「あなたの中の最良のものを」 ~マザー・テレサ~

2007年12月28日

「あなたの中の最良のものを」 ~マザー・テレサ~

今日は、論語の言葉ではありません。

今年、マザーテレサの素敵な言葉に出会いました。
私の説明より、読んで頂ければ幸いです。


「あなたの中の最良のものを」

人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが善を行うと、 利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。

目的を達しようとするとき、 邪魔立てする人に出会うでしょう。気にする
ことなく、やり遂げなさい。

善い行いをしても、 おそらく次の日には忘れられるでしょう。気にするこ
となく、し続けなさい。

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。気にすること
なく、正直で誠実であり続けなさい。

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。 気にすることなく、作り
続けなさい。

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう 。気にすることなく、
助け続けなさい。

あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。 たとえそれが十分でなく
ても気にすることなく、最良のものを世に与え続けなさい。

あなたにもわかるはず、 結局は、全てあなたと内なる神との間のことな
のです。

あなたと他の人の間のことであったことは一度もなかったのです。

by マザー・テレサ
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 23:17Comments(0)偉人

「誠実さを失うな」(菜根譚)~年末車座談議会(望年会)~

2007年12月28日

「誠実さを失うな」(菜根譚)~年末車座談議会(望年会)~

昨日は、私の所属する建築士事務所の忘年会でした。数名の忘年会では、少々さびしいと言うことで、色々な人をご案内して、15名前後で年末車座談議をやっています。

20代~60代まで、職能もバラバラでたのしい3時間でした。実は時間無制限で、だれか時間のことを言ったらやめようと思っていたら、「いつ終わる」の発言が出て終了しました。

正味2時間半の間に色々なドラマがありました。
私の研究所の顧問が、会場を間違えて電話で苦情を言ったのですが、遅れたお蔭で盛り上がりの中心になり、なぜかご機嫌になり、「2次会行こう」で私の帰宅は2時でした。少々眠気気味の朝です。

今朝、テーブルの上に在った、「菜根譚」の本を開くと、今日の題の「誠実さを失うな」の文字でした。昨年から今年春まで、元所員の不手際でトラブル続き、思い年越しになりました。

また春は、娘たちの受験で右往左往の親業でしたが、元気に大学、高校と通っているようです。

人間、追い詰めれた時に、どう動くかを人は見ていると思います。「誠実さを失うな」の解説文に次の言葉がありました。

(本文)
人間としては、一片の誠実さを失ってはならない。そうでないと、乞食みたいな人間になり下がり、何をやっても信頼されなくなってしまう。
世の中を渡るうえでは、丸味のある生き方を心がけなければならない。そうでないと、デクノボウみたいな人間になり、行く先々で壁にぶつかってしまう。

(解説)
 儒教でいう「五常の教え」とは、仁、義、礼、智、信の五つを指しているが、このなかで、とくに誠実と縁が深いのは「信」である。
「信」とは、ウソをつかないということだが、孔子も「人ニシテ信ナクンバ、ソノ可ナルヲ知ラザルナリ」と語っている。信、すなわち誠実さを失っては、もはや人間失格に近い。



 人の信頼を得ることは、とても時間を要するものです。また、自分の信用は自分では作れないことも重要で、日々の行いの中からしか信用は培えない。その基本は、「誠実さ」と先人も、先輩も訓示しています。

 昨日集まってくださった皆さんには、日々の活動報告を勝手に送り着けるメールマガジンや、開催する催し等で語っていますが、年末の車座談議会は、時を忘れ、思いを語り、来年へ向けたヒントが沢山詰まっていた時間でした。

 急に来賓が来たり、本の紹介があったり、次世代太陽光発電技術の実演があったり、中国古典論議から、最先端技術、国会報告まで飛び出す、年末の貴重な時間に、毎年同じ日に、少しづつ違ったメンバーを加えながら、続けて行こうと思っています。

 参加した方々、今日の日記をお読みいただいた皆さんに、「善き年が来るよう」に願いたいと思います。



・公開討論会
もう一つ、来春にある熊本県知事選挙で、私の関わる横井小楠塾が主催する候補が全員揃う「公開討論会」を計画中です。2月末の週になりますが、詳しい日程等は、新年早々に、候補者が出揃ったところで、ご案内を致しますので、熊本県民の方は、ぜひ参加頂ければ思います。

 小楠の「大儀を四海に布かんのみ」の志を持つリーダーに期待をしたいと思います。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:13Comments(0)マイライフ