眼識、たまに人に会うと気づくことがある。

2014年05月30日

眼識、たまに人に会うと気づくことがある。

草刈り終えて、今日の準備中に読んだ『安岡正篤一日一言』に「眼識」なる言葉があった。(以下、抜粋)

学問をしなければ、人を観る目ができない、識見・眼識が生じない。あいつは財産があるとか、いうようなつまらぬことは気がつくが、人間そのものについては全くわからない。(中略)

しじゅうつきあっておると、なかなかわかりませんが、しばらくぶりに遇ったりすると、これはだいぶ勉強したとか、あまり進歩しておらぬとか、いう風に実に印象が新しくはっきり致します。人間に会うのも、そういう意味ではよい勉強になります。
(以上、本より)

私自身もそんな目で見られているのだと思います。人と会うことは、「一期一会」の真剣勝負! 勝つとか負けるとか、そんな気分ではなく、人間同士が正対し議論を真剣に交わすと、考えの違いがわかってくる。

さて、学問とは? 一昨日の武雄市の学校改革の考え方では「課題を設け、発案し、魅力的に語るには相当の学力が要る」とありました。知識をいかにして現実社会で役立てるか、そこで経験した様々な課題解決の経験から、学問が深まるし、反省も含めて、人間的な度量も大きくなって行く。数年会わずに、偶然に何か活動時にでも出会ってハッと気づく「あいつ、成長したな」と。

相手の成長がわかるように、こちらも学問を深める努力を怠らないこと。人を成長させるのは、やはり人からの影響と思います。今日も人に会う用事があります。心して、一期一会の緊張感を忘れずに、話し合い、打ち合わせ、飲み会に臨みたいと思います。

今朝は、熊本に新しい運動を起こしたリーダーに初めて連絡を取り、来週火曜日に会う約束をしました。電話をかけるのも一期一会の真剣勝負、会う約束を受けてくれるか、そこが縁がつながる第一歩です。どうにか約束でき、来週会うのが楽しみです。

そろそろ準備して出かけます。今日も暑くなりそうですが、一日元気に過ごしましょう。
  

Posted by ノグチ(noguchi) at 08:47Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他