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リーダーシップはとても大事。人生とは三才四恩の理解と報恩なり

2013年06月01日

リーダーシップはとても大事。人生とは「三才四恩」の理解と報恩なり

中学校のサッカー大会の合い間に、隣接する施設に教室があるので、「宇土親子論語教室」に2月ぶりに参加した。最初からの塾生だが、サッカー協会の仕事や行事でなかなか参加出来ないのですが、本日はタイミングよく参加しました。

本日の最大の理解は、「過ぎたるは及ばざるがごとし」は論語に出てくるのですが、違った意味で覚えていた。本当の意味は、「中庸の考えから、過ぎてもいけない、足らないのもいけない。中(中庸)にならなければダメ」ということでした。この歳にして、知りました。

また、パラパラと開いた仮名論語に、次の一文がありました。

(以下、『仮名論語』より転載)
 子曰わく、もし王者有らば、必ず世にして後に仁ならん。
 子曰わく、いやしくもその身を正しくせば、政に従うに於いて何かあらん。その身を正しくすること能(あた)わずんば、人を正しくすることを如何せん。

(意味)
孔子が言われた。「もし真の王者があらわれたならば、(今のような乱世でも)30年(一世)もすれば、天下の人はすべては仁に化するであろう」。

孔子が言われた。「もし自分の身を正しくできれば、政治を行うに当たってなんのむずかしいことがあろうか。然し自分の身を正しくすることができなければ、どうして人を正しくすることができようか」。
(以上、『仮名論語』より)

論語は、2500年前の孔子の教えをまとめたものですが、現代のリーダーたちにも読ませたいなと思います。真の王者が、日本にも現れて欲しいものです。

また、大人たちの論語時間になったときに、冒頭に紹介された、菊池市にあるお寺「聖護寺」の冊子の見出しの一文に、「三才四恩」の教えです。

「三才四恩」

三才:才とは天の啓示、台地の生命の育成、人の行い。

立派な成人に成るためには、

四恩:父母に育ててもらった恩、国王の統治の恩、社会の衣食補給の恩、聖道の教育の恩。

「(人生とは)三才四恩に一生をかけて報恩することが、最高の目的なり」

と、お話がありました。現代人は、目先ばかりの情報に、右往左往しているように思います。人生の真の意味を思い出し、三才四恩に報いることを忘れずに、生きたいものです。

久々の親子論語教室は、とても良い学びになりました。これから、サッカー大会の会場を見て、午後は熊本の若い活動グループの「ロボット教室」を覗きに行きます。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 12:58│Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他
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