人気はそんなに続かない「人に千日の好なく、花に百日の紅なし」

2011年05月19日

人気はそんなに続かない、「人に千日の好なく、花に百日の紅なし」

 2日前に6月の議会予定の連絡がありました。東北の震災被害地訪問以来、今度の議会で何を質問する思案をしてきました。今日の午前中は、6月議会の質問の構想をなっていました。午後は、熊本市へ建築の仕事で出ます。

 昨日リサイクルブック店に寄って、元首相の細川護煕氏が熊本県知事時代の著書を2冊見つけて読んでいる。本の中に「権不十年」の文字があった。細川氏の思いは、「権力から10年で去らねばならない」。細川氏は「花ニ十日の紅無シ、権力ハ十年久シカラズ」を引用し、知事辞任を決断されたようだ。

 私は、守谷洋著『新釈 菜根譚』の一節の「人に千日の好なく、花に百日の紅なし」が心に残っている。意味は、「百日以上咲く花は無い、日本の人気は千日(2年半)は続かない」。
 地方自治の首長の在位期間については語れるほどの経験はないですが、今日の情報ツールの発達から、地位ある人に関心を持ち続けるのは2年くらいではと感じています。逆の見方をすれば、地位や立場にある人は、千日以内で成果を残せないと、人望は急速に下降へ転じると言うことではないかと思います。みなさんのご意見はいかがでしょうか。

 以前に、ブログで「人に千日の好なく、花に百日の紅なし」について書きました。検索頂ければ幸いです。

(ブログ「宇土親子論語」)
・「引き際を誤るな~人に千日の好なく、花に百日の紅なし~」
(全文掲載)http://utorongo.otemo-yan.net/e89853.html  

Posted by ノグチ(noguchi) at 11:55Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他