<VWとBMWのカルテルに制裁金>ドイツのメーカーもこんな悪どいことをしていたとは?〜EU委員会〜
2021年07月09日

<VWとBMWのカルテルに制裁金>ドイツのメーカーもこんな悪どいことをしていたとは?〜EU委員会〜
•フォルクスワーゲンとBMWの技術改善を"やらないカルテル"
自動車メーカーは、電動化も含めて、過酷な開発競争に生き残るは大変なのだろうが、市民を騙す企業様は、評価が下がることだろう。地球温暖化をいかに抑えるかが、企業経営の基本になりつつあるなぁ、と確認します。
市民の出すお金は、企業を評価する"投票券"のようなもの、どこの企業、メーカーを選ぶが、1人ひとりが考える時代だと思います。
•三菱電気の空調機性能データ改ざん
SDGsの視点も含めて、環境対策の視点が厳しくなっていくのだ思います。
<漫画が伝えるもの>写真より手書きのスケッチが、伝えたい本物感が伝わる。〜養老孟司〜
2021年07月09日

<漫画が伝えるもの>写真より手書きのスケッチが、伝えたい本物感が伝わる。〜養老孟司〜
夜半からのすごい雷で目が覚めた。だいたい4時前には目が覚めているので、もう寝れないな、と諦めて起きました。
さて、昨日は県南を回るのに、宇土市街地の南部から旧不知火町役場前から、県道158号を南下し八代港(外港)のコンテナヤード周りを視察し、球磨川沿を人吉へ向かいました。雨も強く、被災地の様子は写真に収めませんでしたが、1年前のボランティア活動地の場所を確認しました。
写真は確かに「モノを言う」面がありますが、やはり自らの目で見て記憶することは大切だと常々思っているので、また1年後に球磨川水害の被災地を回りたいと思います。そして整理して、まとめて語ることが大事と考えています。
さて、漫画と写真の違い何か?
養老孟司さんが、漫画家の手塚治虫さんの10代の頃のことを例にして書いています。
(以下、『養老先生のさかさま人間学』より)
養老孟司氏が、晩年の手塚治虫さんに会った時、10代のころに描いた昆虫のスケッチを見た時のこと。驚くほど忠実に緻密な虫の絵を描いていたからです。(中略)
(以上、本より)

手塚治虫さんは、奈良県立医大出身で博士でもあること、養老孟司氏も医者で、そこから交流が始まったのだろうと推測します。
漫画の写実性は、医学部の学びにある前に、子ども時代からの絵の素養にもあるのかと知らされます。
(以下、本より)
本物を視覚的に伝えるには、必ずしも写真がベターとは限りません。むしろ写真には不要な背景、影やごみなど都合の悪い情報が結構あります。絵なら、余計なノイズを排除して見せられます。図鑑が絵で描かれるのは、そういう理由です。
(以上、『養老先生のさかさま人間学』より)
何の世界も、現場、現物、本人の"本物"を観る目が必要だし、それを踏まえて自ら考え、どう伝えるか。伝え方は、それぞれに違うので、上手い人の良い所は参考にしたいます。
私の日本語を指導してくれる国学の先生が、議員活動報告(ペーパー)の一部に漫画を入れると良い、のアドバイスがあった。
手書きの漫画ですか?
そうです。ウイットの効いたものがいいですね!
と言う話です。さすがに漫画は下手なので、それは実現していませんが、絵は何か伝えるときは、大事なのでは、と最近思っています。
養老先生は、
「漫画は、伝えたいことを誇張して描きますが、それはすなわち、伝えなくていいことは省いて構わない表現方法でもある」
漫画と言葉は、よく似ていると思います。伝えることは、言葉短く、要らないことは語らない。でしょうか。
<いまだに実践中の中年(現役)>中年はいつまで(意識の話)。他人から、もし以下の言葉のどちらの言葉をかけられますか?
2021年07月08日
<いまだに実践中の中年(現役)>中年はいつまで(意識の話)。他人から、もし以下の言葉のどちらの言葉をかけられますか?
自らの歳を顧みつつ・・・考えると、
1."おばちゃん"と"おばあさん"の境はいくつ?
2."あっちゃん"と"じーさん"の境はいくつ?
から、老人とは"いくつ"から?
退年金問題から、退職年齢がどんどん上がって、生涯現役志向に向かっている。
私の世代は、年金を65歳から貰える?
しかし、3歳舌の世代は。その2つ年上からもらうと?
年金もお先真っ暗にも思えるが、それがなければ生きれないのも現実。政府がどうこうよりも、ちゃんと払った分だけでも、老後に使いたいものですが・・・
話は変わるが、
人生経験は、「すべて自分を育てる肥料」と、曽野綾子さんは言う。
中年以後は、
中年は許しの時である。老年と違って、体力も気力も充分に持ち合わせる中で、過去を許し、自分を傷つけた境遇や人を許す。
(以上、曽野綾子著『中年以後』より)
これを聞き、んー!!、私は中年か、老年か・・の疑問?
そこで、中年の期限の歳はいくつかです。
逆に、老年に入るのはいくつかです。
この本の言いたいことは、中年過ぎてから、過去を許す大切さを説いています。
私は、見方を変えると、許せるようになった歳が、老年に移った時ではないのか?
まだ競う間は、歳は高齢者でも、中年の意識を持っている高齢者ではないのか、です。
競う意識、チャレンジする意識、前向き意識のある行動する人は、歳は関係なく、いまだに実践中の中年(現役)なのだと思います。
問題は、年齢でなく、気持ちの持ちようなのです。
自らの歳を顧みつつ・・・考えると、
1."おばちゃん"と"おばあさん"の境はいくつ?
2."あっちゃん"と"じーさん"の境はいくつ?
から、老人とは"いくつ"から?
退年金問題から、退職年齢がどんどん上がって、生涯現役志向に向かっている。
私の世代は、年金を65歳から貰える?
しかし、3歳舌の世代は。その2つ年上からもらうと?
年金もお先真っ暗にも思えるが、それがなければ生きれないのも現実。政府がどうこうよりも、ちゃんと払った分だけでも、老後に使いたいものですが・・・
話は変わるが、
人生経験は、「すべて自分を育てる肥料」と、曽野綾子さんは言う。
中年以後は、
中年は許しの時である。老年と違って、体力も気力も充分に持ち合わせる中で、過去を許し、自分を傷つけた境遇や人を許す。
(以上、曽野綾子著『中年以後』より)
これを聞き、んー!!、私は中年か、老年か・・の疑問?
そこで、中年の期限の歳はいくつかです。
逆に、老年に入るのはいくつかです。
この本の言いたいことは、中年過ぎてから、過去を許す大切さを説いています。
私は、見方を変えると、許せるようになった歳が、老年に移った時ではないのか?
まだ競う間は、歳は高齢者でも、中年の意識を持っている高齢者ではないのか、です。
競う意識、チャレンジする意識、前向き意識のある行動する人は、歳は関係なく、いまだに実践中の中年(現役)なのだと思います。
問題は、年齢でなく、気持ちの持ちようなのです。
人は誰でも皆、思いがけない生涯を送る。いい意味においても、悪い意味においても、である。〜曽野綾子著『中年以後』〜
2021年07月08日
<命が助かる備え>人は誰でも皆、思いがけない生涯を送る。いい意味においても、悪い意味においても、である。〜曽野綾子著『中年以後』〜
今朝は、昨日の朝のウォーキングとは違い、すこしは蒸し暑さが和らいだような気がします。夜半からパラパラ雨音がしていたので、目覚めて窓を開けると、ヒンヤリとした風が入って来た。
5年前、熊本は震度7の大地震を2度受けた。宇土市の震度は、6強でした。揺れの間「このまま家が崩れて死ぬのか!」と、一瞬思うほど揺れた。
そしてその2ヶ月に、今度は200年無いというほどの大雨に見舞われた。大水害だった。
5年前の地震が来るまで、"熊本は、地震が少ない(大地震は無い)"と言われていた。まさかの大地震。
我が家は中山間地区に住んでいて、河川も小川程度の川が氾濫した。祖父にも聞いたことのない大水が来て、なす術が無かった。
今朝の読書で、曽野綾子さんの文を集めた本『引退しない人生』に、冒頭の文を見つけた。
「人は誰でも皆、思いがけない生涯を送る。いい意味においても、悪い意味においても、である」〜曽野綾子著『中年以後』〜
私の5年前の体験、地震、水害を振り返ると、まさか我が家が?
今年も大変な災害が起こった。熱海の土石流被害、だんだん原因究明が進んでいるようですが、"まさか自分の地域で、そんな違法行為が行わられていたとは!"と怒りと驚きがあるだろう。
自分の知らない所から、災いが襲ってくる。予知はできませんが、危機を察知して、安全な時に安全な場所へ移動しておくことが大事だと、我が家の災害体験からも、思います。
しかし、地震だけは危機回避が難しいので、自らの居場所を地震に強い作り「耐震補強」をしておくことが大事です。命が助かる備え重要です。
朝の読書で、いろいろ考えました。
今朝は、昨日の朝のウォーキングとは違い、すこしは蒸し暑さが和らいだような気がします。夜半からパラパラ雨音がしていたので、目覚めて窓を開けると、ヒンヤリとした風が入って来た。
5年前、熊本は震度7の大地震を2度受けた。宇土市の震度は、6強でした。揺れの間「このまま家が崩れて死ぬのか!」と、一瞬思うほど揺れた。
そしてその2ヶ月に、今度は200年無いというほどの大雨に見舞われた。大水害だった。
5年前の地震が来るまで、"熊本は、地震が少ない(大地震は無い)"と言われていた。まさかの大地震。
我が家は中山間地区に住んでいて、河川も小川程度の川が氾濫した。祖父にも聞いたことのない大水が来て、なす術が無かった。
今朝の読書で、曽野綾子さんの文を集めた本『引退しない人生』に、冒頭の文を見つけた。
「人は誰でも皆、思いがけない生涯を送る。いい意味においても、悪い意味においても、である」〜曽野綾子著『中年以後』〜
私の5年前の体験、地震、水害を振り返ると、まさか我が家が?
今年も大変な災害が起こった。熱海の土石流被害、だんだん原因究明が進んでいるようですが、"まさか自分の地域で、そんな違法行為が行わられていたとは!"と怒りと驚きがあるだろう。
自分の知らない所から、災いが襲ってくる。予知はできませんが、危機を察知して、安全な時に安全な場所へ移動しておくことが大事だと、我が家の災害体験からも、思います。
しかし、地震だけは危機回避が難しいので、自らの居場所を地震に強い作り「耐震補強」をしておくことが大事です。命が助かる備え重要です。
朝の読書で、いろいろ考えました。
<まちづくり>事業とは道筋を作るまでが大変、ゴールが見えたら、あとは流れに任せる。〜車椅子街角探検隊より〜
2021年07月05日
<まちづくり>事業とは道筋を作るまでが大変、ゴールが見えたら、あとは流れに任せる。〜車椅子街角探検隊より〜
私は、地元のまちづくりに関わるようになり、かれこれ20年でしょうか?
出会いは、私が主催していた異業種交流会でのこと、「野口さんは、地元のために何かせなんばい」と、ある集まりに連れて行かれた。
それがきっかけで、「車椅子街角探検隊」の活動が始まった。これには、熊本市でのバリアフリーのまちづくりに参加していたことから、協力を得られた。
みんなで、何度か街中を車椅子に乗り、体験して問題点チェックをし、その結果を大きな地図に書き出した。その地図を基にして、市へ改善の提案をした。
市の施設に、スロープが付き、エレベーターが設置された。
私が一人でやったことではなく、私は熊本市のボランティア団体「車椅子キャラバン」の車椅子20台と電動車椅子利用者を宇土へ連れて来る段取りをしただけでした。
ところが、そこに熊本大のまちづくり研究者が目をつけて、大学院生を同行して私の建築事務所へ来て、「宇土市の取り組みを使わせてもらえませんか?」と。
私は、良いことは"どうぞ"の人間なので、その大学院生は、地図上に街の問題点を書き込み、閲覧できるソフトを開発した、その場所が宇土市の市街地で、そのまちづくりソフトを持参して、日本の大手設計会社に就職した。
それが縁で、その数年後から、熊本大学で「実践のまちづくり講座」の講師の一人を私がすることになるのですが、人の縁とは不思議なものです。
ちなみに、宇土市へのバリアフリーの提案は、全ての小中学校にエレベーターが設置され、図書館にも設置された。それが、5年前の熊本地震の時に効果が出て、宇土市は福祉避難所を設置せずに、すべての小中学校で車椅子利用ができた。
バリアフリーのまちづくりは、最初はみんな"どうしたらできるの?"でした。私は、現物を観て、身体で体験して、疑問点を探し、改善することをみんなで考える。進む方向(ゴール)が見えたら、あとは流れに任せれば、事業は進むものです。
もしそこに異論を挟む人が出てきても、ゴールが見えていたら、自ずと問題は解消されていくものです。地域づくり、まちづくりとは、そんなものでは、と最近思うようになっています。
車椅子街角探検隊はその後も活動しています。要請があれば、いつでも出動できます。
私は、地元のまちづくりに関わるようになり、かれこれ20年でしょうか?
出会いは、私が主催していた異業種交流会でのこと、「野口さんは、地元のために何かせなんばい」と、ある集まりに連れて行かれた。
それがきっかけで、「車椅子街角探検隊」の活動が始まった。これには、熊本市でのバリアフリーのまちづくりに参加していたことから、協力を得られた。
みんなで、何度か街中を車椅子に乗り、体験して問題点チェックをし、その結果を大きな地図に書き出した。その地図を基にして、市へ改善の提案をした。
市の施設に、スロープが付き、エレベーターが設置された。
私が一人でやったことではなく、私は熊本市のボランティア団体「車椅子キャラバン」の車椅子20台と電動車椅子利用者を宇土へ連れて来る段取りをしただけでした。
ところが、そこに熊本大のまちづくり研究者が目をつけて、大学院生を同行して私の建築事務所へ来て、「宇土市の取り組みを使わせてもらえませんか?」と。
私は、良いことは"どうぞ"の人間なので、その大学院生は、地図上に街の問題点を書き込み、閲覧できるソフトを開発した、その場所が宇土市の市街地で、そのまちづくりソフトを持参して、日本の大手設計会社に就職した。
それが縁で、その数年後から、熊本大学で「実践のまちづくり講座」の講師の一人を私がすることになるのですが、人の縁とは不思議なものです。
ちなみに、宇土市へのバリアフリーの提案は、全ての小中学校にエレベーターが設置され、図書館にも設置された。それが、5年前の熊本地震の時に効果が出て、宇土市は福祉避難所を設置せずに、すべての小中学校で車椅子利用ができた。
バリアフリーのまちづくりは、最初はみんな"どうしたらできるの?"でした。私は、現物を観て、身体で体験して、疑問点を探し、改善することをみんなで考える。進む方向(ゴール)が見えたら、あとは流れに任せれば、事業は進むものです。
もしそこに異論を挟む人が出てきても、ゴールが見えていたら、自ずと問題は解消されていくものです。地域づくり、まちづくりとは、そんなものでは、と最近思うようになっています。
車椅子街角探検隊はその後も活動しています。要請があれば、いつでも出動できます。
<"健康維持に気をつけよう!">われわれの医療問題の多くは自ら招いたものだ。〜アメリカの「オバマケア」での論議から〜
2021年07月04日
<"健康維持に気をつけよう!">われわれの医療問題の多くは自ら招いたものだ。〜アメリカの「オバマケア」での論議から〜
(長文です。お時間あるときにお読みください)
今朝の「わな免許」更新講習会は、始まりは9時の予定でしたが、コロナ禍なので、着いた順に、どんどん視力検査、聴力検査、運動能力検査、等々が行われた。9時にはすでに全員が検査が終わってしまった。
さて次の講習は?
「コロナ禍なので、お渡しした講習テキストを帰って読んでください。猟犬を飼っている皆さんへ(私はわな免許なので関係ない)、今年、離した猟犬が人を噛む事件があっています。4つの事を必ず、守って猟をお願いします」と説明があり、講習会は終わりました。
いろいろなところに、コロナ禍の影響が出ています。
<健康維持は、自己責任?>
早く帰宅したので、マイケル・サンデル教授の『実力も運のうち、能力主義は正義か?』を読む中で、前々アメリカ大統領がまとめかけていた保険制度「オバマケア」のトランプ政権下の議論が書かれている。
日本は、皆保険制度なのですが、以下の言葉には、なるほどと思いますが、そうでない病のことは議論されないのが、残念です。
ホールフーズ創業者のジョン・マッキーの意見から、
(以下、本より)
われわれの医療機関の多くの問題は自ら招いたものだ。アメリカ人の三分のニはいまや太りすぎて、三分の一は肥満体だ。医療費全体の約70%を占める死を招く病ーー心臓病、ガン、脳卒中、糖尿病、肥満ーーは、適切な食事、運動、禁煙、最小限のアルコール消費、その他の、健康的ライフスタイルを通じて、ほとんど防げるのである。(中略)
すなわち、野菜中心で低脂肪の食事が「治療が高額で命に関わるほとんどの変性疾患を防ぎ、しばしば改善させる助けとなる。・・・」。彼(ジョン・マッキー)は、病気になる人はその病気にふさわしい他は明言しなかったものの、そうした人びとは同胞からの助けを期待すべきではないと主張した。「われわれはみな、自分自身の生活と健康に責任を負っている」
(以上、『実力も運のうち、能力主義は正義か?』より)
これが、アメリカの健康保健制度に関する考え方なのか、と改めて知った気がします。
確かに成人病だけに目を向けると、自ら自重して健康維持をしている人たちから、病になった人は支援をもらうのは間違い、の意見になるのでしょうがが、病は成人病以外にもたくさんの大変な病が存在します。
まだ、治療が見つからない難病もたくさんある。そこは目を向けるべきでは、と読みながら思いました。
昨年6月の議会で、アルツハイマー病の予防に、40代からの健康維持の習慣に取り組む提案をしました。
40代、50代から、アルツハイマー病の予防策に取り組むと、成人病にもかかりにくいことにつながると、考えたからです。
>適切な食事、運動、禁煙、最小限のアルコール消費、その他の、健康的ライフスタイル
これに加えて、アルツハイマー病の原因物資「アミロイドβ」を脳内に分泌する食物を若いうちから接種しない、加えて適当の運動習慣のススメです。
日本の健康保険制度は、素晴らしいのですが、国民一人ひとりが、健康維持に気をつけれることが、負担する保険料を減らすことにつながります。
これを読まれて、"健康維持に気をつけよう!"と思われた方は、今日から運動を始めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(長文です。お時間あるときにお読みください)
今朝の「わな免許」更新講習会は、始まりは9時の予定でしたが、コロナ禍なので、着いた順に、どんどん視力検査、聴力検査、運動能力検査、等々が行われた。9時にはすでに全員が検査が終わってしまった。
さて次の講習は?
「コロナ禍なので、お渡しした講習テキストを帰って読んでください。猟犬を飼っている皆さんへ(私はわな免許なので関係ない)、今年、離した猟犬が人を噛む事件があっています。4つの事を必ず、守って猟をお願いします」と説明があり、講習会は終わりました。
いろいろなところに、コロナ禍の影響が出ています。
<健康維持は、自己責任?>
早く帰宅したので、マイケル・サンデル教授の『実力も運のうち、能力主義は正義か?』を読む中で、前々アメリカ大統領がまとめかけていた保険制度「オバマケア」のトランプ政権下の議論が書かれている。
日本は、皆保険制度なのですが、以下の言葉には、なるほどと思いますが、そうでない病のことは議論されないのが、残念です。
ホールフーズ創業者のジョン・マッキーの意見から、
(以下、本より)
われわれの医療機関の多くの問題は自ら招いたものだ。アメリカ人の三分のニはいまや太りすぎて、三分の一は肥満体だ。医療費全体の約70%を占める死を招く病ーー心臓病、ガン、脳卒中、糖尿病、肥満ーーは、適切な食事、運動、禁煙、最小限のアルコール消費、その他の、健康的ライフスタイルを通じて、ほとんど防げるのである。(中略)
すなわち、野菜中心で低脂肪の食事が「治療が高額で命に関わるほとんどの変性疾患を防ぎ、しばしば改善させる助けとなる。・・・」。彼(ジョン・マッキー)は、病気になる人はその病気にふさわしい他は明言しなかったものの、そうした人びとは同胞からの助けを期待すべきではないと主張した。「われわれはみな、自分自身の生活と健康に責任を負っている」
(以上、『実力も運のうち、能力主義は正義か?』より)
これが、アメリカの健康保健制度に関する考え方なのか、と改めて知った気がします。
確かに成人病だけに目を向けると、自ら自重して健康維持をしている人たちから、病になった人は支援をもらうのは間違い、の意見になるのでしょうがが、病は成人病以外にもたくさんの大変な病が存在します。
まだ、治療が見つからない難病もたくさんある。そこは目を向けるべきでは、と読みながら思いました。
昨年6月の議会で、アルツハイマー病の予防に、40代からの健康維持の習慣に取り組む提案をしました。
40代、50代から、アルツハイマー病の予防策に取り組むと、成人病にもかかりにくいことにつながると、考えたからです。
>適切な食事、運動、禁煙、最小限のアルコール消費、その他の、健康的ライフスタイル
これに加えて、アルツハイマー病の原因物資「アミロイドβ」を脳内に分泌する食物を若いうちから接種しない、加えて適当の運動習慣のススメです。
日本の健康保険制度は、素晴らしいのですが、国民一人ひとりが、健康維持に気をつけれることが、負担する保険料を減らすことにつながります。
これを読まれて、"健康維持に気をつけよう!"と思われた方は、今日から運動を始めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
やって悔やみ、反省してさらにやることが、人生を楽しくする。〜自論〜
2021年07月04日
やって悔やみ、反省してさらにやることが、人生を楽しくする。〜自論〜
今朝も梅雨空です。湿度が高いので、曇り空は、昼の猛暑は軽減されますが、昨日午前にやった畑の草刈りは、汗だくの作業になりました。
さて、朝の読書は『いい言葉は、いい仕事をつくる』から、シャープ創業者の言葉に目が停まりました。
(以下、本より)
「人にまねされる商品をつくれ。まねもされない商品をつくっても仕方がない」〜早川徳次(シャープ創業者)〜
誰もがまねしたいと思う商品こそ魅力があると考えた。まねされて、市場がライバル商品であふれることによって、技術はさらに発展するというスタンスだった。(中略)
(以上、『いい言葉は、いい仕事をつくる』より)
戦後の日本には、すごい技術者たちがたくさん出たのだと思います。
シャープは、
シャープペンシル(社名の由来)
真空管ラジオ
テレビ
電子レンジ
電卓
の開発し技術を惜しみなく公開している。
<先行者が有利なのは、次の手を先に考えられるからだ>
数日前紹介した宅配便を始めたヤマト運輸に関して、
(以下、本より)
別項でふれたヤマト運輸の宅配便では、参入業者はシステムまねただけでなく、「クロネコ」という動物の愛称まで真似たものだから「動物戦争」と言われた。(中略)
(以上、『いい言葉は、いい仕事をつくる』より)
日通の「ペリカン便」なるものがありました。
まねられるような技術や取り組みをやってみることが大事だと思います。
やらずに済ますか
やって悔やむか
私は、やって悔やみ、反省してさらにやることが、人生を楽しくするように思います。
今朝も梅雨空です。湿度が高いので、曇り空は、昼の猛暑は軽減されますが、昨日午前にやった畑の草刈りは、汗だくの作業になりました。
さて、朝の読書は『いい言葉は、いい仕事をつくる』から、シャープ創業者の言葉に目が停まりました。
(以下、本より)
「人にまねされる商品をつくれ。まねもされない商品をつくっても仕方がない」〜早川徳次(シャープ創業者)〜
誰もがまねしたいと思う商品こそ魅力があると考えた。まねされて、市場がライバル商品であふれることによって、技術はさらに発展するというスタンスだった。(中略)
(以上、『いい言葉は、いい仕事をつくる』より)
戦後の日本には、すごい技術者たちがたくさん出たのだと思います。
シャープは、
シャープペンシル(社名の由来)
真空管ラジオ
テレビ
電子レンジ
電卓
の開発し技術を惜しみなく公開している。
<先行者が有利なのは、次の手を先に考えられるからだ>
数日前紹介した宅配便を始めたヤマト運輸に関して、
(以下、本より)
別項でふれたヤマト運輸の宅配便では、参入業者はシステムまねただけでなく、「クロネコ」という動物の愛称まで真似たものだから「動物戦争」と言われた。(中略)
(以上、『いい言葉は、いい仕事をつくる』より)
日通の「ペリカン便」なるものがありました。
まねられるような技術や取り組みをやってみることが大事だと思います。
やらずに済ますか
やって悔やむか
私は、やって悔やみ、反省してさらにやることが、人生を楽しくするように思います。
<以前は無かったものが、有るのが当たり前に>よいサービスは、前に前にと逃げていく逃げ水のようなものである。
2021年07月03日
<以前は無かったものが、有るのが当たり前に>よいサービスは、前に前にと逃げていく逃げ水のようなものである。〜小倉昌男(ヤマト運輸元会長)〜
宅配便は、今、ヤマト運輸と郵便局の2社のイメージがある。宅配サービスが始まったころ、私は「ペリカン便」をよく利用していたが、いつの間にか無くなった。
成功するとそれを真似ようとする。しかし、成功者はさらなるサービスや手法を始める。また追いかける。しかし、追いつかない。
まったく新しいサービス業が起こるが、数年もすると、そのサービス業も当たり前になる。
田舎での本購入は、今やアマゾンが当たり前になった。まだアマゾンのサービスが始まったころと思うが、未明にある本に興味を持ち購入を決め、コンビニに朝食前に前払いに携帯持って行きました。なんとその日の夕方に本が届いたことがあった。
"すごい時代になった!"
と思ったことを記憶しています。
冒頭のヤマト運輸元会長の小倉さんの言葉の全文は以下です。
「よいサービスは、前に前に逃げていく逃げ水のようなものである。つまり永遠の目標なのである。新しいサービスを生み出すには、休むことなくつねに前進が必要である」
<新公共交通サービス>
私は、12年前の夏から冬にかけて、宇土市民の要望書「宇土市民マニフェスト2010」を仲間10人でまとめる活動をやった。9つのテーマ、170項目ある政策提言です。
その中で一番市民が求めたのが、地域と市中心部を往復する乗り合いタクシーと市街地を循環するコミュニティバスだった。アンケートも集めてニーズ調査もしました。11年前の市長選挙候補者に市民マニフェストを提出しました。
現在は、3台のワゴン車が5路線を走るミニバス「のんなっせ」と、市街地を循環する「行長しゃん号」が走っています。前は無かったものが、今は有るのが当たり前になりました。さらに、予約制のディマンドタクシーも今秋から宇土市西部の網田地区を走ります。
これまで無かったものが、始まると有るのが当たり前になる。サービスとはそんなものかもしれないですね。
宅配便は、今、ヤマト運輸と郵便局の2社のイメージがある。宅配サービスが始まったころ、私は「ペリカン便」をよく利用していたが、いつの間にか無くなった。
成功するとそれを真似ようとする。しかし、成功者はさらなるサービスや手法を始める。また追いかける。しかし、追いつかない。
まったく新しいサービス業が起こるが、数年もすると、そのサービス業も当たり前になる。
田舎での本購入は、今やアマゾンが当たり前になった。まだアマゾンのサービスが始まったころと思うが、未明にある本に興味を持ち購入を決め、コンビニに朝食前に前払いに携帯持って行きました。なんとその日の夕方に本が届いたことがあった。
"すごい時代になった!"
と思ったことを記憶しています。
冒頭のヤマト運輸元会長の小倉さんの言葉の全文は以下です。
「よいサービスは、前に前に逃げていく逃げ水のようなものである。つまり永遠の目標なのである。新しいサービスを生み出すには、休むことなくつねに前進が必要である」
<新公共交通サービス>
私は、12年前の夏から冬にかけて、宇土市民の要望書「宇土市民マニフェスト2010」を仲間10人でまとめる活動をやった。9つのテーマ、170項目ある政策提言です。
その中で一番市民が求めたのが、地域と市中心部を往復する乗り合いタクシーと市街地を循環するコミュニティバスだった。アンケートも集めてニーズ調査もしました。11年前の市長選挙候補者に市民マニフェストを提出しました。
現在は、3台のワゴン車が5路線を走るミニバス「のんなっせ」と、市街地を循環する「行長しゃん号」が走っています。前は無かったものが、今は有るのが当たり前になりました。さらに、予約制のディマンドタクシーも今秋から宇土市西部の網田地区を走ります。
これまで無かったものが、始まると有るのが当たり前になる。サービスとはそんなものかもしれないですね。
<怒る心は周りへ伝わる>タコは、隣接する水槽のタコの行動を真似できる?〜ミラーニューロン(鏡の神経細胞)〜
2021年07月02日
<起こる心は周りへ伝わる>タコは、隣接する水槽のタコの行動を真似できる?〜ミラーニューロン(鏡の神経細胞)〜
今朝のウォーキング中に聞いた、NHKラジオ第一、朝4時からの放送で、海の「タコ」の研究者が、タコの能力につい色々語られました。
その習性で面白いのが、"タコは観察学習する能力がある"ということです。
同じタコ(マダコ)を2つの水槽をくっつけて並べて、片方に赤い色の丸いボールを攻撃するとエサがもらえる学習をさせる。それを隣の水槽のタコが観ている。
次に、同じ赤い色のボールを、隣の水槽に入れると同じ行動を始めたそうです。"タコは、真似る能力がある!"、ヘーッ!と思いました。
実は、イタリアでは、1950〜1960年からタコの生態研究が熱心にやられた時期があり、「意外に、大きな脳があり、観察する学習能力がある」ことがわかってきて、その意識かヨーロッパには広がっているそうです。
今朝の研究者は、研究室で、何匹もタコを飼っているのですが、時々"誰かに見られいる感覚を持つとき"フッと水槽を見ると、タコが水面から目を出して、こちらを見ていることがあるそうです。何かドキッ!とする話ですが、観察学習の能力があるとすると、人間の行動も観察しているのかもしれません。
養老孟司さんの著書『養老先生のさかさま人間学』に、喜怒哀楽は、周りへ感染することを指摘しています。
ページのテーマは「怒らない」
(以下、本より転載)
>感情や動作が「うつる」理由は、脳科学ではわりあい最近になって分かってきたことです。相手のすることを見ていると、そのときに相手の脳の中でも働いている神経細胞が、自分の脳でも働いてしまう。これを「ミラーニューロン」といいます。「ミラー」つまり「鏡の神経細胞」です。ヒトは社会的動物ですから、こういうことが多いのでしょうね。
(以上、『養老先生のさかさま人間学』より)
タコと人間の比較はできませんが、朝のラジオの「タコの話」は、とでも興味あるので、歩きながら楽しく聴きました。
>感情や動作が「うつる」
怒る感情はうつる(以心伝心)ので、養老先生は、怒らないようにしている、と。
さて、タコも怒るのだろうか?
話の始まりは「タコ」でしたが、喜怒哀楽の感情は、良いことは以心伝心で伝わって欲しいが、怒ったり、憎悪感は、自らの心に起こさない。それが、大事だなぁ、とタコと養老先生の"うつる"から思いました。
今朝のウォーキング中に聞いた、NHKラジオ第一、朝4時からの放送で、海の「タコ」の研究者が、タコの能力につい色々語られました。
その習性で面白いのが、"タコは観察学習する能力がある"ということです。
同じタコ(マダコ)を2つの水槽をくっつけて並べて、片方に赤い色の丸いボールを攻撃するとエサがもらえる学習をさせる。それを隣の水槽のタコが観ている。
次に、同じ赤い色のボールを、隣の水槽に入れると同じ行動を始めたそうです。"タコは、真似る能力がある!"、ヘーッ!と思いました。
実は、イタリアでは、1950〜1960年からタコの生態研究が熱心にやられた時期があり、「意外に、大きな脳があり、観察する学習能力がある」ことがわかってきて、その意識かヨーロッパには広がっているそうです。
今朝の研究者は、研究室で、何匹もタコを飼っているのですが、時々"誰かに見られいる感覚を持つとき"フッと水槽を見ると、タコが水面から目を出して、こちらを見ていることがあるそうです。何かドキッ!とする話ですが、観察学習の能力があるとすると、人間の行動も観察しているのかもしれません。
養老孟司さんの著書『養老先生のさかさま人間学』に、喜怒哀楽は、周りへ感染することを指摘しています。
ページのテーマは「怒らない」
(以下、本より転載)
>感情や動作が「うつる」理由は、脳科学ではわりあい最近になって分かってきたことです。相手のすることを見ていると、そのときに相手の脳の中でも働いている神経細胞が、自分の脳でも働いてしまう。これを「ミラーニューロン」といいます。「ミラー」つまり「鏡の神経細胞」です。ヒトは社会的動物ですから、こういうことが多いのでしょうね。
(以上、『養老先生のさかさま人間学』より)
タコと人間の比較はできませんが、朝のラジオの「タコの話」は、とでも興味あるので、歩きながら楽しく聴きました。
>感情や動作が「うつる」
怒る感情はうつる(以心伝心)ので、養老先生は、怒らないようにしている、と。
さて、タコも怒るのだろうか?
話の始まりは「タコ」でしたが、喜怒哀楽の感情は、良いことは以心伝心で伝わって欲しいが、怒ったり、憎悪感は、自らの心に起こさない。それが、大事だなぁ、とタコと養老先生の"うつる"から思いました。
<転ばぬ先の杖、後期高齢者の男性>朝のウォーキング、あとひと月で丸9年。
2021年07月01日
<転ばぬ先の杖、後期高齢者の男性>朝のウォーキング、あとひと月で丸9年。
朝のウォーキング中の出会いで、腰がほぼ90度近く曲がった後期高齢者の男性の方が、杖を片手に、ほんとゆっくりと、一歩、一歩歩くことを続けられています。私は、週休3日の毎日歩かないウォーカーですが、たぶん、天気の良い日は、夏も冬も毎日歩かれているのだろうと思いながら、
「おはようございます。早起きですね」
と挨拶すると
「おはようございます。ゆっくりですたい」
と言葉が返ってくる。ほんとマイペースで、でも年齢の割には、足下はしっかりされていて"転ばぬ先の杖"を右手に持ち、左手を振りバランスをとりながら歩かれます。
高齢者は、"足から弱る"と言いますので、私も、後期高齢者まで生きれるかはわかりませんが、朝ウォーキングを10年、15年と続けたいものです。
朝のウォーキング中の出会いで、腰がほぼ90度近く曲がった後期高齢者の男性の方が、杖を片手に、ほんとゆっくりと、一歩、一歩歩くことを続けられています。私は、週休3日の毎日歩かないウォーカーですが、たぶん、天気の良い日は、夏も冬も毎日歩かれているのだろうと思いながら、
「おはようございます。早起きですね」
と挨拶すると
「おはようございます。ゆっくりですたい」
と言葉が返ってくる。ほんとマイペースで、でも年齢の割には、足下はしっかりされていて"転ばぬ先の杖"を右手に持ち、左手を振りバランスをとりながら歩かれます。
高齢者は、"足から弱る"と言いますので、私も、後期高齢者まで生きれるかはわかりませんが、朝ウォーキングを10年、15年と続けたいものです。