中国地方行き、龍馬伝、電子書籍、グーグルテレビ、他

2010年11月01日

中国地方行き、龍馬伝、電子書籍、グーグルテレビ、他

昨日から、中国地方へ出かけていました。家族の用事は、夏以来休止中でやっと出向き、要望を終えました。台風一過と言いますが、今回の台風は南西諸島、太平洋沿岸は、大きな風雨をともなう状況でしたが、最悪の状況にならず良かったと思います。

・中国地方行き、龍馬伝
また、今日は「龍馬伝」放送の日でした。先週の放送を昨日、一部見て「船中八策」のところで、熊本の偉人横井小楠が再度登場し、議会制の重要性を語っていました。先週23日に、横井小楠の研究者で東京大学法学部の苅部直氏をお招きしたシンポジムを思い出し、苅部氏は「日本の議会制民主主義の早期の実現に、横井小楠の功績は多い」と語られていました。
 
 片道4時間近い移動距離は、妻と半々のドライバーでしたが、日ごろが街運転ですから、高速はなかなかしんどいものがあります。毎日、東京や大阪、あるいは東北・北海道へ九州から長距離トラックを運転し、物資を運ぶ方の苦労、過密な日程を聞き、私たちの生活が、流通がなくては成り立ちませんが、今の高度な流通システムは多くの人々の昼夜を問わない地道な労力があって実現しているとつくづく思います。
 
 今、関門トンネルが修理中と関門海峡大橋に掲示がありました。下関と門司をつなぐ関門海峡大橋が、国道も含め九州と本州とつなぐ流通の根幹になっています。関門トンネルの工事は12月7日まで(?)とありました。年末の流通拡大期には、無事修理が終わり、年末の活気を支える道路のなっているものと思います。

 先月、山口にいる知人の大学生が、部活で徳島の大会へ参加したそうですが、本四架橋のおかげで、5時間ほどで行けたと語っていました。かつて、本州四国のつなぐものは全て舟でしたが、今は3ルートの瀬戸大橋があり、とても便利になったと思います。確かの「何で3ルート?」の疑問はわきますが、今回の台風を考えると、橋の役割は大きいなと感じます。

・高速道路1000円
 ここ2日は、週末の高速料金1000円で、中国地方との往復2000円でした。民主党の公約、高速無料化の議論が続いていいますが、道路整備の問題の含め、国民が忘れることなく、便利さ、安さも大事ですが、地域性のことむ含め今後の高速道路利用について議論が必要と思いました。

・次世代テレビ「グーグル・テレビ」
 最後が、経済ナビでの「グーグル・テレビ」のすごさです。テレビ+インターネット+PCが合体したようなテレビです。BS-朝日の解説者は、これはいつかパソコンが必要なくなるとも語っていました。インターネット、テレビ放送、ケーブルテレビが合体して、テレビの中に、ネット情報、音楽、電子書籍、加えて電話昨日まで入ってしまう時代が、10年をかからずに来るような解説でした。

・3Dテレビ:10数%
 アメリカのテレビニーズは、「3Dテレビ:10数%」、「グーグル・テレビ:23%」、ですがもっとこの差は開いていくと考えています。それは、高齢者が「既存テレビ+グーグルテレビ」合体で、一気にインターネット利用者が増えるのではと感じました。
 その番組の中で、角川ホールディングスの会長が、事業(業界)は司馬遼太郎氏の言葉を借りて「寿命30年説」と説いていました。事業も分野も、30年すると衰退し、常に新しい挑戦をしている。

・世界企業で、20年以上トップ30社に居るには何社か?
また、私の学びの中で、「フォーチュン500」の企業メンバーで、20年以上トップ30社に居るには何社か?調べてみると、司馬氏の言葉をうなづける結果が出ます。大企業と言えども、常に時代の変化に合わせて新しいことに挑戦を続けていることが理解できます。角川氏が最後に語ったキーワードが「不易流行」でした。これは、企業だけでなく、個人も地道な努力・向上が必要なことをものがたっていると思います。

 日々学ぶことばかりで、これから、みなさんか色々情報及び、ご指導をよろしくお願い致します。「不易流行」の言葉を大事にしたいと思います。


<言葉の解説>

不易流行(ふえきりゅうこう) [ 日本大百科全書(小学館) ]

俳論(はいろん)用語。晩年の芭蕉(ばしょう)が、蕉風俳諧(はいかい)の本質をとらえるための理念として提起したもの。「不易」は時代の新古を超越して不変なるもの、「流行」はそのときどきに応じて変化してゆくものを意味するが、両者は本質的に対立するものではなく、真に「流行」を得ればおのずから「不易」を生じ、また真に「不易」に徹すればそのまま「流行」を生ずるものだと考えられている。俳諧の本質的な性格を静的(不易)・動的(流行)の二つの面から把握しようとしたものであるが、新しみを生命とする俳諧においては、その動的な性格――新しみを求めて変化を重ねてゆく流行性こそが、そのまま蕉風不易の本質を意味することになる。結局、「不易」と「流行」の根本は一つのものなのであり、芭蕉はそれを「風雅の誠(まこと)」とよんでいるのである。

http://100.yahoo.co.jp/detail/%E4%B8%8D%E6%98%93%E6%B5%81%E8%A1%8C/
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 01:22Comments(0)新技術、新潮流