GW予定変更、約6時間かけ山口へ、たくさんの出会い

2011年05月06日

GW予定変更、約6時間かけ山口へ、たくさんの出会い

 GWは近場での休暇が、山口に居る娘から連絡があり、4日朝10時過ぎから準備をして、ミニチュアダックスの犬も一緒に山口へ向かいしました。九州自動車道情報は、大川サービスエリア30km渋滞予想だったので、買い物や用事を済ませなながら筑紫野市まで国道を走り、約6時間かけて山口市にたどり着きました。娘は、夜はアルバイトで10時過ぎに夕食を一緒しました。

・『叡智のひびき』天風鉄人箴言注釈
 5日は山口をどこか観光と思い、防府市へ出かけ、娘の買い物に付き合いました。女性たちのションピン中の時間つぶしに書店に本探しをしていて、リサイクルエリアで中村天風氏の著書「『叡智のひびき』天風鉄人箴言注釈」を見つけ、心おどるものを感じました。今朝から一節づつ読んでいます。

・山頭火の顕彰会の店
 その後、防府天満宮に参拝をしようと寄りました。大きな神社で、帰りに門前の店で「山頭火」に誘われて寄ると、放浪の詩人(歌人)山頭火の顕彰会の方の店でした。山頭火は、全国を旅をしながらたくさんの詩(うた)を残しています。熊本では、阿蘇や日奈久(八代市)にも歌碑があります。

・牛に引かれて善光寺
 もともとは、熊本でのんびり地元観光を思っていたのですが、「牛に引かれて善光寺」ではないですが、娘に引かれて山口へ行き、山頭火の生誕地、中村天風の本に出会いました。動くと何かあるのですね。

・こどもの詩「震災見つめ未来に希望」
 今回の出会いは、これだけではありませんでした。朝早く目が覚めて、近くのコンビニに新聞を買いに行き、読売新聞を手に入れました。熊本には無い話題があるかと探していて、九州大学創立百周年、九州新幹線全線開業記念の高速鉄道シンポジウム「夢のレール―鉄道が描く未来」の案内を見つけ早速申し込みをしました。
 また、読売新聞が呼びかけた、こどもの詩「震災見つめ未来に希望」の東北地方の子供たちの詩が掲載されていました。震災の怖さ、津波の恐怖、焦燥感、苦悩、そんな厳しい中にも希望を持った詩もありました。その一つを紹介します。

(以下、5月5日読売新聞より転載)

マグニチュード9.0
木下萌衣

わたしはこわかった
頭が真っ白になってパニックで
記おくがない
だったね 高い場所にある家
だって流されたんだよ
二ヶ月たっても忘れられない
でも今はみんなのぶんまで楽しく
生きるぜったいに生きたやる
(岩手県大船渡市・崎浜小4年)

・厳しい経験からこそ、力強い人間が育つ
 一生忘れない経験、恐怖、厳しい生活環境の中から、前向きに考えを切り替え、未来へ向かった生きようとする子供たちの姿に感銘を受けました。
 厳しい経験だからこそ、力強い人間が育って行くのかもしれません。西日本の人たちは、未来を描こうとする子供たちを支援して行くことが必要と思います。東北が元気になれば、日本も元気になると思います。

・よく考える人、よく動く人
 急遽変更したGW日程でしたが、5日の行動でいくつもの出会いをもらいました。名著「自助論」のテーマ、よく考える人、よく動く人。考えるだけではだめ、動くだけではだめ、両方を常に考え言動することが必要と思います。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:22Comments(0)マイライフ