真の民主主義は、少数派(マイノリティ)も認める
2010年01月04日
真の民主主義は、少数派(マイノリティ)も認める
■幸せな国ってどんな国?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1067533&media_id=90
明けましておめでとうございます。
年末からの宿題2つ、一つはここ5年分の名刺・年賀状の整理とオリジナルの年賀状の宛名整理リスト、もう一つは本の初稿(最終稿)のチャックでした。
毎年しようしようと年末になると、悩んでいたことを一念発起「うやろう」と12月28日(年賀状は、何時も暮れからがスタート)に始め、二千近い名刺整理と、千通を越える3年余の年賀状とにらめっこ、夜な夜な昔を辿る中で、色々な思い顔ぶれを思い出し、ついつい懐かしく、年賀状を読みふけりました。友とはありがたい。今は、来なくなった知人へも、久々に年賀状を数通したためました。
次の問題が、半年かかりの本(88の実践報告)づくりの校正でした。今朝、終了し出版へ送りました。
二つの宿題を、今年の自分に課した年末年始仕事として、時間を見つけてはキーボードを打ち、ある時は父と酒を酌み交わしました。(実は、飲むと長くなります)
PCと向き合った、暮れと年始でした。それでも、毎年恒例の「実業団駅伝」は見逃せない、「箱根駅伝」往復見たい・・・、有意義で中身で、充実した12月28~1月3日でした。
実は30年以上続く、私の正月の日課がもう一つあります。
それは、1月2日ある宇土市新春サッカー大会です。私が中学3年から関わるイベントで、歴史は43年目だそうですが、私は(間数年の不参加あり)15才~51才まで続けて来たサッカーの大会です。
3年まえから地元のサッカー協会の役員をするようになる、以来必ず早朝か関わる大会になり、わが家は゛1月2日は「父は居ない」゛が定番で、苦情より年始行事で、家族も「諦め」ています。
前置きはそこまでで、晩秋から日本の政治の方向性にゆがみが生じ、リーダーシップのなさ、マニフェストの詰めの甘さも露呈しています。でもやっと60年(140年)の固定観念が崩れはじめているとも感じています。
年始から、「世界一幸福な国 デンマークの暮らし方」(千葉忠夫著)を本屋で見つけ読んでいます。アンデルセンの国です。
「マッチ売りの少女」「はだかの王様」「みにくいアヒルの子」「赤い靴」・・・
童話は、社会の矛盾を風刺している言います。
デンマークと違い、19世紀後半、日本は幕末の混乱にありました。そんなころアンデルセンは、自分の厳しい境遇を中から、庶民の生活を風刺し、夢を語る童話を作りました。
しかし、この厳しい状況だった国が、今世界一「幸福感」持てる国になりました。
なぜでしょうか?
本を読みながら、政治の中心は「市民(国民)」その主権を取り戻す努力を、市民自ら成し遂げたことに、現代の成功があると感じます。
ヨーロッパは、重農主義、「荘園制」があり、農民には自由がありませんでした。差別ある社会、上級市民、下級市民、あるいはそれ以下、・・・。
キリスト教は、人は平等を謳いながら、厳然と階級社会が存在して来ました。
人は、この世にそれぞれの役割を持って生まれてくると言います。これは、日本だけでなく、色々な経典に書かれています。しかし、現実の社会はその意味が実現されいません。
子ども、高齢者、あるいはハンディを持つ人、男女格差、就学の格差、・・・
人は、環境と能力の差が現実にあります。しかし、混沌とする社会をリードできる人材は、そうそう居るもではありません。境遇や貧困ではなくで、その人それぞれの能力を伸ばす仕組みが、資源の無い国「日本」に、必要と思います。
冒頭の言葉は、デンマークの教育理念の根底を支えるものです。
「真の民主主義は、少数派(マイノリティ)も認める」
人はみんな違う、その違う人たちが、過去と未来をつなぐ現代で為すべきことをすることが大事です。
弱者は周りに優しさを育て、富めるのは苦境に在る人を救い、能力を有る人は未来への準備をする。全ての人が社会を豊かにするために、自分できることを努力することで、共生する社会が実現できると思います。
強者の理論「市場主義(グロバル・スタンダート)」でなく、「共生主義(ローハス志向)」へ向うことが必要と思っています。今年は、そんな思いを言い続ける年にしたいと思っています。
ご意見、叱責、色々有りの私の日記です。今年もお付き合い頂ければ幸いです。
2010年1月01日
*参考資料:千葉忠夫著「世界一幸福な国 デンマークの暮らし方」
■幸せな国ってどんな国?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1067533&media_id=90
明けましておめでとうございます。
年末からの宿題2つ、一つはここ5年分の名刺・年賀状の整理とオリジナルの年賀状の宛名整理リスト、もう一つは本の初稿(最終稿)のチャックでした。
毎年しようしようと年末になると、悩んでいたことを一念発起「うやろう」と12月28日(年賀状は、何時も暮れからがスタート)に始め、二千近い名刺整理と、千通を越える3年余の年賀状とにらめっこ、夜な夜な昔を辿る中で、色々な思い顔ぶれを思い出し、ついつい懐かしく、年賀状を読みふけりました。友とはありがたい。今は、来なくなった知人へも、久々に年賀状を数通したためました。
次の問題が、半年かかりの本(88の実践報告)づくりの校正でした。今朝、終了し出版へ送りました。
二つの宿題を、今年の自分に課した年末年始仕事として、時間を見つけてはキーボードを打ち、ある時は父と酒を酌み交わしました。(実は、飲むと長くなります)
PCと向き合った、暮れと年始でした。それでも、毎年恒例の「実業団駅伝」は見逃せない、「箱根駅伝」往復見たい・・・、有意義で中身で、充実した12月28~1月3日でした。
実は30年以上続く、私の正月の日課がもう一つあります。
それは、1月2日ある宇土市新春サッカー大会です。私が中学3年から関わるイベントで、歴史は43年目だそうですが、私は(間数年の不参加あり)15才~51才まで続けて来たサッカーの大会です。
3年まえから地元のサッカー協会の役員をするようになる、以来必ず早朝か関わる大会になり、わが家は゛1月2日は「父は居ない」゛が定番で、苦情より年始行事で、家族も「諦め」ています。
前置きはそこまでで、晩秋から日本の政治の方向性にゆがみが生じ、リーダーシップのなさ、マニフェストの詰めの甘さも露呈しています。でもやっと60年(140年)の固定観念が崩れはじめているとも感じています。
年始から、「世界一幸福な国 デンマークの暮らし方」(千葉忠夫著)を本屋で見つけ読んでいます。アンデルセンの国です。
「マッチ売りの少女」「はだかの王様」「みにくいアヒルの子」「赤い靴」・・・
童話は、社会の矛盾を風刺している言います。
デンマークと違い、19世紀後半、日本は幕末の混乱にありました。そんなころアンデルセンは、自分の厳しい境遇を中から、庶民の生活を風刺し、夢を語る童話を作りました。
しかし、この厳しい状況だった国が、今世界一「幸福感」持てる国になりました。
なぜでしょうか?
本を読みながら、政治の中心は「市民(国民)」その主権を取り戻す努力を、市民自ら成し遂げたことに、現代の成功があると感じます。
ヨーロッパは、重農主義、「荘園制」があり、農民には自由がありませんでした。差別ある社会、上級市民、下級市民、あるいはそれ以下、・・・。
キリスト教は、人は平等を謳いながら、厳然と階級社会が存在して来ました。
人は、この世にそれぞれの役割を持って生まれてくると言います。これは、日本だけでなく、色々な経典に書かれています。しかし、現実の社会はその意味が実現されいません。
子ども、高齢者、あるいはハンディを持つ人、男女格差、就学の格差、・・・
人は、環境と能力の差が現実にあります。しかし、混沌とする社会をリードできる人材は、そうそう居るもではありません。境遇や貧困ではなくで、その人それぞれの能力を伸ばす仕組みが、資源の無い国「日本」に、必要と思います。
冒頭の言葉は、デンマークの教育理念の根底を支えるものです。
「真の民主主義は、少数派(マイノリティ)も認める」
人はみんな違う、その違う人たちが、過去と未来をつなぐ現代で為すべきことをすることが大事です。
弱者は周りに優しさを育て、富めるのは苦境に在る人を救い、能力を有る人は未来への準備をする。全ての人が社会を豊かにするために、自分できることを努力することで、共生する社会が実現できると思います。
強者の理論「市場主義(グロバル・スタンダート)」でなく、「共生主義(ローハス志向)」へ向うことが必要と思っています。今年は、そんな思いを言い続ける年にしたいと思っています。
ご意見、叱責、色々有りの私の日記です。今年もお付き合い頂ければ幸いです。
2010年1月01日
*参考資料:千葉忠夫著「世界一幸福な国 デンマークの暮らし方」