<以前は無かったものが、有るのが当たり前に>よいサービスは、前に前にと逃げていく逃げ水のようなものである。

2021年07月03日

<以前は無かったものが、有るのが当たり前に>よいサービスは、前に前にと逃げていく逃げ水のようなものである。〜小倉昌男(ヤマト運輸元会長)〜

宅配便は、今、ヤマト運輸と郵便局の2社のイメージがある。宅配サービスが始まったころ、私は「ペリカン便」をよく利用していたが、いつの間にか無くなった。

成功するとそれを真似ようとする。しかし、成功者はさらなるサービスや手法を始める。また追いかける。しかし、追いつかない。

まったく新しいサービス業が起こるが、数年もすると、そのサービス業も当たり前になる。

田舎での本購入は、今やアマゾンが当たり前になった。まだアマゾンのサービスが始まったころと思うが、未明にある本に興味を持ち購入を決め、コンビニに朝食前に前払いに携帯持って行きました。なんとその日の夕方に本が届いたことがあった。

"すごい時代になった!"

と思ったことを記憶しています。

冒頭のヤマト運輸元会長の小倉さんの言葉の全文は以下です。

「よいサービスは、前に前に逃げていく逃げ水のようなものである。つまり永遠の目標なのである。新しいサービスを生み出すには、休むことなくつねに前進が必要である」

<新公共交通サービス>
私は、12年前の夏から冬にかけて、宇土市民の要望書「宇土市民マニフェスト2010」を仲間10人でまとめる活動をやった。9つのテーマ、170項目ある政策提言です。

その中で一番市民が求めたのが、地域と市中心部を往復する乗り合いタクシーと市街地を循環するコミュニティバスだった。アンケートも集めてニーズ調査もしました。11年前の市長選挙候補者に市民マニフェストを提出しました。

現在は、3台のワゴン車が5路線を走るミニバス「のんなっせ」と、市街地を循環する「行長しゃん号」が走っています。前は無かったものが、今は有るのが当たり前になりました。さらに、予約制のディマンドタクシーも今秋から宇土市西部の網田地区を走ります。

これまで無かったものが、始まると有るのが当たり前になる。サービスとはそんなものかもしれないですね。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 05:57│Comments(0)新技術、新潮流
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