勇心を発する(開運のすすめ「開運に通じる改禍三綱領」)

2008年05月12日

勇心を発する(開運のすすめ「開運に通じる改禍三綱領」)

 一昨日は、娘の高校のPTA総会で、夜は、PTA役員歓送迎会で帰りは遅くなりました。昨日は、地元のNPO法人「宇土の文化を考える市民の会」の通常総会で、事務局の仕事をしました。
 今日から3日間、NPO法人フューチャー500会長の木内孝氏が熊本へ来られ、講演ツアーをやります。今回は、講演会が3回、昼食時の卓話が1回、朝食会が1回、対談が5名というものになりました。木内氏をお呼びして8年目ですが、久方ぶりに中身のある熊本招聘になりそうです。
 早朝、建築の現場を見に言った後は、14日夜まで、木内氏マネジャーをやりながら、色々木内氏から学びたいと思っています。詳しくは、後日、今回の講演内容を報告したいと思っています。
 3日間ブログがかけませんが、後日の報告を楽しみにしていて下さい。今日は、毎週月曜日に紹介している、長淵道彦先生の本「開運のすすめ」の一説をご紹介します。


勇心を発する(開運に通じる改禍三綱領)

(現代語訳)
 第三には、勇猛心を奮い起こすことが必要である。
 一体、人が過ちを改めないのは、その原因の多くは愚図愚図して思い切って事をなさず、しりごみしてしまうからである。だから我々は奮然として勇気を奮い起こさなければならない。そうすればこれまでのいろいろの悪事は、たとえば今日すでに死んでしまったように消え去り、今後のいろいろの善事は、たとえば今日生まれたように、生長して行くものである。もし毒蛇に指をかまれたならば、すみやかに斬り去って、少しも猶予しないように過ちを改めるべきである。急速激烈な風雷が作物に益をなす理由がこれである。
 この恥心、畏心、勇心(改禍三綱領)の三心を具えていれば、過ちのあったときすぐに改めるべきである。その速かなること春の氷が日にあたればすぐに消えてしまうようなものである。どうして消えないことを心配する必要があろう。

(読 釈)
 第三には勇猛心をふるい起こすことが必要である。人が過ちを改めようとしないのは厳しさをさけ、ぐずぐずと思い切りがわるいからである。勇気をふるい起こして改禍し善の道へ向かうべきである。そうすればその祈りの苦痛も後で喜びに変わる。言うやすく行なうはかたしであるが、心すべきである。

 (改禍三綱領)の恥心、畏心、勇心、すなわち恥を知る。畏れの心を持つ、勇気を起こす、この三つの心を身に付けていれば、過ちもすぐ改めることができ、海運によってもたらされた福も失いこともなく、そうでない人も来福への開運ともなる。重々、胆にめいじておきたいものである。

(感 想)
 改心、分かっていてもなかなか実行できない日々ですが、少しでも先人の実践を検証し、生活に活かして行きたいと思っています。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 01:16│Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他
 
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