知識は、歩きながら得られる。ー梅棹忠夫ー

2012年11月12日

知識は、歩きながら得られる。ー梅棹忠夫ー

おはようございます。早朝ウォーキングから、帰りました。星空が綺麗で、細い月も出ていて、朝の澄んだ空気が気分を新たにします。

毎日、毎日、何もせずとも日は過ぎます。多忙な方、閑な人、今日も朝が来ました。風と共にさりぬ、のスカーレットオハラが最後に語る「明日があるから」 の言葉に、気持ちを持ち直した人も多いと聞きます。みなさん、悩みながら生きているのだと思います。

明日のことは分からない。
明日になれば、きっと良いことがある。
明日があるから、・・・

3年前に知った、民族学者の梅棹忠夫氏は、文明比較の研究者ですが、とにかく、世界中を歩きわまつて、それぞれの文化を比較して、日本人のことを考えた人です。

誰もやったことのない仕事に向かわせる思い(志) は、どこから生まれるのだろうか。

梅棹氏の言葉があります。

「なんにも知らないことはよいことだ。自分の足であるき、自分の目で見て、その経験から、自由にかんがえを発展させることができるからだ。
知識は、あるきながらえられる。あるきながら本をよみ、よみながらかんがえ、かんがえながらあるく。これは、いちばんよい勉強の方法だと、わたしはかんがえている」

梅棹忠夫氏は、京都大学人文科学研究所教授を経て、国立民族学博物館の初代館長になった。

自分の知らない世界、明日のことは分からない。未知なるものに、どう立ち向かうか。日々、皆さんが迷っています。梅棹氏もまた、悩みながら世界を見て回ったのだと思います。

明日があるからやる気も出ます。明日に夢をかけて、今日も一日元気に過ごしましょう。今日は、武雄市へ行きます。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 07:45│Comments(0)名言・スピーチ・訓示・他
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