安岡正篤語録より、「政治の四患」

2013年06月15日

安岡正篤語録より、「政治の四患」

政治の四つの病弊がある。

第一は偽である。
うそ、いつわりは小事ではなくすぐわかるが、社会、公共のことになると段々真偽が紛らわしくなる。

民主党のてんこ盛り政策の行くへ?
自民党のアベノミクスの行く末は?

第二は私である。
昔は政界に出ることは私産を失うのが常だった。

政治家か、政治屋か、昨今問われる話題の一つです。

第三は、放である。
無軌道、放埓、無礼、無責任等である。

政権の放り投げ、責任を取って辞めるは逃げではないか。

第四は、奢である。
放と同じく一度味をしめると、容易に節倹の生活には戻れない。

毎夜、高級ホテルで夕食を済ませる古参政治家がいるとか、西郷隆盛が現代にいたら、さぞ嘆くことだろう。

政治の四患を念頭に、参議院選挙を考えたいと思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 06:57│Comments(0)政治問題(国)
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