胆識とは、一人前の大人となるために必要なもの

2012年12月26日

胆識とは、一人前の大人となるために必要なもの

おはようございます。今朝は、一段と冷え込みました。今朝は、早期ウォーキングは、お休みでした。

昨日の地方自治体の諸問題についての議論は、後のこととして帰りに寄った、同級生のおでん屋さんには、知人も数名居て、色々語りができて良かったです。

さて、街に久々に出ると、ハッとすることがあります。偶然か、必然か、出会いとはそんなものなのでしょうが、その場面、周りの人たち、その時に合わせて、話が上手くできると良いなと思いつつ、終わった後になり、「これを言えば良かった」「これを伝えておく必要があった」と、後悔先に立たずで、会話にも勇気と知恵が要るものです。

話の流れをつかみ、サッと場に合わせて語れる、様々な知識と言葉の巧さ、なかなか身につきません。

さて、見識とよく聞きますが、見識は有っても言葉、行動に出せることが大事と思います。SBIホールディングスCEOの北尾吉孝氏の著書『何のために 働くのか』の一節に、下記の言葉があります。
(以下、転載)

見識があるだけでは、まだ人間として十分とは言えません。見識を実行する勇気を伴って初めて生きてくるのです。誰がとう言おうと関係ない、その実行力するのが胆識と言えます。

人間、ピンチほど人間力が育つ
ピンチがやってきたら、それをありがたいと思えばいいのです。問題が難しければ難しいほど人間は必死になります。それを乗り越えるために、ありとあらゆる手を考えます。そういう体験を通して、人は自分の知恵を磨くことができます。つまり、ピンチとは知恵も人も磨ける絶好のチャンスなのです。
(以上、『何のために 働くのか』より)

人間は、ピンチに陥った時こそ、人間力が問われます。そのためには、常に知識を積み、実践に使うことを続けて、胆識を育てることに努めていて、ある時、チャンスが訪れます。そのチャンスとは、だいたい危機も同時に起こってはいます。

それに臆せず、チャンスと思い、ありとあらゆる知恵、人脈を使い立ち向かえば、結果はどうあれ、新たな道を見出すことができるものです。

来年は、そんな機会を増やせるように、新たな出会いを求めて、活動をしたいと思います。今日も一日、元気にやりましょう。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 08:41│Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他
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