政府の対策会議が東京であり、現地の状況やニーズとズレ

2011年05月18日

政府の対策会議が東京であり、現地の状況やニーズとズレ

 今朝は、熊本県庁の東北震災支援担当に会いに行きました。60代の方がボランティアに行きたいと相談があり、熊本県が支援をしている宮城県東松島市、南三陸町にコンタクトしてもらうことと、私どもの東日本大震災委・熊本支援チームとの連携について語ってきました。

 熊本からは、連休前くらいから、色々な団体が現地へ出向き、炊き出しや、家の片付け、医療の支援、心のケアなどの支援活動が広がっていることが分かった。

 意見を交わす中で、「政府は仮設住宅をお盆まで作ると言うが、仮設住宅に移ると水道光熱費の支払い、食料の確保も必要で、仕事も無いのに入れないの声も大い」の共通理解ができ、現地へ行ったときから、仮設住宅の前に避難所に居る方々に仕事を作り、収入を得る方法が先ではないかと思います。

 政府の対策会議が東京であり、現地の状況やニーズとズレがあると感じます。


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Posted by ノグチ(noguchi) at 18:07│Comments(0)東日本大震災
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