40年前の"ギャフン!"という体験を、今日の網津小学校の戦争講話の準備で思い出しました。(人間は、世のチリのようです)
2021年02月25日
40年前の"ギャフン!"という体験を、今日の網津小学校の戦争講話の準備で思い出しました。(人間は、世のチリのようです)
私は、建築の専門学校「専修学校熊本YMCA学院建築科」に通いました。そのおかげで、一級建築士事務所を30年やってこれました。
私が、熊本YMCA学園建築科を選んだ条件の一つに、日本YMCAとフィリピンYMCAの交流で、日本から学生が春休みに「ワークキャンプ」体験(45日間)ができることがありました。
私は、とにかく一回海外からに出たかった!
熊本弁なら"わさもん"でしょうか!
退学受験の失敗から、いったん社会人になりますが・・・んー!
浪人、社会人、浪人、から専門学校へ
決めたキーワードは、フィリピンYMCAとの交流でした。
40年前、オイルショック後の厳しい時、父(元海軍)を説得して日本YMCA代表の20人(熊本は、変わり者3人)で、マニラへ。
フィリピンYMCAと日本YMCAとのセレモニーを終えて、ミンダナオ島のダバオ市に行き、ダウンタウンの小学校がボランティア活動の拠点なので、連れて行かれました。
初日の歓迎と罵倒する言葉に、唖然とします。
フィリピンYMCAのお偉方から帰った後始末、小学校周りの人が集まり、明日からのボランティア活動(現地1ヶ月間で、公民館建設、水道管敷設、バスケットゴール製作)をするのですが、"宴もたけなわ!"なり70歳を超える古老が壇上に上がり(主催者の予定外)語った言葉は、
「俺の娘は、戦争で日本軍に殺された、お前ら何しに来た、日本へ帰れ!」
でした。会場が、騒然となるかと思うと、会場にいる大人たちの視線が、全部我々を見ていることを知りました。
ダバオ市は、太平洋戦争の時、フィリピンへ日本軍が最初に上陸し、当時の統治国のアメリカ軍と、凄まじい戦闘を行なったのが、ダバオのでした。それを知らされずに、ただ日本YMCAとフィリピンYMCAの交流をする学生の集まり、すごい!ショックでした。
>俺の娘は日本軍に殺された!
本日の網津小学校の戦争のお話は、父と兄2人は、海軍に志願して行きました。父は数え16歳、満15歳の現代なら高校1年生でした。兄の戦死を知らずに志願しました。父が志願した頃、日本の敗戦のきっかけとなったソロモン諸島の海戦で叔父は亡くなりました。24歳でした。
今回の小学校の戦争講話で「私が生きて来て聞きたい"戦争"の話を思いだしました。みなさんの参考になるかわかりませんが、お読みいただけるとありがたいです。
今日の講話で、
終戦の直前、8月12・13日の熊本大空襲では、試作的に作られた、ベトナムの森林を焼くために開発されたナパーム弾が使われています。ナパーム弾は、実はベトナム戦争のためでなく、日本の家屋を焼き払うために開発されたと聞き、驚愕しました。
私は、建築の専門学校「専修学校熊本YMCA学院建築科」に通いました。そのおかげで、一級建築士事務所を30年やってこれました。
私が、熊本YMCA学園建築科を選んだ条件の一つに、日本YMCAとフィリピンYMCAの交流で、日本から学生が春休みに「ワークキャンプ」体験(45日間)ができることがありました。
私は、とにかく一回海外からに出たかった!
熊本弁なら"わさもん"でしょうか!
退学受験の失敗から、いったん社会人になりますが・・・んー!
浪人、社会人、浪人、から専門学校へ
決めたキーワードは、フィリピンYMCAとの交流でした。
40年前、オイルショック後の厳しい時、父(元海軍)を説得して日本YMCA代表の20人(熊本は、変わり者3人)で、マニラへ。
フィリピンYMCAと日本YMCAとのセレモニーを終えて、ミンダナオ島のダバオ市に行き、ダウンタウンの小学校がボランティア活動の拠点なので、連れて行かれました。
初日の歓迎と罵倒する言葉に、唖然とします。
フィリピンYMCAのお偉方から帰った後始末、小学校周りの人が集まり、明日からのボランティア活動(現地1ヶ月間で、公民館建設、水道管敷設、バスケットゴール製作)をするのですが、"宴もたけなわ!"なり70歳を超える古老が壇上に上がり(主催者の予定外)語った言葉は、
「俺の娘は、戦争で日本軍に殺された、お前ら何しに来た、日本へ帰れ!」
でした。会場が、騒然となるかと思うと、会場にいる大人たちの視線が、全部我々を見ていることを知りました。
ダバオ市は、太平洋戦争の時、フィリピンへ日本軍が最初に上陸し、当時の統治国のアメリカ軍と、凄まじい戦闘を行なったのが、ダバオのでした。それを知らされずに、ただ日本YMCAとフィリピンYMCAの交流をする学生の集まり、すごい!ショックでした。
>俺の娘は日本軍に殺された!
本日の網津小学校の戦争のお話は、父と兄2人は、海軍に志願して行きました。父は数え16歳、満15歳の現代なら高校1年生でした。兄の戦死を知らずに志願しました。父が志願した頃、日本の敗戦のきっかけとなったソロモン諸島の海戦で叔父は亡くなりました。24歳でした。
今回の小学校の戦争講話で「私が生きて来て聞きたい"戦争"の話を思いだしました。みなさんの参考になるかわかりませんが、お読みいただけるとありがたいです。
今日の講話で、
終戦の直前、8月12・13日の熊本大空襲では、試作的に作られた、ベトナムの森林を焼くために開発されたナパーム弾が使われています。ナパーム弾は、実はベトナム戦争のためでなく、日本の家屋を焼き払うために開発されたと聞き、驚愕しました。
10年前、高校保護者会長として、高校卒業式で挨拶した原稿です。私のブログで、アクセスが一番多いうちの一つです。
2021年02月25日
10年前、高校保護者会長として、高校卒業式で挨拶した原稿です。私のブログで、アクセスが一番多いうちの一つです。県外の知人から、引用させてとあったので、"どうぞ"です。
(以下、昨日の保護者謝辞の抜粋)
本日は、厳粛な中に、清らかで、心温まる卒業式に参加でき、感無量の気持ちです。三年前の春の入学式が、昨日のように感じますが、子どもたちは、たくましく成長しました。勉強と部活動、学生生活でも色々な経験をしたからだと思います。
日々の家での生活からは、成長の変化を感じませんが、三年間の高校生活を経た姿は、眩いばかりの青年なりました。今日、宇土高校を巣立って行きます。この成長は、多くの先生方の指導や、友達との交友のおかげと感謝しています。
私たち保護者は、小学校以来三度めの卒業式、子育ても一息をつくことになります。高校進学では、学習支援や色々な相談相手をしました。しかし、高校三年にもなると、目指す夢や、将来の仕事を決めること、学校の選択など、たくさん考え悩んだと思います。
子供自身で「自分の道」を見つけるのに、親の経験、知識からのアドバイスは、参考にはなっても、到底、答えを導くまでには到りませんでした。自分の進む道を探し出すには、やはり先生方の導きがなければ、行き着きつかったと思います。
ドイツの教育の諺に、「知識を教えてくれる先生は多く居るが、人生を教えてくれる先生はなかなか居ない」 とあります。
三年生になり、先生方には課外や日曜日の模試と、通常の授業意外にも、多くの時間を費やして頂き、子どもたちを指導して頂きました。子どもたちが、落ち込んだり、悩んだりした時には、励ましたり、優しい言葉をたくさん頂きました。言葉に言い尽くせないほど、感謝の気持ちで、いっぱいです。本当にありがとうございました。卒業以後も変わることなく、生徒たちとの交流に加え、人生の先輩としてご指導を頂ければ幸いです。
生徒のみなさんに一言伝えたいと思います。高校の友人は、何時までたっても良き友であり、成長し合う仲間でもあります。
昨日、宇土の論語学習会で「益者三友、損者三友」という教えを学びました。益者三友とは、自分をより良き方向へ導く三人の友のことです。一人は誠意や正しさを教える友人、もう一人は物事や交友関係でなるほどと思うことを言ってくれる友人、最後が心惹かれるような教養を持っている友人です。
損者三友とは、自分を堕落させて行く友人のことです。これまでご両親から、日々、友人の大切さを教えられたと思います。ですから、自分自身が友人たちから「益者三友」と思われるような人間になることを目指して欲しいと願っています。
世界一の広告会社「電通」の四代目社長吉田秀雄さんの言葉に、「計画を持て、長期の計画を持って居れば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる」。また、「難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げる所に進歩がある」と説いています。
これからみなさんは、人生の輝きである「青春」の真っ只中へ進みます。自分の目標を定め、それを実現するには、情熱と真剣に学ぶ姿勢が必要です。自分の夢に向かって、色々なことに、貪欲にチャレンジを続けて欲しいと願っています。
まだまだ、先生方への感謝も、子どもたちへの思いも、言い尽くせませんが、これで保護者代表してのお礼の言葉と致します。
(以上、挨拶文)
お恥ずかしいですが、今日も小学校で「戦争の講話」をしたのですが、PTA会長としての役割は大きいと、講話後の後座の話を聞きながら思い出していました。
https://blog.goo.ne.jp/noguchi-syuichi-office/e/08b1af26bd2f48fd56bf40ff31338772
(以下、昨日の保護者謝辞の抜粋)
本日は、厳粛な中に、清らかで、心温まる卒業式に参加でき、感無量の気持ちです。三年前の春の入学式が、昨日のように感じますが、子どもたちは、たくましく成長しました。勉強と部活動、学生生活でも色々な経験をしたからだと思います。
日々の家での生活からは、成長の変化を感じませんが、三年間の高校生活を経た姿は、眩いばかりの青年なりました。今日、宇土高校を巣立って行きます。この成長は、多くの先生方の指導や、友達との交友のおかげと感謝しています。
私たち保護者は、小学校以来三度めの卒業式、子育ても一息をつくことになります。高校進学では、学習支援や色々な相談相手をしました。しかし、高校三年にもなると、目指す夢や、将来の仕事を決めること、学校の選択など、たくさん考え悩んだと思います。
子供自身で「自分の道」を見つけるのに、親の経験、知識からのアドバイスは、参考にはなっても、到底、答えを導くまでには到りませんでした。自分の進む道を探し出すには、やはり先生方の導きがなければ、行き着きつかったと思います。
ドイツの教育の諺に、「知識を教えてくれる先生は多く居るが、人生を教えてくれる先生はなかなか居ない」 とあります。
三年生になり、先生方には課外や日曜日の模試と、通常の授業意外にも、多くの時間を費やして頂き、子どもたちを指導して頂きました。子どもたちが、落ち込んだり、悩んだりした時には、励ましたり、優しい言葉をたくさん頂きました。言葉に言い尽くせないほど、感謝の気持ちで、いっぱいです。本当にありがとうございました。卒業以後も変わることなく、生徒たちとの交流に加え、人生の先輩としてご指導を頂ければ幸いです。
生徒のみなさんに一言伝えたいと思います。高校の友人は、何時までたっても良き友であり、成長し合う仲間でもあります。
昨日、宇土の論語学習会で「益者三友、損者三友」という教えを学びました。益者三友とは、自分をより良き方向へ導く三人の友のことです。一人は誠意や正しさを教える友人、もう一人は物事や交友関係でなるほどと思うことを言ってくれる友人、最後が心惹かれるような教養を持っている友人です。
損者三友とは、自分を堕落させて行く友人のことです。これまでご両親から、日々、友人の大切さを教えられたと思います。ですから、自分自身が友人たちから「益者三友」と思われるような人間になることを目指して欲しいと願っています。
世界一の広告会社「電通」の四代目社長吉田秀雄さんの言葉に、「計画を持て、長期の計画を持って居れば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる」。また、「難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げる所に進歩がある」と説いています。
これからみなさんは、人生の輝きである「青春」の真っ只中へ進みます。自分の目標を定め、それを実現するには、情熱と真剣に学ぶ姿勢が必要です。自分の夢に向かって、色々なことに、貪欲にチャレンジを続けて欲しいと願っています。
まだまだ、先生方への感謝も、子どもたちへの思いも、言い尽くせませんが、これで保護者代表してのお礼の言葉と致します。
(以上、挨拶文)
お恥ずかしいですが、今日も小学校で「戦争の講話」をしたのですが、PTA会長としての役割は大きいと、講話後の後座の話を聞きながら思い出していました。
https://blog.goo.ne.jp/noguchi-syuichi-office/e/08b1af26bd2f48fd56bf40ff31338772
今日は、地元の網津小学校6年生に「戦争の講話」をしました。
2021年02月25日
今日は、地元の網津小学校6年生に「戦争の講話」をしました。きっかけは、私が以前やっていた「住吉地域学教室」のことを6年生の担任の先生が聞かれたようで、先々週にお願いされて、少し準備時間をいただき、45分の授業時間で、講話20分、質問と意見交換を20分行いました。小学生に分かり訳す語るのは、なかなか難しですね。良い経験をさせてもらいました。
戦争は、誰かが始めないと始まらないこと。
平和だから、今の日本の繁栄があること。
戦争をしないことがいかに大切なことか。
等々・・・







戦争は、誰かが始めないと始まらないこと。
平和だから、今の日本の繁栄があること。
戦争をしないことがいかに大切なことか。
等々・・・







<新幹線貨物構想>10年前、市民活動から続けていた高速鉄道を使う貨物輸送の勉強会のイベントをやったことを思い出しました。
2021年02月25日
<新幹線貨物構想>10年前、市民活動から続けていた高速鉄道を使う貨物輸送の勉強会のイベントをやったことを思い出しました。
野口修一の議員活動報告で、JR九州の初代社長の石井幸孝氏と共に高速鉄道を活用する新幹線貨物のシンポジウムを開催したことを思い出します。
http://noguchi.otemo-yan.net/e440683.html
野口修一の議員活動報告で、JR九州の初代社長の石井幸孝氏と共に高速鉄道を活用する新幹線貨物のシンポジウムを開催したことを思い出します。
http://noguchi.otemo-yan.net/e440683.html