラン「ひまわり亭」に 昼食を食べに出かけました。もちろん食事の美味しさが一番ですが、オーナーの本田節さんの語りにも元気をいただきました。「ひまわり亭」前の球磨川の緩やかな流れと川面から流れてくる風に、癒されました。

帰路は、球磨川下り一勝地温泉「かわせみ」で汗を流し、八代市で夕食を済ませて帰りました。実は、昨日朝起きた時、平日と思い込み妻を起こすと「今日は秋分の日だよ」と。また、早朝に電話があり「地区方が亡くなったの知ってる?11時から葬儀です」と。ハプニングの1日でした。

葬儀を済ませて、正午過ぎの出発でしたのが、かえって「ひまわり亭」では昼のピークを過ぎ、ゆっくりと食事ができました。女将さんとも色々話しもできて、有意義な人吉行きになりました。

さて、今朝のニュースで、アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏の1995年当時のインタビュー録画が流れた。以下、抜粋。

~故スティーブ・ジョブズ氏~
アイデアを伝えれば、できるのではない。そのアイデアを形にする職人たちの試行錯誤によって、色々な気づきがある。それらを何度も組み替えることから、革新的な製品が生み出される。

当時のスティーブ・ジョブズ氏は、アップルを追い出されていた時期。ジョブズを追いだした経営陣は、新しいアイデアを出すが、なかなか世を驚かせるような製品を出せなかった。原因は、技術者・職人たちに試行錯誤の工夫に、もっと力を入れることを重視しなかった。そこを、ジョブズ氏が、指摘をしていたのだと思う。

明治の偉人「渋沢栄一」は、友人の薦めもあり、理化学研究所を設立した。その思いは「もともと日本人は模倣性には富んでいるが、独創性に乏しいところがある。日本独自の技術がないことも大きな理由のひとつだ。模倣をよしとする国民の考え方を一転させるためにも、研究所の設立は不可欠である」と。

本田宗一郎がよく語った「天才は1%霊感と99%の汗」。霊感をアイデア、汗を技術者の努力とすると、革新的な製品は、ジョブズ氏の指摘する「何度も組み替えることから、革新的な製品が生み出される」からも、頭(アイデア)だけでは世を驚かせるモノは創り出せない。活発に動き回る人こそ、未来を切り拓くのかもしれない。



Posted by ノグチ(noguchi) at 07:50│Comments(0)
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