真剣勝負の中で人間は成長し磨かれる

2012年12月15日

真剣勝負の中で人間は成長し磨かれる

久々に論語教室に出て、人間の生き方、2500年前から続けられる教学の場に、参加することは意味があるなと思います。

これから、午後の田中正造研究会に参加のため、熊本市の会場に向かっています。列車の中で読む本「何のために働くのか」に、次の一節がある。

(以下、転載)
人間は仕事を通じて自分自身を磨き、高めていくことができるのです。何があっても動じずに自らの意志を抜き通せるような胆識ができあがるまで、自分を磨いて、成長し続けなくてはなりません。安岡先生の言う「風韻(ふういん)」を発するような格調の高い人間になるまで、やり続けなくてはなりません。

そのためには、片方では書物を何度も読み返してながら人間学を勉強し、一方では実社会の中で問題に突き当たって自分自身を鍛えていくしかないのだと思います。(略)

日々の実践こそ意味がある、と幕末の政治思想家の横井小も「実学」の大切さを説いています。

ただ、突っ走るだけの実践では
駄目で、歴史を踏まえ、人びとの生業にも関心を持ち、さまざまな分野にも興味を持ち、留まることなく、前に進むしか進歩はないだと思います。



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Posted by ノグチ(noguchi) at 13:21│Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他
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