活け締めの(漁師の)技術があるは、どうやら日本と韓国くらい

2011年09月02日

活け締めの(漁師の)技術があるは、どうやら日本と韓国くらい

 おはようございます。9月になり日照時間が短くなったようで、今はまだ薄暗いですね。

朝の読書から、さてヨーロッパで日本食ブームは寿司から始まり、魚を生で食するようになってきました。しかし、これを支える猟師の技術がないと、京都「吉兆」の料理長が語っています。(榊原英資著『食がわかれば世界経済がわかる』より)

(以下転載)
 「ヨーロッパで生の魚を食べちゃ駄目ですよ」。なぜかと聞くと、「活け締めの技術がないから、魚が新鮮でない」というのです。活け締めの(漁師の)技術があるは、どうやら日本と韓国くらいらしいのです。だから日本では新鮮な魚が食べられるのですが、イタリアでもスペインでも魚は獲っても活け締めしないから、日本人感覚で言うと、もう市場に来るときに傷んでしまっているそうです。(中略)
 今は冷凍技術があるから、遠洋で取れたものはみな冷凍するが、かえって近海で獲れた魚が危ないと。(以上)

 日本の漁業技術はすばらしいと思う。日々、魚を簡単に食しているのですが、これを支える猟師さんたちの思いに感謝を持って、食べないといけないと思います。  

Posted by ノグチ(noguchi) at 05:54Comments(0)日本の歴史、世界の歴史