自分にないものは求めなくていい
2009年08月04日
自分にないものは求めなくていい
これは、ヘヤ&メイクアップアーチストの藤原美智子さんが、NHKトップランナーで語った言葉です。自分を知ることこそ難しいことはない。いくつになっても、悩みは尽きない。思い通りにならないのが人生という人もいる。
しかし、そんなこと(言い訳)ばかり言っていたら、楽しい人生も楽しくなくなってしまう。自分を知ることで、周りが見えて来るし、他人の苦労を知ることで、自分の価値(素素材、素質)を知ることができる。
藤原さんも、若いころ順調な成長をするが、30歳を前に悩み続けていた。
(本文より)
「26から28歳ぐらいのときでしたが、すごく悩みましたね。確かに仕事の数はこなしていたんですけど、私の中では自分らしさとはどういうものなのか、自分は何を求めているのかがわからなかった。
そうなると隣の芝が青く見えたりして、それで『私もああいうものをつくってみたい』とやってみるんだけど、『やっぱり私じゃない』とやめてみたり。自分がわかってないから、自分の表現がわかっていないから、何でも他が良く見えてしまったんですね。・・」(中略)
40代を迎えた今、もう一度20代の頃のあのモヤモヤした気持ちを振り返っていう。
「自分というものがわかっていなかったということに尽きると思うんです。自分らしさがわかってくると、いらないものがわかってくる。自分にないものは求めなくていいと私は思うのね。自分にあるものを伸ばしてあげれば、あとで、ないものが得られたりする。
でも若いときって、何でもできうるような気になるでしょう? それでやってみて『ダメだった』と傷ついたりして、でも実は、無理をしないで自分にあるものをやってたほうが早いの。・・」(中略)
(以上、NHK「トップランナーの言葉」)
>自分らしさとはどういうものなのか、自分は何を求めているのかがわからなかった。
>自分らしさがわかってくると、いらないものがわかってくる。
上記の言葉の違いは、日々の苦悩と工夫があってこそ行き着く言葉と思います。
日々漫然と、与えられた仕事をこなす生活だけをしていては、この境地にはなかなか行き着けないように思います。
私も若い頃、生活の中で、「他者をうらやむ」ことが多々ありました。40才前から始めた異業種交流(人との出会い)を積み重ねる中で、成功者も日々悩んで生きていることが、感じられるようになり、自分の生活、自分の仕事、自分の生活、自分の夢を、自分の外から見れるようになりました。
ただ自分の葛藤を、身近な人々には理解できず、不和も経験して来ました。しかし、周りの支えがあればこそ、今の自分が在ると思います。
「何を求めているのかがわからなかった」
→「いらないものがわかってくる」
生活をシンプルにすると、見えてくる世界があると先人が語ったことを思い出します。
「自分にないものは求めない」
そんな生き方をしたいものですね。
*参考資料:NHK「トップランナーの言葉」
これは、ヘヤ&メイクアップアーチストの藤原美智子さんが、NHKトップランナーで語った言葉です。自分を知ることこそ難しいことはない。いくつになっても、悩みは尽きない。思い通りにならないのが人生という人もいる。
しかし、そんなこと(言い訳)ばかり言っていたら、楽しい人生も楽しくなくなってしまう。自分を知ることで、周りが見えて来るし、他人の苦労を知ることで、自分の価値(素素材、素質)を知ることができる。
藤原さんも、若いころ順調な成長をするが、30歳を前に悩み続けていた。
(本文より)
「26から28歳ぐらいのときでしたが、すごく悩みましたね。確かに仕事の数はこなしていたんですけど、私の中では自分らしさとはどういうものなのか、自分は何を求めているのかがわからなかった。
そうなると隣の芝が青く見えたりして、それで『私もああいうものをつくってみたい』とやってみるんだけど、『やっぱり私じゃない』とやめてみたり。自分がわかってないから、自分の表現がわかっていないから、何でも他が良く見えてしまったんですね。・・」(中略)
40代を迎えた今、もう一度20代の頃のあのモヤモヤした気持ちを振り返っていう。
「自分というものがわかっていなかったということに尽きると思うんです。自分らしさがわかってくると、いらないものがわかってくる。自分にないものは求めなくていいと私は思うのね。自分にあるものを伸ばしてあげれば、あとで、ないものが得られたりする。
でも若いときって、何でもできうるような気になるでしょう? それでやってみて『ダメだった』と傷ついたりして、でも実は、無理をしないで自分にあるものをやってたほうが早いの。・・」(中略)
(以上、NHK「トップランナーの言葉」)
>自分らしさとはどういうものなのか、自分は何を求めているのかがわからなかった。
>自分らしさがわかってくると、いらないものがわかってくる。
上記の言葉の違いは、日々の苦悩と工夫があってこそ行き着く言葉と思います。
日々漫然と、与えられた仕事をこなす生活だけをしていては、この境地にはなかなか行き着けないように思います。
私も若い頃、生活の中で、「他者をうらやむ」ことが多々ありました。40才前から始めた異業種交流(人との出会い)を積み重ねる中で、成功者も日々悩んで生きていることが、感じられるようになり、自分の生活、自分の仕事、自分の生活、自分の夢を、自分の外から見れるようになりました。
ただ自分の葛藤を、身近な人々には理解できず、不和も経験して来ました。しかし、周りの支えがあればこそ、今の自分が在ると思います。
「何を求めているのかがわからなかった」
→「いらないものがわかってくる」
生活をシンプルにすると、見えてくる世界があると先人が語ったことを思い出します。
「自分にないものは求めない」
そんな生き方をしたいものですね。
*参考資料:NHK「トップランナーの言葉」
★『世界で最も貧しい大統領=ウルグアイ元大統領 ホセ・ムヒカ』の言葉
人と付き合うとは、違いを許容することから始まる。〜曽野綾子著『人びとの中の私』〜
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
文明社会には、青年には青年の、老人には老人の、貢献するべき余地がある。〜渋澤栄一〜
<消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。
<前途多難、日々新たに>算数(計算)通りにならない人生。〜曽野綾子著『中年以後』〜
人と付き合うとは、違いを許容することから始まる。〜曽野綾子著『人びとの中の私』〜
<遊び上手>飽かないから遊びなのであって、飽くのは単なるヒマ(暇)つぶしである。〜田辺聖子著『ダンスと空想』〜
文明社会には、青年には青年の、老人には老人の、貢献するべき余地がある。〜渋澤栄一〜
<消費税3%→5%直前の激務>乗り越えれない試練を天は与えない。
<前途多難、日々新たに>算数(計算)通りにならない人生。〜曽野綾子著『中年以後』〜
Posted by ノグチ(noguchi) at 18:56│Comments(1)
│名言・スピーチ・訓示・他
この記事へのコメント
Posted by Ichiro at 2009年08月04日 20:42
あるものを伸ばさなきゃ
Ichiro