熊本「荒瀬ダム撤去へ」、鳩山首相「施政方針演説」
2010年01月30日
熊本「荒瀬ダム撤去へ」、鳩山首相「施政方針演説」
・荒瀬ダム撤去へ
今日は、久々に自宅で新聞をゆっくり読みました。熊本日日新聞の一面は、「県営荒瀬ダム撤去へ」の大見出しで、2年前の川辺川ダム計画白紙の知事方針表明から、熊本県の大きな論争の一つになっていた荒瀬ダム撤去問題は、撤去へ向け財政問題に移ることになります。
国土交通省が、全国で巨大公共工事の中止へ動き始めていますが、決定第一号の国家支援が受けれるかが、今後の課題になると思います。
川辺川ダムに揺れ続けた、人吉・球磨地方の住民、さらには有明海の漁民、国家権力による事業の強権性を、40年以上にわたり続けた紛争・闘争の歴史は、今後の地方分権論に中で、反省の意味も込め、忘れることなく、歴史の教訓として長く語り続ける事が必要と思います。
・施政方針演説を読んで
さて、昨日の鳩山首相の「施政方針演説」の全文をじっくり読みました。意外だったのは、私を指導してもらっている、フューチャー500理事長の木内孝氏が、2年前の講演の中で強調された、マハトマ・ガンジーが指摘した「7つ社会的な罪」でした。ガンジーが亡くなって久しいですが、人類は変わりなくその7つの罪を犯し続けています。
「理念なき政治」
「労働なき富」
「良心なき快楽」
「人格なき教育」
「道徳なき商業」
「人間性なき科学」
「犠牲なく宗教」
これを初めて聞いて2年前でしたが、同じような思いは伝わるのだと感じます。
私の身近な活動の中心していることが、いくつも方針の中に出てきて、政治家だけでなく地方に住む私自身が、行動を起し、周りを巻き込み変える時代に来たと感じます。
その中で国を地方に読み替えても、とてもよい言葉がありました。
「多くの国々の人が、一度でよいから日本を訪ねたい、できることなら暮らしたいと憧れる、愛され、輝きのある国となること。異なる文化を理解し、尊重することを大切にしながら、国際社会から信頼され、国民が日本に生まれたことに誇りを感ずるような文化を育んでいきたいのです」
その文化とは、狭く芸術その他の文化活動だけを指すのでなく、国民生活・行動様式や経済のあり方、さらに価値観を含む概念、とありました。
鳩山首相の施政方針と、首相自身の政治家としての言行が、現国会で論争されると思いますが、真のリーダーを登場させるためにも、この施政方針のベースとなっている、ガンジーの「7つの大罪」の解消のため、選挙あるいは、世論として示し、国民が関心を持ち続ける「関心力」を培って行くことが重要と思います。
「7つの大罪」を改善する最大の力は、国民の関心にあると思います。
現代の政治・教育の行き詰まりは、国民の無関心が原因と思います。
ぜひ、「7つの大罪」を少しでも改善し、世界に望まれる日本のなって欲しいと願っています。
<以前の日記>
・命もいらず名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るもの也
・「政治家」目立つ仕事より、地道に広がる仕事を継続して行く
・本完成「なかまづくり まちづくり」(異業種交流・地域活動「八十八の実践報告」)
・いかなる政治や政府も、権力者に任せきりでは堕落する
・「四季の会」報告~22世紀人間が存続しているか五分五分~
・(宇土市)市民マニフェスト研究会主催 「マフェストとまちづくり」講演会
・荒瀬ダム撤去へ
今日は、久々に自宅で新聞をゆっくり読みました。熊本日日新聞の一面は、「県営荒瀬ダム撤去へ」の大見出しで、2年前の川辺川ダム計画白紙の知事方針表明から、熊本県の大きな論争の一つになっていた荒瀬ダム撤去問題は、撤去へ向け財政問題に移ることになります。
国土交通省が、全国で巨大公共工事の中止へ動き始めていますが、決定第一号の国家支援が受けれるかが、今後の課題になると思います。
川辺川ダムに揺れ続けた、人吉・球磨地方の住民、さらには有明海の漁民、国家権力による事業の強権性を、40年以上にわたり続けた紛争・闘争の歴史は、今後の地方分権論に中で、反省の意味も込め、忘れることなく、歴史の教訓として長く語り続ける事が必要と思います。
・施政方針演説を読んで
さて、昨日の鳩山首相の「施政方針演説」の全文をじっくり読みました。意外だったのは、私を指導してもらっている、フューチャー500理事長の木内孝氏が、2年前の講演の中で強調された、マハトマ・ガンジーが指摘した「7つ社会的な罪」でした。ガンジーが亡くなって久しいですが、人類は変わりなくその7つの罪を犯し続けています。
「理念なき政治」
「労働なき富」
「良心なき快楽」
「人格なき教育」
「道徳なき商業」
「人間性なき科学」
「犠牲なく宗教」
これを初めて聞いて2年前でしたが、同じような思いは伝わるのだと感じます。
私の身近な活動の中心していることが、いくつも方針の中に出てきて、政治家だけでなく地方に住む私自身が、行動を起し、周りを巻き込み変える時代に来たと感じます。
その中で国を地方に読み替えても、とてもよい言葉がありました。
「多くの国々の人が、一度でよいから日本を訪ねたい、できることなら暮らしたいと憧れる、愛され、輝きのある国となること。異なる文化を理解し、尊重することを大切にしながら、国際社会から信頼され、国民が日本に生まれたことに誇りを感ずるような文化を育んでいきたいのです」
その文化とは、狭く芸術その他の文化活動だけを指すのでなく、国民生活・行動様式や経済のあり方、さらに価値観を含む概念、とありました。
鳩山首相の施政方針と、首相自身の政治家としての言行が、現国会で論争されると思いますが、真のリーダーを登場させるためにも、この施政方針のベースとなっている、ガンジーの「7つの大罪」の解消のため、選挙あるいは、世論として示し、国民が関心を持ち続ける「関心力」を培って行くことが重要と思います。
「7つの大罪」を改善する最大の力は、国民の関心にあると思います。
現代の政治・教育の行き詰まりは、国民の無関心が原因と思います。
ぜひ、「7つの大罪」を少しでも改善し、世界に望まれる日本のなって欲しいと願っています。
<以前の日記>
・命もいらず名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るもの也
・「政治家」目立つ仕事より、地道に広がる仕事を継続して行く
・本完成「なかまづくり まちづくり」(異業種交流・地域活動「八十八の実践報告」)
・いかなる政治や政府も、権力者に任せきりでは堕落する
・「四季の会」報告~22世紀人間が存続しているか五分五分~
・(宇土市)市民マニフェスト研究会主催 「マフェストとまちづくり」講演会
★『世界で最も貧しい大統領=ウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカ』の言葉
<第二次世界大戦の検証>一度は行きたかった「大刀洗平和記念館」に行ってきました。
<社会の転機は4代目?>て開いた本『歴史と人生』(半藤一利著)に、軍事や憲法9条に係る文が
<5類にランク下げ決定>3年3ヶ月、コロナ禍もいよいよインフルエンザ並みに変わることになりそう。
<郡築争議100年>田中正造研究会(熊本市)の塾生仲間の内田敬介氏の素晴らしい提言に読み入りました。
国家意識を現すユーモアとは?〜江沢民(中国・元国家主席)のハワイでのスピーチ〜
<第二次世界大戦の検証>一度は行きたかった「大刀洗平和記念館」に行ってきました。
<社会の転機は4代目?>て開いた本『歴史と人生』(半藤一利著)に、軍事や憲法9条に係る文が
<5類にランク下げ決定>3年3ヶ月、コロナ禍もいよいよインフルエンザ並みに変わることになりそう。
<郡築争議100年>田中正造研究会(熊本市)の塾生仲間の内田敬介氏の素晴らしい提言に読み入りました。
国家意識を現すユーモアとは?〜江沢民(中国・元国家主席)のハワイでのスピーチ〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 10:28│Comments(0)
│政治問題(国)