世間の批評には、毅然として動かぬ度胸も必要である。

2012年01月26日

世間の批評には、毅然として動かぬ度胸も必要である。

 こんばんは。今日は、ドタバタの割には、みな予定よりも早く終わる展開でした。山登りは、1時間の予定が40分で終わりました。社会活動の先輩は、予定よりも早く来られて、秋の行事の打ち合わせをされて行かれました。

 午後は、農林水産の政策、教育行政一般のレクチャーを、90分づつ受けたのですが、議会で毎回質問するために、色々調べて来たので、質問内容が深く多岐にわたるようになったと思います。

 夕方から、明日の講義の準備をしたのですが、何を学生に訴えるか考えていました。そこで、政治的リーダーシップと言う言葉を、今年はテーマにしようと思いました。

 政治的リーダーシップ、昨日の野田首相ではないですが、色々な意見が飛び出して来ます。上に立つものは、賛否両論、色々な評価を受けるものです。

 寝る前の読書で、谷沢永一著『百言百話』に、三宅雪嶺の言葉があった。

〈以下転載〉
 恐らく人間は初め悪く言われて、当初は不可解であった理由を探り当てようと、努力するうちに成長するのであろう。同時にまたいかなる悪口にも退かず、毅然として動かぬ度胸も必要である。「批評ばかり心配するのも変なものである」と見る雪嶺は、「練磨に練磨する間に自然に兼合いが出来る」のだと説く。(略) 

 要は、どんな志を持ち、日々の言動を行うかにかかっているのだと思います。野田首相の評価は、ドジョウ首相、自民党の元首相たちの演説を引用した等々、批判はあるが、今回の政策を実現してからしか、何も始まらないと思います。
 世間はいろいろ言います。信念を持ち、毅然として動かぬ度胸を持って、国会に臨んで欲しいと思います。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 09:55│Comments(0)政治問題(国)
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