職責を越えられる人間は非凡(勝海舟語録)

2013年06月24日

職責を越えられる人間は非凡(勝海舟語録)

私は、横井小楠の顕彰活動に参加してきました。それで知った勝海舟の見識と行動力、維新後の生き方、勝海舟の人生訓はなかなか、人間的な洞察の視点が鋭いと思う。

冒頭の言葉もその一つだが、彼自身が幕臣の中でも低い身分だったが、政策提言を含め、職責を超える仕事をして来た。その意識が次の言葉に出ている。

「職責を超える仕事ができるかできないか。また、求められたら、そういう職責を超える仕事をやる勇気があるか、ないか」

また勝海舟は、求められれば、自分の職責を超えた仕事でもそれをやり抜くという勇気に燃えていた。

をういう機会が来た時は、逃げずに、どんどん自分の能力を試すべきだ。そのチャレンジ精神が、まったく未知の天地に、自分の行く道を拓いてくれる。

勝は、江戸無血開城に万全の準備をした。これには、常日頃から多くの人材と交わり、常に職責を超える仕事ができる準備していたから、あの大事業を全うできた。

勝海舟には成れませんが、いざという時の仕事から逃げない勇気は、持ちたいものです。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:20│Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他
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