歴史ウォーク(宇土市網田地区)、男女共同参画(農山漁村)

2010年11月25日

歴史ウォーク(宇土市網田地区)、男女共同参画(農山漁村)、他


・11月23日 歴史ウォーク(宇土市網田地区)

 朝から晴天で、歴史ウォークラリーの日、お弁当を持って妻と出かけました。熊本県宇土市網田校区の西エリアの歴史の勉強を兼ねた健康ウォークです。距離は、約9kmと聞いていいたので心配でしたが、最後まで歩き通しました。

 (島原大変、肥後迷惑)
 私は、220年前に雲仙の噴火で、山の斜面が崩れて有明に崩落して津波を起し、対岸の宇土・秋田・玉名地域の海岸に大きな津波被害賀ありました。それを詳しく知るために参加しました。妻も一緒出かけたので、話をしながらのんびりウォークになりました。
 雲仙普賢岳の噴火の200年前の津波災害ですが、熊本で4500名を越える死者を出し、特に網田地区だけで1000名を越える溺死者が出ました。津波に高さは、高いところで20mを越え、入り江近くではもっと高かったと言われています。夕方の襲来で、一家団欒の家も多かったそうです。

 (最大の津波被害地区)
 初めに、打ち上げられた遺体を300体以上眠る埋葬地に行き、津波被害のことを聞き、慰霊碑に手を合わせました。今、管理産れ、命日には花や線香をあげていると聞きました。次に、一地区で500名を越える死者を出した地区に行き、細川藩が立てた慰霊碑は、当時の災害を想像できる歴史の現場に立ちました。被害の様子を記した解説板もあります。
 午後は、全国渚100選の「おこしき海岸」で昼食、あいにく満潮で大きな干潟の文様は見ることができませんでした。神社に建立に経緯を聞き、疫病で何度の苦しんだ歴史を知り、それでもこの地で頑張った先人たち居たことを知ると、郷土への思いが強くなった気がしました。

 夜は、熊本県サッカー協会の記念式典に参加しました。私も参加する宇土市サッカー協会の会長が、功労者表彰を受けるので、協会メンバー6名で参加。会場は、熊本県のサッカー関係者200名を越える盛況でした。
 

・11月24日、平成22年度農山漁村男女共同参画推進セミナー

 午前中は霧島市長など、来年から再会する「南部九州市長サミット」の関係自治体へ、「本来農業への道」の本を送る準備をして、熊本の事務所へ寄り、昼食もせず26日の異業種交流会の打ち合わせをホテル担当者として、九州農政局が主催する「平成22年度農山漁村男女共同参画推進セミナー」に10分遅れで参加しました。
 
1.熊本市植木町の専業農家の婦人グループ
 熊本市植木町の専業農家の婦人たち10名で運営する食品加工の実践報告がありました。年齢が平均30代中で、果物からお菓子やゼリー、パンなどの加工をして、実際に販売まで手掛けています。新しい農業の姿を見た気がします。

2.東京から農業実習生になり、農産加工所の運営に挑戦
 五島の旧福江市の農業実習生になり、そのまま農業を福江市で初めた女性。30代はじめに農業員も務める行動派で、古い商家を農業中で借り、改装も自分たちでやって、直売所「かたし」をオープンした。今は、週末1日の開店ですが、将来は色々人が集まり語る場に、更には雇用もできるようになりたいと抱負を語った。

3.宮崎県都城市の女性農業員
 まずは、今年の口蹄疫への支援のお礼の言葉から始まった。農家の心労を考えると、言葉に詰まる気持ちになった。
 さて、自治体にある農業委員会とご存知でしょうか。だいたいこれまでは、男性が農業委員をやって来ました。しかし、上記の2つの実践報告からも、女性の活躍が最近目立った来ました。実際、農家は夫婦で農作業を切り盛りしています。なぜ男性だけが農業員から、都城市の農業団体の女性たちが、議会推薦4名の農業員の内、まず2名を女性代表にして欲しいと請願し続け、平成11年に2名の女性農業員を誕生させた。次に、残りの議会推薦も女性に振り向けてもらい現在4名の議会推薦の女性農業員と、発表した女性は一般の男性たちと選挙をして農業員になった。ですから5名の女性農業員がいて、5人が回をつくり、女性農業員ならではの活動をして注目を集めている。
 私の住む宇土市は、女性農業員は一人もいません。現在、3名の議会推薦枠がありますが、この内、1人でも2人でも、女性農業員を誕生させたいと思っています。都城市の情勢農業員の会「きらり会」の代表に、一度宇土市へ来てもらい、お話をしてもらう会を開こうかと思っています。


・11月24日夜、人吉・球磨地域の政策グループと車座談議

 夕方近くから、人吉・球磨地域の中球磨に在る多良木町に出かけました。後輩の計らいで、私と似たような考えを持って議会活動をしている人を紹介すると連絡がありました。後輩に連れらて、人吉駅から球磨川鉄道に乗り、30分かけて多良木駅に到着すると、会場はブルートレインを改装した食堂でした。
 行くと、多良木町議、五木町議、錦町議が人づつ集まったくれていました。計5人の車座での夜なべ談義が始まりました。この3人に加え、人吉・球磨地域の市町村議員の若い有志が集まり、自分の自治体だけでなく、人吉・球磨全体を考えつつ、自分の足元で何をするかを考え、行動している語ってくれました。私も似たようなことを準備しているので、話はどんどん弾み、時間がアッと言う間に過ぎました。
 遅くなったので、友人の家で仮眠を取り、早朝に帰って来ました。


<10月・11月は、動き回った2ヶ月>

 11月は、色々なところへ行き、色々な方と語りました。これは、来年、再来年の準備ありますが、12月の議会でどんな質問をするか、語りながら考えをまとめる作業を続けていました。
 今日、やっと質問内容をまとめて、明日、議長へ提出することができます。選挙後のお礼のあいさつ回りから、これからの4年間の活動の下準備、質問の素材探しと意見を集約と、全てが初めてのことで、戸惑うことも多いのですが、兎に角市議としての初めての質問、緊張もありますが、選挙で一票を投じて下さった市民の方々の期待に、すこしでも応えられるようにがんばりたいと思います。

今回の質問は「教育」と「保育」を中心に、地元のことの入れた質問を考えています。後日詳しく報告を致します。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 18:12Comments(0)マイライフ