震災支援活動する人の剛毅木訥な言動に心惹かれる

2012年11月07日

震災支援活動する人の剛毅木訥な言動に心惹かれる

おはようございます。今日は、立冬だそうです。肌寒さが身にしみる朝のウォーキングになってきました。

昨日の東日本大震災の支援活動報告会で、5つのグループに発表をしてもらいました。みなさん物静かな発表でしたが、中身は熱い思いの詰まった活動で、どれもこれも知らせたい内容でした。

企業全体で取り組む、東北地方の支援と、企業グループの「足長おじさん」活動。

東北地方の児童学生を招待し、1週間のサマーキャンプを、寄附とボランティアで取り組む団体。

熊本の学生たちが、協力して開催する現在の東北の状況を知らせる「東北地方の新聞展」の活動。

最後は、日本に類を見ない素晴らしい発想の、熊本に東北地方から非難している人たちに仕事作る活動を始めたグループ。熊本の野菜を、東北の方々の視点で選び、箱詰めし、関東方面に売り込む仕事を始めました。4名を雇用しています。

次の展開がすごいのですが、福島から関東エリアに避難している人たちと、協力して、その野菜を販売することを始めると報告がありました。たぶん、日本初の取り組みと思います。

こんな活動を、オール熊本で支援をしなければと思います。この話題を、色々な所に紹介して欲しいと思います。

発表したグループの代表たちの語りは、とても静かです。しかし、確たる理念に基づいた行動と思います。私は、宇土市の親子論語教室に、時々通っているのですが、次の言葉を思い出しました。

子曰く「君子は泰(ゆたか)にして驕らず、小人は驕りて泰ならず」

子曰く「剛毅木訥、仁に近し」

剛毅木訥の意味は、
剛:物事に恐れず立ち向かう強さ
毅:苦難に耐え忍ぶ強さ
木:誠実で飾らない
訥:口かずが少ない

「君子は、孤ならず」と言う言葉がありますが、東北を支援し続けるリーダーたちは、物静かですが、心に熱き志しを持つ、行動派だなと思います。

次回からは、熊本に有事起きたときに、昨日集まったネットワークで、どう対処出来るかも議論して行きたいと考えています。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 07:21Comments(0)東日本大震災