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【憲法9条】平和願う子供たち、【いじめ問題】協力し合う中学生。

2013年11月19日

【憲法9条】平和願う子供たち、【いじめ問題】協力し合う中学生。

さて、今朝の熊日新聞の投稿欄、小学生と中学生の文章に目が止まった。

小学生の10才の意見「けん法9条 変えるの反対」の見出しで、思い綴っている。山下清画伯の展示会で、花火の絵を見ているとき、山下清画伯の説明に心惹かれたとあった。山下画伯の「みんなが花火ばかりつくっていたら、戦争なんてなかったのに」の言葉が好きなったとあった。

この生徒は、「戦争はつみのない人々を殺し合うもの、だからぜったいにやってはいけないんじゃないか」と絵を見た後考えるようになったそうだ。世界には、戦争、紛争が絶え間無く続いている。愚かな人間の欲望が、その原因だろうが、変わらぬ状況は、小学生の目にどう写っているだろうか。

この文の末尾は、「私はけん法9条を変えることに反対です。これからもずっといまの平和なくらしがいいからです。みなさんはどう思いますか」で締められています。これは、大人たちへの問いだと思います。

絶えない紛争、国家間の緊張、特に日韓、日中の島の領有権等々で、子どもながらに不安を抱いているのだと思います。国の指導者は、未来を担う子供たちの不安を取り除く努力をして欲しいと願います。


もう一つ記事は、クラスの壁新聞作りの苦労話です。各クラスで新聞をつくりコンテストがあるのだろう。担当になり、どう協力者を集め完成させるか?、悩むばかりで時間が過ぎる。すると一人の男子生徒が絵を描く手伝いを申し出てくれた。素晴らしい出来に、思い切ってクラスの仲間に協力者を呼びかけた。すると、協力が増え、期限ギリギリだったが、どうにか間に合わせることができたとあった。

本人の頑張りはもちろんだが、ひたむきに完成させたい思いが周りへ伝わり、新聞制作班以外も協力してくれたとあった。こんなクラスには”いじめ”ということは起きにくいにではないか。一昨日ニュースで、カナダのネットいじめから自殺に追い込まれた女子高生のことが報道された。陰湿で匿名性の怖さを感じる事件(犯罪)と思います。

最近は、物事を協力して成し遂げる体験が少なくなっていると感じます。社会活動は、様々な人たちの協働で成り立っています。

私の先輩がある大学の講義で、社会について質問した時、ある学生が「私は、社会に世話になっていない」答えたそうだ。お門違いもはなはだしいが、公的な仕組みで、地域の協力で、若い世代は支えられていることを体験することが少なくなっているのかもしれない、と考えた出来事でした。

中学生の壁新聞づくりだが、人と人が協力して何か成し遂げる体験は、後の人生に多いに役に立つと考えます。知識蓄積の学習は確かに重要ですが、社会で生きるため準備に、様々な共同作業、職業体験等は、今後益々重要になると思います。

二つの新聞の投稿を読み、子供達も色々な経験をして、大人になるための準備をしていると教えられました。


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