「命を知る」人間、後半生をどう使うかが大事と思います。

2014年04月19日

「命を知る」人間、後半生をどう使うかが大事と思います。

今朝の一文は、昭和の東洋哲学者の安岡正篤先哲の訓示録『安岡正篤 一日一言』の4月19日の言葉です。

(以下、転載)

命を知る

命とは自己を発せる造花のはたらきである。命を知るとは、一方に於いて真の自己に反ること、他方に於いては無限に真己(しんこ)を進歩させることでなければならぬ。
(以上、『安岡正篤 一日一言』より)

午前中は、太平洋戦争で亡くなった戦没者慰霊祭ですが、尊い命をかけて国を守るべく戦った先人に対し、我々は平和を保ち、二度と戦争を起こさない社会を構築しないといけない。だが世界には、いざこざ、紛争、争いが絶えません。核無き世界を唱えたオバマ大統領の実行も期待が薄れている。

今朝の安岡正篤先哲の「命を知る」は、一人ひとりの生き方を問え、と言っているように聞こえます。自分は、この世に何のために生まれて来たのか?

人生も後が少なくなってくると、考えるものです。命を知る、人生が残り少なくなるほど、この命をどう使うが大事になってくると思います。


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