大学講義終了、海外から友人家族が来訪

2011年01月21日

大学講義終了、海外から友人家族が来訪

 今日は、午後から議会の会議が続きますので、昨日の大学での講義の資料整理をしています。今夜から、カナダの友人たちが熊本へ来てくれます。

 先週は、講話、講義の1週間でした。昨日の講義、明日の大牟田市吉野地区公民館講話と、出前講義が続きますが、人に語り、意見を交わすことの大切さを痛感します。

・大学の講義終わりました。
 昨日は、自分の関わるコミュ二ティー正義をテーマにしたハーバード大学の政治哲学のビデオを20分ほど見てもらい、自分の関わる地域、自分の育ってきて地域の中で、矛盾(問題)を感じることを改善することについて議論しました。学生の行動範囲ですから、気付く点はあまりないかなと思いましたが、いやいや、20歳、21歳なりの目線で、しっかりと街を見ていることに感心します。
 地域のつながりの大切さ、あるいは道路の狭さ、タクシーの運転の荒さ、などなど、とても具体的なことも出ていました。

 熊本市内から通う学生ですが、保育園の隣りに大きなダンプが駐車場があり、音も含め、色々な危険を経験したので、駐車場を移転したが良い。

 福岡県八女市出身の学生は、地域(八女市)に古い建物があるので、古い街並みを使い街を元気にすることを考えています。

 熊本大学の周り(学生の住む)で、街灯が少なく。学生たちは、自転車や歩いてなので、もっと明るくして欲しい。

 (熊本大学周辺)実は、この意見と、歩道の狭さが何人もから出ていました。担当の教授は、もともと都市計画系が専門だったので、「これは、大学当局、学生、地域が顔を合わせる懇話会などありますか?」とたずねると、「そんな場はありません。5年前に、法学部の学生が、学内の学生にアンケートを取り、危険地域を調べ、地図を作り、警察へ提出して、何ヶ所か街灯を増やしてもらった事がある」とありました。
 講義が終わって、担当教授で話を少ししたのですが、「短期の学生生活と、街の改善スピードが合わないため、不満のあるまま卒業する」と語っていました。熊本市は、今度、政令市なり、100年を越える大学の歴史を考えれば、今後の10年後、20年後の大学周辺を考える「懇話会」的な場が必要と思います。
 最低でも4年間を過ごす大学生活で、良いイメージで熊本から巣立って行って欲しいと思います。

 実は、これからレポートの採点がありますので、まだまだ気がかりなことは残っています。


・カナダ(バンクーバー)日本(熊本)交流
 さて、今夜から日曜日まで、カナダの友人家族が熊本へ来ます。
 このカナダの友人は、11年前にインターネットで知りました。そのころはまだ、ML(メーリングリスト)での通信が主でした、今はミクシィなどのSNが主になっています。
 11年間で、熊本へ来るのは5度目。私たちは、カナダへは子どもたちの学生生活等々で、一昨年妻と娘が、やっとバンクーバーへ訪ねました。今回は、昨年1月の私の異業種交流会に奥さんが参加してくれて、熊本の仲間を増え、途中下車して熊本市の通訳をする友人宅に寄り、私たちと合流します。
 奥さんは和歌山県出身、カナダ人の夫はバンクーバーで左官の2代目をしています。私が建築をしている関係もあり、意気投合して、家族での付き合いになっています。2年に1度くらいしか顔を合わせることはないのですが、現代の情報ツールのお陰で、とても身近に感じることができます。
 奥さんとは1年ぶり、夫とは3年ぶりの再会ですが、「朋遠方より来るあり、楽しからずや」の心境です。今夜は、昨年異業種交流会から、カナダ交流の輪が広がって、9名の晩さん会(居酒屋)になります。英語・日本語をしゃべる子ども(9才)も一緒に来るので、通訳者は4名いるので、会話も楽しみです。

 後日、報告します。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 10:39Comments(0)マイライフ